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―mama―
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1:
はるか◆TxNY3v7nC2
「はるか!はよ起きなさい!学校行くの?行かんの?」
「行くようるさいなあ」
「行くんやったらはよ起きや!ほんまに毎日毎日…」
ほんとうるさい親。大嫌い。消えちゃえばいいのにって、何百回、何万回思ったことか。2006-12-18 19:15:00 -
211:
はるか◆TxNY3v7nC2
母親っていうものは凄いもんだ。
そんなあたしの行動を見透かしていた。
そしてそれを拓也に言った。2007-04-03 22:56:00 -
212:
はるか◆TxNY3v7nC2
「拓也くん、はるか前風俗してたん知ってる?」
「あぁ、はい、ちょこっと聞きました」
「あの子この前も行ってたで、多分」
「マジっすか!?うそ…」「はるかに聞いてみ」
あたしはすぐに拓也に呼ばれた。2007-04-03 23:07:00 -
213:
はるか◆TxNY3v7nC2
「はるか、また風俗行ったん?おばちゃんに聞いた。ほんまの事言って?」
「ご…ごめん…行ってしもた、お金返せんくなって…」
あたしは苦し紛れの言い訳をした。
「最低やな…」
ほんとその通り。あたしは最低な奴だ。今更後悔したってもう遅い。2007-04-03 23:14:00 -
214:
はるか◆TxNY3v7nC2
「ごめん…ごめんなさ…許してくれへんやんな…」
「はるか、俺はお前が好きやから別れへん、でも俺もショックやし、その気持ちはわかってな。それより、おばちゃんの気持ち考えてみ。俺よりツラいとおもうで」
「うん…うん…」
あたしは泣いている自分に腹が立った。泣きたいのは拓也のはず…。2007-04-03 23:49:00 -
215:
はるか◆TxNY3v7nC2
「おばちゃんがどんな気持ちで俺に言ってきたか。お前を助けたいから俺に言ってきてんで。謝ってこい。もう一生行かへんて約束してこい」
拓也はあたしを母の所へ連れて行った。2007-04-03 23:55:00 -
216:
はるか◆TxNY3v7nC2
「お母さん…ごめん…もう一生行かへんから!ごめんなさい!」
「ほんまに?約束やで。行ったら拓也くん悲しむで、こんな優しい子おらんで。拓也くんのために真面目になり!な?はるか約束やで!」2007-04-04 00:10:00 -
217:
はるか◆TxNY3v7nC2
母はこんなあたしに優しく微笑んだ。
こんなにいいお母さんと彼氏がいるのに、あたし、何て事してしまったんだろう。
自分が惨めで情けなかった。
もう二度と裏切らない。この日あたしは心に誓った。2007-04-04 00:16:00 -
218:
はるか◆TxNY3v7nC2
それから拓也とはラブラブな毎日を過ごした。拓也の誕生日には2人で温泉に行った。夏には海、川、山。拓也は本当に色んな所に連れて行ってくれた。
喧嘩をしても一分で仲直りするくらい仲良しだった。
あたしももう裏切らないし、拓也も絶対浮気はしない。何の不安もなく幸せ満開だった。2007-04-04 21:42:00 -
219:
はるか◆TxNY3v7nC2
クラブにもいっぱい行った。2人でクルー作ってイベントに出た。
あたしがナンパされたら相手をブッ飛ばしてくれる。仕事も毎日迎えに来てくれる。
優しくて強くて明るくて素直で無邪気で。
拓也の好きなところなら何個でも言える。
あたしは完全に拓也にベタ惚れだった。2007-04-04 21:53:00 -
220:
はるか◆TxNY3v7nC2
気がつけばもう冬になっていた。拓也と過ごす初めてのクリスマス。何の予定も組んでいなかったから車で天保山に行った。少しブラブラして
「帰ろか」拓也が言った。車を走らせ、家路を急ぐ。しかしいつもと道が違う。
「拓也?道間違ってんで?どっか行くん?」
「……。」
「え?無視?(笑)」2007-04-04 21:59:00