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金魚

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  • 1:

    名無しさん

    ノンフィクションです?私の体験談です。読んでもらえるとうれしいです!

    2006-12-14 13:21:00
  • 21:

    名無しさん

     お風呂からあがると、サチが得意気そぅに私をみていた。         蘭『何ィ?』と言った時、私の目に金魚が目に写った。           サチ「金魚鉢あんのに金魚おらんとかありえへんやろォ?だから買ってきてん?」           かなり得意気そぅだった。サチ「アカンかった??」と聞いてきたけど、私は少しいぢわるをしようと思って、          蘭『うん。いらんかった』と言うとサチは半泣きになってきたので、『うそやァ?』          サチ「ホンマびっくりしたしぃ?」

    2006-12-17 19:36:00
  • 22:

    名無しさん

     とりあえず、化粧をすることにした。サチはとにかく化粧に時間がかかる…私はほぼ化粧はしなかったので、サチの化粧は未知の世界だった。       サチが用意できたので、ミナミに向かうことにした。

    2006-12-17 19:39:00
  • 23:

    名無しさん

     いつもセットしに行ってる美容院に着いた。   サチ「さぁ?今日も気合い入れて頑張るかぁ?」  蘭『私はいつも気合いなんかいれへんけど、あんたはいつも元気やなぁ』   サチ「ってゆうか、蘭はもうちょっと気合い入れて、愛想よくした方がぃいで?」            【言われてしまった】 苦笑いの私に      サチ「まぁ、そんな蘭でもお客さんおんもんなッ」 蘭『そんな蘭はよけいやろ?』          と話ていたら、店員さんが、[お席空きましたので、こちらにどぅぞォ]    と案内された。サチと隣の席だった。

    2006-12-17 19:44:00
  • 24:

    名無しさん

     とにかくサチはしゃべる。たぶん、さんま並に…横から「なぁ?蘭!あんな」と言う台詞を何度聞いただろぅ…         セットが終わり、美容院を後にした。まだ出勤時間まで時間があるので、ご飯を食べることにした。   喫茶店に入って、サチはオムライスやら何やら注文しまくっていた。     『こいつ食べ過ぎやろォ』と思っていたけど、あえて突っ込まなかった?   サチ「蘭は何食べんの??」            『私はホットコーヒーでいぃよ。』       私はもともと、あまり食べる方ではなかったし、水商売をするようになって、更に食べなくなった。

    2006-12-17 19:52:00
  • 25:

    名無しさん

     サチ「だから蘭はガリガリやねん?」      蘭『別に食べへんのんとちゃうで。食べる気がないの』           そうこう言っていると、サチか頼んだご飯と私のホットコーヒーが届いた。  サチはこれでもかと言うぐらい食べて、お腹がでていた。          本当に私はサチがスキだった。ずっとこんな会話を交わしていけると思っていた…              まさかサチが      あんなことに      なるなんて……

    2006-12-17 20:08:00
  • 26:

    名無しさん

     それから何事もなく毎日が過ぎていった、ある日のこと。         私は寝坊をしてしまい、だいぶ遅刻をした。夜9時にもなると、ひっかけ橋にはホストのキャッチだらけだから、あまり通りたくはなかったけど、時間もないので、ひっかけ橋を通って店に行くことにした。

    2006-12-17 20:12:00
  • 27:

    名無しさん

     『うわぁ?ホストだらけやぁ??最悪ッ。無視オンリーで行こッ』     [なぁなぁどこ行くの?]やっぱりきたかぁ?と思ったケド、無視しつづけていると、前カラスーツを着たいかつい顔のホストが私に【久しぶりィ!】と声をかけてきた。       私は『は?』と思ってそいつの顔をみると、サチとボーリング行った時にキャッチされたホストだった。  【今から仕事??】  うざいと思いながら、『そぅ。急いでんねん。』と言うと【冷たァ?しかもメールくれへんかったやろ?バリへこむわ?】とか色々言われたケド、めんどくさかったので、『また今度送るわッ』とだけ伝えて、その場から逃げた。

    2006-12-17 20:19:00
  • 28:

    名無しさん

     店に入ると結構お客さんがはいっていた。    『そっかぁ?今日金曜日かぁ??』私はすっかり忘れてしまっていた。    ボーイが私に《蘭さん、斎藤さんきてますよ》と言ってきた。        斎藤と言うお客さんは私にとって太客だったけど、どうも苦手だった。    『斎藤さん、遅くなってごめんなさい。』       コクン。と首を縦にふるだけ…この人はめったにしゃべらない。なぜ私を気にいって指名してくれているのか、わからなかった。

    2006-12-17 20:24:00
  • 29:

    名無しさん

     私は斎藤さんに色んな話題をもちだしてしゃべりかけるのだが、斎藤さんは首を縦、横にふるだけ…  『あぁ疲れたァ?帰りたぃ…』          と思っていながら、サチの姿を探したケド、サチは出勤していなかった。   『休みとか言ってなかったのにな…』と思っていると、斎藤さんが初めて口をきいてくれた。と思ったら、〔蘭ちゃん。ドンペリ一気して。〕        『…まじでッ!』と思いながら、ボーイを呼んで、『ドンペリ下さいッ』と頼むと横から、〔5本ね〕   『………斎藤さんッ、他の女の子もこの席よんでいいですかッ?』     と聞くと コクン とまた首を縦にふるだけだった。他の女の子達も席にきてくれ、何とか助かったけど、私は結局2本のドンペリを一気した。私は普段酔わないけど、さすがにやられた…           斎藤さんがチェックした後、私はトイレに直行した。『ホストちゃうねんからなぁ??』と思いながら、トイレとお友達になっていた。

    2006-12-17 20:38:00
  • 30:

    名無しさん

     それからも忙しく、また結構飲んでしまった。  久しぶりに仕事をして酔ってしまった私は店を閉める前に帰ることにした。  タクシーを拾おうと歩いていると、後ろから    〔あれ?ドコ行くのォ?〕と声をかけられた。

    2006-12-17 20:42:00
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