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書かせてください。
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1:
りょう
自分の中でどうしても形に残したい話を書かせてください。
おもしろくもなんともないですし、文章なんて書いたことないので本当に稚拙なものになってしまうと思いますが、読んでいただけたらうれしいです。2007-02-06 11:25:00 -
113:
りょう
『んっとな、れいもうちょいしたら一回試しに退院できるらしいわ。』
『えっ?』
お母さんの方を振り向くと笑顔で頷いている。
『この間手術がんばったしな♪』
名誉の負傷〜と嬉しそうに胸元の手術跡を見せようとボタンを外しかけたれいをお母さんとお父さんが慌てて制する。2007-02-26 20:28:00 -
114:
りょう
『週1やで♪』
『ん?』
『遊園地♪』
もう長くないことを知らないのか、れいははしゃいで告げる。
純粋にそれを叶えてやりたかった。2007-02-26 20:31:00 -
115:
りょう
『子供つれて、やろ?』
れいが笑顔で頷く。
『じゃあまず結婚しなあかんな。』
『え?』
『あたりまえやろ。子供だけ作ったりしたら俺、お母さんやお父さん達に顔見せられへんやんけ。』2007-02-26 20:33:00 -
116:
りょう
『そりゃそーや♪(笑)』
れいと、れいの家族が笑う。
『れい。』
『ん?』
『退院して落ち着いたら、僕と結婚してもらえますか。』2007-02-26 20:36:00 -
117:
りょう
『え…?』
『りょう君!?』
お父さんが声をあげる。
『急にすみません。でも僕、本気なんです。この3日間色々考えました。で、やっぱり僕、できるかぎりれいさんのそばにいたいって思ったんです。同棲なんて適当なものはお父さんにも申し訳ないし、この先一生れいさんとなら一緒にいる自信があるので。』
『でもりょう君、れいは…』2007-02-26 20:46:00 -
118:
りょう
『お父さん。』
れいが遮る。
『りょう、でもれい、これからもうこれ以上元気になることはないし、いつまで耐えれるかわからへんのやで?明日死ぬかもしれやんような嫁イヤやろ?』
れいも知ってたんだ。。
『れい?』2007-02-26 20:51:00 -
119:
りょう
『ん?』
『明日死ぬかもしれへんから、俺とは一緒にならんと他のことしたい?』
『それは…。』
『もし嫌なら正直に言って?嫌って言われたとしても、れいにどっか行けって言われへんかぎり俺は離れへんから。』2007-02-26 20:54:00 -
120:
りょう
『…こんな体じゃなかったら、今すぐにでも結婚したいと思うけど。。』
『いつ死ぬかしらんってこと?』
頷くれい。
『れい。俺かってもしかしたら今日の帰り道事故って死ぬかもしらんで?』
れいが顔をあげる。2007-02-26 20:58:00 -
121:
りょう
『俺、いつ死ぬかわからん男やけど、お嫁さんになってもらえませんか。』
なんてあほなこと言うてんねんって顔でこっちを見つめるれいとれいの家族。あほなこと言ってるのくらい痛いほどわかってるっちゅーねん。でもこれが精一杯の俺の気持ちやねん。2007-02-26 21:04:00 -
122:
りょう
その時、フッと笑う声が聞こえた。れいのおばあちゃんだった。
『れい、あんたいい子に好きになってもろたなぁ。』
おばあちゃんがれいの頭と俺の頭をなでた。
れいの目から涙が溢れてきた。2007-02-26 21:07:00