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淫らな女達
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1:
ユリア
ミナミのとある路地裏にひっそりと佇むおおよそその場所には似つかわしく無い可愛らしい喫茶店。扉を開けると、少女のようなあどけない顔をした一人の女。この店の主であろう彼女が「いらっしゃいませ」満面の笑みで迎えてくれる。こんな場所で危なくはないのだろうか?などと一人考えながらコーヒーを注文する。ほんのりと店の中にコーヒーの香りが漂って来た頃、彼女がトレーに湯気の昇るカップを運んできた。白く綺麗な肌。顔に似合わぬ大きな胸に知らず知らず目がいく。運ばれてきたコーヒーをゆっくりと飲み干しタバコに火をつけ一服すると俺は店を後にした。
2005-09-11 16:41:00 -
121:
ユリア
眠い目を擦り、グーンとのびをすると枕元に置かれた目覚ましに目をやり恭也は慌ててベッドから飛び起きる。
ドタバタと階段を駆け降りると呆れた母がリビングから顔を出し「まったく。朝ヨレヨレで帰って来たと思ったら、こんな時間に起きて」と小言をこぼす母を無視し、シャワーを浴び急いでブランドのスーツを纏う。
キリッとした顔で鏡で自分の姿をチェックすると香水をつけ「行ってきます。」と勢い良く家を飛び出し大通りでタクシーを拾い「梅田まで!!」と運転手に目的地を伝えタバコに火をつける。2005-09-17 20:29:00 -
122:
ユリア
一服すると、一通りメールに目を通し数件に返信をすませ今度は着信をチェックすると、美保とゆう名前のところで手を止め発信ボタンを押す。数回の呼び出し音がし「もしもし」と電話越しに少し苛立った声が聞こえる。「あ〜。悪い。ちょっと昨日は飲み過ぎてさ〜。もう着くから待ってて」そう言うと一方的に電話を切ると窓の外に目をやる。
2005-09-17 20:35:00 -
123:
ユリア
車窓から見える景色は飛ぶように恭也の目の前を通り過ぎてゆく。待ち合わせ場所に着くと、膨れっ面の美保がこっちを見ていた。悪びれもせず「おう。悪かったな。」と言いながら美保に近づく。「飲み過ぎちゃダメだっていつも言ってるのに」と更に頬を膨らませる彼女を宥め適当な店を探し中に入ると会話をしながら軽く食事をすます。
2005-09-17 20:39:00 -
124:
ユリア
「じゃあ行こうか」と恭也は席を立つと伝票を持ちレジへと向かう。会計をすませ店を出ると、まだ肌寒いが春のにおいが微かに恭也の鼻先をくすぐる。「どうしたの?」立ち止まり何故か上機嫌な恭也を不思議そうに小首を傾げ見つめる。「いや…。春だなぁ〜って思ってさ」と柔らかな笑みを浮かべる。「ふ〜ん」興味の無い返事も気にする事なく二人は、歩き出すと小綺麗なビルのエレベーターに乗り込む。
2005-09-17 20:44:00 -
125:
ユリア
着いたのは、ビルの五階。看板にはCLUBheartと書かれていた。ドアを開けると「らっしゃいませぇ」と大きな声が出迎えてくれる。美保を席へと案内させている間に店内の奥にあるカウンターの向こう扉を開けるとそこはスタッフルームとなっている。そこに幹部らがタバコをふかし恭也を待っているようだった。彼が来たことに気づくと一斉に立ち上がり「おはようございます」と頭を下げる。
2005-09-17 20:49:00 -
126:
ユリア
一通りの報告を受けると恭也は、亜希に「十分くらいしたら、美保の席に2、3人従業員連れてヘルプに来てくれないか?客がもう一人来るから迎えに行ってるから」と亜希に言うと美保の待つ席へと向かう。「遅かったね」と顔色を伺い話掛ける美保に笑いかけると「従業員から軽い連絡受けてて」と流す。他愛もない会話をビールを飲み話ていると亜希と三人の従業員がこちらにやってくる。「失礼しまぁ〜す。」明るい亜希に続いてほかの連中も挨拶すると席につく。「美保さん、たまにはヘルプに呼んでくださいよォ〜」と亜希がいじけてみせる。「亜希君だって忙しそうなんだもん」とむくれる。暫く談笑をし気づかれぬように腕時計に目をやると「美保いまから客来るから後でな」と言い席を立つと店を出た。
2005-09-17 22:13:00 -
127:
ユリア
待たせてある場所に向かいながら、電話をかける。「もしも〜し」明るい声。「今そっちに向かってんだけど」恭也が言うと女は「ちょっと行けそうになくて。代わりに春海って子にお金預けてるから、行けばすぐわかると思うよ。手だしちゃだめだよ?」そう言うと電話は切れた。[なんだそりゃ]そう思ったが仕方無く春海とゆう女が代わりに待つ場所へと急ぐ。だいたいの彼女の特徴を聞いていたのですぐに探し人は見つかる。「春海ちゃん?」声をかけると驚き振り向く彼女は想像していた以上に可愛かった。
2005-09-17 22:22:00 -
128:
ユリア
背は150?くらいだろうか小さく、栗色の髪は、艶があり色白の肌にクリっと大きな瞳にサクランボのような瑞々しい唇。呆気に取られていると「恭也さんですか?」これまた可愛らしく、いつまでも聞いていたいような心地良い声。「あっ、ああ。」狼狽えながら頷く恭也を見ておかしそうに「聞いてたのとイメージ違いますね」笑った。[アイツ俺の事どんな風に言ったんだ?]と思っていると、「はい。」と俺に一通の封筒を手渡す。見るとお金とわからないようにしたのだろうか?鮮やかな色使いの封筒。「おっ。ありがとう。」
2005-09-17 22:30:00 -
129:
ユリア
春の匂いと共に現れた彼女。
店に着くとホストは初めてなのだろう、店内をキョロキョロと興味深げに見渡す。席に案内し伝票には結衣の名前でつける。席に戻るとまだ店内を見渡す彼女の姿があった。「そんなに珍しい?」とソファに腰掛け聞くと「はい?」とニコニコと微笑む。人懐こい性格なのか天然なのか初対面とゆうことを感じさせないくらいお互いに会話を楽しみ自然とお酒がすすむ。ふと美保を待たせていることを思いだし数人のヘルプをつけ美保の元へとゆく。2005-09-17 22:45:00 -
130:
ユリア
美保は待ちくたびれ酔って潰れたのか、眠っている。「おい。美保?」体を揺すり起こす。「ん〜。」目を擦るとこちらを見た。「遅いよぉ〜」まだ寝ぼけながら拗ねる美保のチェックを済ませ、店を出る。「ねぇ。恭也。」すっかり目が覚めたのか何か言いたげに見つめる。「ん?」見つめ返すと、「意地悪ぅ〜」と美保は頬を赤らめ俯く。「わかってるよ。じゃあ少しだけな。」そう言うと二人はエレベーターを降りてゆく。
2005-09-17 22:51:00