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いつも、いつでも……
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1:
アサヒ ◆ym4yVferzk
この話はフィクションです。
あなたにとって大切な人、
忘れてはいませんか??こんな淋しい現代、人は一人では生きていけません。 忘れないで下さい 誰よりもそばにいてくれていた人の事を………。2006-06-01 04:16:00 -
12:
アサヒ ◆ym4yVferzk
「みゆどうしてここにいるの?」頭がパニックだ。よく思い出せない。
『もぅ恐い事はないからねぇ、おばぁちゃんがみゆちゃんを守ってあげるからね』
…………まもる?…………
ハッと我にかえり、父と母の事を思い出した!! 「おばぁちゃん!お父さん達は!?」2006-06-01 05:04:00 -
13:
アサヒ ◆ym4yVferzk
おばぁちゃんは、うつむき黙ったまま部屋から出ていった。
「……おばぁちゃん。」
長男の直希が来て状況を聞いた。だが渋々だった・・親の喧嘩を目の辺りにした深雪にとって話ていいものか、2006-06-01 05:22:00 -
14:
アサヒ ◆ym4yVferzk
あまりにもショックを受け傷ついた心に、真実を伝えていいものかと、直希の心は悩みに悩んだ。
その反対に深雪は知りたくてしかたがなかった、大好きな父と母、仲直りしたのか、母の傷は大丈夫なのか、一刻も早く知りたくて知りたくて、必死に兄直希にお願いした、
無事を祈る深雪に対して、現実はあまりにもひどかった…………。2006-06-01 05:28:00 -
15:
アサヒ ◆ym4yVferzk
小一時間、兄との交渉をし、兄の重い口が開いた。
『これから話す事は、今の深雪にとったら酷かもしれん!覚悟できてるか?』
いつになく真剣な眼差しの直希。
この時直希は、心に強く深く決めていたことがある。昔も今も変わらぬ気持ち。
━━何があっても深雪は一生守ってみせる━━━━━。2006-06-01 05:37:00 -
16:
アサヒ ◆ym4yVferzk
深雪は兄の真剣な眼差しに生唾を飲んだ。
コクりと頷いた深雪を見て、直希は深雪の目は見つめたまま、真実をつげた。
『母さんは、死んだよ』
2006-06-01 05:44:00 -
17:
アサヒ ◆ym4yVferzk
直希は何をゆっているのだろう??深雪の脳裏に走った言葉、、また直兄ちゃんは冗談ゆってみゆを脅かそうとしてるんだ
「あはっ、何ゆって」『ほんとだ。』
━━━━━━━━そんな、2006-06-01 05:51:00 -
18:
アサヒ ◆ym4yVferzk
目の前は真っ暗だ。。
兄は何ってゆったの???『これは真実だ。父さんは警察に捕まった、母さんは、殴られて、たんすに頭をぶつけて打ち所が悪くて亡くなった』「嘘だ」『ほんとだ!受けとめるんだ!!』兄直希の目から次第に涙が溢れていた、2006-06-01 05:58:00 -
19:
アサヒ ◆ym4yVferzk
嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!
覚悟していたつもりなのに、現実を受けとめられない。
深雪にとって悲惨な現実、そんな簡単に受けとめる事なんかできるはずがない。
病室には、直希の殺しながら泣いている声が静かに響いていた。2006-06-01 06:14:00 -
20:
アサヒ ◆ym4yVferzk
━━数週間の入院も終わりかけていた頃、おばぁちゃんが『みゆちゃん、峰おばちゃんを覚えてる??』
「…?…覚えてるよ。」
『そう、‥‥明日からみゆちゃんの家は、峰おばちゃんの家になるからね』
2006-06-01 06:27:00 -
21:
アサヒ ◆ym4yVferzk
精神の休養の為空気のすんだ、田舎に数か月預けられるようだ。深雪はそうなんだ程度に受けとめた。
2006-06-01 06:28:00