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  • 1:

    名無しさん

    今日パパにママが天国に行ったっていってたけどママいつ戻ってくるの?5歳のお誕生日までにかえってきてね りさより

    2005-12-27 00:05:00
  • 2:

    名無しさん

    3がつ15にち 今日ママがいなくなった。家にいっばいいっぱい人がいて泣いてる人や眉毛への字してヒソヒソ話してる人がいたよ?みんな真っ黒な服きてた!りさも新しいお洋服着たんだ。ママに見てほしかったなぁ

    2005-12-27 00:11:00
  • 3:

    名無しさん

    3がつ16にち 今日はお葬式に行ってきました。おぼうさんはやっぱりハゲてた!でもおぼうさんのお経が長くて眠たくなっちゃった。ママの写真とっても綺麗かったよ。でもみんななんか変 りさとお話してくれないの。箱の中にママが寝てたけどお花畑にいるお姫さまみたいだった!ママの寝てる箱が扉の中に入っていったからパパにどこ行くの?って聞いてみたらお空に行くって!すごい!その後おばぁちゃんとお外で散歩したよ。今日はすっごい眠かったから早く寝よう

    2005-12-27 00:23:00
  • 4:

    名無しさん

    3がつ17にち 昨日からおばぁちゃんが泊まってて今日はずっとお掃除してた。パパはりさと遊んでくれないの。ご飯も煮物とか大嫌いな魚とか出てあんまり食べれなかった。ママがつくったハンバーグ食べたいなぁ。ママは今頃どこにいるかなぁ?お月さまぐらい?りさも行きたかったなぁ! タバコ買いに行くってパパがお外に行ったけどりさが寝るときまで帰ってこなかった。パパと一緒に寝たかったなぁ

    2005-12-27 00:30:00
  • 5:

    名無しさん

    3がつ18にち おばぁちゃんがママの小さい時の写真を見せてくれた。りさとそっくりだっておばぁちゃんが言ってたからりさも大きくなったらママみたいに綺麗になれるね!パパもおお喜びしてくれるかな?パパはずっとお部屋にいてテレビばっかり見てるの!なんで遊んでくれないのかな?

    2005-12-27 00:37:00
  • 6:

    名無しさん

    3がつ19にち パパ最近変なの。前はお髭剃ってたのに今はチョロチョロ生えてて服もヨレヨレのん着てる。りさがお話してもあんまり聞いてないみたいなんだぁ。前は怪獣ごっこしてくれたのに! ママがお空にいってから変なの。ママいつ帰ってくる?帰ってきたらいつもみたいに「あなた!だらしないわよ!」ってパパのお尻たたいてあげて!

    2005-12-27 00:44:00
  • 7:

    名無しさん

    あかん…泣いてまう?

    2005-12-27 00:49:00
  • 8:

    名無しさん

    3がつ20にち 今日おばぁちゃんがお家に帰った。パパと二人きりになっちゃった パパがお買物行ってる間寝室に探険に行ったよ!ママが使ってたお化粧品があったから口紅塗ってみたの。ママの匂いがしたよ。でもうまく塗れなくて口紅折っちゃった。ごめんなさい。

    2005-12-27 00:51:00
  • 9:

    7さん 読んでくれてありがとうこざいます。これからも読んでくれるとうれしいです!

    2005-12-27 00:54:00
  • 10:

    名無しさん

    >>7です??頑張ってね?

    2005-12-27 00:56:00
  • 11:

    名無しさん

    3がつ21にち 今日はずっと雨が降ってお外で遊べなかった!ママがいる所は雨ふってる?なんかねママがいないとりさ泣きそうになるの。 アンパンマン見てもおもしろくないんだぁ。パパもりさと同じなのかな? 今日はパパが一緒に寝てくれた。いつもよりパパがぎゅうってするから苦しかったの!

    2005-12-27 01:02:00
  • 12:

    はい!頑張って完結させます☆

    2005-12-27 01:03:00
  • 13:

    名無しさん

    3がつ22にち 家の前にでっかい水溜まりができてた!隣の広くんと一緒に水溜まり飛び越えゲームしたよ!でもどろんこになっちゃった。広くんのママがお風呂に入れてくれたよ!広くんとお風呂の中でブクブクしたりお水バシャバシャしたりして楽しかった!パパが迎えにきたけど帰りたくなかった。 だってパパが作るご飯焦げ焦げで苦いんだもん!

    2005-12-27 01:12:00
  • 14:

    名無しさん

    3がつ23にち 今日パパに怒られた。ご飯おいしくないからいっぱい残したら「食べなさい!」って!りさがママの作ったご飯食べたいって言ったらパパはみるみる顔色が変わって「文句があるなら喰うな!!」…あんなパパ初めて見たからりさギャーギャー泣いちゃたの。しばらく部屋の隅で泣いてたらパパが抱っこしてくれて頭ナデナデしてくれた。パパの体が震えてた。りさの肩が濡れて冷たかったけどりさ眠たすぎてそのまま寝ちゃったみたい

    2005-12-27 01:33:00
  • 15:

    名無しさん

    3がつ24にち 朝起きるとパパはやさしくなってた!怪獣ごっこもしてくれたよ。パパがママがいる所のお話してくれたんだ。ママは天使になったんでしょう?すごく綺麗なとこだってパパがいってた。りさは行けないの?って聞くとパパはいつか行けるって!早く行きたいなぁ。行ったらりさにも羽が生えるのかな?そしたらお空飛べるんだよね!ママ飛び方教えてね!

    2005-12-27 02:44:00
  • 16:

    名無しさん

    3がつ24にち 今日広くんとりさの家で遊んだんだぁ!二階に上がって探険ごっこしてたら広くんが入ったらダメって言われてるドア開けちゃったの。そこにはおばけがいるからってママが言ってたからりさ恐くなって一回も開けたことなかったのに!でも広くんが恐くないよって言ってたからちょっとだけ覗いてみたの。

    2005-12-27 02:54:00
  • 17:

    名無しさん

    おばけ出たら恐いからすぐ閉めたんだけどなんかね小さいベットとタンスがあっておもちゃもあったの!広くんが赤ちゃんのお部屋っていってたけどりさもう赤ちゃんじゃないよ? おばけのあかちゃんの部屋かな?

    2005-12-27 02:58:00
  • 18:

    名無しさん

    3がつ25にち 今日はお熱がでて咳コンコンいっぱい出た。なんか宙に浮いてるみたいだったからもしかしたらこのままお空に行けるかもしれないって思ったけど行けなかった…ママのとこに行きたい。 ママ 抱っこしてほしいよ。 ママ ママ

    2005-12-27 03:44:00
  • 19:

    名無しさん

    3がつ26にち まだお熱がでて体があつい!パパがずっと隣に居てくれるからりさうれしくって早くパパと遊びたいんだぁ。でね昨日ママの夢を見たの。ママ赤ちゃん抱っこしてた。りさも抱っこしてほしかったけどママはにっこり笑ってどっかいっちゃった。ママは赤ちゃんの方がかわいくて帰ってこないの? りさの事嫌いになったの?

    2005-12-27 03:52:00
  • 20:

    名無しさん

    2005-12-27 03:53:00
  • 21:

    名無しさん

    3がつ27にち 熱がなくなったから今日はいっぱいパパと遊んだよ!うさちゃんのシール買ってもらったからいろんなとこにいっぱい貼って最後の一個はママの口紅に貼ってあげたの!綺麗に張れたからママは喜ぶかなぁ?すんごくかわいいうさちゃんだよぉ!ママはいつもみたいにありがとって頭なでてくれるかなぁ?

    2005-12-27 04:02:00
  • 22:

    名無しさん

     ママへ☆天国は楽しいですか?りさはママがいなくなってとても悲しいです。りさも行きたいです。でも行き方がわからないです。迎えに来てください。   りさより

    2005-12-27 04:16:00
  • 23:

    名無しさん

    3がつ28にち ママにお手紙書きました。ポストに入れるとき手か届かなかったから郵便局の人に渡したよ!でもおじさんに住所がないから届かないって言われたの。パパに住所聞いても教えてくれないからいいこと思いついたの!ママ手紙着くのか楽しみにしててね!

    2005-12-27 04:21:00
  • 24:

    名無しさん

    3がつ29にち 今日はパパにデパートの屋上に連れてってもらった。銀色の大きな風船買ってもらったよ! 幼稚園の先生が言ってたの。普通の風船はすぐ萎んじゃうけど銀色の風船はずっと萎ばないって。これにお手紙つけてお空に飛ばしたらきっとママの所につくよね! 着いたらすぐにお返事書いてね!りさの好きな花柄の便箋にしてね!

    2005-12-27 18:54:00
  • 25:

    名無しさん

    3がつ30にち 今日はりさだけであの入っちゃいけない部屋に探険に行ったんだ!りさもうすぐ五歳だからおばけなんか恐くないよ! そっとドアから足音たてないように入ったの。おばけが起きないようにね! でもこの部屋なんだかママの匂いがした。 ママ?ここにいたのかな?

    2005-12-27 19:01:00
  • 26:

    名無しさん

    3がつ31にち 今日はパパから遅くなる電話があったから一人でお留守番してたよ。いっぱいお菓子食べていっぱいアンパンマンのビデオ見ちゃった! ママお手紙ついた?りさの字うまくなったからママはびっくりするかもしれない。りさはえらいねぇって言ってくれる? 夜になったらすごく恐くなったんだ。あの部屋からおばけが来るかもしれない!だからきょうは寝室のパパのベットに潜り込んで寝たよ。 パパの匂いがしたから枕だっこして寝たんだぁ。 早く帰ってこないかなぁ?

    2005-12-27 19:10:00
  • 27:

    名無しさん

    夜中におしっこ行きたくなっちゃった。リビングのほうでテレビの声がする。 パパだ!そっと隙間からみたらパパが真っ赤な顔で座って本を読んでる。 「りさ、起きたのか…こっちにおいで」パパのお膝のうえに座って一緒に本を見たんだ。パパはちょっぴりお酒臭い! 本の中には赤ちゃんとママとパパが写ってる写真がいっぱいあった。「これはりさだよ」赤ちゃんを指差してパパがいった。これはアルバムっていうやつなんだって! 写真の中の三人はとっても笑っていた りさはこの写真の中に入りたいって思ったんだ。そしたらママと会えるんだもん。

    2005-12-27 19:20:00
  • 28:

    名無しさん

    4がつ1にち 今日はうそついていい日なんだって!だからりさ朝からうそをいっぱい考えたの!隣の広くんと広くんのおねぇちゃんがお家に来てうその言い合いっこしたの。 りさはねママがお空から帰ってきて今日はパーティするのって広くんたちに言ったら「りさちゃんのママは死んだんでしょ?もうかえってこないよ」って… ママは死んだの?お空に行っただけだよね? お家に帰ってくるよね?広くんたちもうそいってるんだ!ママは帰ってくる。だってりさのママだもん。りさを置いて行くはずないよね。 もうすぐママはりさに逢いに来る!絶対に!!

    2005-12-27 19:32:00
  • 29:

    名無しさん

    夜になってパパと一緒にお風呂にはいった時聞いてみたんだ 「ママはお空にいるんだよね?」パパは「そうだよ。ママはお空にいるよ。ここから見えるかもしれない」そういってパパはお風呂の窓をあけたんだぁ。そしたらいっぱいお星さまが見えた。「この中にママがいるんだよ。りさに見えるようにいっぱい光ってる」パパはお空を指差してずっと星を見てた。 ママの天使の輪っかが光ってるのかな? パパとりさは体が真っ赤かになるまでお空をみてたよ!それで一緒に「きらきら星」を歌ったんだ☆

    2005-12-27 21:43:00
  • 30:

    名無しさん

    4がつ2にち 朝起きるとパパはまだ眠ったままだった。だからねりさ朝ご飯作ることにしたの!ママみたいにエプロンしてパンをトースターにいれてコップにミルクいれたんだ!卵焼きは火を使ったらおねしょするってママが言ってたから作れなかったの。 テーブルに並べてパパを起しにいったんだ。「あなた、起きて!ご飯できたわよ」ママみたいにパパにチュッってしたらパパは飛び起きた。「…りさか…」パパはしばらくぼーっとしてりさを見てた。 その後パンにジャムをぬって一緒に食べたよ! 食べながらいつもママが座ってた椅子のほうを見てたの。 テーブルってこんなに広かったんだね

    2005-12-27 22:20:00
  • 31:

    名無しさん

    4がつ3にち パパがママのところに行くって言ったの!りさも連れていってほしいって言ったのにパパは何にも喋ってくれない。りさは泣いてお願いしたの。いい子にするからママのとこに一緒に連れていってって。 そしたらパパはお空に行くのはとても大変なんだ。苦しかったり痛かったりするんだよ?って言ってた。 ママもお空に行くとき痛かったの?苦しかったの?りさはそれでもいいよって言うと パパは泣いたんだ。 ごめんよって言いながら声を出して泣いてた。だからママがいつもりさにしてくれるように頭を撫でてあげたよ。パパはりさをぎゅってするからりさもパパをぎゅってしてあげたんだ!

    2005-12-27 22:32:00
  • 32:

    コレ実話ですか??

    2005-12-28 00:30:00
  • 33:

    名無しさん これはフィクションです☆最後まで読んでいただけたらうれしいです。

    2005-12-28 01:00:00
  • 34:

    ティァラ

    完結とかぁるんですか??頑張って下さぃ??切なさとかょくゎかります..?

    2005-12-28 01:53:00
  • 35:

    ティァラさん 書き込みありがとうございます。完結はしますよ☆短編ですが最後まで読んでくれたらうれしいです!

    2005-12-28 02:05:00
  • 36:

    名無しさん

    …俺は弱い人間なんだ…お前の所に行ってもいいか?真由美…お前が死んだあの日俺も心が死んだんだ。 これからどうすればいい?りさもお前に逢いたがってる。

    2005-12-28 02:17:00
  • 37:

    名無しさん

    3月14日 お前は眠っているように息をひきとった。 わかっていた事だか受け入れられない…死んだなんて…俺とりさはお前なしでは生きれないんだよ。だから反対したんだ 体の弱いお前が二人目の子供を産むなんて… 真由美の遺体のそばに小さな箱があった

    2005-12-28 02:28:00
  • 38:

    名無しさん

    小さな小さな体が横たわっている …6ヵ月… 真由美は妊娠して6ヵ月の今日大量に出血し母子ともども命を落した… りさの弟だった

    2005-12-28 02:33:00
  • 39:

    名無しさん

    3月15日 一晩寝てもまだ実感がわかない… 今日は朝から忙しかった。お通夜や葬式の準備やら俺は何もわからずにオロオロするばかりだ…りさは真由美が死んだこと理解できるのだろうか?いろんな事が俺の肩にのしかかる… 「ママはお空にある天国っていうところにいくんだよ。今はその準備をしているからおとなしくしとくんだ」りさにそう言い聞かせたがりさはいつもと変わらない様子だった。 この子にまだ死の意味は早すぎる…母親がいない 子供にとってこんな残酷な事はないだろう 今はまだ黙っておこう…

    2005-12-28 02:44:00
  • 40:

    りえ

    >>7書き込んだ者です☆★あげあげ??頑張れ

    2005-12-28 10:14:00
  • 41:

    名無しさん

    2005-12-28 14:04:00
  • 42:

    名無しさん

    りえさん またまた書き込みとあげてくださってありがとうございます!がんばります☆

    2005-12-28 15:46:00
  • 43:

    名無しさん

    3月16日 葬式は慌ただしく過ぎていく。真由美の親類や友達やらが泣いている中 俺は涙が出なかった… お経が響く中 真由美と出会った頃の事を思い出す…りさは退屈そうにじっとその光景を見ていた。

    2005-12-28 15:54:00
  • 44:

    名無しさん

    棺桶の中の真由美を指差し「ママ眠いの?」と聞いてきた。 その姿が周りの涙をまた誘う 「ママは少しつかれちゃったみたいね」お義母さんがりさを抱っこした。火葬の扉が開いた時「ママはお空にいくんだよ。バイバイしてあげて」りさは驚きながらも右手を小さく振っている お義母がその後りさを外に連れ出してくれた。りさの目に写るこの儀式は異様だっただろう… 真由美の棺桶の中に小さい箱をいれた。 真由美とまだ名前もつけてない長男の体が骨になるまで俺はその場所を動かなかった

    2005-12-28 16:10:00
  • 45:

    名無しさん

    3月17日 昨日から眠れなかった…いつもと同じ朝なのにお前はいない 遺品の整理も今はつらくてお義母さんに頼んだ。あんなににぎやかだった部屋は今は物音だけが響く。 夜になり俺は近くの小さなスナックに出掛けた カウンターで休みなくグラスに酒を注ぎ飲み干した。家の中にはいたくない…お前と暮らした6年の思い出は濃すぎるよ…真由美…

    2005-12-28 17:10:00
  • 46:

    名無しさん

    3月18日 腹もすかないし眠たくもない。俺の時間は止まっている。周りの時間だけ過ぎていく 不思議だな…思い出すのはお前の笑顔と楽しかった事だけなんだ。喧嘩した事や辛かった事なんてまるでなかったように思い出せない  ちょとくせがある髪と丸い小さな顔、大きな目。童顔というのだろうか お前は本当に愛らしい顔をしていた…おれにとって本当に天使だった………

    2005-12-28 17:22:00
  • 47:

    名無しさん

    3月19日 朝からりさが部屋中飛び回っている …うるさい…静かにしてほしいのに なんだかすごくイライラするんだ。くせ毛の長い髪が俺の横を通り過ぎる りさはおまえの生き写しだ… その顔で俺に笑いかけないでくれ りさ

    2005-12-28 17:33:00
  • 48:

    名無しさん

    3月20日 お義母さんが家に帰りこれから身の回りの事をしなくちゃいけない。洗濯や掃除、そして料理…はもっとも苦手なんだ いつも朝はトーストとコーヒー。弁当にいれてくれる卵焼きがテーブルに並び真由美とりさが俺を起こしにくる…本当は目が覚めているけど寝たふりをしておまえたちを待っているんだ。それがたまらなく可愛くみえて 幸せを感じる時だったんだ  そんな朝はもうこない。幸せはもう感じる事ができない

    2005-12-28 17:55:00
  • 49:

    名無しさん

    3月21日 雨がふっている  あの日もこんな雨が降っていたな…仕事から帰る途中お前が好きなケーキ屋に寄ってモンブランとショートケーキを買ったんだ。足早に家に帰ると電気がついていない  この時嫌な予感がした

    2005-12-28 19:41:00
  • 50:

    名無しさん

    リビングのドアを開けるとすこし酸っぱい匂いが鼻をついた    りさが部屋の真ん中で何か見ている。

    2005-12-28 19:44:00
  • 51:

    名無しさん

    部屋は暗い 目を懲らしりさの見ている『なにか』を見た。 だんだん目が暗やみに慣れてその『なにか』が真由美だとわかった。 倒れている!!っそう思った瞬間俺は身動きができなくなっていた

    2005-12-28 19:49:00
  • 52:

    名無しさん

    …血…真由美の体の下には大量の血が…   そして腕に血の塊みたいなものを抱いている。生々しい血がついたその塊は人間の形をしていた

    2005-12-28 19:54:00
  • 53:

    名無しさん

     俺は真由美のそばに駆け寄り意識を確認した。こんな時どうしたらいいのかわからない。 情けなかった…  息が弱々しく吐かれている。「あ…かちゃんが」小さな声で真由美が言った。

    2005-12-28 20:01:00
  • 54:

    名無しさん

    …早すぎる。あまりにも早すぎた出産は真由美の体から血と体力を奪った。 しっかり母親に抱かれた小さな体はピクリとも動かない 細長い木の枝のような手足がダランと垂れ下がっていた

    2005-12-28 20:12:00
  • 55:

    名無しさん

    それからは頭に霧がかかったようにモヤモヤしてあまり思い出せない。でもおまえの顔はしっかりと目に焼き付いている…   真由美は産み落とした子供の顔を愛しそうに見ていた。その顔はとても

    2005-12-28 20:22:00
  • 56:

    名無しさん

     美しかったんだ。

    2005-12-28 20:24:00
  • 57:

    ティァラ

    ぇ!!??完結..??

    2005-12-29 10:22:00
  • 58:

    りえ

    りえゃん?およよ??完結じゃないやんなぁ?頑張れ?

    2005-12-29 15:58:00
  • 59:

    ティァラさんりえさん!完結ではないですよ☆変な所で区切ってごめんなさい。まだ続くので読んでもらえたらうれしいです☆

    2005-12-29 17:43:00
  • 60:

    名無しさん

    その夜りさと寄り添って寝た。 りさを抱き締めると体のぬくもりを感じる …この子は生きている…そう思ったら安心した。「おやすみパパ!また明日ね」 「おやすみ。」

    2005-12-29 18:00:00
  • 61:

    名無しさん

    3月22日 今日から仕事に行く。 りさは幼稚園が春休みなんでとなりの内村さんに預かってもらう事にした 会社に着くとみんなが声をかけてくる ヒソヒソとこっちを見ながら耳打ちしてるやつもいる。 珍しいか?妻と子をいっぺんに失ったやつが!哀れに思うのか?『大変だね』『なんでも力になる』その言葉は同情だろ?だったらお前たちが変わってくれ!この悲しみを背負ってくれ! …なんて心の中で思う 自分が少しずつ壊れていくのがわかってきた。

    2005-12-29 18:27:00
  • 62:

    名無しさん

    2005-12-29 18:49:00
  • 63:

    名無しさん

    ただ黙々と仕事を続けた。何も考えないように…今ここで考えてしまったら暴れてしまいそうだ。 休んでる間にずいぶん溜まっていた書類に目を通す 仕事を終え家路に急ぐ、リサの顔を見てほっとした…。早く家に帰ろう。今日は一段とつかれた

    2006-01-28 09:24:00
  • 64:

    名無しさん

    3月23日 今日も会社に行くと考えたら気分が悪くなる。出勤すると同時に哀れな者を見るような目付きに変わる…。 あぁ、本当に気分が悪くなってきた… 昼休みに部長に早退すると告げ家に逃げ帰ってきてしまった

    2006-01-28 09:32:00
  • 65:

    名無しさん

    りさがご飯を食べない。真由美の作ったのが食べたいと口を尖らせる。…たもっていた理性がなくなった… こんな小さな子供にまであたってしまうなんて… りさが怯えるように俺を見る… ごめん。ごめん、りさ。泣かないでくれ、りさを抱き締めながら自分の弱さを責める。俺は情けなくて泣けてきた

    2006-01-29 00:16:00
  • 66:

    名無しさん

    3月24日 昨日の事に反省し、今日はりさと朝から遊ぶ。こんなにはしゃいでるりさを見るのは久しぶりだな…よく三人でしていたなぁ、俺が怪獣でりさが正義の味方。そして真由美は怪獣に襲われるお姫さま。でも、もう姫はいない。 今回からは二人だけでしないとな。

    2006-01-29 00:26:00
  • 67:

    名無しさん

    その後りさに天国はどんな所か教えてあげた。とてもきれいで、何をしていても楽しくて、みんな羽が生えて自由に飛び回れる そんな幻想話をりさが目をキラキラさせて聞いている…。俺もお前がそんな所にいると信じたい。子供と幸せに暮らしていると信じたい。

    2006-01-29 00:33:00
  • 68:

    名無しさん

    2006-01-29 01:46:00
  • 69:

    名無しさん

    3月25日 りさが熱を出して寝込んでしまった。昨日ハシャギ過ぎたかな…? 「…ママ」寝ながら泣いている 幼い子供が母親を求めている。こうゆう時、父親は自分の無力さを知るんだ。

    2006-01-29 04:06:00
  • 70:

    名無しさん

    頑張って下さい…??

    2006-01-29 04:37:00
  • 71:

    ありがとうございます☆

    2006-01-30 05:04:00
  • 72:

    名無しさん

    最後まで読みます?がんばってね

    2006-01-31 04:06:00
  • 73:

    名無しさん

    3月26日 りさの具合はマシになってきた。きょうはずっとそばにいてあげよう…。寝顔を見ていると心が少し和らいだ感じがした。この子のために強くならなくては… りさには俺しかいないのに情けないな…。寝言でりさが「ママ…」と囁いた気がした。また胸が締め付けられる…弱いな俺は。そのあとはただただ寝顔を見つめていた 愛しい真由美と俺の子供。守っていかなくてはいけない

    2006-02-24 17:12:00
  • 74:

    名無しさん

    3月27日 熱がなくなったので買い出しに行く。りさにせがまれシールを買ってあげた 手をつないで迷子にならないように見張っていたが気がつくと…いない!!急いで探すとぽつんと立っている。怒ろうとしたがりさの視線の先には親子が仲良く買い物をしている …口には出さないが寂しいのだろう…昔はよく三人で買い物に来ていたっけ。その親子が俺たち家族と重なって見えた。平凡で幸せそうな家族 りさの手を握りその親子が通り過ぎるのを二人でぼーっと見ていた。

    2006-02-24 17:23:00
  • 75:

    泣けるわ

    2006-02-24 23:48:00
  • 76:

    ありがとうございます!

    2006-02-25 02:56:00
  • 77:

    名無しさん

    3月28日 朝りさに便箋がほしいと言われ近くのコンビニへ。ピンク色のかわいらしい便箋を買った 「ママにお手紙かくんだぁ」そう言って無邪気に笑う 俺も笑い返そうとしたが顔の筋肉が硬くなったように不自然になる。夕方になり、りさがどこからか帰ってきた。 どこに遊びに行ったのか聞くと不機嫌そうに頬を膨らましている。「ママのいるところの住所わかない…」ヨレヨレになったピンクの便箋をしっかり持っていた。パパもわからないんだ…腰を屈めりさと同じ目線にすると、うつむいた顔は真っ赤になり涙を浮かべていた。こうゆう時はどうするべきだったのだろう…寝るときまであまり口を開かない。明日どこかに連れていこう。すこしは機嫌が治るかもしれない。

    2006-02-25 03:15:00
  • 78:

    名無しさん

    3月29日 りさにどこへ行きたいか尋ねると「風船がほしい!」と。…風船?。…あぁ1ヵ月前ぐらいにデパートで買ってあげたやつだな! 早く早くと急かすりさの顔はうれしそうだったので、もう昨日の事はわすれたんだろう 「あれがいい!」屋上に上ると愛想のいい定員さんが風船の束を持っている。銀色のハート型の風船を買い、百円で動く乗り物にふたりで乗り込んだ。はしゃいだりさの顔を見て自然に俺も楽しくなる 子供の笑顔を見ると癒されるな。今日は俺のほうがたしゃいでるのかもしれない。

    2006-02-25 18:42:00
  • 79:

    名無しさん

    3月30日 目が覚めてるのに体が動かない…あの日から目が覚めると同時に真由美の姿を無意識に探す…俺の休みの日には真由美のほうが起きるのが遅かった。 ダブルベットなのに隅のほうで手足を絡ませながら寝ている二人。目が覚めると俺の腕の中で眠っているお前がいて…それがあまりまえで…お前がいない今の現実はいつあたりまえになるのだろう。 真由美が寝ていた場所に腕を回す… まだぬくもりが残っている気がした。

    2006-02-25 19:14:00
  • 80:

    名無しさん

    めちゃ泣ける?悲しすぎるよ…
    一気に読んだけど辛すぎます。産まれて2ヶ月の娘いるけど…絶対にいなくなったりしない。改めて思った。
    完結するまで頑張ってください。無理はしないで…あたしも完結するまで読み続けます?

    2006-02-25 19:33:00
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