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いつもアンタは―…?
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1:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1136618946/l5
2006-03-10 03:25:00 -
50:
名無しさん
↑そんなん言いなや。主も忙しいんじゃないん?ちょっとずつやけど更新ちゃんとしてくれてるやん?
2006-03-16 02:02:00 -
52:
名無しさん
こんなドラマみたぃな話が本間にあるんゃ? 切なすぎです?でもあゆみちゃんゎ強いなぁって思う?応援してます頑張って下さいネ?
2006-03-16 07:44:00 -
53:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
更新遅すぎでゴメンナサィ?
>>54さん?強くなんてないですょ??
でも嬉しいデス?
皆さんありがとうございます??更新します?2006-03-16 15:29:00 -
54:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
なるべく見ないようにしてた―…
でも自然と目がいってしまうのは何でかな…
橘さんや優もそれをわかってかあたしの気を反らすように話し続けてくれてた。
真麻が自分と被って仕方がなかった。2006-03-16 15:57:00 -
55:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
そんな毎日が続く中あたしにとって、ドン底に突き落とされるような事実を知る事になった。
裕也が事件の犯行を認めた―…
警察の捜査も日がたつにつれ、新たな事実がわかったと連絡が入ってきた。
裕也の逮捕が確定した―。2006-03-16 16:01:00 -
56:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
従業員が殺人未遂事件を起こしたホストクラブなんて間違いなく、営業なんてしていられない―…。
でも、関西では5本いや3本の指には入るであろう大箱ホストクラブ。
裏では汚いドロドロした金が動く。
従業員でさえ、その事実を知らない。だから広まる事もなく大沙汰にもなってないのも事実。
裕也は飛んだ―…。誰もがそう思っている。
2006-03-16 16:10:00 -
57:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
だけど、なんといっても裕也は《No.2》
逮捕後も裕也のお客さん達は裕也を求めて、来ては橘さんが事情を説明しては口座代えをしてもらったり、帰ってもらう始末。
悪くない橘さんまでバックが悪いから裕也は飛んだとかわけのわからない理由をつけられ文句を言われてるのを見た。
だけど橘さんは愚痴ひとつこぼさずいつも笑ってた。2006-03-16 16:18:00 -
58:
あゆみ ◆KTB2DakzNY
あたしは裕也の逮捕の事実を伝えるため、
「ちょっと真麻貸してな」って笑顔で涼に言ってカウンターにいる真麻を呼んで外へ出した。
あいかわらずふてこい真麻―…
喧嘩ごし―。2006-03-16 16:24:00 -
59:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
「あんた…今裕也とはどうしてるん?」
『はぁ?裕也?いきなり何?あゆ姉になんの関係?』思ったとおりの返答。
「あんた知ってんやろ?…なんでそんなケロッと涼に接してられるん?」
『裕也が涼、やった事やろ?知らんわけないやん♪』2006-03-16 16:29:00 -
60:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
はあ…?…コイツ…なんで笑ってるん?
なぜか一瞬ほころんだ真麻に無性に腹が立った。
「あんた……本間最低やわ。」
『なんとでも言って♪真麻の背中には、その大きい財布がついてるから笑ってられるわ』2006-03-16 16:35:00 -
61:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
最後には財布扱い―…
いつか涼が言ってた事。
涼が真麻を助けた事実…
なにを真麻をここまでしたんやろ…?2006-03-16 16:38:00 -
62:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
「あんなあ…実はなぁ裕也に涼をあぁするように頼んだん真麻やねん♪」
言葉は確かに聞き取れたけど―。
一瞬その意味がわからなかった。
真麻が裕也に…―真麻が‥?2006-03-16 16:42:00 -
63:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
返す言葉が見つからない。
時間が止まった感じ―…
2006-03-16 16:43:00 -
65:
麻由利
頑張ってね?
2006-03-17 00:20:00 -
67:
名無しさん
真麻も捕まれ
2006-03-17 03:42:00 -
68:
名無しさん
↑ほんまソレ?
2006-03-17 05:06:00 -
69:
●コビト●
夜中の03時くらLlに?から読んで今ここまで読み終わりました(゜_ц)。*:゜何回も泣Llて涙流しまくりました(T^T)ほんまにこんなことってあるんですね…完結するまで頑張ってくださLl!!
2006-03-17 07:24:00 -
70:
名無しさん
真麻がしゃべってるのを録音して涼に聞かせたら?
2006-03-17 12:27:00 -
71:
あい
アゲアゲ?
2006-03-17 16:53:00 -
73:
あゆみ ◆KTB2DakzNY
更新します??
2006-03-17 22:41:00 -
74:
名無しさん
更新しないの?
2006-03-17 23:08:00 -
75:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
涼が真麻を見つめる幸せそうな笑顔―。
見ててわかるよ…。
真麻しか見えてない事事ぐらい―。
でも、あたしの気持ちは届かないの?
ううん。そうじゃない―…傷つかないで……2006-03-17 23:23:00 -
76:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
この頃、あたしの体はもうボロボロやった。
増えていく腕の切り傷―…精神状態。
優はそんなあたしをいつも気遣ってくれて、あたしのために泣いてくれた。
涼を忘れる事ができたらどれだけ楽やろう―。2006-03-17 23:29:00 -
77:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
それでもあたしは自分のために働き続けた。
働いてないと、狂ってしまいそうやったから―…
だけどお客さんの前では、【No1のあゆみ】でいつづけた。
弱い自分が嫌やった。2006-03-17 23:33:00 -
78:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
だけど優にはすべてお見通しやったみたい―。
あたしのちょっとした変化も優は気付いてた。
営業が終わり、いつも通り着替えを済ませタクシーが通る大通りまで出る。2006-03-17 23:37:00 -
79:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
「なあ…あゆみ…。ウチ、そんな頼りないかな?」
いきなりの優の言葉―…
『えっ?』驚きを隠せず、聞き返した。
「ウチがあんたの力になるのは無理な事なん?‥」
あたしは言葉を返せずにいた。2006-03-17 23:40:00 -
80:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
だけど優の言いたい事はすぐわかった。
どうしても言えずにいた―…。
《最低な妹》やけど、心のどっかであの事実を話す事によって優に真麻の事を悪く思ってほしくないなんて矛盾した感情があったんだ。2006-03-17 23:43:00 -
81:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
でも……真麻は、真麻でしかないんだ。
隠さない―‥
自分が大好きだった人を傷つけられようとしているのにそれでも妹の事を想ってしまう自分が嫌だった。
悔しかった―…2006-03-17 23:46:00 -
82:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
『優…あんな………隠してるつもりはないねん――。ただ…………』
不思議そうな顔で見る優。『うっ、ううん。ごめんな…あんな…』
言葉はへただけど、すべて優に話した。2006-03-17 23:50:00 -
83:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
優はいきなりあたしの腕をつかみ歩いてきた道とは逆に走りだした。
引っ張られながら何分か歩いた先は涼の店だった―…2006-03-17 23:53:00 -
84:
ぴょ ◆NHeynzfKCY
リァルかなぁ?ずぅっと読んでるょ?頑張ってゃぁ(^O^)v
2006-03-17 23:55:00 -
85:
名無しさん
今日は終わりですか?
2006-03-18 01:12:00 -
86:
名無しさん
あゆみさんへ
カキコミ終わる時言ってもらいたいです(>_2006-03-18 05:28:00 -
87:
名無しさん
めちゃいつも楽しみによんでます☆
2006-03-18 06:05:00 -
88:
名無しさん
同じく楽しみに読んでます?頑張って下さい?
2006-03-18 06:39:00 -
91:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
何も言わず無言でエレベーターのボタンを押す優―。
「ちょっ、ちょっと!優…」わけがわからずあたしは腕をガッチリ捕む優の手を振り切った。
『……』優はそそくさとエレベーターに乗り込んでしまった。
「ちょっと優!待ってぇや!」次はあたしが優の腕をつかんだ。2006-03-19 03:59:00 -
92:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
―‥
エレベーターのドアが閉まる…
『とりあえず涼君に会い…。』
エレベーターの中で優が言った。
あっという間に店の階に着くとドアが開き、またそこには大きなドアがある。2006-03-19 04:04:00 -
93:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
一瞬、足が立ちすくんだ―。
だけど優があたしの前にいてくれたから、あたしは強くなれる気がした。
優がドアを開くー…
「いらっしゃいませ〜」という大きな声が響いた。2006-03-19 04:07:00 -
94:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
ちょうど涼がドアの前にいるのが見えた。
店は大盛況で満席―。
「店の中でもなんやしな」と優があたしに言った。
優は前にいる涼を呼び、いったんドアの外に出た。2006-03-19 04:11:00 -
95:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
ドアを閉めると大音量で流れていたトランスやテクノの音が消え、店を一歩出ると嘘のように静まりかえっていた。
「涼君、忙しいのにゴメンな…。お願いがあって来てんけど店おわった後、30分だけ時間ない??」
ハキハキした優に押されながらあたしは涼を前にして何も言えずにいた。2006-03-19 04:18:00 -
96:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
『…ん〜ごめん!アフター入ってるわ』
そんな涼の言葉にも引き下がらない優。
「そっか…ゴメンな。でも、本間に大事な話があんねんやん…。」
優のこういうところ―…あたしにとってはめちゃめちゃ羨ましかった。2006-03-19 04:22:00 -
97:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
一瞬、困った顔をした涼やったけど優の顔を見てか、『…わかった!…ん〜と、じゃあ…今、店満席やし……』
「っええで!どっかで時間潰してるし、また連絡ちょうだい。ゴメンな。本間無理言って…」
なんで、いっつもこの子…あたしにこんな尽くしてくれんねやろ‥‥。?
素直に嬉しかった。2006-03-19 04:27:00 -
98:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
「ほんじゃあね♪」
『おうっ。気つけて』
結局、あたしは下を向いたまま何も言えずじまいだった。
こんなときも涼は自分もエレベーターに乗り込み、下まで送ってくれようとした。
だけど今日は客じゃないしそれに店の中では従業員が走り回ってる。2006-03-19 04:32:00 -
99:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
あたしらもすぐエレベーターに乗り込み、涼を店に返した。
…ふぅ〜。
笑顔でため息をつく優。
あたしはなぜか優に謝りたくなった。2006-03-19 04:35:00 -
100:
あゆみ ◆mcrLIkeMDQ
「…優…ゴメンなあ。」
聞こえてないフリをする優―。
《ゴメン》の意味は……こんな弱いあたしでゴメンって意味…。
あたしがもっと強くならないと―。2006-03-19 04:38:00