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キミと毎日キスしたかった
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1:
緋恋
なぁ…あんたと出逢って丁度一年たつんやな。
今どうしてる?
誰かと一緒にいるん?
あたしの疑問もため息も全部
毎日の中に沈んでいく。あんたと過ごした短い時間と一緒に2006-12-01 18:54:00 -
337:
緋恋◆lZf.ArgVp2
………………………………………………
2006-12-27 01:16:00 -
338:
緋恋◆lZf.ArgVp2
約束の日がきた。
夜待ち合わせの場所に向かう。一留は電話であたしが一人かどうかしきりに確認してきた。
いまだにオーナーの事を気にしてるみたいだった。
一留と再会してからも確かにオーナーと連絡はとっているけど、一留の為に働きづめになっているあたしに対してあまりにも失礼だと思った。2006-12-27 01:21:00 -
339:
緋恋◆lZf.ArgVp2
その時のあたしは、色んな事が多すぎて、一留のことが好きすぎて色んな事が見えなくなっていた。見ないようにしていたのかもしれない。一留が側にいれるように。
これはずっと後になってから気づいた事------。2006-12-27 01:28:00 -
340:
緋恋◆lZf.ArgVp2
一留とはいつも泊まっていたホテルの近くで会った。
一留にお金を渡す。一留はお金を数えてしまった後、タバコに火をつけた。
「俺明日の今頃には、もう前の職場戻ってるわ。柚奈ありがとう。俺頑張るわな」
行き先は岸和田。あたしはほっとして、そして不安で言葉もなく一留の顔をみた。2006-12-27 01:35:00 -
341:
緋恋◆lZf.ArgVp2
一留は視線に気づいてくしゃっと笑うと自分の吸ってるタバコをあたしにくわえさせた。
煙を吸って吐き出す。普段あたしはメンソールは吸わない。季節は忙しくて気づかずにいたけれどもう春になっていた。最後の悪あがきの寒さの中に冷たい煙が心地よかった。2006-12-27 01:41:00 -
342:
緋恋◆lZf.ArgVp2
「それ吸ったらもう行くわな」
一留はタクシーを拾ってくるとあたしを乗せた。
あたしはタクシーの中からいつまでも一留をみていた。
これでなにもかもややこしい事は終わったと思っていた。2006-12-27 01:45:00 -
343:
緋恋◆lZf.ArgVp2
………………………………………………………………
2006-12-27 01:46:00 -
344:
緋恋◆lZf.ArgVp2
一留は昔、土方をしていた時の親方の所で寮に入って働いている………はずだった。それから毎日、今から夜勤やとか朝早くに今から仕事やとかメールがくる。お昼どきには電話もかかってくる。休みの日には地元にも帰ってきた。
一留が岸和田に行って二週間くらいして、落ち着いたしこっちにそろそろ遊びにこいと言われて楽しみにしていた。2006-12-27 01:52:00 -
345:
緋恋◆lZf.ArgVp2
あたしはその時、一留がホストじゃなくて昼の仕事をしている事が嬉しかった。
まだ一留がホストだった頃、二人の時間はいっぱいあった。
二人でゴロゴロテレビを見ていた時の一留の言葉を思い出す------2006-12-28 02:14:00 -
346:
緋恋◆lZf.ArgVp2
「俺、昼の仕事したいわ。朝でて、夕方帰ってきて、こうやってテレビみて、お前がいて…………」
あん時、一留はなんでか悲しい顔してたなあ………
あたしは黙ってあんたの肩に額をつけた…………そうなるよと思って………2006-12-28 02:17:00