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駅のホーム あの子のピアス
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1:
俺の初めてやった熱い気持ちを、ここに書きます。
君に伝える気はない。伝える術もない。そうしたところでどうなるわけでもない。
俺の願いは、願わくば、君の幸せが永遠に続きますように―" " "06/12/11 17:162009-01-05 21:40:00 -
121:
真
「うんっ!」
どうしようもなくただただ嬉しかった。俺の正直な気持ち2006-12-13 15:15:00 -
122:
真
テルヤ…ごめん…
それでも嬉しさの陰で、テルヤの顔が頭に浮かんだ。2006-12-13 15:20:00 -
123:
真
そっから俺とマリカちゃんの二人は電車に乗り込んだ。
通学時間やから電車は混んでて、椅子は空いてへんかった。
けどその混み具合が、俺にはめっちゃ嬉しかったねん2006-12-13 15:25:00 -
124:
真
以外と普通っぽくマリカちゃんと喋れた。
マリカちゃんは話す時、人の目をまっすぐ目を見る
ほんまは恥ずかしさで死にそうやったねん。2006-12-13 15:29:00 -
125:
真
俺は恥ずかしいのをごまかすのに、どーでもいい話題をふった。
「背、なんぼあるん?」
マリカちゃんの下から見上げてくる目線に耐えられへんかった。2006-12-13 15:31:00 -
126:
真
「163っ。シンちゃんは?」
「俺182〜。マリカちゃんマツゲ長いでな」
緊張しすぎて、思ったことがそのまま口を付いて出てしもた。2006-12-13 15:39:00 -
127:
真
「えっ…あっほんまっ!ありがとー。大事に生やしてるから(笑)」
マリカちゃんは照れた顔して急に視線を下に落とした。
『頼む。そんな表情せんといてくれや―…』2006-12-13 15:44:00 -
128:
真
喉の奥にまた何かが詰まったみたいな感じになった―
それでも俺はずっとマリカちゃんを見つめてたねん。2006-12-13 15:49:00 -
129:
真
マリカちゃんがニコッと笑って聞いてきた。
「シンちゃん、飴ちゃん好き?これおいしいねん、食べる?」
ポケットから俺にりんごの飴を出してくれた。2006-12-13 15:52:00 -
130:
真
普段飴なんか俺はめったに食べたりせーへんかった。
タバコがあるから。
「うん好きやでー。あっありがとー。」
俺は答えた。2006-12-13 15:56:00