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いつもアンタは―…?
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1:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1136618946/l5
2006-03-10 03:25:00 -
3:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
長い沈黙のあと―…
涼は顔を上げ視線を外す事なくあたしの目だけを見つめていた。
「誰に何言われたって俺の気持ちは変わらん。」
その一点張り―。
じゃああたしはどうしたらいいんやろ??2006-03-10 03:32:00 -
4:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
思わず笑ってしまうぐらいまっすぐ涼―。
見た目とは正反対…
でもそんなまっすぐすぎる涼にあたしは曳かれてん。 アンタの辛い過去も知ってる―…暇さえあれば2人でよく語り合ったなあ。2006-03-10 03:44:00 -
5:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
あんな風にあたしが自分の辛かった過去を心から人に話せたのもその辛さを知ってるのも全部アンタだけ―…
親とか妹にさえも話した事なかったあたしの夢―…―知ってるのもアンタだけ―…
ううん。世界中どこ探したってあたしの辛かった過去もあたしの夢を知ってる人はもういない―。2006-03-10 03:48:00 -
6:
さぇ
始めからずっ?と読んでるょぉ??がんばってねぇ???
2006-03-10 04:23:00 -
7:
あい
続き気になるよぉ?
2006-03-10 12:25:00 -
9:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
―…こんなにも辛くて―…切なくて……寂しくて―‥ボロボロになるなら――。
あたし達は出会わない方が良かったんだ。
――何度思っただろうか。
現実から逃げたかった―。だけど―…真実は一つだけなんだ。
《どんな涼であろうと今のあたしは涼が大好きなんだ》2006-03-11 04:01:00 -
10:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
これだけは絶対に秘めておきたかった。
だけど――…
きっといつか来るんだ。
きっといつかその日が―。あたしは涼を思うと歯痒くてたまらなかったんだ。2006-03-11 04:11:00 -
11:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
精一杯の笑顔で言った―。あたしちゃんと笑えてた?
「―…真麻―そこまで大事にしてくれてありがとう
だけど涼…………一つだけ聞いてほしい。
アンタは間違ってると思うから。2006-03-11 04:15:00 -
12:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
―‥あの時の事、覚えてる??」
わかってるよ…?
誰だって一つや二つぐらい思い出したくない過去はあるもの。
もちろんそれはアンタにも――。あの日あの時、あの場所でのこと―…2006-03-11 04:21:00 -
13:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
落ち着いた様子で涼はゆっくりと頷いた。
思い出したくないであろうその話をこれからする事にちょっと罪悪感を感じた。
「―‥ゴメン…なさい。しっかり聞いてほしい―…」
あたしの声も自然と震えていた。
2006-03-11 04:32:00 -
14:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
『―…犯人見つかったよ。』
涼は一瞬驚いた表情を見せた。
「…知ってる。」
え??なんで???2006-03-11 10:13:00 -
15:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
なあ―…。
アンタがああなってしもたん…アンタの…大事な彼女の彼氏のせいやん一。
そんなんアンタがかわいそすぎるやん…。
アンタ生死、彷徨ってんで?2006-03-11 10:25:00 -
16:
?山っこ?
ずーと応援してます?頑張ってね??
2006-03-11 10:29:00 -
17:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
『俺、不器用やねん。浮気とか無理やし!二人を同時に好きになれる人の気がわからんわ〜』
そう言えば―…アンタ言ってたな。
でも本間に涼はその通りやった。
馬鹿正直なぐらい一途で一回好きになってしまうとまわりが全く見えなくなるタイプ?‥
でもな、それは普通のようで普通じゃないねんで??平気で人を傷つけたり騙したり…愛のない恋愛をできる人だっているんやから。2006-03-11 10:33:00 -
18:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
でも―…今になっても時々思う。
あんなに、一途にあたしを愛してくれてたのに
あの日を境にアンタの中にあたしはいなくなったんだ。
そんなもろいもんなんかな―…?って。所詮、あたしは涼にとって何やったんやろ―…?って。2006-03-11 10:42:00 -
19:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
涼は今笑ってる―…?
鮮明に残る涼の記憶。
あれからどれぐらい月日が流れたんだろう。
でも…まだあたしの時間は止まったまま。
逢いたいよ―…2006-03-11 10:47:00 -
20:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
あの時の涼の顔も忘れられない。
『…裕也やろ?』って―
ゆっくり涼はあたしに話してくれたんだ。
辛いのはあたしだけじゃなかったんだって思った。2006-03-11 10:49:00 -
21:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
「俺あの日、タバコ買いに店出た。
携帯片手に誰かにメールしとってんな確か―…
でも後ろから足音が聞こえて振り返った瞬間、ドーンっていう衝撃を感じた。
一瞬なにが起きたんか、理解できひんかった。あんまりにもいきなりの事で痛みとか覚えてない。俺はその場に倒れこんでもて眠くなってきた。2006-03-11 11:02:00 -
22:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
なんか頭が冷たいねん。
頭触ったら、真っ赤な血が手についてた。
あ〜俺死ぬんやな…って。ごめんなって思った。
眠くなって意識が遠退いていく中、俺は裕也の姿をはっきり見た。2006-03-11 11:07:00 -
24:
名無しさん
あげ?
2006-03-11 22:26:00 -
25:
名無しさん
あげ?
2006-03-12 10:52:00 -
27:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
最初はあまりの衝撃で俺の目が、おかしなった思った。よう飯食いに連れてったし、《涼さん涼さん》って―…
血がベットリついた手でうろたえながらも何回も目こすって見ても見えるのはそれはやっぱり裕也の姿で間違いなかった――。」
初めて見る、涼のこれほどまでの哀しげな表情…。2006-03-13 02:58:00 -
28:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
―…神様―……って
《残酷》やな。
涼からあたしの記憶を奪ったくせに
なんで裕也の記憶は奪わへんの?―。
神様なんか―‥疫病神。2006-03-13 03:05:00 -
29:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
涼があの時の事…
ここまで、鮮明に覚えてるなんて。
きっと一生忘れる事はないやろう―…
涼はこの先、《傷ついた心》を一生背負っていくんだ―…
神様の―…意地悪。2006-03-13 03:13:00 -
30:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
でも―…涼は、裕也の犯行だとわかってながら、
警察から取り調べを受けても裕也をかばって何も口開かんかってんて。
アホ………………
なんで?……………
2006-03-13 03:28:00 -
31:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
理由は―…
今もわからないまま。
でもなんか涼らしい―。
あの時、裕也の事かばった理由…いつか教えてね。2006-03-13 03:33:00 -
32:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
あたしに話してくれた事、嬉しかった。
でも涙堪えんの大変大変‥。
涼の辛さをせめて半分でも背負ってあげれたらな―…2006-03-13 03:42:00 -
33:
名無しさん
終わり?
2006-03-13 18:00:00 -
34:
名無しさん
あげ
2006-03-13 20:49:00 -
35:
名無しさん
まだですか?
2006-03-14 03:07:00 -
36:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
あげてくださッてる方?
ありがとうございマス?
遅くなッてゴメンナサィ?
まだ終わりじゃないデス?更新します??2006-03-14 15:18:00 -
37:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
なんか無意識にあたしは、幸せだった頃に戻ってる時があった。
無意識に涼と過ごしたあの家に帰ろうとしていたり…
「今日ご飯何が食べたい〜?」って電話しそうになってたり…
起きて隣を見た時いるはずのない涼を探してたり―…2006-03-14 21:15:00 -
38:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
そんな自分がおかしくて笑ける―…
言葉にならへん感情で押し潰されそうになって
意味もなく泣いて泣いて…
体は痩せ細っていく―
ってより、やつれた感じ?2006-03-14 21:19:00 -
39:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
一方通行のままで、伝わらない悔しさ―…
《真実》――。
無力な自分…大嫌い。2006-03-14 21:23:00 -
40:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
あたしの腕を引っ張って、無理矢理、涼の店に連れて行こうとする優―…
「逃げたら負けや」って。「絶対後悔するで」って。
あたしと同じ年なのに何才も年上のような大人びた優に押され、しぶしぶ店に入るあたしと優。
気が向いた時にしか入ってなかったキャバの仕事もそろそろレギュラーで入らないとな―…2006-03-15 01:55:00 -
41:
名無しさん
頑張って下さい?
2006-03-15 03:04:00 -
42:
名無しさん
書いて??
2006-03-15 09:25:00 -
43:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
はじめの生活に戻った。
優もいつも一緒―。
仕事が終われば、優は親指を立て後ろを指す。
《行くで》って意味―…
たまにおせっかい…だけどそんな優が大好き。2006-03-15 10:35:00 -
44:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
だけど変わらない。涼の店の前につくと足がすくむ。優に後押しされながら中に入る―。
真麻がいる事はわかってる。決まってカウンター。
やっぱ彼氏がホストやと誰だって不安やろ?―
涼はそれもわかってる。 店に呼んで席につけなくても実際目で見る事によってちょっとでも安心させて、でもお金は一円も出させへん。2006-03-15 10:47:00 -
45:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
涼らしい―…。
あたしもそうしてもらってたっけ……
あたしらが入ると真麻は涼をやたらと呼ぶ。
あたしらの指名は橘さん。橘さんは唯一、すべて事情を知ってる人やから心おきなく本音でぶつかれる。
いろいろ話も聞いてくれた。2006-03-15 11:19:00 -
46:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
この頃、真麻は平気であたしに言うようになってきた。
「必要なくなったら涼あげるから」
「涼って本間、真麻の事しか見えてなさすぎてかわいそうなってくる」2006-03-15 11:27:00 -
47:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
だけど涼の前だとガラリと人を変える。
彼女というより可愛がられる妹を演じてるのが見てるだけでわかった―…
それを見るたび何度も席を立って行ってしまいそうになると橘さんが決まって、
「あゆみちゃん!」って腕をつかんで引き止めてくれた。2006-03-15 15:33:00 -
48:
名無しさん
がんばれ!
2006-03-15 16:28:00 -
49:
名無しさん
早く読みたい!!
巻きで書いてや2006-03-16 01:11:00 -
50:
名無しさん
↑そんなん言いなや。主も忙しいんじゃないん?ちょっとずつやけど更新ちゃんとしてくれてるやん?
2006-03-16 02:02:00