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女が男を買うって変ですか…

スレッド内検索:
  • 1:

    マキ◆AIGqOMwlog

    初めまして!風俗も時代が移り変わり、女性が男を買うというハードルも低くくなりつつあると思い、書いてみようと思いました。 文が下手かも知れませんが宜しくです! 
    フィクションです(^O^)

    2007-02-07 09:06:00
  • 2:

    名無しさん

    私も男買ったりしてます?すごい楽しみです?応援してます!

    2007-02-07 12:20:00
  • 3:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ありがとう☆彡 
    さっそく書きます!

    2007-02-07 14:07:00
  • 4:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子 35才 
    どこにでもいる普通の主婦。子供はいないので結構自由にやっている。 
    これと言って大きい悩みがある訳でもなく、平凡に過ごしていた。

    2007-02-07 14:11:00
  • 5:

    マキ◆AIGqOMwlog

    しかし、悩み…という程ではないが、夫とはもう1年以上セックスをしていない。 結婚生活も10年を越えて、どちらからでもなくレス状態になっていた… 
    でも涼子はまだ35才。 
    女として終わるのは早すぎる。

    2007-02-07 14:16:00
  • 6:

    マキ◆AIGqOMwlog

    レディースコミックが好きな涼子だが、生々しい描写を見るたびに「もうずいぶんエッチしてないなぁ」と寂しい気分になっていた。そんな思いで毎日を送っていたが、ある時携帯のサイトで出張ホストを知る事になった!

    2007-02-07 14:22:00
  • 7:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「へぇ〜出張ホストかぁ。あっ、写真も載ってる! かっこいい子いるかな?」
    HPを開いて詳しく見てみる。 
    「ふーん、みんなまあまあかっこいいな。」 
    すると、一人のホストに目が釘付けになった。

    2007-02-07 14:26:00
  • 8:

    マキ◆AIGqOMwlog

    人気ランキングでは5位という微妙な位置のホスト。名前は聖也 
    「わぁ!この子いいわ。呼びたい」 
    箱のホストは若い頃に何度も行ったが出張ホストは1対1…
    「23才か。若いなあ。でも一人で会うって緊張するし、35才なんてこの子が嫌がるんじゃないかな」 
    ホストがいくら仕事とはいえ、不快に思われたくないというのが女心だ。 
    でも…思い切ってメールで問い合わせをしてみようと決意をした。

    2007-02-07 14:34:00
  • 9:

    名無しさん

    がんばって☆

    2007-02-08 00:00:00
  • 10:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ありがとうございます! 早く起きたので少し更新します?

    2007-02-08 06:43:00
  • 11:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子は携帯電話を手にとって少し考えた…
    「メールして、何を聞こう?」 
    しかし、いきなり電話するわけではないしメールなので、とりあえず挨拶程度にメールしてみようと思った。

    2007-02-08 06:51:00
  • 12:

    マキ◆AIGqOMwlog

    HPに載っているアドレスにメールを送る… 
    「こんばんは。HP見てかっこいいなと思ってメールしてみました。涼子といいます。」短いメール。 
    さて、いつ返事が来るかな?と夕食の準備にとりかかった。 すると
    「聖也です(^O^)メールありがとう。今何してるんですかぁ〜?」 
    3分程ですぐに返事がきた。 

    2007-02-08 07:00:00
  • 13:

    マキ◆AIGqOMwlog

    想像していたよりも軽いノリ。少々拍子ぬけした涼子だが、すぐ返事を送る。 「すぐ返事が来るって思ってなかったからびっくりです!今は夕食の準備してますよ。主婦なんで。」 
    23才の相手にひけめがあるので私は若くないよと予防線を張ったメールを送る。「え〜主婦なんだぁ?ごはを何作ってるの?」 
    何回かメル友のようなやり取りをして、最後のメールで聖也が「おやすみ、また明日ね。」 
    …また明日?…

    2007-02-08 07:10:00
  • 14:

    マキ◆AIGqOMwlog

    簡単な自己紹介はすませた。聖也とのメールは、いつ会う?いつ呼んでくれる?などの言葉はなかった。 「これが彼の営業スタイルかな?」
    涼子は冷めたふうに呟いた。ともかく伺いメールは済ませた。あとは、いつ会うか…「クールなルックスのわりにノリ軽かったな。しゃべったら楽しいかも。」年の差を気にしていた涼子だが、聖也の人なつっこいノリに安心していた。 
    そして翌日… 

    2007-02-08 07:18:00
  • 15:

    マキ◆AIGqOMwlog

    旦那を仕事に送りだし、家事をすませてひと休み。 携帯が鳴った…メールの着信音。 
    聖也からだった。 
    「涼子さんおはよう!僕は今昼職してるよ。営業は大変だぁ〜」画像がついている。開いて見た。 
    ハンバーガーにかじりついている写メだった。 
    「か…かわいい」  
    その子供っぽい行動に心を奪われた。 
    何度か、またまたメル友のようなやり取りをして涼子は決心した。      「この子と絶対会う」

    2007-02-08 07:30:00
  • 16:

    マキ◆AIGqOMwlog

    略ばっかりなってすみません!なんでこうなるのかな?見にくいですね、すみません。

    2007-02-08 07:34:00
  • 17:

    名無しさん

    改行を四回以上したら略になっちゃうねん?読んでるんで頑張ってください?

    2007-02-08 07:51:00
  • 18:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>17さんアドバイスありがとう? 
    応援してくれる人がいるってすごく嬉しいです。  がんばります?

    2007-02-08 09:31:00
  • 19:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子は予約のメールをしようと携帯を手にとった。 もう1度HPを見直してみて、あっ!と思った! 
    『ホストのヘルス行為については直接ホストに問い合わせて下さい。』えっ!?

    2007-02-08 09:37:00
  • 20:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「出張ホストってエッチする為に呼ぶものじゃないの?」 そしてHPをよく見てみると、聖也の場合は、デートのみって書いてある。 
    「デートだけ?どうしよう…」
    そもそも体が満たされていないから出張ホストを呼ぼうと思った。いや、正確には、男に抱かれたいからだ。心も一緒に…

    2007-02-08 09:44:00
  • 21:

    マキ◆AIGqOMwlog

    デートだけ…しかし聖也の所属する店のHPには、直接聞いて下さいと書いてある。でも聖也個人のHPにはデートのみと書いてある。 
    「恥ずかしいけど問い合わせぐらい大丈夫かぁ!」
    35才、若い頃に比べて多少図々しくなっているのでおばさん根性で問い合わせてみる事にした(笑)

    2007-02-08 09:52:00
  • 22:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也にメールを送る。 
    「涼子です。いつもメールありがとう。予約する前に質問なんだけど…」
    すぐに返事がきた。 
    「涼子さん、こんにちは!何でも聞いてくださいよ」思い切って聞いてみる。 「あの〜こんな事聞くの恥ずかしいけど、エッチ希望って言ったらダメかなぁ?デートだけって書いてあったけど」 10分待った、しかし返事はこない!

    2007-02-08 09:59:00
  • 23:

    名無しさん

    めっちゃおもろそう?あげ?´∀`?

    2007-02-08 12:05:00
  • 24:

    マキ◆AIGqOMwlog

    あげてくれてありがとうございます(^O^) 
    少し更新します!

    2007-02-08 15:23:00
  • 25:

    名無しさん

    おもろそう?

    2007-02-08 15:23:00
  • 26:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子はとまどった… 
    「返事こないなぁ。やっぱりデートって書いてたし余計な事聞かなかったら良かった。」でも後悔しても送ってしまったものは仕方ない。 
    既にさっきの問い合わせたメールから30分が過ぎようとしていた…

    2007-02-08 15:27:00
  • 27:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「あ〜ぁ いやらしいおばさんって思われたかな?もう聖也くんに会うのは無理そうだな」 
    あいかわらず返事がこないまま…涼子はイライラと後悔の想いを残しつつ、夕食の為の買い物にでかけた。スーパーに着き、ブラブラと野菜を見ている時、バックの中が振動した!
    「メール?聖也くんかな?」 

    2007-02-08 15:33:00
  • 28:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子は足を止めてバックの中を探り、携帯を取り出した。 
    「あぁ、やっと返事きた!」 2時間近くしてからの返事。
    「ごめんね、涼子さん。昼職しながらだから返事が遅くなっちゃって!」
    それが本当か、考える為の時間だったのか涼子はどうでも良くなっていた。とにかく携帯のプッシュボタンを下げていく。

    2007-02-08 15:46:00
  • 29:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「涼子さんからの質問に答えま〜す!エッチな事は僕はやってないんですよぉ」明るい感じで答えてくれたが結局は【エッチは無し】である。 
    「そっか〜、変な事聞いてごめんね。嫌なおばさんって思われたかな?」
    【エッチは無し】少々ショックを受けつつ、謝りの返事を返す…

    2007-02-08 15:52:00
  • 30:

    名無しさん

    みてまーす?がんばってください?

    2007-02-08 18:38:00
  • 31:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ありがとうございます。 見てくれてる人がいると思うとやる気でます?

    2007-02-08 21:28:00
  • 32:

    マキ◆AIGqOMwlog

    すぐに聖也から返事がきた。 
    「変なんて思ってないよ!いきなりストレートな質問だからびっくりしたけどね」 たてまえなのか本音なのか、とりあえずメールのやり取りが再開した事に感謝する… 
    「ストレートすぎた?ごめんね。おばさんだから図々しくて!」やはり恥ずかしい想いは消えない。 

    2007-02-08 21:35:00
  • 33:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子はこのメールのやり取りをする為に買い物途中だが会計を済ませて、近くの休憩用のベンチに腰かけた。とっさにコートのポケットに入れていた携帯が振動している。 
    「涼子さん、何か悩みでもあるの?ストレス溜まってるんじゃない?」
    まるで涼子の心の中が見えているような返事… 
    「悩みねぇ、あるにはあるけど、人に話す程の事じゃないし」 エッチがご無沙汰で、若い男としたいなんて言える訳ないじゃない!涼子は心の中で叫んだ。

    2007-02-08 21:47:00
  • 34:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「そうなの?なんか涼子さん、つらそうに思ったから。」 エッチあり?の問い合わせに焦りが出てたのかな…それとも自分をおばさんと連発したからひねくれてると思われたか… 
    涼子が返事をなんて送ろうかと考えている途中に、また聖也からメール。 
    「ねぇ、1度会おうよ。僕なんでも話聞くし、癒してあげたい」こんな言葉、聖也は営業用の言葉でお金が欲しいから言っている。
    そうわかっていてもやはり癒されたい。

    2007-02-08 21:57:00
  • 35:

    名無しさん

    あげ??

    2007-02-08 21:59:00
  • 36:

    名無しさん

    続き気になるねぇ〜

    2007-02-08 22:20:00
  • 37:

    名無しさん

    しおり?

    2007-02-08 23:59:00
  • 38:

    マキ◆AIGqOMwlog

    おはようございます。 
    今日も頑張って書いていきます?

    2007-02-09 07:06:00
  • 39:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也が癒してあげたいって言ってくれている。 
    営業の言葉でも【癒し】という響きに心が動いた。 最初は興味だけで問い合わせたが涼子の頭の中では【会いたい】という想いが膨らんでいる… 
    「ありがとう、聖也くん。悩みっていうより寂しいっていう方が正解かな。思い切って予約しちゃおっかな?」会う意志が固まりつつある中で涼子は返事を返した。 

    2007-02-09 07:16:00
  • 40:

    マキ◆AIGqOMwlog

    メールのやり取りをしている場所はスーパーの休憩ベンチ。現実と夢の境目にいる感じ。 
    「うん!予約して(^O^)昼?夜?いつがいい?」
    もうエッチありがいいとかは、どうでも良くなっていた。とにかく癒されたいし、ひたまわりも年下の男に【涼子さん】と呼んでもらいたい。最近は誰からも名前で呼ばれていない… 

    2007-02-09 07:28:00
  • 41:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「お酒飲んだりしたいし夜がいいな。近いうちに会いたいし、希望の日にち決めてメールするね」 
    主婦なので夜出掛けるのは言い訳が必要だ。でも会うと決めたら早く会いたい。「わかったよ。一緒にお酒飲みたいね!また連絡待ってるね」
    とりあえずメールのやり取りは終了で残りの買い物を済ませて涼子は家に帰った。さて…いつがいいかな。

    2007-02-09 07:38:00
  • 42:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子の旦那は特に口うるさい訳でもなく束縛もしない。付き合っている頃は束縛もされたし、やきもちも妬かれた。今はある程度自由だ…前もって連絡しておくと夕食は自分で勝手に食べてくれるので楽だ。 
    でもドキドキもワクワクもしない関係。安定といえばそれまでだが、余計に他の男にドキドキを求めてしまう。

    2007-02-09 07:45:00
  • 43:

    まき◆AIGqOMwlog

    聖也を呼ぶ料金… 
    HPを見てみる。 
    2時間 15000円。 別に、待ち合わせまでの交通費もいるらしい。そして食事代飲み代などのデート代。全部足すと結構な金額になる。「まぁ普通にホストに行ってボトル卸すぐらいの金額か」と自分に言い聞かせる。 
    でも2時間なんてすぐだろうと思い、4時間で予約する事に決定した。4時間なら25000円。独身の頃なら簡単に出せた金額。でも「1回ぐらいいいか」と自分を納得させて、聖也にメールを送った。

    2007-02-09 07:55:00
  • 44:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「4時間で予約お願いするね!明後日は空いてる?」簡単なメールを送る。 
    またまたすぐに返事がきた。「ありがとう、明後日OKだよ。」
    7時に待ち合わせ。場所を決めて、あとは明後日のその時間がくるのを待つだけ…一旦メールは終了したがしばらくしてから聖也からメールが届いた。
    「ねぇ、会う前に電話でしゃべって見る?」いきなりでびっくりした。たかが電話だがたぶん緊張する。もともと涼子は電話が好きじゃない。そして声も低めなので自分では【おばさんぽい】と思っているので、電話は断った。「会うまでのお楽しみにとっておくから電話はやめておくね」と流しておく。

    2007-02-09 08:17:00
  • 45:

    名無しさん

    めちャおもしろい?
    頑張ってネ( ´∀`)ノ

    2007-02-09 08:50:00
  • 46:

    マキ◆AIGqOMwlog

    予定変更で時間できたので更新します?
    >>45さん含め、応援してくれてる人がいると思うとやる気出ます?

    2007-02-09 12:35:00
  • 47:

    マキ◆AIGqOMwlog

    予約の日が決定して涼子は期待と不安でなんとも言えない気持ちになっていた。なにしろ1対1だ… 
    昔ホストに行っていた時は必ず友達と行っていたしバカ騒ぎで楽しかった。その頃はホストより少し年上っていうだけで話も合ったが…今は12才の差! 
    バカ騒ぎする必要もないが【本当に癒されるだろうか?】という思い。【あまりにも不釣り合いで惨めにならないか】という不安。 いっその事ホテルで呼んで即SEX!の方が楽なのに。最初はそのつもりで問い合わせたはずなのに。

    2007-02-09 12:45:00
  • 48:

    マキ◆AIGqOMwlog

    そうこう考えている間に約束の日がきた。涼子はいつもより少し短めのスカートにロングブーツ、今年買ったお気に入りのダウンで家を出た。バックの中の封筒には5万円。 
    電車に揺られながら待ち合わせ場所へと向かう。電車を降りてからもう1度携帯で聖也の画像を見る。 
    「やっぱりかっこいいな。あと数分でこの子と4時間いられるんだな」と思い、顔がにやけそうになる! ホテルに行く訳じゃない…でもこの視線がもうすぐ私に向けられる…そう思うとすごく緊張してきた。 

    2007-02-09 12:57:00
  • 49:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也のルックスは… 
    身長183センチ スラッとした細身。髪は当然と言っていい長めの茶パツ。顔は美形タイプ、芸能人にいてもおかしくない感じだ。これでホストランキング5位とは…じゃあ1位ってどれだけすごい男?と涼子は心の中で呟いた。
    待ち合わせ場所まであと少し。先に来ているのだろうか?涼子は人ゴミの中にひときわ目立つ聖也を見つけた。

    2007-02-09 13:06:00
  • 50:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子は写メールを送っていない。聖也は涼子の顔を知らないのだ。 
    当然涼子から声をかける事になる。 
    「どうしよう!やっぱりすごいかっこいい。足が震えてきた」少し離れて聖也を見ていた涼子はさらに緊張した。
    「やばいな、普通にしゃべれるのかな?」でもここまで来て帰るなんてできる訳がない。最近、涼子は年下の、ましてかっこいい男との交流など全くなかったので余計、緊張する事になった。聖也を見つけて5分弱…もう時間的に限界だ、涼子は思い切って声をかけた。 《聖也くん!?》

    2007-02-09 13:17:00
  • 51:

    名無しさん

    めちゃ楽しみに読んでます?頑張ってください?

    2007-02-09 13:35:00
  • 52:

    名無しさん

    おもしろい?

    2007-02-09 14:06:00
  • 53:

    名無しさん

    おもしろぅい?

    2007-02-09 14:37:00
  • 54:

    マキ◆AIGqOMwlog

    3人様、ありがとうございます? 
    応援嬉しいので、時間ないけど少し更新しちゃいます?

    2007-02-09 16:32:00
  • 55:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子の声に聖也は振り向いた。「涼子さん?時間ぴったりだね!」聖也は腕時計をチラッと見ながら微笑んだ… 
    【写真より素敵だし声も低めでかっこいい】
    涼子はそんな心の中を悟られないように平静を装いながら答えた。 
    「ごめんね?早くから待ってた?」涼子がそう答えると同時に聖也がゆっくり歩きだした。

    2007-02-09 16:38:00
  • 56:

    まな

    まきサン頑張ッてー?

    2007-02-09 16:38:00
  • 57:

    マキ◆AIGqOMwlog

    まなさんありがとう?
    今から出掛けますので帰ってきたらいっぱい更新しま〜す?

    2007-02-09 16:54:00
  • 58:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也がレディファーストでドアを開ける。 
    「涼子さん、どうぞ」 
    「ありがとう」《いらっしゃいませ、2名様ですか》店員と聖也は顔なじみでもなさそうだ。ちょうど食事時という時間…店内は少々混み合っている。 
    案内されるまま奥へと進んで行く。女性ばかりのグループの横を通りすぎる。なにやらヒソヒソ聞こえる。「見て!かっこ良くない?」やはり聖也は目立つみたいだ。

    2007-02-09 19:27:00
  • 59:

    マキ◆AIGqOMwlog

    注目を浴びる聖也の後ろに涼子…【不釣り合いって周りは思ってるだろうな】涼子は下を向きながら前へと進む。聖也の服装が《いかにもホスト》というスーツでない事が救いであった。半個室といったような部屋に案内された。ドアがないだけで隣の席からはこちらは見えない。涼子は安心した。

    2007-02-09 19:36:00
  • 60:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「この店ね、たまに来るんだけどすごくおいしいんだよ」 
    「そうなの?わぁ、色んなコースがあるのね」涼子はメニューを見ながら答えた。【もう既に胸いっぱいでステーキなんて食べられる余裕なんてないわ】 
    どのコースにしようか迷うフリをしながら頭の中では少々後悔していた… 

    2007-02-09 19:42:00
  • 61:

    マキ◆AIGqOMwlog

    たかが食事…されど食事。今までの人生で、緊張で食事が喉を通らないなんて経験をした事はない。涼子35才にして、まさに今経験しようとしている。 
    「僕このエビが付いている海鮮のコースにするよ。涼子さんは?」
    「あっ、それおいしそうね。私もそれで…」
    少しお酒の力を借りよう。「やっぱりステーキにはワインでしょ!」涼子はおどけた感じでワインを飲もうと提案した。

    2007-02-09 19:49:00
  • 62:

    マキ◆AIGqOMwlog

    先にワインが運ばれてきた。赤ワインをボトルで注文した。普段の涼子はビール派である。ワインなんてめったに飲まない。でも今日はいつもの涼子ではない。お洒落におしとやかに…
    「じゃあ、二人の出会いにかんぱ〜い」聖也が明るく言った。【二人の出会い?なんてベタなセリフ!】
    カチンとグラスを合わして涼子も「かんぱ〜い」と笑った。

    2007-02-09 19:57:00
  • 63:

    マキ◆AIGqOMwlog

    やがて料理が運ばれてきた。二人でおいしいねと言いながら食べる。聖也は特に何か質問してくる風でもなくありきたりな会話で穏やかな時間が流れていった。「でもさぁ、涼子さんって綺麗だよね。どんな人か会うまで色々想像してたけど」 「綺麗?おだてるのうまいね〜もうおばさんだよ。」お世辞とわかりつつも顔が赤くなる。 
    すると聖也は涼子をじっと見つめながら「おばさんじゃないよ、ほんとに綺麗だよ」そう言いながら涼子の髪をそっと撫でた…

    2007-02-09 20:06:00
  • 64:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子は突然の甘い雰囲気に動揺して飲みかけのワイングラスを倒しそうになった。「あっ!セーフ!」 
    手でグラスを支えると涼子はふざけた感じで笑った。「ドジだな 涼子さん。あっ、でも僕がいきなり触れたから欲情しちゃったの?」聖也がいたずらな目をして言った。その一言で緊張がほぐれて「もぉ〜オヤジじゃないんだから欲情なんてしてないよ!」涼子も楽しく切り返す。 
    お酒と聖也の冗談によって緊張はほとんど消えていた。

    2007-02-09 21:06:00
  • 65:

    マキ◆AIGqOMwlog

    【すごく楽しい、来て良かった】さっきまで後悔していたのが嘘のようだ… 
    他の人から見たらどういう関係に見えるだろう?その思いだけは消えないままだが… 
    楽しい時間は刻一刻と過ぎて行った。

    2007-02-09 21:16:00
  • 66:

    名無しさん

    あげまくります??

    2007-02-09 22:37:00
  • 67:

    名無しさん

    おもしろーい??

    2007-02-09 23:53:00
  • 68:

    名無しさん

    興味津々あげ

    2007-02-10 02:06:00
  • 69:

    名無しさん

    70

    2007-02-10 03:44:00
  • 70:

    マキ◆AIGqOMwlog

    おはようございます? 
    応援嬉しいです。今日も書いていきます?

    2007-02-10 07:31:00
  • 71:

    マキ◆AIGqOMwlog

    こんな風に楽しい食事をするのは久しぶりだ。 
    若い男となんて、なおさら久しぶりで心が踊る。 
    【やっぱり聖也くんを選んで正解。いい子だし】  もし聖也がクールを気取った静かな男ならこんな雰囲気にはなっていないだろう。涼子は人見知りをする方だがすっかり聖也のペースに飲まれていた。涼子はHPを見た時、聖也だけが目に止まった。【私って男を見る目があるのかしら】自分の目に狂いがなかった事を少し誇らしく思った。

    2007-02-10 07:41:00
  • 72:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「どうしたの?涼子さん。そんなに見つめて…」  聖也の言葉にハッとする。自分でも気づかない間に聖也を見つめていた。 
    「えっ?あぁ、ごめんね。聖也くんがいい男だからボーッとなっちゃった!」 あわてて言葉を探して言い訳する…言い訳というより本音なのだが… 
    ほんとに聖也は美しい。 男に美しいと言う表現はおかしいが聖也にはその言葉がぴったりだ。その外見とは反対によくしゃべり冗談が好きな性格はギャップがあってより魅力的に思えた。

    2007-02-10 07:53:00
  • 73:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「涼子さんもお世辞がうまいね」ワインを一口飲んで聖也が笑った… 
    「ほんとに聖也くんはいい男だよ〜モテモテでしょ?」聖也は少し寂しそうな顔をしながら涼子の目を見た。「モテないって言ったら嘘になるけど、いつも最後は振られるんだよね」 
    【こんないい男を振る女なんているの?】涼子は半信半疑で話を聞いていた。
    「僕ってホストだし、結局信用ないみたいでいつも彼女の方から離れていっちゃうんだ」どこかのドラマからとってきたようなセリフ…

    2007-02-10 08:13:00
  • 74:

    名無しさん

    おもしろい☆頑張って!

    2007-02-10 08:22:00
  • 75:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「そうなの?でもホストって言っても本職じゃないし、毎日出張って事もないでしょ?」聖也が昼職をしている事はメールで聞いていた。 
    「ん…今は昼職中心だけど3カ月前までは箱で本職だったんだよ」聖也はうつむき加減で話出した。

    2007-02-10 08:24:00
  • 76:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>75さんありがとう、まだまだ続きまーす!

    2007-02-10 08:26:00
  • 77:

    名無しさん

    >>75です☆
    はい!読んでるので頑張ってください(>_

    2007-02-10 08:33:00
  • 78:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「そうなの?夜やってたの?長い間?No.1とかなったの?」涼子は意外な過去に思わず質問攻めをする。 「質問多いねぇ(笑)、でも夜やってそうでしょ?」 確かに華やかな外見だから現役ホストに見える。  「でも箱と出張って別物ってイメージがあるからね」涼子は思ったままの事を口にする。 
    「そんな事ないよ。出張やってる奴は箱やめて出張てのが多いよ」そんなものなのかと涼子は納得した。 食事も終わりワインも飲み干した。ほろ酔い加減でいい気持ちになっていた。

    2007-02-10 08:41:00
  • 79:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「さぁ、そろそろ出る?」聖也が切りだした。時間は2時間近くたっていた。涼子はバックの中から封筒を取り出した。 
    「これ…指名代とか入ってるから」聖也に手渡す。 「ありがとう、ちょっとトイレ行ってくるから待ってて」聖也は涼子を残して席を立った。【中身を確認するのね。お任せって言ってあるしね】当たり前の事だがお金を渡した事で現実に戻される…少し寂しい気分になった。「男を買うってこんな気分なのね」涼子は小さく呟いた。

    2007-02-10 08:51:00
  • 80:

    マキ◆AIGqOMwlog

    この冬は暖冬だが今日は少し寒さが厳しい。 
    【手が冷たい。手袋持ってきたらよかったな】…と思いながら歩いていたら聖也が「手、寒いでしょ!」と涼子の手を取り自分のコートのポケットに入れた。 【えーっ嬉しい!】思わず聖也の顔を見る。 
    昔付き合っていた彼氏とこういう風に歩いたのを思い出す。甘酸っぱい青春が返って来たようだ。 
    聖也は歩きながら優しい目で見つめていた。

    2007-02-10 09:18:00
  • 81:

    話もぉもしろぃし、書き方もすごく上手ゃし、めっちゃ楽しみに読んでます?これからも頑張って完結させて下さぃね??

    2007-02-10 11:02:00
  • 82:

    名無しさん

    しおり?

    2007-02-10 12:17:00
  • 83:

    マキ◆AIGqOMwlog

    Aさん、84さんありがとうございます?
    初めての小説で不安でしたが書き方誉めてもらえて嬉しいです。また夜にいっぱい書きます?

    2007-02-10 12:48:00
  • 84:

    名無しさん

    早く読みたい?((o(^-^)o))ワクワク?

    2007-02-10 15:50:00
  • 85:

    名無しさん

    おもしろぃ???

    2007-02-10 17:10:00
  • 86:

    名無しさん

    ????しおり?????

    2007-02-10 18:49:00
  • 87:

    マキ◆AIGqOMwlog

    声援ありがとうございます。更新します?

    2007-02-10 21:28:00
  • 88:

    マキ◆AIGqOMwlog

    一回りも年下の男と手をつないで歩く…
    当然涼子は周りの目が気になる。しかしここは夜の街。昼間と違って色々な人が歩いている。 
    いかにも不倫のようなカップル、あきらかに未成年同士の酔っ払いのカップル。みんな自分たちの事で精一杯でマイペースだ。他人を物色しているのは男同士でナンパ目的の飢えた奴だけ。そんな輩はカップルなど見もしない。 

    2007-02-10 21:36:00
  • 89:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子は聖也のポケットに入れた手をギュッと握る。 「これから行く所ねぇ、2つ候補があるんだけど」 聖也が涼子を見下ろしながら言った。 
    「2つ?どことどこなの?」聖也の肩に軽く頭を当てて涼子が答えた。今の涼子は完全に現実を忘れていた。そう…初めて彼氏とデートをした16才の頃のような気分… 
    「クラブで弾けるかバーで飲むか、どっちがいい?」涼子は考えた。今の心地いい気分に任せるならクラブで騒ぎたい。
    でも聖也と語り合いながらしっとりと飲むのもいい。チラッと腕時計を見る。 【予約した時間はあと2時間もない】

    2007-02-10 21:49:00
  • 90:

    マキ◆AIGqOMwlog

    普通のカップルならクラブで発散したあとバーへ…と流れる事もできる。 
    でも涼子と聖也は普通のカップルではない。 
    【いくら楽しくても私のやっている事はお金を出してデートしてもらってるって事なんだ】心の中をそんな想いがよぎる。     涼子は悲しくなって泣きそうになった。そんな顔を見られまいとおもわず下を向く。

    2007-02-10 21:56:00
  • 91:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「涼子さん?どうしたの?」聖也が足を止めて涼子の顔を覗きこむ。     涼子は、なんでもないよ と答えようとしたが口を開けば泣きそうになる。  「やっぱりなんか悩みがありそうだね」聖也が心配そうに言った。      「悩みとはちょっと違うけど」涼子は小さく答えた。「違うけど…ってじゃあなに?」聖也はさらに心配そうに聞いた。  

    2007-02-10 22:11:00
  • 92:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「ごめん!なんでもない!バーに行こっか?」   涼子はわざと明るく振る舞って聖也の手を引っ張って歩き出した。 
    【今の気持ちは知られたくない。惨めすぎる】   聖也は訳がわからないと言う顔をしながら涼子に歩調を合わせた。

    2007-02-10 22:22:00
  • 93:

    名無しさん

    しおり

    2007-02-10 23:50:00
  • 94:

    名無しさん

    早く読みたぃ?

    2007-02-11 01:54:00
  • 95:

    名無しさん

    オモロイです(*´v`人)

    2007-02-11 02:38:00
  • 96:

    名無しさん

    めっちゃ面白い?

    2007-02-11 02:45:00
  • 97:

    マキ◆AIGqOMwlog

    おはようございます? 
    おもしろいって言ってくれて嬉しいです? 
    更新します。

    2007-02-11 08:19:00
  • 98:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「ここのバーでいい?」 聖也は涼子に伺いを立てるように聞いた。 
    「うん。いいよ。」   涼子はこのモヤモヤを消してしまう為に早くお酒が飲みたかった。       《いらっしゃいませ》 今の時間は9時過ぎ。まだ時間が早いためか客は少ない。「窓際の席空いてる?」聖也はバーテンに聞いた。バーはテナントビルの8階。長めのカウンターの後ろに小さいテーブル席が3つ程。その奥の窓際の席はカウンターだが外が見える。夜景…という程綺麗な景色が見えるわけではないがネオンが輝いていた。

    2007-02-11 08:35:00
  • 99:

    マキ◆AIGqOMwlog

    窓側に涼子、聖也は体を少し横向きに座って涼子の顔を見た。 
    「さっきはどうしたの?急にうつむいて黙るからびっくりしたよ」聖也はメニューを涼子に差出しながら問いただす。       「だから!なんでもないって!」メニューに目をやりながら答える。「ブランデーロックで。」涼子はバーテンに言った。     早く酔ってしまいたかった。ワインの酔いでは足りない…もっと飲んで【惨めな想い】を消してしまいたかった。

    2007-02-11 08:46:00
  • 100:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也はカクテルを注文する。やがて目の前に飲み物が置かれた。 
    カチン 本日2度目の乾杯。涼子はブランデーを味わうまでもなく一気に飲む…「ちょ‥ちょっと涼子さん!ペース早すぎるよ」聖也はびっくりして涼子のグラスを持つ手に自分の手を添えた。         「ごめん‥美味しいから一気に飲んじゃった」涼子は聖也の目を見ずに答えた。「美味しいとかじゃなくてやけくそで飲んでるって感じだよ」聖也は涼子の手に手を添えたまま言った。

    2007-02-11 08:58:00
  • 101:

    マキ◆AIGqOMwlog

    さっきまでの楽しいムードはもうなかった。 
    ジャズの流れるバーで重い空気が流れる。     聖也もカクテルを一気に飲み干した。涼子はその様子を見てびっくりした。  【やばい!聖也怒ったのかな?】聖也の右手は涼子に添えられたまま。    視線は涼子を見ずに窓の外。聖也は無言で空になったグラスを置いた。    そして聖也が口を開いた。「ちょっと散歩しようか?出よう」涼子の返事を待つまでもなく聖也は席を立った。

    2007-02-11 09:07:00
  • 102:

    マキ◆AIGqOMwlog

    慌て聖也の後をついて行く。聖也は会計を済まして店の外に出る。バーでの滞在時間、15分程。【店の人は変に思っただろうな】涼子はさらに落ち込んだ気分になった。聖也がエレベータのボタンを押す。無言で‥

    2007-02-11 09:13:00
  • 103:

    名無しさん

    楽しみ?

    2007-02-11 17:31:00
  • 104:

    名無しさん

    あたしも楽しみ?

    2007-02-11 18:31:00
  • 105:

    名無しさん

    あたしも??

    2007-02-11 21:33:00
  • 106:

    マキ◆AIGqOMwlog

    楽しみにしてくれてありがとうございます? 
    更新します。

    2007-02-11 21:54:00
  • 107:

    マキ◆AIGqOMwlog

    エレベータが下から上がってくる。8階で止まった。聖也が乗り込んで涼子があとに続く。聖也は黙ったまま。涼子は心配になって聖也を見上げた。     目が合った瞬間、聖也が手を伸ばした。その手が涼子の頭に触れた。

    2007-02-11 22:00:00
  • 108:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也は身長183 涼子は155。涼子の顔は聖也の胸の当たりになる。    聖也は優しく涼子の頭を自分の胸に引き寄せた。  【えっ?何?】
    怒っていると思っていたので聖也の意外な行為に涼子は言葉を失う…
    「なんでも溜めこまないで、思ってる事は口に出して言ってよ」聖也は小さな子供をなだめるように言った。「うん…」涼子はこう答えるのが精一杯だった。

    2007-02-11 22:13:00
  • 109:

    マキ◆AIGqOMwlog

    そのまま涼子は身を任せていた。抱き合う‥というのとは少し違う。     顔は下を向いて聖也の胸にもたれている。やがて1階に着いた。扉が開く瞬間に聖也は涼子の髪に軽くキスをした。髪にキスなんてたいした事ではない。   でも今の涼子にとってはファーストキスの時のようにすごい事に感じた。   聖也の唇が触れた所がジンジンと熱をもっているようだった…

    2007-02-11 22:22:00
  • 110:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ビルの外はさっきよりも人で溢れている。 
    「涼子さんって案外小さいね」そう言いながら聖也は肩を抱いてきた。    「聖也くんが大きすぎるのよ」と涼子が切り返す。 涼子は心地良さに身を任せていた。【このまま歩いてどこに行くんだろう?】という思いを残しながら身を任せた… 

    2007-02-11 22:30:00
  • 111:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也は涼子のために歩調を合わせてゆっくり歩いた。すれ違った二人組の女が聖也を見て振り返る。   【やっぱり聖也は目立つ】こんな綺麗な男は街でもめったに見かけない。それ程までに聖也は美形だ。  【箱ホスの時は絶対NO1だったんだろうな】そんな風に思いながら歩いていた。そんな時、前から歩いて来た男が聖也に声をかけた。「聖也!久しぶり!」  その男を見た瞬間、聖也の顔から笑顔が消えた…

    2007-02-11 22:45:00
  • 112:

    名無しさん

    ????しおり?????

    2007-02-11 23:44:00
  • 113:

    名無しさん

    気になるぅ??

    2007-02-12 01:12:00
  • 114:

    マキ◆AIGqOMwlog

    気にしてくれてありがとうございます!更新しまーす?

    2007-02-12 07:18:00
  • 115:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也はその男を見て足を止めた。…と同時に肩を抱いていた腕が涼子の体から離れた。 【誰?この人もホストっぽいけど】道の真ん中で立ち尽くす聖也。  「聖也!そんな怖い顔してどうしたんだよ〜」   聖也の態度とは反対に男はニコニコしながら話かけた。「ごめん、涼子さん。ちょっと待ってて」聖也は涼子の肩を押して、端に移動して というジェスチャーをした。  
    【会いたくない相手だったのかな?】涼子はとりあえず道の端に移動する。  男と聖也はそのままの位置で話をしていた。その男も聖也に負けない程目立つルックスだった。 
    すれ違う周りの女達も二人に目を奪われている。

    2007-02-12 07:36:00
  • 116:

    マキ◆AIGqOMwlog

    少し離れて二人の様子を見ている涼子。男は笑っているが聖也の顔は怒ったような表情のまま。     すると聖也が涼子の方に歩いて来て「涼子さん今日時間遅くなって大丈夫?」 涼子は突然の言葉にびっくりする。 
    「えっ?でも約束の時間まであと2時間もないよ?」男に話を聞かれたくないのか、聖也は涼子の耳元まで顔を寄せて「予定変更だよ。帰り遅くなっても大丈夫かな?」時間はある…というより、一緒にいられるならもっと一緒にいたい。 でも聖也は《出張ホスト》だ、何をするにもお金が絡む。

    2007-02-12 07:47:00
  • 117:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「今日は実家に行くって言ってきてるから早く帰らなくてもいいんだけど…」 涼子が気にしているのは時間ではなかった。 
    「OK!じゃあ僕についてきて」聖也が男の待つ方に歩きだした。とっさに涼子は聖也の服を掴んだ。  「恥ずかしいんだけど‥ お金、これ以上ないの。さっき渡した分しか持ってきてなくて」涼子は延長は最初から考えていなかったし、出せる金額は5万が精一杯だった。

    2007-02-12 08:00:00
  • 118:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「今日は実家に行くって言ってきてるから早く帰らなくてもいいんだけど…」 涼子が気にしているのは時間ではなかった。 
    「OK!じゃあ僕についてきて」聖也が男の待つ方に歩きだした。とっさに涼子は聖也の服を掴んだ。  「恥ずかしいんだけど‥ お金、これ以上ないの。さっき渡した分しか持ってきてなくて」涼子は延長は最初から考えていなかったし、出せる金額は5万が精一杯だった。

    2007-02-12 08:01:00
  • 119:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ごめんなさい!二重投稿になってしまいました。 
    見にくくなってすみません。

    2007-02-12 08:04:00
  • 120:

    名無しさん

    アゲ?

    2007-02-12 08:46:00
  • 121:

    名無しさん

    すごい気になる(>_

    2007-02-12 11:20:00
  • 122:

    名無しさん

    あげ?

    2007-02-12 15:29:00
  • 123:

    ?

    しおり??

    2007-02-12 16:52:00
  • 124:

    裕美??

    しおリン?

    2007-02-12 18:44:00
  • 125:

    名無しさん

    ????しおり?????

    2007-02-12 20:08:00
  • 126:

    マキ◆AIGqOMwlog

    あげ?やしおりありがとうございます。更新します。

    2007-02-12 21:09:00
  • 127:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「ああ、違う違う!延長って事じゃないよ」
    聖也は涼子の頭をポンポンっと叩いた。      「じゃあ、時間が過ぎても一緒にいれるって事?」 涼子は聖也の言っている意味が理解できていなかった。 「うん、涼子さんさえ時間があればね。今から何も聞かずについてきてくれる?」涼子はうなづいた。

    2007-02-12 21:15:00
  • 128:

    マキ◆AIGqOMwlog

    少し先にさっきの男が立っていた。こっちを見ている。【あの人も一緒にどこか行くのかな?】
    聖也はまた涼子の肩を抱いて歩きだした。  
    「聖也〜オッケー?」男が聖也に向かって叫んだ。 「大きい声出すなよ!玲」【レイっていうのか、この子】玲も身長は180を越えている。髪型もやはりロング。顔は美形の聖也と違ってワイルド系。【こんな男の事をギャル男っていうのね】涼子は今時の男を目の前にしてまた緊張していた。

    2007-02-12 21:28:00
  • 129:

    マキ◆AIGqOMwlog

    若くてかっこいい男二人と一緒に街を歩く。    聖也は涼子の肩を抱いたまま。【玲って子、変に思ってないかな?】玲と聖也は黙ったまま歩いている。 涼子も自然と無口になる。そして、しばらく歩いてあるビルの前で玲と聖也が足を止めた。【えっ?このビルの中に何があるの?】 涼子は二人の雰囲気に圧倒されて、言葉が出せないでいた。そして無言のままエレベータに乗る。3階に着いた。そして玲が黒い扉を開けた。 
    『いらっしゃいませ〜ぃ』

    2007-02-12 21:39:00
  • 130:

    名無しさん

    早く書いて?めっちゃ気になる?

    2007-02-12 23:54:00
  • 131:

    名無しさん

    かいて??

    2007-02-13 00:15:00
  • 132:

    名無しさん

    もったいぶった小説書くなホス狂いのおばはんが

    2007-02-13 00:27:00
  • 133:

    名無しさん

    続きがきになる?

    2007-02-13 00:46:00
  • 134:

    名無しさん

    潰しきにせずがんがれ??

    2007-02-13 02:30:00
  • 135:

    名無しさん

    今初めて読みました!おもしろいし更新楽しみにしてます!頑張って下さい!(o>∀

    2007-02-13 03:25:00
  • 136:

    マキ◆AIGqOMwlog

    応援ありがとうございます。>>134フィクションなんで私の実体験じゃないです(笑)? 更新します。

    2007-02-13 06:58:00
  • 137:

    マキ◆AIGqOMwlog

    黒い扉が開いた先は… 
    ホストクラブ…     「涼子さん、さっきお金の事気にしてたけど大丈夫だからね」聖也は耳元でささやいた。 
    涼子は意味がわからなかった。出張ホストを呼んで、なぜその男と一緒にホストに来ているのだろう?  普通に考えればおかしな展開だ。いつのまにか玲の姿が消えていた。     「聖也くん、さっきの玲って子はどこに行ったの?」店に入ってすぐ姿が見えなくなった玲。「ああ、あいつならすぐ来るよ」   奥の席に案内された二人。

    2007-02-13 07:08:00
  • 138:

    マキ◆AIGqOMwlog

    【ほんとに大丈夫なのかな?私客なのに】 
    初めて呼んだ出張ホストでのこの展開。【私騙されてるのかな】遊ぶ事に慣れていない涼子は不安になっていた。そんな思いが頭をよぎって楽しめない涼子。 「玲、この人涼子さんっていうんだ」  
    「涼子さん?よろしく、玲です。一応NO、1やってます」玲は自己紹介をした。やはりNO、1…   涼子は「すごいね〜かっこいいもんね」ありきたりな返事を返した。

    2007-02-13 07:33:00
  • 139:

    マキ◆AIGqOMwlog

    3人でたわいもない話をする。その会話の中で聖也が元々この店で働いていた事がわかった。【そういえば3カ月前まで箱にいたって言ってたなあ】涼子は先程のステーキハウスでの会話を思い出す。      でもなんで自分がここに連れて来られたのかわからない。道で玲に会った時の聖也の怒ったような顔も心に引っ掛かっていた。

    2007-02-13 07:44:00
  • 140:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也の姿に気付いて他のホスト達が挨拶をする。  「聖也さん、お久しぶりです」なんとなくバツが悪そうな顔で「おぅ!久しぶりだな」と聖也。     しばらくして玲が他のテーブルに呼ばれて聖也と二人になった。それを見て他のホストがヘルプに来た。 「ごめん、ヘルプはいいよ。あっちのテーブルの客、放置になってるぞ」   寂しそうに一人酒を飲む女がいる。年は涼子と変わらない感じ。       「私なら一人で来る勇気ないな」とボソッと言った。「だいたいみんな一人で来てるよ」【そんなものなのか】涼子が遊んでいた時代は、だいたいが友達同士で来店する女ばかりだった。「みんな寂しいんだよ。ここは癒しの空間だからね」10年という月日は長い。 確かに今は寂しい女が多い。涼子も含めて…

    2007-02-13 08:24:00
  • 141:

    ?

    ぉもろレ1?
    しおリン???

    2007-02-13 11:26:00
  • 142:

    名無しさん

    ∪ぉり?

    2007-02-13 13:09:00
  • 143:

    裕美

    しおリ?

    2007-02-13 13:31:00
  • 144:

    マキ◆AIGqOMwlog

    裕美さん、?さんいつもありがとうございます? 
    他の方もしおりありがとうございます!少しですが更新します。

    2007-02-13 14:30:00
  • 145:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「確かに寂しい女が多いよね」涼子はせつなそうに言った。 
    「涼子さんも寂しいから僕を呼んだんでしょ?」  心の中を見透かされたような感じ。しかし今までの涼子の様子を見ていると誰にでもわかる事だろう。 

    2007-02-13 14:34:00
  • 146:

    マキ◆AIGqOMwlog

    時間がたつにつれて客が次々と入って来る。 
    いかにも常連といった感じの女や、恐らく初回だろう、オドオドしている女もいる。ヘルプも無く、席には聖也と二人。 
    すると何やら周りが騒がしくなってきた。客の視線が聖也に集まりだした。 
    一人の客が近づいてきた。「聖也じゃない!なんでいるの?戻ってきたの?」

    2007-02-13 14:40:00
  • 147:

    マキ◆AIGqOMwlog

    そう言って話しかけてきたのは、かつての聖也の客だった。 
    「違うよ。今日は客として来てるんだよ」聖也の困った顔… 
    「客〜?じゃあそこの女は誰なの?」少々酔っぱらい気味の女が涼子に絡み出す。「彼女〜?なわけ無いか。おばさんじゃん」   涼子は何も言い返せずに小さくなっていた。

    2007-02-13 14:47:00
  • 148:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「お前酔ってるのか?この人に失礼だろ」聖也が涼子をかばう。 
    その騒動に気付いたその店の店長が飛んできた。  「とりあえずこっちに来て」そう声をかけられ、移動する。聖也と一緒に案内されたのはVIPルームだった。

    2007-02-13 14:51:00
  • 149:

    名無しさん

    ????しおり?????

    2007-02-13 14:56:00
  • 150:

    裕美??

    しおリン?主サン頑張ッてネ(人´3`?)?

    2007-02-13 15:57:00
  • 151:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>152さん裕美さんありがとうございます?
    更新します。

    2007-02-13 21:57:00
  • 152:

    マキ◆AIGqOMwlog

    VIPルームのソファーに聖也がドカッと座る。  この席からはもうさっきの女は見えない。     「涼子さん、ごめんね。酔っぱらいの言う事だから気にしないで」聖也が気を使う。 
    【惨めだ、惨めすぎる】 なぜ見ず知らずの女にバカにされなくてはならないのか…若いという事がそんなに偉いのか。予想外の女の言動に悔しさがこみあげてくる。 
    「泣かないでよ、涼子さん」いつのまにか涙が流れていた。

    2007-02-13 22:07:00
  • 153:

    マキ◆AIGqOMwlog

    泣くつもりなどなかった。悔し涙と惨めな思い。  「ごめん、私もう帰るね」涼子が席を立とうとした。聖也が涼子の肩を両手で持って席に座らせる。   「なんで帰るの?今帰ったら嫌な思い出だけが残るよ」聖也の言う通りだ。  そんなやり取りをしていると玲がVIPルームに入ってきた。 
    「なんでVIPにいるの?」玲のいた席からは先程の騒動は見えなかったようだ。「ちょっと…ね」聖也が怒り口調で答えた。   「で、オーナーは?」ぶっきらぼうな聖也。    玲はオーナーから《聖也を見つけたら店に連れて来い》と何度も言われていた。聖也と玲は犬猿の仲だった。そんなオーナーの頼みがなければ玲は聖也を見かけても素通りしていただろう。

    2007-02-13 22:25:00
  • 154:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子はそんなやり取りを見て帰るタイミングを失っていた。【オーナーが話があるって事は部外者の私はいない方が…】やはり帰った方が良さそうだ。    すると、聖也が顔を近付けてきて耳元で言った。  「涼子さんは僕の彼女って事にして!本名は直樹だから話合わせね」     「???」【彼女?どう考えても無理があるでしょ】涼子が「ちょっとそれは無‥」言いかけたところでオーナーが顔を出した。

    2007-02-13 22:36:00
  • 155:

    名無しさん

    毎回読んでます?頑張ってください??

    2007-02-13 22:56:00
  • 156:

    名無しさん

    あげ

    2007-02-13 23:04:00
  • 157:

    名無しさん

    まだかぁ〜

    2007-02-14 05:56:00
  • 158:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>158さん、頑張ります?あげてくれた方、待っていてくれてる方ありがとうございます。更新します?

    2007-02-14 07:17:00
  • 159:

    マキ◆AIGqOMwlog

    オーナーが入って来ると玲は静かに席を外した。  オーナーと言っても涼子よりも年下であろう、まだ若い。【嫌だなぁ、彼女なんて言ってどうするつもりだろう】オーナーがソファーに座る。 
    涼子の方をチラッと見ながら「久しぶりだな、聖也。元気にしてたか?」さすがオーナーだ。落ち着きがある雰囲気で話を始める。 「はぁ…元気ですけど… なんか玲に無理やり連れて来られて」ちょっと困った顔の聖也。       「はははっ!無理やりか、ごめん、ごめん。俺が玲に頼んでいたからなぁ」  タバコに火をつけながらオーナーが笑う。

    2007-02-14 07:33:00
  • 160:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也もタバコに日をつける。「聖也に電話したらお前、番号変えてただろう。捜してたんだよ、お前を」 【聖也いったい何したの?捜してたって…】話が深刻になりそうで涼子は居心地が悪かった。 
    「僕捜されるような事してませんよ!とんだ訳じゃないし」聖也が険しい顔で言う。          「そう怒るなって。聖也と話がしたかっただけだから」 
    「なんの話があるんですか?僕デートの途中で連れて来られたんですけど」  オーナーの視線が涼子に向けられた。

    2007-02-14 07:45:00
  • 161:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「そちらの方はお客さんか?」頭から客と決めつける。  
    「違います。僕の彼女です。最近付き合い始めたんです」聖也はたんたんと話す。オーナーが疑うような目で涼子に 「本当にお付き合いしているんですか?」と聞いた。 
    【さっき話合わせてって言われたしなあ】     仕方なく「はい。先月からお付き合いしてますけど」…と答えた。      「そうか、彼女ができたのか。ずっといなかったもんな、お前」目が信用してないと言っていた。    「もう帰っていいですか?彼女に迷惑かかるし」  聖也が席を立とうとタバコの火を消す。      「まあ慌てるなって。彼女が横にいるなら一緒に話を聞いてもらうよ」    【彼女じゃないのに…」 とりあえず彼女のフリをして聖也の横でじっとしていた。

    2007-02-14 08:03:00
  • 162:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「なぁ聖也、お前うちに戻る気はないか?」 
    オーナーが2本目のタバコに火をつけながら話出す。「えっ?なんですか、いきなり!」聖也はだいたい話の予想はついていたものの、びっくりしたフリをした。 
    「やっぱりお前の人気はすごかったよ。店の売り上げガタ落ちでさぁ、助けてくれよ」オーナーは聖也に媚びを売るようなしゃべり方で話した。

    2007-02-14 08:14:00
  • 163:

    名無しさん

    ?+?。゚?しぉり+。?*゚?。

    2007-02-14 13:18:00
  • 164:

    名無しさん

    めっちゃ好き?頑張って?

    2007-02-14 17:02:00
  • 165:

    名無しさん

    あげ

    2007-02-14 20:55:00
  • 166:

    名無しさん

    ????しおり?????

    2007-02-15 00:14:00
  • 167:

    名無しさん

    まぢおもしろい?('?'ノ)ノ

    2007-02-15 01:04:00
  • 168:

    名無しさん

    あげ

    2007-02-15 02:54:00
  • 169:

    マキ◆AIGqOMwlog

    皆さんありがとうございます?応援すごい嬉しいです!更新します?

    2007-02-15 07:03:00
  • 170:

    このはなし好きやから最近朝に夜遊びくるようになったよ

    2007-02-15 07:14:00
  • 171:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也はオーナーの媚びるような目つきにゾッとした。かなり大きな箱の店のオーナーだ。縦の繋がり、横の繋がり、色々な知り合いがいる。         もう聖也は店をやめているのだから適当にあしらってこの場を離れる事もできる。しかし…粘着質な性格のオーナーは何をしてくるかわからない。事実聖也が店をやめる時もかなり揉めた。まだやめて3カ月しかたっていないのにもう、戻って来てくれと言っている。オーナーは聖也をあきらめていなかった。

    2007-02-15 07:14:00
  • 172:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>173さん、朝早いのに見に来てくれてありがとうございます。これからも朝から頑張りますね?

    2007-02-15 07:17:00
  • 173:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也は黙ったまま… 
    「お前のお客さぁ、かわりの奴じゃダメらしくてみんな店から離れて行ってさあ」オーナーはさらに媚びるように言った。     「でも僕もう昼の仕事してるし、彼女の為にも夜には戻りたくないんです」聖也は涼子の方をチラッと見ながら言った。      オーナーは「彼女ぉ〜聖也、彼女の為に戻りたくないって言ってるけど彼女の意見はどうなの?」話が涼子に振られた。【私彼女じゃないのに!どう答えたらいいの】涼子は返事に困って何も答えられずにいた。 オーナーは涼子の返事をあきらめて聖也に話を戻す。「彼女の為とか昼の仕事が大事とか言ってさぁ、仕事今何やってんの?」   聖也が出張ホストをしている事は知らないようだ。 「普通の会社で営業してますよ」少しバツが悪そうな聖也。出張ホストの事を知られたら話はもっとややこしくなりそうだ。 

    2007-02-15 07:35:00
  • 174:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「普通に営業やってんのか?その髪の毛で?嘘だろ〜」聖也の現役ホストと間違われてもおかしくないぐらい長い髪を指摘した。  オーナーは信用していないという態度…      「髪は関係ないですよ。自由な会社なんで」事実聖也は昼に仕事をしている。 デザイン会社だが、社員ではないので結構自由だ。 「で?どこの会社に勤めてんの?」オーナーは疑いの目をしながら聞いた。  「どこって…普通の会社ですよ」会社の場所や名前を知られたら待ち伏せをされるかも知れない。    「言いたくないかぁ〜まあいいや。でもな‥聖也これだけは言っておく」オーナーの顔つきが変わり「ホストを上がるといってやめたのに他の店に勤めるって事だけはやめてくれよ」  やはり経営者だ‥独自の迫力で念を押す。     「わかってますよ。もう戻る気はありません」聖也はきっぱりと言い切った。

    2007-02-15 07:54:00
  • 175:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「あんまりしつこく話をしたら彼女も迷惑だろうから俺は向こうに行くよ」オーナーが立ち上がった。  聖也はホッとしたような顔をする。「携帯の番号教えてくれないよな〜?」オーナーはいったん背を向けたが振り返って聖也を見た。「いや…それはちょっと‥」せっかく店をやめると同時に番号を変えたのに教える訳にいかない。    「わかった、わかった。そんな顔するなって」そう言いながらオーナーはVIPルームを出て行った。

    2007-02-15 08:06:00
  • 176:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「ごめんね、涼子さん。嫌な役させちゃって」聖也は涼子の手を握りながら話した。          「嫌な役っていうか、私が彼女じゃないってわかってたと思うけど」普通に考えても異色なカップルだ。 「今年上ブームだから大丈夫だよ!」聖也がイタズラな目をしながら笑った。 「優しいね、聖也くんは‥」広いVIPルームで若い男に甘える‥涼子はそんな状況に酔いしれていた。

    2007-02-15 08:16:00
  • 177:

    名無しさん

    好き??

    2007-02-15 11:05:00
  • 178:

    某作者

    すごい面白いです?私も今この板で小説を書いているんですが、お互い頑張りましょうね?

    2007-02-15 11:08:00
  • 179:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>181さん好き?って照れるなぁ? 
    >>181さんも書いてるんですね?初めての小説なんで大変ですが頑張ります! 今日中にまた更新しますね?

    2007-02-15 11:40:00
  • 180:

    マキ◆AIGqOMwlog

    すみません、>>180さんと >>181さんです?

    2007-02-15 11:44:00
  • 181:

    ぃぉり?

    好き?頑張って?

    2007-02-15 13:49:00
  • 182:

    あみ

    今1番更新楽しみにしてますっ?全くの作り話ですか?

    2007-02-15 17:56:00
  • 183:

    マキ◆AIGqOMwlog

    いおりさんありがとう? あみさん、更新楽しみにしてくれて嬉しいです? 
    全くの作り話です?書きながらその場で考えてますよ。更新しまーす?

    2007-02-15 21:08:00
  • 184:

    マキ◆AIGqOMwlog

    【このまま時間が止まればいいな】涼子は幸せにひたっていた。       そんな涼子を優しく見つめていた聖也だが「ねぇ、オーナーも向こうに行ったしもうこの店に用はないよ。出よう」また聖也が涼子の髪にキスをした… 
      《幸せ》またキスされた髪の一部が熱くなる。

    2007-02-15 21:16:00
  • 185:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也は店長や従業員にペコリと頭を下げると店に背を向けた。玲がその様子を見て駆け寄ってきた。   「お前結局どおすんの?戻ってくんのかよ!」聖也が戻ってきたらNO、1は維持できない。       「戻らないよ。オーナーにもはっきり言ったよ」玲はホッとしたという顔をした。「じゃあな!」涼子と二人でエレベーターに乗りこんだ。

    2007-02-15 21:23:00
  • 186:

    マキ◆AIGqOMwlog

    エレベーターが1階に到着する。「僕がオーナーと話をしている間に涼子さんにはホスト遊びをしてもらうつもりだったのにな。変な女が絡んできたから台無しになっちゃったね」聖也は残念そうに言った。   「ホスト遊びなんてしなくてもいいよ。オーナーとの事はほんとに大丈夫なの?」オーナーの迫力に涼子は心配になっている。   「ん‥まぁ大丈夫だよ。戻らないって言い切ったし」そんな会話をしながらも聖也の腕は涼子の肩を抱いていた。時間がたつにつれて人が多くなる街。    すれ違う女達は聖也を振り返る。【気分いい!】  誰も金で男の時間を買っているとは思わないだろう。女達のうらやむような視線を無視して聖也の腰に手を回した。

    2007-02-15 21:39:00
  • 187:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「僕の用事で時間とらせちゃったけど、これからどうする?」そう言われて涼子は腕時計に目をやった。 時間は10時20分ぐらい‥ 遅くなっても大丈夫と聖也に言ってみたものの、やはり朝帰りをする訳にもいかない。実家に帰ると嘘をついて来たが、母が家に電話をかけるかも知れない。 母には口裏を合わすようには言ってこなかった。  嘘は電話1本でばれてしまう。

    2007-02-15 21:47:00
  • 188:

    マキ◆AIGqOMwlog

    本当はもっと聖也と一緒にいたい。今日このまま帰ってしまうと次はいつ会えるのかわからない。    涼子の頭の中で天使と悪魔が戦っているようだった。《このまま家に帰らなくてもばれないよ》     《早く帰らないと旦那にばれるよ》涼子はしばらく無言で考えた。

    2007-02-15 21:53:00
  • 189:

    マキ◆AIGqOMwlog

    しばらく考えて涼子は家庭をとる事にした。    若い時なら後先考えずに行動したが今は守りに入ってしまっていた。     「一緒にいたいけどやっぱり電車のあるうちに帰るわ」涼子はキッパリと言った、迷わないようにキッパリと… 

    2007-02-15 21:59:00
  • 190:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「そっかあ、残念!無理に引き止める事はできないしね」聖也は涼子の顔を覗き込んだ。        そしてそのまま言葉を続けた。「でも今日って僕のせいで少ししか二人でいられなかったから、後日仕切り直しって事で!」    【仕切り直しってお金は?】涼子のそんな思いは顔に出ていたのだろう。聖也は「次はお金はいらないよ。4時間の予定なのに食事しただけで終わっちゃったし」確かにホストとしての仕事は食事の時間だけだった。

    2007-02-15 22:08:00
  • 191:

    名無しさん

    今最初から読んだけど続きがめちゃめちゃ気になる↑↑頑張ってください\(^_^)/

    2007-02-15 23:24:00
  • 192:

    いず

    めっちゃおもしろぃ???頑張って下さい??
    楽しみに待ってます?

    ???しおり???

    2007-02-16 00:44:00
  • 193:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>194さん、いずさんありがとうございます? 
    更新します!

    2007-02-16 07:35:00
  • 194:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「とりあえず駅まで送って行くよ」涼子の肩に回された手が1度離れた。そして聖也は涼子の手をとり「手つなごう!」と指を絡ませてギュッと握った。   この日何度目の幸せだろうか…          相変わらずすれ違う女達は聖也に熱い視線を送っていた。 

    2007-02-16 07:44:00
  • 195:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「わかった。聖也くんがいいなら私はまた会いたいし。お言葉に甘える事にするね」その言葉を聞いて聖也は、うんうんとうなずいた。「じゃあね!今日は短い時間で色々あったけど」聖也が手を差出した。   涼子も手を差出して握手をした。「私の方こそありがとうね。またね」    くるりと後ろを向き改札へと涼子は歩きだした。

    2007-02-16 08:25:00
  • 196:

    マキ◆AIGqOMwlog

    本当に短い時間で色々あった。幸せの絶頂にいたと思ったら酔っぱらいの女の暴言で傷ついたり…聖也の彼女のフリをさせられたり。涼子は電車の椅子に座りながらさっきまでの時間を思い出していた。     さっきまで繋いでいた手をじっと見る。【何回も手を握ってくれたなあ】   今夜はいい夢が見れそうだ。【次また会える】電車中で一人幸せに浸っていた。

    2007-02-16 08:34:00
  • 197:

    名無しさん

    ???????しおり???????

    2007-02-16 13:29:00
  • 198:

    ぃぉり?

    好きやからあげ???

    2007-02-16 13:50:00
  • 199:

    名無しさん

    ????しおり?????

    2007-02-16 20:34:00
  • 200:

    ?

    しおリ??
    レ1つも楽しみレニ
    してますよ??
    頑張って下さレ1??

    2007-02-17 00:27:00
  • 201:

    マキ◆AIGqOMwlog

    いおりさん、?さんその他、しおりしてくれた方ありがとうございます? 
    更新します。

    2007-02-17 07:08:00
  • 202:

    ?

    おお?
    今からやあ???
    頑張って下さレ1??

    2007-02-17 07:13:00
  • 203:

    マキ◆AIGqOMwlog

    電車に揺られて30分。涼子はいい気分のままで家に向かって歩いていた。   【11時前かぁ、あの人寝てるかな?】夫の仕事は朝が早い。【先に寝ててくれたらいいけど】      今日はたとえ夫でも誰の顔も見ずに眠りにつきたかった。さっきまでの幸せにもっと浸っていたかった。

    2007-02-17 07:14:00
  • 204:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ?さん、朝早くから見てくれてどうもです!    続き書きますね?

    2007-02-17 07:15:00
  • 205:

    マキ◆AIGqOMwlog

    家の鍵を開ける。中に入るとリビングだけ明かりがついていた。       誰もいない。夫はもう寝室で眠りについているようだ。夫が起きていなくて良かった。家を開けていた事で文句など言われないが、夕食は何を食べたなど、聞かれて会話するのが煩わしかった。         今は聖也の事だけを考えていたい… 

    2007-02-17 07:21:00
  • 206:

    マキ◆AIGqOMwlog

    シャワーを軽く浴びてソファーに座り、飲みかけのワインを冷蔵庫から持ってくる。【今日はずっとドキドキで飲んだような気がしないなあ】        白ワインをグイッと喉に流し込む。なんだかやっと落ち着いたような気がした。【さっき別れたばかりなのにもう会いたい‥】   頭の中は聖也でいっぱいだった。

    2007-02-17 07:27:00
  • 207:

    マキ◆AIGqOMwlog

    しばらくワインを飲んで涼子も眠りにつく。ダブルベッドで横には何も知らない夫が眠っている。    「あなた、ごめんね」手で夫の頭を軽く撫でると背中を向けて涼子は横になった。これも浮気になるのだろうか?気持ちだけを考えると完全に浮気だった。

    2007-02-17 07:33:00
  • 208:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子は淡い恋心を胸に抱いたままその後の日々を過ごしていた。       聖也に会った日から1週間がたっていた。     【あれからメールの1つも来ない‥】聖也は忙しいだろうから迷惑をかけないように涼子からは連絡をしていない。聖也のあの日の約束は嘘だったのだろうか。【結局社交辞令か‥普通に考えてお金がいらないなんておかしいよね】    もうこの間までの幸せな気分は消えていた。

    2007-02-17 07:42:00
  • 209:

    名前出してもらえると嬉しいね??
    やっぱ面白い?

    2007-02-17 15:18:00
  • 210:

    ?


    しおリン??

    2007-02-17 17:15:00
  • 211:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>213さん、登場人物とお名前一緒なんですか?  ?さんしおりありがとうございます。更新します?

    2007-02-17 20:30:00
  • 212:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也に初めて会った日からさらに日が過ぎ、もう2週間。涼子は日々イライラがつのっていた…     聖也のHPを覗く。ブログも特に更新されていない。ランキングは相変わらず5位のまま。       【今更私の方から連絡しずらいな】聖也は次はお金はいらないと言ってみたものの、やはり行動に移すのが面倒なのかも知れない。 いや、ひょっとして私のアドレスが携帯から消えてしまったのかも…     色々な想いが頭をよぎる。

    2007-02-17 20:40:00
  • 213:

    マキ◆AIGqOMwlog

    あれこれ考えた結果1度だけ聖也にメールを送る事にした。アドレスが消えて連絡できないのかも‥そちらの理由を自分で無理やりこじつけてみた。     迷惑に思われないようなメール。
    《こんにちは、涼子です。聖也くん元気にしてますか?》本当に挨拶程度。  アドレスがわからなくなっているのならこれでメールが来るはずだ。

    2007-02-17 20:46:00
  • 214:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子は昼前にメールを送った。それからしばらく時間がたったがまだ返事は来ない。【やっぱり後から考えてみて嫌になったのかもね】それならそれでお金を払ってもいいのに…涼子はどうしても聖也に会いたかった。気を取り直して部屋の掃除をする事にした。  寝室の掃除が終わりリビングに放りっぱなしの携帯を見る。【メールがきてる!聖也?】慌てて携帯を開いた。

    2007-02-17 20:56:00
  • 215:

    マキ◆AIGqOMwlog

    メールは聖也からだった。「久しぶり!ごめんね。携帯壊れてメモリー全部とんだんだよ。SDカードに入れてなかったからアドレスわからなくなってね」   嘘か本当かはわからない。でもこれでとりあえず聖也と連絡はついた。    涼子の目からは涙が流れていた‥嬉し涙?とにかくホッとした瞬間涙が自然に流れていた。

    2007-02-17 21:05:00
  • 216:

    伊織

    毎日見てます?もぉ病気かも?
    お礼みたいに書いてくれてるレスで主さんからいおりって書いてあったから嬉しいなって??

    2007-02-18 03:15:00
  • 217:

    ?

    分かル??ワラ
    泣きそおレニなル?ぷ
    今、めナニロ2楽しレ1
    小説です??
    毎回ナニのしみレニ
    してます????

    しおリン??

    2007-02-18 07:08:00
  • 218:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>213さんは伊織さんだったんですね?楽しみにしてくれて嬉しいです? 
    ?さん、いつもありがとうございます?      更新します。

    2007-02-18 07:34:00
  • 219:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子がメールを送るとその日のうちに返事が来た。 ‥という事は携帯が壊れてアドレスがわからなくなったというのもまんざら嘘でもなさそうだ。 
    2週間も音信不通で嫌がっているのならわざわざ返信はしてこないだろう。  「携帯壊れちゃったの?大変だったね。連絡なかったから嫌われたかなって思ったわ」涼子は気を落ち着けてから返事をした。

    2007-02-18 07:44:00
  • 220:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也からすぐに返事が来た。「ねぇ、電話で話さない?」涼子は心が踊った。 普段、電話は苦手な涼子だがこの時ばかりは例外だった。待ちに待った聖也からの連絡。声が聞きたい。 「うん、私も話したい。電話番号は〇〇〇‥」すぐに番号を入れて返信する。

    2007-02-18 08:04:00
  • 221:

    マキ◆AIGqOMwlog

    メールを返信してすぐに寝室に移動する。 
    よけいな物を置いていない殺風景な寝室だが落ち着いて話をするには最適の場所だった。        しばらくして涼子の電話が鳴った。知らない番号。 聖也からだった。

    2007-02-18 08:21:00
  • 222:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「もしもし‥」やはり電話は苦手だ。顔が見えない分、緊張する。 
    いや、顔が見えていても緊張はする。2週間ずっと想い続けた感情が爆発しそうになる。        「涼子さん?良かったぁ〜、ほんと連絡先わからなくなったから焦ったよ」  明るい聖也の声。涼子は嬉しさと緊張で声が震えるのを隠して 「そっかぁ、思い切って私から連絡して良かったわ」しばらくそんなやり取りが続き、涼子の感情も少しづつ落ち着いていった。

    2007-02-18 08:32:00
  • 223:

    ?


    しおり??やっぱリ
    今ロ1番おもろい
    小説やわあ??

    2007-02-18 19:01:00
  • 224:

    名無しさん

    はやく更新して???

    2007-02-18 21:32:00
  • 225:

    みーこ?

    はぢめて読んだけど
    気になるからあげます?

    頑張って書いて下さいね?

    2007-02-19 00:08:00
  • 226:

    名無しさん

    ????しおり?????

    2007-02-19 00:40:00
  • 227:

    名無しさん

    しおりん

    2007-02-19 06:45:00
  • 228:

    マキ◆5s4vgKv1uw

    ?さん、楽しみにしてくれてありがとう?     みーこさん初めまして? これからも見てください?他待っててくれた方、今から更新します?

    2007-02-19 06:48:00
  • 229:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也は連絡ができなかった言い訳を一通り言い終わると本題を切り出した。  「で、涼子さん、今度会う日だけど‥いつ空いてる?」涼子が1番待っていた言葉。          「昼間ならいつでもいいけど。夜は少し前から主人に出掛ける事を言わなきゃダメだから1週間後ぐらいかな。」聖也の誘いが嬉しいからと言って《じゃあ今夜》と言う訳にはいかない。

    2007-02-19 06:59:00
  • 230:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「昼間なら明日でも大丈夫?」聖也はいきなり明日と提案してきた。     まさか明日なんて‥しかも昼間‥         「明日?大丈夫だけど聖也くん、仕事は休み?」  急な誘いに涼子は夢の中にいるようだった。ついさっきまでは2度と聖也に会えないかも‥と悲しみのどん底だったのに。     「休みっていうか休むよ。最近忙しくて休みとってなかったからさ」     【私の為に休んでくれる】涼子の頭の中はもう明日の事でいっぱいになっていた。「聖也くんがいいなら明日会いたいわ」2つ返事でOKした。

    2007-02-19 07:14:00
  • 231:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「じゃあ、明日12時にこの前の待ち合わせ場所と同じ所でいい?」昼間のデート。どんなデートになるのだろう‥         「うん。わかった。じゃあ、明日12時ね」涼子は嬉しさで声が震えそうになるのを悟られないように落ち着いて返事をした。    約束をして電話を切った。涼子はベッドに腰かけながら話をしていたがそのまま後ろにドスンと倒れこんだ。天井を眺めながら気分はまだ夢の中…      【明日聖也くんに会える。夢じゃないよね】    両手で頬をピシャリと叩いてみる。夢の中にいる自分に気合いを入れた。

    2007-02-19 07:25:00
  • 232:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子は幸せな気分に浸りながら淡々と家事をこなしていく。         後は夕食の買い物に行くだけ。夫への罪悪感もあってか今夜はいつもより豪華な夕食を作ろうと献立を考える。でも涼子の頭の中は夕食の献立より明日への期待で溢れていた。
    【明日何を着ていこう】 気分はまたもや16才まで戻っていた。初めて男の子とデートした16才の頃もこんな気持ちだったような気がする‥

    2007-02-19 07:36:00
  • 233:

    マキ◆AIGqOMwlog

    そして当日の朝。    夫を送り出し、テレビを見ながらコーヒータイム。 何げなくテレビを見ているとワイドショーで若いアイドルがスクープされた記事を紹介している。    《アイドルグループの〇〇君!年上女優と熱愛!》 15才もの年齢差があるらしい。半同棲しているとまで報じられていた。    「こんな話、芸能界だから成り立つのよ」涼子は独り言をポツリとつぶやく。 若い男に夢中になってのめりこんでもいつかは捨てられるのに‥テレビの中の2人を見て涼子は自分自身の気持ちにブレーキをかける気持ちで2人の熱愛を否定していた。

    2007-02-19 07:52:00
  • 234:

    ??なお??

    しおり

    2007-02-19 17:06:00
  • 235:

    ☆☆伊織☆☆

    面白い♪♪

    2007-02-19 18:21:00
  • 236:

    名無しさん

    あげ

    2007-02-19 19:51:00
  • 237:

    名無しさん

    ????しおり?????

    2007-02-19 22:35:00
  • 238:

    しおり

    2007-02-19 22:46:00
  • 239:

    いず

    毎日読んでます???
    更新が楽しみぃ??

    ????しおり?????

    2007-02-20 01:01:00
  • 240:

    マキ◆6GF2TbjtAE

    なおさん?伊織さん?いずさん?☆さん他、書き込みしてくれた方ありがとうございます!更新します?

    2007-02-20 13:12:00
  • 241:

    マキ◆AIGqOMwlog

    そうこうしてる間に家を出る時間になった。    「遅刻しないように行かなきゃね」心が浮き足だっているのか思わず独り言が出る。クリーニングが仕上がってきたばかりのワンピースを選ぶ。【時間があったら服買いに行ったのにな】なるべく明るく若い服で行きたかったが仕方ない。 そして用意が整うと急いで家を出た。

    2007-02-20 13:19:00
  • 242:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也はお金はいらないと言っていたが、やはり何があるかわからない。    涼子はバックに5万円を忍ばせていた。遊びのお金は独身時代の貯金を崩していた。家の預金なんて手をつけてしまっては夫に対して罪悪感ではすまなくなってしまう… 

    2007-02-20 13:23:00
  • 243:

    マキ◆AIGqOMwlog

    初めて聖也と待ち合わせた時のような緊張感はない。今の気持ちは緊張とは違う‥遠距離恋愛の彼に会いに行くような気分‥と言った方が正しかった。    ドキドキ、ドキドキ。  そしてその気持ちを上回るようにワクワクといった気持ちが湧き上がる。   【もうすぐ会える!】

    2007-02-20 13:29:00
  • 244:

    マキ◆AIGqOMwlog

    電車が目的地に到着した。早足で歩く。 
    聖也はたぶん先に来ている…なんとなく直感だったが、そう思った。約束の時間より10分早い。     今日は自分が聖也を待ちたい。そんな思いでより一層早足で歩いた。

    2007-02-20 13:37:00
  • 245:

    マキ◆AIGqOMwlog

    そして待ち合わせ場所に到着。そこを見るとひときわ目立つ男が一人。    やはり先に待っていた。 【時間にルーズも困るけど私が待ちたかったな】  彼氏を待つという気分を味わいたかった。     「聖也くん!お待たせ」 聖也も涼子に気付いて笑顔になった。         《やっと会えた》  緊張はしていなかったはずなのに、目の前にいざ聖也がいるとドキドキが止まらなかった。 

    2007-02-20 13:44:00
  • 246:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「涼子さん、今日もお洒落だね。似合ってるよ」  聖也がすかさず涼子を褒めた。涼子は恥ずかしくなって下を向く‥      「さっ!行こうよ。向こうに車を止めてあるんだ」 涼子の手を取り聖也は歩き出した。        「車なの?ちょっとびっくりした」 
    「ドライブしようと思って昼って言ったんだよ」  聖也は涼子の目を見ながら優しく微笑んだ。

    2007-02-20 13:54:00
  • 247:

    ?????

    しおリ??

    2007-02-20 17:24:00
  • 248:

    名無しさん

    しおりぃぃ??

    2007-02-21 03:16:00
  • 249:

    名無しさん

    2007-02-21 07:11:00
  • 250:

    名無しさん

    こっちまでドキドキする?
    おもしろい?ドラマにして見たい

    2007-02-21 07:15:00
  • 251:

    マキ◆AIGqOMwlog

    応援ありがとうございます?>>254さん?文章力に自信がなかったのですがドキドキしてくれて嬉しいです? 更新します!

    2007-02-21 07:46:00
  • 252:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也の長く細い指が器用にハンドルを操る。    車を運転するだけでこんなに絵になる男は他にはいないだろう。涼子はせっかくのドライブなのに景色に目もくれずに聖也の方ばかり見つめていた。     「涼子さん!そんなに見つめないでよ〜運転しにくいよ‥」聖也の言葉で我に返る。「ごめん、聖也くん。気持ち悪いよね?」   涼子は慌てて視線を景色に持っていった。     「まあ、僕っていい男だから仕方ないか〜」聖也は冗談ぽく笑った。     その一言のおかげで恥ずかしい気持ちが薄れていった。こちらの気持ちを傷つけずにフォローをする。  容姿がいいだけでは勤まらない夜の世界…気配りもできるからこそ、聖也はNO.1だったのだろう。 

    2007-02-21 08:51:00
  • 253:

    名無しさん

    これを書いてるおまえは天才だあ?

    2007-02-21 16:49:00
  • 254:

    名無しさん

    私までセイヤに恋しそう?

    2007-02-22 06:03:00
  • 255:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>260さん嬉しい事言ってくれますね〜?でも天才じゃないです?毎回必死に考えてますよ? 
    >>261さん聖也が現実にいたら私もハマると思います? 更新します?

    2007-02-22 07:03:00
  • 256:

    マキ◆AIGqOMwlog

    しばらく車を走らせて2人はハンバーグがおいしいと評判のファミレスに入った。平日の郊外という事もあり店内は客も少なく、聖也と涼子はゆっくりと食事を楽しんでいた。     「涼子さん、この後さぁ僕水族館に行きたいんだけど」聖也が次の予定を切り出す。          「水族館?いいわね。私も長い事行ってないし」  水族館など本当に何年も行っていなかった。    デートコースの王道のような気もするが聖也が魚を見てはしゃぐ姿が目に浮かぶ。食事を終えて2人は車に乗り込んで出発した。

    2007-02-22 07:22:00
  • 257:

    マキ◆AIGqOMwlog

    車が快適に目的地に向かって走る‥        すると涼子は今日のデートの費用について気になり始めた。さっきのファミレスでは聖也が伝票をサッと手にとり払っていた。   【デートの費用は私が出さなきゃおかしいわ】いくら聖也に対するお金がいらないと言われてもデートの実費については別だ。   「ねぇ、聖也くん。これ今日のデートの費用‥」  と、封筒に入れたお金を聖也の膝の上に置いた。  「えっ?今日は涼子さんからお金もらうつもりないよ」突然の涼子の行動に聖也は驚いたように言った。 「でも、食事代とか水族館の入場料とかあるでしょ?」涼子の方もなんでお金いらないの?と疑問に思う。「最初に打ち合わせすれば良かったね。この前のデートの時にもらったお金が1万円ぐらい余ってるんだよ」そう言われれば確かに余っているはずだ。聖也の指名料金を除いたら2万円と少しがデート代だった。 食事と少しの滞在のバー。2時間で切り上げたのだから計算は合っていた。

    2007-02-22 07:40:00
  • 258:

    マキ◆AIGqOMwlog

    あれこれ考えて涼子は納得した。         「でも、聖也くん黙ってたらお金が余った事わからなかったのに!」聖也の誠実さに涼子は感心していた。「僕嘘は嫌いだから!それに女性を騙すのも嫌いしね」女性を騙すのが嫌い… 元NO.1らしくないセリフだった。         聖也は過去に何かあったのだろうか【騙すのが嫌い】そう言った後、一瞬悲しい顔をしたように見えた。

    2007-02-22 07:52:00
  • 259:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子は聖也の表情を見て【昔何かあったのかな】と思ったが言いたくない事もたくさんあるだろうし、なにより今の楽しい雰囲気を台無しにしたくなかったのであえて聖也の表情について指摘はしなかった。   車は快適に走り続け、目的地に近づいて行く。 

    2007-02-22 07:58:00
  • 260:

    名無しさん

    読みやすいあげ〜?

    2007-02-22 11:54:00
  • 261:

    名無しさん

    出版したい?

    2007-02-22 15:05:00
  • 262:

    名無しさん

    かいて?

    2007-02-22 22:55:00
  • 263:

    まみむ

    読みました?

    2007-02-23 00:11:00
  • 264:

    マキ◆AIGqOMwlog

    書き込みしてくれた方々ありがとうございます? 
    まみむさん、続き書きますんでまた読んでください?更新します?

    2007-02-23 07:13:00
  • 265:

    マキ◆AIGqOMwlog

    車内に楽しい笑い声の響く中、車は水族館に到着した。平日という事もあり客も少なく2人は館内をゆっくりと見て回った。    「夜のデートと違ってすごい健全じゃない?」聖也は久しぶりの水族館に少し興奮している。      手は館内に入った時からしっかりと繋がれていた。

    2007-02-23 07:23:00
  • 266:

    マキ◆AIGqOMwlog

    昼間のデート‥夜と違ってお酒の力を借りる訳にはいかないので楽しいか楽しくないか明暗がはっきり別れる。【聖也くんと一緒だとどこに行っても楽しいわ】涼子は聖也の魅力に引き込まれていった。     そして歩いているとクラゲの展示してある場所にきた。他の魚の所よりさらに暗い。「クラゲがライトアップされててすごい綺麗だね」聖也がささやいた。  「ほんと綺麗。癒されるね」フワフワと浮くクラゲを見ていると現実を忘れるようだった。       涼子は繋がれた手はそのままで聖也の肩に頭を寄せた。前回はあれ程人の目が気になったのに今日は全く気にならなかった。聖也の自然な態度のおかげだろうか、気分は恋人同士だった。

    2007-02-23 07:46:00
  • 267:

    マキ◆AIGqOMwlog

    周りを見渡すとさっきまでいた家族連れがいなくなっていて誰もいない。   「誰もいなくなったよ。さすが平日だよね」聖也が後ろを振り返って言った。 涼子は「ほんとね、2人きりだね」と聖也を見上げながら微笑んだ。     クラゲのライトが聖也の顔に反射している。    【わぁ、かっこいい】  涼子の見上げたその目が聖也に釘づけになった。  聖也もその視線をそらす事なく涼子を見つめる。  そして聖也は黙ったままいきなり涼子を抱きしめた。「えっ?聖也く‥」驚いている涼子の唇に聖也の唇が重なった。突然のキスに涼子はただびっくりしていた。

    2007-02-23 08:25:00
  • 268:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「ごめん、涼子さん。すごい綺麗だったからつい‥」熱いキスをした後に聖也が謝った。        涼子はまだ夢か現実かわかない状態で「なんで謝るの?私、嬉しかったよ」と聖也の手をギュッと握った。35才にもなってキスなんて何でもないはずなのに聖也とのキスはすごく新鮮で尊いものに思えた。

    2007-02-23 08:36:00
  • 269:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也との甘い時間。   さっきのキスで夢の中にいた涼子だが、現実は聖也は出張ホスト…      あまりの甘い雰囲気にその現実を忘れそうになる。 【あのキスは営業?それとも‥】営業でしてくれたに決まっている。でもそうじゃないと否定したい気持ちもあった。心の中がモヤモヤとしたまま館内を回った。聖也はその後も恋人のように接してくれている。 今の2人なら他人が見ても恋人同士に見えるだろう。

    2007-02-23 08:56:00
  • 270:

    裕美

    しおり?????

    2007-02-23 15:55:00
  • 271:

    名無しさん

    キスした???キャー?

    2007-02-23 19:42:00
  • 272:

    いず

    続きが楽しみ???????

    2007-02-24 01:35:00
  • 273:

    マキ◆AIGqOMwlog

    裕美さん、いずさん、いつもありがとうございます?>>278さんもこれからの展開もお楽しみに? 
    更新します?

    2007-02-24 06:56:00
  • 274:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也にとっては、さっきのキスなどなんでもない日常的な事かもしれない。  夜のホストの時はキスぐらいは、挨拶みたいなものだっただろう。      でも今は…?聖也はどういうつもりであんなに熱いキスをしてきたのか、ただの気まぐれだったのだろうか‥あれ程待ち焦がれた聖也とのデート。      涼子は聖也に会えるだけで満足するはずだった。  しかし今のハプニングで心の奥に隠していた想いが沸き上がる。       【聖也に抱かれたい】

    2007-02-24 07:14:00
  • 275:

    マキ◆AIGqOMwlog

    元々出張ホストを呼ぼうと思ったのは《男に抱かれたい》という理由だ。   HPの中の聖也に一目惚れしてから聖也がデート専門のホストだと知った。  それならそれでいいと、涼子は《抱かれたい》という想いに蓋をして割り切って聖也に会っていた。   しかし、さっきのキスで心に火がついてしまっていた。どうして人間の欲望はこうもキリがないのだろう。

    2007-02-24 07:28:00
  • 276:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也はそんな涼子の想いに気付く事なく、魚を見てはしゃいでいる。     そんな聖也とは反対に涼子は無口になっていった。 せっかくの楽しい雰囲気を壊したくない‥でも涼子は心が苦しくて仕方がなくなっていた。       さすがに聖也もそんな涼子の様子に気付いた。   「どうしたの?元気ないね。疲れてちゃった?」  聖也が心配そうに涼子の顔を覗き込む。      「ううん、疲れてないよ。大丈夫」と返事をするものの、涼子の表情は暗かった。

    2007-02-24 07:41:00
  • 277:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「ちょっとそこの椅子に座ろうか?」聖也は涼子の肩を抱いて休憩用の椅子に誘導する。        「なんか急に元気なくなっちゃったね。キスしたの怒ってる?」聖也の心配そうな顔を見て涼子はもう感情を押さえる事ができなくなっていた。       下を向いて聖也の顔を見ようとしない涼子に聖也は、「どうしたんだよ!怒ってるんならはっきり言ってよ!なんでこっち見ないんだよ!」無言が続く涼子に聖也は少し苛立っていた。

    2007-02-24 07:56:00
  • 278:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「聖也に…いの…」涼子は声にならない声で答えた。「えっ?聞こえないよ。はっきり言ってよ!」   聖也がイライラしているのがわかった涼子は…   「聖也に抱かれたいの!」とはっきりと言った。  でも言ってしまった恥ずかしさと後悔で聖也の顔をみる事ができない。    5秒程の沈黙の後、聖也は「とりあえず、ここ出よう」とサッと椅子から立ち上がり出口の方に向かって歩き出した。       【あ〜怒らせてしまった。なんであんな事言ったんだろう!】早足で歩く聖也を見ながら、涼子はゆっくりと出口に向かった。後悔しながら…

    2007-02-24 08:18:00
  • 279:

    名無しさん

    あげ???

    2007-02-24 09:37:00
  • 280:

    ゆみ

    しおり?

    2007-02-24 10:50:00
  • 281:

    名無しさん

    気になる??

    2007-02-24 16:12:00
  • 282:

    ?

    あげ?レ1??
    ウヒョヒョな展開?ぷ
    応援してまつ??

    2007-02-24 17:22:00
  • 283:

    まこ

    気になるぅぅぅ????

    2007-02-24 19:34:00
  • 284:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ゆみさん、まこさん、?さん?他応援してくれてる方ありがとうございます。 時間ができたので更新します?明日の朝もいつも通り更新するんで見て下さいね?

    2007-02-24 21:17:00
  • 285:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也の姿が見えなくなった‥もう出口を出たかもしれない。【変な事言った私も悪いけど、いきなり出ようってなんなの!】    確かに恥ずかしい事を口に出してしまった。でもそこまで気分を害する事だったのだろうか?      後悔の思いと共に少々、怒りの思いも込み上げてきた。【このまま帰ってしまおうか】そう思ったものの、やはり帰る勇気がなかった。そして、そのまま歩き続けて出口を出た。

    2007-02-24 21:26:00
  • 286:

    ??なお??

    こんなホストいたらぃぃな?

    2007-02-24 21:31:00
  • 287:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也は、まさか帰っていないだろうか? 一瞬不安になる。         駐車場を歩いて聖也の車を探す。ジャガーが停まっていた。 聖也は車には乗り込まずに助手席側のドアの前に立っていた。    すると聖也は、「どうぞ、涼子さん」とドアを開けた。

    2007-02-24 21:33:00
  • 288:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也の表情を見ると意外に穏やかな感じだった。  涼子は【さっきの態度はなんだったの?】と不満を感じながらも車に乗り込んだ。聖也が運転席に座る。 数秒の沈黙の後、聖也が口を開いた。       「涼子さんに恥ずかしい事言わせちゃってごめんなさい!」といきなり頭を下げた。          「えっ?」予想外の言葉に涼子がとまどっていると聖也が続けて話した。   「涼子さんの願望ね、最初会った時から気付いてたよ」【最初からって‥そんなに態度に出てたかしら】 恥ずかしさで顔が赤くなる。

    2007-02-24 21:44:00
  • 289:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也は話を続ける‥   「でもね、僕からどうこう言うのもおかしいから気付かないフリしてて‥結果的に涼子さん女性なのに、言いにくい事言わせちゃって…ほんとにごめん!」  聖也は涼子の目をしっかりと見つめながら謝った。

    2007-02-24 21:49:00
  • 290:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「そんな‥謝らないでよ。聖也くんはデートだけのホストなんだから、仕方ないよ」          《抱いてほしい》思わず言ってしまった事に対して男が謝る‥女としてこれ程惨めな事があるだろうか。 しかし、聖也は意外な言葉を口にした。      「僕、涼子さんならいいよ」

    2007-02-24 21:55:00
  • 291:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子は耳を疑った。   「えっ?どういう事?今、聖也くん謝ったじゃない」涼子は訳がわからなくなった。          「僕は、女性に恥ずかしい事を言わせたって事を謝ったんだよ」と涼子の疑いを否定した。       「って言う事は、私のお願い聞いてくれるの?」  涼子がそう言うと聖也は優しくうなずいた。

    2007-02-24 22:03:00
  • 292:

    マキ◆AIGqOMwlog

    続きはまた明日で? 
    なおさん、見てくれてありがとう?こんなホストいたらいいなぁと願望も交えて書いてます(笑)?

    2007-02-24 22:06:00
  • 293:

    名無しさん

    えー?めっちゃ気になる?ドキドキする?

    2007-02-24 22:17:00
  • 294:

    名無しさん

    ????しおり?????

    2007-02-24 23:29:00
  • 295:

    名無しさん

    楽しみに待ってまぁす??

    2007-02-24 23:34:00
  • 296:

    ?


    チョ.ちょ待て?レ1??
    聖也さんファン
    やっナニのレニレ1??ワラ
    おもろレ1よお???

    しおリン??

    2007-02-25 05:48:00
  • 297:

    マキ◆AIGqOMwlog

    おはようございます?  ?さん、ヤキモチ妬かずに見てくださ〜い(笑)?    待っててくれてる方ありがとうございます?    更新します。

    2007-02-25 07:19:00
  • 298:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也からのまさかのOK‥ 涼子は願望を聖也にぶつけてみたものの、いざOKされてしまうと自信の無さから【聖也くんとするなんて無理だわ】と消極的な気持ちになっていた。     若い頃はそれなりに遊んでいたし、自分に自信もあった。でも今は…     一回りも年下の男にベッドの上でどう接したらいいのだろう。願望は願望のままでおいておけば良かった‥涼子は後悔の念で一杯になっていた。

    2007-02-25 07:32:00
  • 299:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「涼子さん?出発していい?」黙ったままの涼子に聖也が優しく言った。   「う‥ん、」歯切れの悪い涼子の返事。      「どうしたの?緊張してきちゃった?」冗談ぽく聞いてきた聖也に対して、涼子は、「ごめん、私やっぱり無理みたい。自信ないよ」と正直な気持ちを打ち明けた。

    2007-02-25 07:43:00
  • 300:

    名無しさん

    初めまして?初カキです?夜働いてるのでこんな時間に起きる事はないんですが気になって起きましたワラ
    頑張って下さい??
    期待アゲ↑↑

    2007-02-25 07:43:00
  • 301:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「自信なんて別にいらないんじゃない?そんな事言ったら僕だって自信なんかないよ」と涼子の不安を取りのぞくように言った。  車はいつのまにか走り出していた。        今断る事はできる…だが、一時の不安で断ってしまったら、もう聖也に抱かれるチャンスは無いかもしれない。本来聖也はデートだけのホストなのだから。

    2007-02-25 07:59:00
  • 302:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>307さん、お疲れ様です? わざわざ朝から起きて見てくれて感激です?  まだ続きますんで見てください?

    2007-02-25 08:02:00
  • 303:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「そうね、自信なんていらないね。緊張するとは思うけど」涼子はまだ不安の残る思いで答えた。    しかし、聖也はどういう考えでOKしたのだろう。  憐れみ?同情?     まさか聖也も涼子に恋をしていた?いや‥それは絶対にないだろう。     いくら出張とはいえ、ホストなのだから… 

    2007-02-25 08:12:00
  • 304:

    マキ◆AIGqOMwlog

    そのまま車は走り続けて、街の外れのホテル街に到着した。やはり平日という事もあり人も車もまばらだった。          「ここからは僕に任せてくれる?」聖也は慣れているのだろうか、ホテル街を迷う事なく走り、お洒落な建物の中に入った。    「じゃ、行こうか?」と涼子に2度目のキスをした。手を繋いだまま、部屋を選びエレベーターに乗る。 涼子は何年もこういう所には来ていなかった。   珍しさで思わずキョロキョロとしてしまう。    広いフロアを歩いて部屋に入った。

    2007-02-25 08:25:00
  • 305:

    マキ◆AIGqOMwlog

    すごく綺麗な部屋。   最近のラブホテルはこんなに綺麗なのかと涼子は少々びっくりしていた。   2人でソファーに座る。 聖也はタバコを吸いながら、「まあリラックスしようよ」と微笑みかけた。  涼子の緊張は頂点まで達していた。心臓の音が聖也に聞こえてしまうのではないかという程、ドキドキ、ドキドキと鼓動は激しくなっていった。

    2007-02-25 08:36:00
  • 306:

    名無しさん

    毎回楽しみ?

    2007-02-25 11:38:00
  • 307:

    名無しさん

    続きめちゃ気になる〜?
    頑張ってくださいね?

    2007-02-25 11:43:00
  • 308:

    名無しさん

    ヤバイ?気になりすぎる?早く更新お願いします?

    2007-02-25 12:54:00
  • 309:

    ヤバス!!まじ気になりすぎる!!!!お願いやから早く書いて下さい…笑。

    2007-02-25 13:13:00
  • 310:

    名無しさん

    主サンお忙しいのにお返事ありがとうです☆めちゃ気になるアゲ?

    2007-02-25 13:52:00
  • 311:

    裕美?

    しおり

    2007-02-25 13:55:00
  • 312:

    名無しさん

    早く更新してえ?

    2007-02-25 14:04:00
  • 313:

    ?

    天才だ…

    2007-02-25 14:04:00
  • 314:

    名無しさん

    更新してくださあああい?

    2007-02-25 14:36:00
  • 315:

    名無しさん

    アゲ?

    2007-02-25 23:05:00
  • 316:

    いず

    うぅ??????
    続きが楽しみぃ???

    毎日読んでるよ??

    聖也?カッコよすぎ〜??

    2007-02-26 01:23:00
  • 317:

    いおり♪♪

    あたしも聖也に恋してる♪♪続き待ち切られへんよぉぉ(>_

    2007-02-26 05:37:00
  • 318:

    マキ◆AIGqOMwlog

    おはようございます?  今、スレ見てたくさんの方が書き込みしてくれててびっくりしました?    聖也のファンも増え嬉しい限りです?ありがとうございます、更新します?

    2007-02-26 07:06:00
  • 319:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也が浴室から戻ってきた。「涼子さん!大丈夫?」と聖也の手が頬に触れる。緊張のあまり、顔が青くなっていたようだ。    涼子は一呼吸おいて封筒を渡した。        「これ‥先に渡すね」とテーブルに置いた。    聖也は涼子の行動をわかっていたかのように《ありがとう》と目で合図してそれを受け取った。

    2007-02-26 07:15:00
  • 320:

    名無しさん

    リアルタイムいただきぃ

    2007-02-26 07:16:00
  • 321:

    マキ◆AIGqOMwlog

    あまりにもあっさりと受け取った聖也に涼子は少しがっかりした。      ひょっとしてお金なんていらないと受け取らないんじゃないか?という期待も含めて封筒を渡した‥   お金が惜しい訳では無く、聖也が恋愛感情でOKしていたのならお金はいらないと言うはず…       ‥が、聖也はお金をあっさりと受け取った。    映画やドラマなら、「お金なんていらないよ。君の事が好きだから抱きたいと思ったんだよ」となるだろう。しかし現実はそう甘くはなかった。

    2007-02-26 07:28:00
  • 322:

    マキ◆AIGqOMwlog

    頭の中ではわかっていた事。涼子は独りよがりの恋愛に悲しくなり、心が苦しくなっていた。      そんな涼子の想いに気付く事なく聖也はタバコを吹かしている。       涼子は気持ちを落ち着けようと「1本ちょうだいね」と聖也のタバコに手を伸ばす。「火つけてあげるよ」と聖也が慣れた手付きでライターを差し出した。  火をつける行動一つとっても聖也はホストそのものだった。

    2007-02-26 07:39:00
  • 323:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也がクールにタバコを吹かす。その横顔に見とれながら涼子が突然咳こんだ。慣れないタバコのせいでむせ返る涼子のタバコを聖也が取り上げた。     「大丈夫?もうやめときなよ〜」と取り上げたタバコを灰皿に押し付けて消した。「うん。もう吸わない。気持ちを落ち着けようと思ったけど逆効果になったわ」と涼子は苦笑いをした。「まだ緊張してんの?」と聖也は涼子を抱きしめた。そしてそのままキスをして涼子をソファーに押し倒した。【あぁ、もうダメ】 いよいよ始まるであろう甘い行為に涼子は気絶寸前だった。

    2007-02-26 07:55:00
  • 324:

    マキ◆AIGqOMwlog

    憧れの存在であった聖也とのSEX…        目を閉じて固くなっている涼子の耳元で「ねぇ、お風呂一緒に入る?」と聖也がささやいた。      今でさえこんなに緊張しているのに一緒にシャワーを浴びる余裕なんてあるはずがない。        「聖也くん、先に行ってきて」と涼子は返事をした。「ん、じゃあお先に!」 と涼子を抱き起こして、軽くキスをして聖也は浴室に消えて行った。慣れている‥ 他の客とも同じ事をしているのだろうか‥ベッドに一人になった涼子は、割り切れない想いで一杯になっていった。

    2007-02-26 08:16:00
  • 325:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>329さんリアルタイムで見て頂きありがとうございます?また夜に更新しようと思います?

    2007-02-26 08:18:00
  • 326:

    名無しさん

    はやく更新しろぉぉ?

    2007-02-26 13:19:00
  • 327:

    柚紀?

    そんなせかさなぃの?
    夜まで一緒に待ちましょォォ?

    2007-02-26 13:38:00
  • 328:

    まこ

    なんかお金受け取ったのショック?でもそこが割り切ってるのか これからどぅなるのかすごく楽しみです?
    マキさんがんばって?

    2007-02-26 14:28:00
  • 329:

    いおり♪♪

    しおり♪♪

    2007-02-26 15:22:00
  • 330:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>335さん?お待たせです?柚紀さん、まこさん、いおりさん?応援ありがとうございます? 
    更新します?

    2007-02-26 21:36:00
  • 331:

    マキ◆AIGqOMwlog

    愛情のないSEX‥いや、一方通行ではあるが、愛はある。若い頃は逆であった男と女の立場。男は女を追い、口説かれた後のSEX。 今はどうだろう、女が男を追っている。      いつのまにかSEXを…  《させてあげる》から  《していただく》になっていた。年を取るという事がそんなに悪いのか。   聖也がシャワーを浴びている間、そんな事を考えながら、涼子は涙が出そうになるのをこらえていた。

    2007-02-26 21:53:00
  • 332:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也が浴室から戻ってきた。色々考え事をしてボーッとしていた涼子の目に聖也の裸が飛び込んできた。 腰にバスタオルを巻いて 「あ〜暑い!」と涼子に笑いかける聖也。     聖也は着痩せするタイプのようで一見細く見えたが、裸になった今、意外に筋肉質というのがわかる。  この体に抱かれるのかと思うと足が震え出す。   「涼子さんも入ってきたら?」と聖也に言われ、ぎこない動きで浴室に向かった。足の震えがまだ止まらなかった。

    2007-02-26 22:08:00
  • 333:

    マキ◆AIGqOMwlog

    洗面台の前で服を脱ぎ、自分の裸を鏡に映してみる。「嫌だな、この締まりのない体」涼子は思わず声に出して言った。      太っている訳ではないが、やはり30代‥聖也に見られるのが恥ずかしくなった。

    2007-02-26 22:14:00
  • 334:

    マキ◆AIGqOMwlog

    シャワーを浴び、丹念に体を洗う。        足の震えはいつのまにか止まっていた。髪を整え、聖也の待つベッドへと向かった。さっきまで明るいままだった照明が薄暗くなっていた。聖也はベッドに横たわりながら涼子を呼んだ。「おいで、涼子さん」  聖也の甘い誘いに涼子は体が溶けそうになっていく。

    2007-02-26 22:29:00
  • 335:

    名無しさん

    ????しおり?????

    2007-02-26 23:13:00
  • 336:

    名無しさん

    おもろいっす?あげ?

    2007-02-26 23:16:00
  • 337:

    名無しさん

    ほんとおもしろい(^O^)

    2007-02-26 23:38:00
  • 338:

    まこ

    マキさん差し支えなければ教えて欲しいんですけど
    ホストとか出張ホスト経験ありますか?
    更新も早いのでいつも楽しく読んでます?

    2007-02-26 23:44:00
  • 339:

    いおり♪♪

    好き??

    2007-02-27 00:48:00
  • 340:

    名無しさん

    おれなら30代でもOKや?

    2007-02-27 01:12:00
  • 341:

    名無しさん

    あげ?

    2007-02-27 06:08:00
  • 342:

    ?◆YPEEcS03Zk

    しおり?
    主サン,読んでます??頑張って下さい??

    2007-02-27 06:45:00
  • 343:

    マキ◆AIGqOMwlog

    おはようございます?  まこさんからの質問ですが、ホストは何回か行った事ありますけど、出張は呼んだ事ないです?興味はありますけどね?      他書き込みしてくれた方、見てくれてありがとうございます?更新します?

    2007-02-27 07:03:00
  • 344:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也は涼子の体に巻かれたバスタオルを優しく外す。口から心臓が飛び出しそうという表現があるが、今の涼子はまさにそれだった。「涼子、そんなに固くならないで俺に任せろよ」  さっきまでお客さんに対する言葉使いのように丁寧な話し方の聖也だったが、演出だろうか、名前を呼び捨てにして、男らしい言葉使いに変わっていた。

    2007-02-27 07:17:00
  • 345:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ベッドに倒されてすぐに聖也からのキス…     息ができない程の激しいキスに涼子は酔いしれた。 「涼子愛してるよ」聖也が耳元で囁いた。     愛してるという言葉をさらりと言う聖也だが、この男が言うとなぜか『嘘くさい』とは思えなかった。  ムード作りが上手なのだろうか。涼子は聖也にすべてを任せて快感の絶頂へと導かれ行く…

    2007-02-27 07:35:00
  • 346:

    名無しさん

    みてます?
    あげ?

    2007-02-27 09:17:00
  • 347:

    名無しさん

    キャッー??????
    いつも楽しく拝見させてもらってます?更新まってます??

    2007-02-27 12:51:00
  • 348:

    裕美

    しおり

    2007-02-27 13:35:00
  • 349:

    ひめな

    毎日読ませてぃただぃてますッ??
    頑張ってくださぃ??
    出張ホストょびたくなりました?ワラ

    2007-02-27 14:59:00
  • 350:

    いおり。+゚'゚+☆

    しおり♪♪

    2007-02-27 17:46:00
  • 351:

    マキ◆AIGqOMwlog

    裕美さん、いおりさん、いつもありがとうございます?ひめかさん初めまして?これからもよろしくです?他書き込みしてくれた方、どーもです?      時間ができたので更新します!

    2007-02-27 21:50:00
  • 352:

    マキ◆AIGqOMwlog

    洋楽のBGMが流れている部屋で2人の吐息が重なり合う。聖也も感じているのだろうか、流れる汗が色気を放つ…         「聖也‥愛してる」涼子が聖也の首に手を回し、キスをせがんだ。 
    濃厚なディープキスをして聖也が囁いた。     「涼子、入れるよ」   涼子は目を閉じたままうなずく。         そして…2人は1つになった。

    2007-02-27 22:12:00
  • 353:

    マキ◆AIGqOMwlog

    甘い時間が流れて、聖也との夢のようなSEXは終わりを告げる。       荒い息のまま聖也は涼子を見つめ「こっちにおいで」と涼子を引き寄せた。  しばらく無言のままで抱き合う2人。 
    あまりの幸せに涼子は現実を忘れてしまいそうになっていた。でもそんな幸せとは反対に涼子には心に引っ掛かっている事があった。【どの客ともこんな事をしているのか】という思い。今この時間が楽しければいいはず‥でもどうしても知りたい事だった。

    2007-02-27 22:30:00
  • 354:

    マキ◆AIGqOMwlog

    他の客との事を聞くなんてルール違反なのはわかっている。でも聞かずにはいられなかった。      嫉妬の他に、聖也は涼子の事をどういう思いで抱いてくれたのか聞きたかった。お金を受け取った時点でビジネスだ。しかしその中に少しでも愛があるのか知りたかった。

    2007-02-27 22:36:00
  • 355:

    名無しさん

    ??

    2007-02-28 01:46:00
  • 356:

    まぃ

    しおり

    2007-02-28 04:58:00
  • 357:

    ?◆YPEEcS03Zk

    ??

    2007-02-28 05:15:00
  • 358:

    名無しさん

    うちも抱かれたい?(笑)

    2007-02-28 06:20:00
  • 359:

    マキ◆AIGqOMwlog

    おはようございます?  書き込みありがとうございます?更新します?

    2007-02-28 07:02:00
  • 360:

    マキ◆YLJBYaoqLU

    聖也の腕まくらで幸せに浸る中、涼子は思い切って聞いてみた。       「ねぇ、いつもお客さんとこういう事してるの?」 それを聞いて聖也は少し険しい顔をしながら「なんでそんな事聞くの?」と怒ったように返事をする。  聖也の顔を見て涼子は、ヤボな事を聞くんじゃなかったと後悔した。     でも言ってしまった言葉を消す事はできない…   「なんでOKしてくれたのかなって思って‥」涼子は小さな声で言った。 

    2007-02-28 07:18:00
  • 361:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也は少し困ったような感じで「なんでって…涼子さん綺麗だし、大人の関係をちゃんと理解できそうだったからね」と言った。  涼子は意味がわからなかった。【大人の関係を理解?】「ちょっと、言ってる意味がわからないんだけど」と聖也に説明を求めた。 「結局ね、相手を選ばないと勘違いして本気になられるんだよ」【じゃあ、私は大丈夫と思ってくれたのかな?】と涼子は複雑な気持ちになった。

    2007-02-28 07:32:00
  • 362:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「じゃあ、今までにしつこくされた事もあるの?」と聖也の過去に触れてみる。「ん‥出張のお客さんとは、めったにホテルなんて行かないけど、夜働いてる時に色々修羅場があってね」と聖也が語り始めた。  話を聞いてみると聖也はNO、1を維持する為に手段を選ばず、客に対してひどい事をたくさんしてきたらしい。 
    競争の激しいホストの世界‥裏では様々な修羅場があるだろう。       水族館に向かう車の中で聖也が「女性を騙すのは嫌い」と言った言葉を思い出した。

    2007-02-28 07:43:00
  • 363:

    マキ◆AIGqOMwlog

    そして聖也は話を続け、過去を打ち明けていく。  当時は客を金としか思っていなくて女を騙すのは平気だったと言う‥     何人もの女達が聖也のせいで地獄に落ちて行った。 未収が払えなくなって風俗で働く女。聖也の為に金融で借金してまで通う女。 そんな女達を見るのが嫌になって聖也はホストをやめたのだと言う。     出張ホストなら決まった料金をもらってデートすればいいだけ‥騙す必要がないから楽だと聖也は語った。

    2007-02-28 07:54:00
  • 364:

    マキ◆AIGqOMwlog

    そんなひどい事をやめてからまだ3カ月しかたっていない。つい最近まで聖也は女を騙すホストだった。  トラウマなどないのだろうか…      
    「聖也くんってひどい男だったんだぁ」聖也の過去を聞いて涼子はびっくりしていた。         「もちろん今は騙したりはしてないけど、前に色で引っ張ってた客に本気になられてさ‥」その客は今聖也のストーカーになっているのだという…

    2007-02-28 08:13:00
  • 365:

    裕美

    しおり

    2007-02-28 09:09:00
  • 366:

    伊織

    話しめっちゃ面白いし好きやけど
    客切る時変な切り方したからストーカーになっちゃうねんで↓↓ナンバー?にまでなった男やのに有り得るんかなぁ?

    2007-02-28 16:13:00
  • 367:

    名無しさん

    うまく切れてもストーカーとかその女の問題やろ。

    ナンバー1だからとか関係ないと思う

    2007-02-28 16:28:00
  • 368:

    マキ◆AIGqOMwlog

    伊織さん、ご意見ありがとうございます? 
    聖也は仕事が嫌になって急にやめたので色で引っ張っていた客も、その他の客も無理やり縁を切った‥  という表現を現したかったのですが、うまく伝わらなくてごめんなさい?
    また更新したら見てくださいね?

    2007-02-28 16:47:00
  • 369:

    名無しさん

    早く読みたい?

    2007-02-28 19:21:00
  • 370:

    マキ◆AIGqOMwlog

    こんばんは?少しだけですが更新します?

    2007-02-28 21:36:00
  • 371:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ストーカーになってしまっている女は聖也の為に身を崩し借金まみれらしい。 当時の聖也の客達は聖也が今、出張ホストをしている事は知らない。     H.Pで顔を出していても、ホストクラブに行く女は出張など興味がないのか、ばれる事はなかった。聖也は非道の限りを尽くしてきた過去を忘れる為に昔の客とは一切連絡を取っていなかった。

    2007-02-28 21:45:00
  • 372:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「そのストーカーの人って自分が彼女だって思っていたの?」涼子は興味本位で質問した。       「いや‥彼女扱いした覚えはないけど勝手にそうだと思い込んでたみたいで‥」聖也は店をやめると同時に電話番号を変えていた。 いきなり店をやめ、電話も通じなくなった事に女は逆上して家の前での待ち伏せが始まったという。   「どうして家を知ってるの?」と涼子が聞く。   「どうも探偵に調べさせたみたいで」女の執念深さに涼子は驚いていた。 

    2007-02-28 21:57:00
  • 373:

    名無しさん

    更新?

    2007-02-28 23:10:00
  • 374:

    名無しさん

    しおり???

    2007-03-01 01:28:00
  • 375:

    ちい

    今日初めて読んでハマりました?最後まで頑張って下さい??

    2007-03-01 02:01:00
  • 376:

    ??なお??

    しおりん

    2007-03-01 06:07:00
  • 377:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ちぃさん初めまして?  なおさん、他応援してくれてる方ありがとうございます?更新します?

    2007-03-01 07:00:00
  • 378:

    マキ◆AIGqOMwlog

    やはり夜の世界で男女のトラブルは付き物だ‥   まして金が絡むと恨みの度合いは半端ではない。  「家の前で待ち伏せって怖い!警察には言ったの?」涼子は心配になる。 
    「警察には何も言ってない。あんまり事を大きくしたくないしね」どうせ警察に相談した所で元ホストという事でまともに取り合ってもらえないという諦めが聖也にはあった。

    2007-03-01 07:11:00
  • 379:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ストーカー‥した事もされた事もない涼子だが、聖也ほどの男ならされても当たり前のような気もする。 しかし、勘違いしている粘着質なタイプの女にはちゃんとした対応をしてから姿を消すべきだった。   「でも心配だわ。気を付けてね」と涼子は聖也を見つめる。         「大丈夫だよ!それより‥」先程までの暗いムードを消すように聖也は激しいキスで涼子を攻めた。   【私もストーカーになりそう】愛されていると勘違いしてしまいそうになる聖也の行為。【これは誰でも勘違いしてしまうわね】涼子は心の中で呟いた。

    2007-03-01 07:35:00
  • 380:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也との甘い時間が過ぎていく…2度目のSEXが終わり、涼子は身も心も聖也にはまりきっていた。    「涼子さん、時間大丈夫?」と言う聖也の言葉で現実に戻された。      「えっ!もう夕方だわ。時間たつの早いね」と涼子は残念そうに言った。   「またいつでも会えるさ」と慰めるように言う聖也に「でも聖也くんに会うにはお金がいるし、いつでもって訳にはいかないよ〜」と涼子は冗談っぽく切り返す。           聖也はその言葉を否定せずにハハハッと笑っていた。  【完全にビジネスか‥】 寂しさで胸がキュッと締め付けられる感覚がした。

    2007-03-01 07:54:00
  • 381:

    マキ◆AIGqOMwlog

    そして身支度をして聖也の車に乗り込んだ。    「今日もあの女いるのかなぁ」と聖也がボソッと呟いた。「ほんとに心配だわ。大変な事になる前に警察に行った方がいいんじゃない?」心配する涼子に聖也は首を横に振って「警察に行く程の事じやないさ」と笑った。そして車は最初に待ち合わせをした駅に到着した。「じゃ、涼子さん、またね」別れのキスを軽くして見つめ合う。      「うん、また連絡するね。ほんと気を付けてね」と涼子は車を降りた。    走り去る車を見送り、涼子は家路を急いだ。    もう気持ちは現実に戻っていた。【さっ、晩ごはん何作ろうかな】と思った瞬間「あれ?私って割り切れる女だったんだ〜」と思わず独り言を言ってしまった。やはり家庭は大事だ。  今日は夫に優しくしてあげようと涼子は電車に乗った。

    2007-03-01 08:22:00
  • 382:

    名無しさん

    あげ???

    2007-03-01 11:51:00
  • 383:

    セイヤふぁn

    面白すぎるあげ 

    2007-03-01 20:07:00
  • 384:

    NODA

    小説書くの上手い?

    2007-03-01 20:33:00
  • 385:

    マキ◆AIGqOMwlog

    >>392さん、セイヤふぁんさん、NODAさん書き込みありがとうございます?  少し更新します?

    2007-03-01 21:36:00
  • 386:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ずっと涼子の心の中にあったモヤモヤはすっかり消えていた。やはり女性にSEXは必要だ。愛のないSEXでも溜まった物を掃き出すには十分だった…       本音を言うと、やっぱり愛は欲しい。でもそれを望むと必ず失う物が出てくるはず。安定した生活のスパイスで少しの火遊びがちょうどいい位だろう。

    2007-03-01 21:46:00
  • 387:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也と涼子が結ばれてから数日が過ぎた。     聖也も涼子に気を許しているのか、電話はマメにかかってきている。     声を聞いたらどうしても会いたくなる‥      もし聖也が今でも夜の世界にいたのなら毎日でも会いに行ってしまうだろう。 そして家庭崩壊‥聖也の為に借金を重ねて尽くしたストーカーの女の気持ちがわかるような気がした。

    2007-03-01 21:58:00
  • 388:

    マキ◆AIGqOMwlog

    午前中の家事が終わり、一息ついている時に聖也からメールが入った。
    「早く涼子さんに会いたいな」ハートマークの絵文字がいっぱいのメール。  いきなりの「会いたいメール」に営業とわかりつつも、涼子は次に会う日時を指定する返事を返した。

    2007-03-01 22:21:00
  • 389:

    ?

    この小説めっちゃおもしろい?更新楽しみにしてます?

    2007-03-02 00:25:00
  • 390:

    名無しさん

    400

    2007-03-02 02:03:00
  • 391:

    名無しさん

    夜も更新してくれてる??
    あげ??

    2007-03-02 02:46:00
  • 392:

    ?◆YPEEcS03Zk

    いつも楽しみに読んでます??

    2007-03-02 06:00:00
  • 393:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ?さん、?さん楽しみにしてくれて嬉しいです?  他、書き込みしてくれた方ありがとうございます。 更新します?

    2007-03-02 06:49:00
  • 394:

    マキ◆AIGqOMwlog

    最近の聖也からのメールや電話は、営業でのお誘いの中にも少しの愛情があるように涼子は感じた。   何がどうという訳ではないが、言葉の端々にそう感じる時があった。     それは涼子の勘違いで人としてのただの「情」かも知れないが‥どちらにしても2人の距離が少し縮まっている事は事実であった。

    2007-03-02 07:00:00
  • 395:

    マキ◆AIGqOMwlog

    次に会う約束は1週間後という事になった。    今度はゆっくりお酒を飲もうと聖也はメールの返事を返してきた。      最初のデートでは緊張しすぎてお酒を楽しめなかった。次は3回目のデートで、しかも聖也に抱かれたという心の余裕もあり、今までで1番楽しいデートになるだろうと涼子は予感していた。

    2007-03-02 07:11:00
  • 396:

    マキ◆AIGqOMwlog

    そして会える日を指折り数えてあと3日後となった。いつものように家事をしながら家で過ごしていると、聖也から電話がかかってきた。          「涼子さん!何してるの?」と挨拶がわりに聞いてくる。「ん?家でテレビ見てるとこだよ」たわいもない会話が続く。      「あと3日で会えるね。僕ぶっちゃけ本気で楽しみだからね」と聖也からの嬉しい言葉。嘘か本当かわからない聖也の言葉に涼子は思わず「仕事でも楽しみにしてくれて嬉しいわ」と嫌味を言ってしまった。   すると聖也は…     「そんな事言わないでよ〜デートの時にサプライズがあるんだから!」と言う。サプライズ?      「えっ?何それ‥」と不思議そうに聞く涼子に、聖也は「会ってからのお楽しみ。涼子さんに寂し思いはさせないって事だよ」と言った。まさか愛の告白でもしてくれるのか。涼子は意味がわからなかった。

    2007-03-02 07:43:00
  • 397:

    マキ◆AIGqOMwlog

    いったい聖也は何を言ってくるんだろう‥サプライズという事は涼子にとって嬉しい事であるのは確かであった。電話を切った後、涼子は悶々とした気持ちであと3日が待ちきれなくなっていた。

    2007-03-02 07:48:00
  • 398:

    名無しさん

    あげ〜??(・Д・)?

    2007-03-02 07:52:00
  • 399:

    マキ◆AIGqOMwlog

    そして翌日‥デートまであと2日。        気持ちは割り切っていても、頭の中は聖也でいっぱいだった。いつものように家事をする横でつけっぱなしのテレビから昼のニュースが流れる。       アナウンサーの声が聞こえる。そして一つの事件を伝えていた。       「今日の早朝に若い男性が女に刺殺される事件が起こりました。女はその場にいた人にとり押さえられ現行犯逮捕されました。被害者は…」
    家事をしながら耳に入りこんできたニュースに涼子は釘付けになった。    「まさか、聖也くん?」 今の世の中は殺人事件など珍しくない。涼子が手を止めてテレビの前に座った時にはもう次のニュースが流れていた。

    2007-03-02 08:10:00
  • 400:

    名無しさん

    しぉリン

    2007-03-02 09:11:00
  • 401:

    名無しさん

    ほんまに気になるゥ??

    2007-03-02 10:22:00
  • 402:

    名無しさん

    えっ??気になるやん??

    2007-03-02 10:27:00
  • 403:

    名無しさん

    まじで気になります?

    2007-03-02 10:39:00
  • 404:

    名無しさん

    むっちゃいいとこで終わってりし? 続き楽しみにしてます?

    2007-03-02 11:21:00
  • 405:

    マキ◆AIGqOMwlog

    気になる所で終わってすみません? 
    夜に必ず続き書きますんで見てください?

    2007-03-02 11:32:00
  • 406:

    名無しさん

    きになる????

    2007-03-02 11:39:00
  • 407:

    名無しさん

    しぉり?????

    2007-03-02 12:33:00
  • 408:

    ひな

    いつも楽しくょんでます??楽しみにしてますので頑張って完結させてください(=^▽^=)

    2007-03-02 19:20:00
  • 409:

    まだかなまだかな〜??

    2007-03-02 21:21:00
  • 410:

    マキ◆AIGqOMwlog

    ひなさん、NODAさん他待っててくれてる方今から書きまーす?

    2007-03-02 21:26:00
  • 411:

    マキ◆AIGqOMwlog

    今日の早朝の殺人事件‥ 被害者は若い男性‥   さっきのニュースの声が頭に響く。        普段なら聞き逃す程の短い内容のニュース。    聖也がストーカーをされている事を心配していた涼子は、嫌な胸騒ぎがした。 「でも、まさかね‥。殺人なんてね」       今のニュースが他のチャンネルでやっていないかリモコンを操作する。知らぬ間に手が震えていた。

    2007-03-02 21:35:00
  • 412:

    マキ◆AIGqOMwlog

    チャンネルを変えてみたが、もうそのニュースはどこも報道していなかった。 「どうしよう、聖也くんに電話してみようかな」涼子は携帯を手に取りしばらく考えた。        やはりやめておこう、自分の考えすぎで電話をして、聖也が仕事中ならば迷惑がかかる。一旦、テーブルに携帯を置いた涼子だが、なぜか胸騒ぎが止まらなかった。【やっぱりかけてみよう‥声が聞けたらそれで安心できる】そしてもう1度携帯を手に取った。

    2007-03-02 21:45:00
  • 413:

    マキ◆AIGqOMwlog

    プルルル プルルル…     何回かコールが鳴り電話がつながった。      「はい、もしもし」聖也の声だ。         涼子はホッとして「聖也くん?あぁ良かった〜実は今ね‥」としゃべりだしたが、それをさえぎるように聖也が、いや‥聖也とよく似た声の主が話し出した。

    2007-03-02 21:56:00
  • 414:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「直樹のお友達でしょうか?」絞り出すような声で、その声の主は言った。  【えっ?何?聖也じゃないの?】頭の中がパニックになる。         「聖也くん‥でしょ?」 心臓の鼓動が早くなっていく。震える声で問いかけた。声は確かに聖也の声だ。しかし【直樹】とは?  しばらく黙っていた声の主が、ようやく話し出した。

    2007-03-02 22:09:00
  • 415:

    マキ◆AIGqOMwlog

    「直樹は、今朝亡くなりました‥本人の携帯電話のアドレスを元に連絡をしていた所でございます」    ‥ 亡くなった ‥  聖也が…?       パニックになる頭の中で涼子は思い出した。聖也は自分の本名は直樹だと言っていた。ホストクラブで彼女のフリを頼んだ時に確かに言っていた。      電話の声の主は聖也の兄だった。

    2007-03-02 22:18:00
  • 416:

    マキ◆AIGqOMwlog

    話を聞くと、やはり聖也は例のストーカーの女に殺されたらしい。      仕事に向かう途中で背後からいきなり刺されたと聖也の兄は説明した。    その女はそれ程聖也を恨んでいたのだろうか‥   倒れ込んで無抵抗な聖也をメッタ刺しにしたという。 あまりにも無惨な話に涼子は、これ以上聞いている事ができずに電話を切った。体中がブルブルと震え出した。「殺されたなんて嘘でしょ‥聖也くん」涼子は床に崩れ落ちた。

    2007-03-02 22:31:00
  • 417:

    名無しさん

    きゃー?せいやー?

    2007-03-02 22:47:00
  • 418:

    名無しさん

    しおりーー????

    2007-03-02 23:16:00
  • 419:

    名無しさん

    あぁ…???
    ここまで読みました??

    2007-03-03 00:38:00
  • 420:

    名無しさん

    死なないバージョンも書いてほしいな?

    2007-03-03 00:54:00
  • 421:

    ↑そう思う

    2007-03-03 01:35:00
  • 422:

    名無しさん

    まあまあ、
    それは書く人が
    決めるんやしな…
    せいや君かわいそう
    やなあ…

    2007-03-03 03:58:00
  • 423:

    名無しさん

    しんだら嫌??私のダーリンが…?

    2007-03-03 04:16:00
  • 424:

    名無しさん

    鳥肌たった?

    あげ??

    2007-03-03 04:37:00
  • 425:

    マキ◆AIGqOMwlog

    おはようございます(^O^)色々なご意見ありがとうございます?       続き見てくださ〜い?

    2007-03-03 06:49:00
  • 426:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子は信じられない気持ちでいっぱいだった。   つい昨日まで次回のデートについて楽しく語り合っていたのに、その聖也がもうこの世にいない…    気が狂いそうになる‥  涙が溢れて仕方がなかった。どうかイタズラであって欲しい。今の電話の声は聖也そのものだった。   すぐに携帯が鳴って、「涼子さん、今のは嘘だよ。びっくりした?」と言って欲しい‥すると‥涼子の携帯電話が鳴った。     液晶を見ると《聖也》と出ている。 
    「あぁ!聖也、イタズラだったんだ!」とすぐに電話に出る涼子。

    2007-03-03 07:02:00
  • 427:

    マキ◆AIGqOMwlog

    しかし現実はそんなタチの悪いイタズラなどあるはずがない。電話の主は冷静に語る。聖也と同じ声で‥  「すみません、先程電話が切れましたので。通夜と葬儀のご連絡をさせて頂きたいのですが」親族が集まっているのだろうか、電話の後ろですすり泣く声が聞こえる。         聖也の兄の話も耳に入らない‥震える声でなんとか対応して電話を切った。 
    「聖也‥痛かったよね、怖かったよね‥今すぐ抱きしめてあげたい」     自然に涙が溢れてくる。 嘘であって欲しかった‥ 聖也にもう会えないなんて‥聖也の死を実感した今、聖也に会いたくて仕方がなかった。

    2007-03-03 07:26:00
  • 428:

    マキ◆AIGqOMwlog

    通夜と葬儀の連絡を受けたものの、行けるはずがない。涼子は聖也を買ったただの客なのだから‥    いや‥そんな事は気にせずに参列する事はもちろんできる。でも涼子は行かないと決めた。       聖也の死顔を見たくない。‥と言うよりも、見る勇気がなかった。      たった2回しか会わなかった。でも涼子の中で大切な存在になっていた。   その大切な存在だった聖也の死を認めるのが怖かった。

    2007-03-03 07:41:00
  • 429:

    ぃぉり♪♪

    リァルタィムめっちゃやばぃ?

    2007-03-03 07:43:00
  • 430:

    マキ◆AIGqOMwlog

    涼子はリビングのソファーにもたれて泣き続けていた。つけっぱなしのテレビから午後のニュースが流れた。聖也の事件をアナウンサーが読み上げている。  聖也の顔写真が被害者として説明されていた。   この事件を見て涙する女の数はどれ程いるのだろう。反対に、非道の限りを尽くしてきたらしい聖也に「自業自得だ」と笑う者もいるのだろうか‥

    2007-03-03 07:52:00
  • 431:

    マキ◆AIGqOMwlog

    聖也は次のデートの時にサプライズがあると言っていた。何を言うつもりだったのか、何をするつもりだったのか、すべては闇の中に葬られてしまった。   もう知る事はできない‥ 「もっと一緒にいたかったな」涼子は溢れる涙を拭う事なく泣き続けた。

    2007-03-03 08:02:00
  • 432:

    マキ◆AIGqOMwlog

    1カ月弱の間でしたがお付き合い頂きありがとうございました。        初めての小説で不安がいっぱいだったのですが皆様の応援のおかげで完結させる事ができました。    本当にありがとうございました? 

    2007-03-03 08:18:00
  • 433:

    名無しさん

    ラスト期待してただけにあまりにもおもんなさ過ぎたしょーもね?

    2007-03-03 08:32:00
  • 434:

    名無しさん

    ラスト微妙

    2007-03-03 08:48:00
  • 435:

    名無しさん

    まあまあそんな事言わんと!プロじゃないねんから。

    2007-03-03 09:03:00
  • 436:

    名無しさん

    え?終わりですか?も少し続いてほしかったな?

    2007-03-03 09:07:00
  • 437:

    名無しさん

    次回作も楽しみにしてます??

    2007-03-03 09:24:00
  • 438:

    名無しさん

    おもんない

    2007-03-03 09:31:00
  • 439:

    名無しさん

    じゃぁお前書いてみろゃ?主さんぉもしろかったでぇ??毎日読んでて日課がなくなるんが寂しぃゎぁ?ホンマぉ疲れサマぁ????

    2007-03-03 09:34:00
  • 440:

    えま

    おつかれさまでした?
    サプライズが何だったかすごい気になるままだぁ?
    でも毎日書いてくれてていつも見るのが楽しみだったから終わってしまってちょっと残念です??
    また良かったら書いてください??

    2007-03-03 10:18:00
  • 441:

    名無しさん

    ラストでサプライズがなにかわかるんだと思ってたのにな??

    2007-03-03 12:39:00
  • 442:

    セイヤふぁん

    聖也のサプライズ何か知りたかったです。
    でも毎日日課になってた小説が終わってしまうのは寂しくて仕方ないです。
    主さん、続編を書いてくださるの楽しみにして待ってますので是非お願いします!

    2007-03-03 13:02:00
  • 443:

    名無しさん

    ぅちもサプライズ知りたかったわぁ?でもそれを迷宮入りで終わらるのが小説らしぃと思ってんケドなぁ?

    2007-03-03 13:12:00
  • 444:

    名無しさん

    少し疲れてしまったのですかね?
    途中まではテンポも良くとても楽しませて頂いていたのですが、終盤からの展開が急すぎて少し置いてきぼりになってしまいました。
    伏線の回収が無かったのも残念ですが、初めての小説でこれだけの物を書けるなんて素晴らしいです。
    機会があれば、ぜひ次回作も拝見させて頂きたいと思います。
    お疲れさまでした。

    2007-03-03 13:31:00
  • 445:

    名無しさん

    あたしもすごく楽しみにしていたので、少し残念です?もうちょっと二人の関係が続いてからでも、ラストを迎えるのは良かったんじゃないかなぁと思うけど?でもお疲れ様でした??

    2007-03-03 14:37:00
  • 446:

    マキ◆AIGqOMwlog

    皆様、感想ありがとうございます?日課にしてくれてた方もいらっしゃって嬉しい限りです? 
    でも皆様の意見を聞いて、もう少し色々な展開を作れば良かったかな‥と後悔です?初めての小説という事でどうかお許しください?もう少し勉強してまた書かせて頂きたいと思います?またお会いした時は応援してやってください?

    2007-03-03 15:13:00
  • 447:

    名無しさん

    めっちゃおもしろい小説でした?
    せっかくせいや似の兄がでてきたんだから兄を使ってまた小説第二段つくってほしいです?

    2007-03-03 18:06:00
  • 448:

    名無しさん

    いつもみさしてもらってました(≧∀≦)
    もーおわっちゃったのは残念ですけど??
    又機会があったら書いて下さいねぇ?
    お疲れ様でした?

    2007-03-03 20:18:00
  • 449:

    最後にサプライズあかしてほしかった?それが泣き所やのに―" " "07/03/04 01:14

    2007-03-04 01:14:00
  • 450:

    名無しさん

    主さんお疲れ様です?続編で兄がサプライズを見付けて報告してきたみたいなんは書いてくれないですか??

    2007-03-04 04:32:00
  • 451:

    名無しさん

    それホンマみたい?
    そこが見せ場ゃろぉ?

    2007-03-04 05:32:00
  • 452:

    マキ◆AIGqOMwlog

    皆様おはようございます?「サプライズ」が気になるって方が多いですね?   聖也が死んでしまってわからずじまい‥っていう流れの方が、涼子の悲しみが表現できると思っての事だったのですが?      逆効果だったみたいなので皆様の期待に答える為に続編を書こうと思います? ただ、完結して気合いが抜けてしまったのでしばらく時間が欲しいです?   必ず書きますので少し待っててください?     長文失礼しました?

    2007-03-04 07:06:00
  • 453:

    名無しさん

    待ってます??

    2007-03-04 08:48:00
  • 454:

    名無しさん

    待ってます?

    2007-03-04 22:41:00
  • 455:

    455

    サプライズが分からない事で涼子のもどかしい気持ちは伝わってきますが、悲しさまでは伝わって来ませんでした。読者はあくまで第三者の視点です。感情移入が出来て、初めて悲しさや喜びが伝わってきます。
    この作品は展開が早いのと同時に、時折視点が変わってしまっている箇所もあり、少々感情移入し難い物でした。続編を書かれるという事で、次回作は一人称なのか三人称なのか、統一した視点で書いて頂ければ嬉しいです。
    偉そうな事ばかり申し上げてしまいましたが、私はマキさんの書かれる作品が大好きです。無理をなさらず、気力が出た時にぜひとも続編を拝見させてくださいませ。楽しみに待っています。長文失礼致しました。

    2007-03-05 01:46:00
  • 456:

    名無しさん

    サプライズは続編ってか聖也編で読みたいわぁ?

    2007-03-05 09:06:00
  • 457:

    名無しさん

    ぅん?次セイヤ目線で書いたらおもろいと思う。

    2007-03-05 09:27:00
  • 458:

    マキ◆AIGqOMwlog

    おはようございます(^O^)ご意見ありがとうございます?聖也の目線で‥っていいですねぇ?      参考にさせて頂きますね。あと、455さんに質問です?書き物は全く素人なので、わからない事があるのですが「一人称、三人称」と「伏線の回収がなかった」の意味を教えてもらえますか?できる限りいい作品にしたいので勉強させて頂くという事で是非、お願いします。バカですみません?

    2007-03-05 09:40:00
  • 459:

    455

    何度もレス失礼致します。質問にありました「一人称」「三人称」いうのは視線の有り場所の事を指しています。
    簡単に言いますと、「一人称」というのは一人の人物から見た視線での物語。「三人称」はナレーターのように全体を見渡した視線での物語です。
    一人称ならばその人物の思いがより深く描け、感情移入し易いものです。ですが、その人物が知らない事は書けないというデメリットがあります。
    この作品は一人称だと思います。ですが、>>156の最後の部分で涼子の知り得ない事が書かれていますよね。その部分だけ三人称になってしまっています。三人称というのは、誰の情報でも書けるというメリットがあります。ある程度の心理描写も可能ですが、あまりにも深く書く事が出来ず、恋愛物に関してはあまり向いていない書き方ですね。。

    あと伏線についてですが、一言で言ってしまうと謎な部分です。この作品で言うと、最後のサプライズが一番の伏線だと思います。伏線は長く引っ張った分、後々明かされた時に驚きや感動などを与えたりします。ですが、この話のように敢えて明かさず謎なまま終わらすのも一つの技ですし、回収が出来ていなかったという意見は私の個人的な意見ですのでどうかお気になさらないで下さい。

    私も素人ですので、上手く説明出来ていないかもしれません。マキさんはしっかりとした作品を書く事が出来る方だと思いますので、暇な時に小説の書き方講座などのサイトを覗いてみては如何でしょうか。全て理解する必要もありませんが、とても勉強になりますよ。
    長々とまたも偉そうにレスしてしまい、申し訳ありません。少しでもマキさんのお力になれば幸いです。

    2007-03-05 19:35:00
  • 460:

    マキ◆AIGqOMwlog

    詳しい説明ありがとうございました? 
    小説を読むのがすごく好きなんですが、書くとなると奥が深いですね?    大変勉強になりました。 また私がここで書いた際には、ご指導、ご意見をお願いしますね?

    2007-03-06 15:52:00
  • 461:

    名無しさん

    すごく感動しました。泣いてしまいました。サプライズは想像で楽しませていただいてます。

    2007-03-07 22:27:00
  • 462:

    名無しさん

    はいコレ

    2007-03-18 18:58:00
  • 463:

    名無しさん

    2010-03-17 11:07:00
  • 464:

    名無しさん

    今読んだんゃけど、続き気になる?続編どこにあるぅん?

    2010-03-23 01:32:00
  • 465:

    名無しさん

    しょーもな(笑)時間返せ

    2010-03-23 04:37:00
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