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??ノンフィクション??

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  • 1:

    ナナコ

    小説にして色んな人たちに伝えたいお話があります??すべて実話です?色々忙しくてすぐに更新出来ない時もあるかもしれませんが頑張って最後までお話します?拙い稚拙な文章ですがよければ読んでやってください?

    2006-11-15 02:37:00
  • 524:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    中に入ると祖母以外誰もいなかった。兄はまだ仕事から帰っていない。母はおそらく病院だろう。父は朝外出したきり帰ってこないらしい。「これ、つまらんもんですけど。」菅原さんはそう言って祖母に手土産を渡した。「まあまあ!気ぃ遣っていただいて!ありがとうございます。今お茶の用意しますんでその辺に腰かけといてください。」
    菅原さんはソファに深く腰かけた。

    2007-03-25 01:53:00
  • 525:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    「おじさん、はい灰皿」私は愛想よく菅原さんに灰皿を差し出した。無理な作り笑いに菅原さんはこの時気付いていたのだろう。一瞬眉をしかめて切なそうな顔をした。その顔は見逃してしまうぐらい一瞬で、その顔を見た時私の心も締め付けられたような気がした。
    「ありがとう」菅原さんはそう言ってライターとタバコをポケットから出した。

    2007-03-25 19:15:00
  • 526:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    リビングの中にラークマイルドの香りが立ち込める。そのユラユラと白い煙をただボーッと見つめながら虚ろにテレビを見ていた。おじさんとの会話が見つからなかった。
    「コーヒーでよかったですか?」コーヒーとさっき菅原さんに頂いたお菓子を持って祖母が来た。
    「ありがとうございます。」菅原さんはコーヒーが大好きだったのを今でも覚えている。おいしそうにコーヒーをすすっている。

    2007-03-25 19:26:00
  • 527:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    《ガチャ》玄関のドアが開く音がして母と父が一緒に帰ってきた。「ただいまぁ!」どうやら父は外出ついでに母を迎えに行っていたようだ。
    父は帰ってくるなり菅原さんを見て嬉しそうに「スガ!久しぶりやのぉ!」と言って菅原さんに近寄って行った。母も「お久しぶりですねぇ!」と言いながら手を口に当ててまるで幼い少女のように無邪気な笑顔を見せた。

    2007-03-25 19:33:00
  • 528:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    私と祖母とで菅原さんの大好きな魚料理を沢山作った。しばらく経って兄も帰ってきた。「ユウスケ!元気やったかぁ?」菅原さんは兄の頭をグリグリ擦った。兄は子供のように「おっちゃんやめてやぁ(笑)」屈託ない笑顔を浮かべている。私はまだ小さかったので菅原さんとの思い出はあまりないが、そんな光景を見て菅原さんがどれだけうちの家族に人望が熱かったのかがわかった気がした。

    2007-03-25 19:43:00
  • 529:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    なんだかその光景を見ていると昔の楽しかった頃を思い出した。母も兄も父も家にいて毎日が幸せだった頃を…。
    夕飯を食べ終え、私は明日また入試があるからと言って自分の部屋に戻った。菅原さんともあまり会話を交わさなかった。自分の部屋で英単語帳を開いてボーッとしていると部屋をノックする音が聞こた。菅原さんだった。菅原さんは「勉強中悪いけどちょっとええか?」と言って私の部屋に入ってきた。

    2007-03-26 09:50:00
  • 530:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    「ナナちゃん、フトシとうまいこといってへんのか?」菅原さんは躊躇うことなくストレートに質問してきた。《ドキッ》菅原さんに聞こえたんじゃないかとゆうぐらい心臓がドキッとした。
    私「そんなことないですよ…」菅原さん「………。」私「なんでですか?」菅原さん「ちょっと気になってな。」私「………。」菅原さん「少しだけおっちゃんの話聞いてくれるか?」私「…はい。」

    2007-03-26 09:55:00
  • 531:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    菅原さんが大阪に来たのは母のお見舞いのためだけじゃないそうだ。娘さんが大学生になったのを機に半年ぐらい前に奥さんと正式に離婚し、娘さんは奥さんに親権を譲ったとゆう。菅原さんのご両親が大阪に住んでいて何度も大阪に戻ってきて一緒に暮らそうとゆうので年老いた両親のことも心配なので仕事を辞め、数カ月前から大阪に戻ってきたそうだ。そして私の父を頼って父の会社の大阪支部に入ることになったそうだ。

    2007-03-26 10:05:00
  • 532:

    ナナコ◆7qVChUwGb6

    菅原さんいわくこれからどうしようかと考えていた時に手を差し延べてくれたのが私の父だと言った。
    「ナナちゃんのお父さんはいい人なんやで」そう言って私の肩をポンッと叩いた。私はなんだか気分が悪かった。菅原さんにとってはいい人かもしれない。でも私にとってはいい父親とは思えなかった。私は下を向いて返事をせず指をモジモジさせていた。菅原さんはそんな私を見てまた話し始めた。

    2007-03-26 10:10:00
  • 533:

    名無しさん

    ??

    2007-03-29 05:05:00
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