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傷跡

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  • 1:

    名無しさん

    初めて書きます。よかったら読んで卞さい。

    2006-03-25 01:45:00
  • 2:

    名無しさん

    ??

    2006-03-25 01:51:00
  • 3:

    名無しさん

    http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1133335290/1-5

    2006-03-25 01:57:00
  • 4:

    名無しさん

    この作者また立てよるんちゃうか

    2006-03-25 11:18:00
  • 5:

    ここ最近、確かに体の調子は良くなかった。
    しょっちゅう立ちくらみや目眩はするし、とにかく体がダルくて…気分が悪くなったりしてた。
    だけど、ただ疲れてるだけだって――そう、思った。
    それなりに苦労はしてきたし、昔から熱も出やすかったし、少しずつ異変が出てきていた自分の体に……    

    あたしはまだ、気付いていなかった。 
    ――それから、どのくらい経っただろう。       
    あたしの熱はなかなか下がらずに、龍二はその間、付きっきりで看病していた。  
    あたしはというと…毎日、熱にうなされながら、何も食べずに薬を飲む。そんな苦痛な何日間か、あたしは意識も曖昧なまま――… 寝込んでいたらしい。
    チュンチュンチュンッ         
    ……朝だ。あたし、あれからどうなったんだっけ?    

    久しぶりに、頭がスッキリしていた。ようやく、熱が下がったのかな……。
    『……ん。』
    ――病み上がりに起こす体は、何倍も重い。

    あたしは、ベッドから、鉛がついたような体をゆっくりと持ち上げ、ふと、ベッドの脇を、見た。
     『…。』

    ベッドの脇

    2006-04-10 22:51:00
  • 6:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 7:

    ……看病、してくれてたんかな?           
    チクリ―。
    少しだけ、胸が痛んだ。   

    「……んー。」
    「…あ…れ……?理都…」  
    『おはよ。』    
    「……えっ?あ……お前、目…覚めたん…!?」    
    龍二の焦りよう。あたしは相当、重症だったようだ。
    『ん…目覚めた。あたし、どんぐらい寝てたん?』   
    「……丸々…三日くらい…やな。ってか、ほんまに良かった………。」    
    ――目の前で、一気に胸を撫で下ろした様子の彼に、あたしは、やっぱり複雑な気持ちだった。
    だけど、次の瞬間――。
    あたしは、言葉を失う    

    「……ってか…な、理都…お前、顔……」
    『…え…何?』
    龍二が、心配そうに、あたしの顔を覗き込む。    
    顔が…どうしたん――?    

    「……や、何もないで。」

    2006-04-10 22:53:00
  • 8:

    『……何…よ?何なん?気になるやろ……?』
    【ガバッ―】
    あたしは、ベッドから起き上がると、そのまま洗面所へと迎う。そして、洗面所の鏡の前へ… 立つ。     

    『…。』
    『何…………コレ?』   

    ――思わず、唖然とした。  
    肌は、昔から綺麗な方だった。ニキビなんて、あまり出来た事すら、なかった 
    『……二?龍二ぃっ……。何なんコレ?なぁ…何なんよぉぉ………………っ。』   

    あたしは、鏡の前で、崩れ落ちた。
    あたしの顔には、湿疹?吹き出物?みたいなモノが、三日間の間に、至る所に、出来ていた―――…。
    うそ・・や。嘘や…んな?   
    痒い……痛い…………。   

    「…おっ、おい!理都!お前…何やってんねんっ!」
    あたしは、必死で顔を、掻きむしった――。
    『…やめてよぉ!!離してよぉぉ…っ!!!!』
    「理都!落ち着けって!」『嫌やぁぁぁ…嫌やぁぁぁぁぁ!』
    「理都っ……!やめろ!!跡残るぞ!!落ち着け!」
    『嫌ぁぁぁぁぁぁ…!!』   

    2006-04-10 22:56:00
  • 9:

    こんな事って、       
    こんな事って……あるん?
    あたしが、何をしたん?   
    なぁ神様……      こんな仕打ちを受ける程、あたしはアナタに刃向かった? 罪を犯した?    

    あたしは、このままどうなるん―――…?
    「理都……落ち着け。腕、見せてみ。」
    龍二が、強引に、あたしの腕を掴む。         
    『うっ…。』
    思わず、言葉が漏れる。    
    腕気持ち悪い。
    気持ち悪い・・・・。      
    「なんやろ…な、コレ。薬塗った方がええな…。」   
    『……離し…て。』
    や足にも、同じように大きな湿疹のような、かぶれのようなモノが… いくつもいくつも、出来ていた。
    『いいから……もう。離して…よ。』     
    もう、どうでもいい    
     
    「理都……お前なぁ、いい加減にしろよ。」
    「このくらいで何言ってるねん…。すぐ治るわ。薬買ってくるから、おとなしく待っとけな。」     
    龍二は、そう言うと、そのまま部屋を出ていった。     

    『……』

    2006-04-10 22:58:00
  • 10:

    もう一度、立ち上がり、鏡を見る。
    痩けた頬、やつれた顔…    
    【ギシッ―】    
    あたしは、ゆっくりとその場にあった体重計に乗る
    体重は、ここで一緒に住みみ始めた頃から、約8キロ減っていた。          

    『ふっ……ブッサイク。』  
    思わず、笑ってしまう。自分の馬鹿らしさと、情けなさに。『は…は……。』
    あたしは、そのまま、フラフラともつれた足で部屋に戻ると、ベッドに倒れ込むように…横になった――。
    痛……            
    ――ほんの一瞬だけ、眠ってしまってた。        
    《今…、何時やろ……?》部屋を見渡す、が、龍二の姿はまだなかった。

    2006-04-10 23:01:00
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