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キミと毎日キスしたかった
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1:
緋恋
なぁ…あんたと出逢って丁度一年たつんやな。
今どうしてる?
誰かと一緒にいるん?
あたしの疑問もため息も全部
毎日の中に沈んでいく。あんたと過ごした短い時間と一緒に2006-12-01 18:54:00 -
601:
緋恋◆lZf.ArgVp2
仕事や色んなストレスでヒステリックに泣いたり、見えもしない女の子に嫉妬した。
苦しいと思った。
そんな事すら日常の一部として受け入れている自分が虚しくて夜中に一人でよく泣いた。
泣けば泣くほど自分の中が空っぽになる気がしてその空洞をまた一留でうめようとする。
一留もあたしも矛盾だらけでなにもかもつじつまが合わない。2007-02-25 06:46:00 -
602:
緋恋◆lZf.ArgVp2
あたしは一留と別れるのが怖かった。
愛されていなくても一留と別れる事は一留を見捨てる事のように感じた。
裏切られても裏切りたくなかった。
そしてどんな言葉で言い訳しても
やっぱり一留といたかった。2007-02-25 06:52:00 -
603:
緋恋◆lZf.ArgVp2
また本日中にかきます??
2007-02-25 06:57:00 -
604:
翔子
しおり?
2007-02-25 22:16:00 -
605:
緋恋◆lZf.ArgVp2
>>610 続き
春はいつの間にか過ぎていて、昼間は少し動けば軽く汗ばむほど暖かくなっていた。もうすぐ夏がくる。あたしが生まれた夏は一留が生まれた季節でもある。
一留と出会った頃、よく雪が降っていた。寒かったけど一留に大切にしてもらえていた冬はあったかくて夢みたいにどこか輪郭がぼけたような美しい思い出になっている。
今は痛々しい日常が強い日差しのせいでコントラストがくっきりと輪郭がはっきりとしていくようで、やけにリアルだ。2007-02-26 00:43:00 -
606:
緋恋◆lZf.ArgVp2
6月8日、一留に別れ話をした。正確には“された”
喧嘩をすると一留は「別れるで」 と頻繁に言うようになった。
馬鹿にされてる!そう思っても、結局離れられなくて一留のむちゃくちゃな意見を飲むしかなくなっていた。
その日いつもと違ったのはあたしがこう言った事
2007-02-26 00:49:00 -
607:
緋恋◆lZf.ArgVp2
「いいで」
一留は明かにびっくりした顔をした。目が子供の様にゆらゆらと揺れている。
あたしの好きな一留の目。威圧的でもすれたようでもない、好きになった頃の一留の目。久々に見たような気がした。2007-02-26 00:54:00 -
608:
緋恋◆lZf.ArgVp2
すぐにその目は消えた。
「………ッ」
しばらくどこかを見つめると
「最後になにか言うことは?」
ちょけた様子で一留が言う。その時の表情にも目にもさっきの一留の面影は全くない。どこにも…2007-02-26 00:58:00 -
609:
緋恋◆lZf.ArgVp2
「ない!」
「そうかサイナラ」
一留は立ち上がると飄々と歩いていった。そのふざけた後ろ姿をじっと見つめる。
絶対に一留は振り返って戻ってくる。
そんな確信があった。2007-02-26 01:03:00 -
610:
緋恋◆lZf.ArgVp2
あの短い足でよくあんなに速く歩けるなあ………………
一留はどんどん遠ざかって行く。
一留が振り返って戻ってきて最初になんて言うか。それでこれからの事は決まる。
色々考えている間に一留は小さくなっていく。
あたしはじっとそこから動かない。2007-02-26 01:10:00

