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キミと毎日キスしたかった
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1:
緋恋
なぁ…あんたと出逢って丁度一年たつんやな。
今どうしてる?
誰かと一緒にいるん?
あたしの疑問もため息も全部
毎日の中に沈んでいく。あんたと過ごした短い時間と一緒に2006-12-01 18:54:00 -
367:
緋恋◆lZf.ArgVp2
「ほんまにっっ?」
あたしは正直すごくびっくりした。一留は未成年だし住所不定だし仕事がなかなか決まらない事も仕方ないと思って幾度となく、知り合いに紹介するとは言ってきた。
一留はなんで女の世話ならなあかんねん!お前にもぐちぐち言われてお前の知り合いにもぐちぐち言われるのわかったるやんけ!とかなんとか言って頑として聞かなかった。
だからこんな事言い出すなんて…
ほんまに嬉しかった。知り合いの所なら安心だし一留も嘘をつきようがない。2007-01-04 01:26:00 -
369:
緋恋◆lZf.ArgVp2
すぐ知り合いに連絡をとる。一留の事を相談したりしていた人なので喜んでくれた。だいたいの事情をわかっていてくれて、面接が終わった日から寮に入れるようにかけあってくれると言ってくれた。
一留に相談してまた連絡する事にして電話を切る。
なんだか何もかも上手くいく気がした。2007-01-04 03:58:00 -
370:
緋恋◆lZf.ArgVp2
一留の部屋で当たり前に一緒にゴロゴロできる。
プレステ買ってDVD借りてきて、あたしはカレーを作ろう。。。。。
そんな普通の時間が過ごしたかった。
それだけ。2007-01-04 04:03:00 -
371:
緋恋◆lZf.ArgVp2
それだけ………
2007-01-04 04:05:00 -
372:
緋恋◆lZf.ArgVp2
………………………………………………
2007-01-04 22:27:00 -
373:
緋恋◆lZf.ArgVp2
一留と漫喫で待ち合わせして、仕事の話をする。
「あんな、あたしの友達が寮とかも全部用意するように親方に頼んでくれるて言うてんねん。やし最初に条件とか全部話すから、よく考えて決めて。中途半端な事は辞めて欲しいし。」
「わかってるって!」
仕事の待遇や条件をなるべく詳しく説明した。寮は市内で面接をとうればその日からいれてくれるという事。給料面。仕事自体は朝からでしんどい事。2007-01-04 22:34:00 -
374:
緋恋◆lZf.ArgVp2
考え込む一留。
「最初はみんな怖い言うてたで。若いんやからすぐ慣れるて!」
あたしにはなんとしてでも働いて欲しい気持ちがあった。友達の会社はかなりきっちりした会社で待遇もいいし、免許とかも会社から取らせてくれるらしい。一留は中卒やし身分証とか後ろ盾もない。ちゃんとした会社で働くのが一留にとっていい事だと思った。
「どーしょー」
「働くんは一留なんやから一留が決め。」2007-01-04 22:44:00 -
375:
緋恋◆lZf.ArgVp2
一留はしばらく黙ってた。あたしは働いて欲しいけど無理強いはしたくなかったから、それ以上何も言わず漫画を読んでいた。
一冊読み終わりかけてページをめくろうとした時、一留が言った。
「…やるわ」
きっぱりさっぱりとした表情だった。
あたしは一留に抱きついた。2007-01-04 22:48:00 -
376:
緋恋◆lZf.ArgVp2
「ほんまに〜〜?!嫌や言うと思った!!!」
一留は照れて顔をくしゃくしゃにしながら言う
「…やるわ!……柚奈に金返す言うてなんもしてないし働かな」
一留が笑った。服からはみ出た鎖骨のしたの竜の顔も笑ってるみたいに見えた。2007-01-04 22:55:00