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1:
知香
「なぁ司(ツカサ)?しんどいわ…別れへん?」
「おー別にいいで。雪はどうせ俺んとこ戻ってくんねんから」
こうして幕をおろした五年の恋愛。まさか本当に終わってしまうとは…あたしも司も思っていなかった。2006-04-27 04:16:00 -
2:
知香
司との出会いは、夜の仕事を始めたキャバクラだった。
その店のいわゆる管理職。代表とゆう肩書だった司と初めて会った時、あたしはこう思った。
チャラ男やん…こんなんめっちゃ嫌いなタイプやし。2006-04-27 04:20:00 -
3:
知香
あたしは司と関わらないようになるべく話もしないようにした。
でも一緒に入店した舞が、司と仲のよかった店長の真人とだんだんいい感じになり、ある日仕事が終わると舞に「一生のお願い」と言われ四人で飲みに行くことになった。2006-04-27 04:23:00 -
4:
知香
ダル…そう思いつつ舞が真人にはまっていくのを見ていたあたしは、仕方なく嫌な顔はせずに飲みに行った。
「雪なに飲む?」
司にそう聞かれて即ウーロン茶と答えた。だいたいあたしは早く帰りたいねん…2006-04-27 04:27:00 -
5:
知香
「でなぁ、今日もずっとまぁ君と会えるの楽しみにしててんやん」
正面に座る舞の甘ったるい声が聞こえる。
あたしと舞は入店したといっても週に1〜2回しか出勤していなかった。だから舞は真人に会えるのがよっぽど嬉しかったみたいだった。2006-04-27 04:29:00 -
6:
知香
「じゃあ舞今日はウチ泊まるか?」
「えー………うん…」
はぃ!?マジですか?舞は完全に本気だった。あたしのことなんかスッカリ忘れてるみたいで。2006-04-27 04:32:00 -
7:
知香
「あーあっ」
ん?司がぼそっとそう言った。あたしには意味が分からなかった。何があーあなん?
「あーあって何?なんかあんの?」2006-04-27 04:33:00 -
8:
愛
読んでます?がんばってください?
2006-04-27 04:35:00 -
9:
知香
「お前友達やったら止めときや。先ゆうとくわ」
司が小さい声であたしにそう言った。な、なに?だいたいお前ってあんたは何様なんよ…
「舞ぃ、あかんで。今日も一緒に帰ろうや。明日朝から日サロ行くって言ったやん」2006-04-27 04:35:00 -
10:
知香
「うーん…でも今日はまぁくんとおりたい…」
でたでた。女ってこんなもん。長年の付き合いの友達より好きになったばかりの男を選ぶねん。
「じゃあ勝手にしぃ。あたしはもう帰んで?いいん?」2006-04-27 04:38:00 -
11:
知香
「うーん…えーっ…どうしよぉ…」
なぁ舞、それ考えてるフリやろ?
「分かったぁ雪ほんまごめんなぁ」
ほらな。初めっから分かってるって。はぁーあっ…だる。2006-04-27 04:40:00 -
12:
知香
「ほんじゃ、あたし先帰るわ。お疲れ様ー」
あたしは早々と席を立ってバーを出た。まだ電車も走ってないやん…タクか…
あたしと舞の地元はタクシーで4000円弱だった。いつもは送りがあんのに…ほんま…今日はダルイ。2006-04-27 04:43:00 -
13:
知香
仕方なく大通りまで出てタクシーを拾うために歩いてると急にカバンを引っ張られた。
ゲッ…ひったくり?
「お前なぁ、歩くん早過ぎやねん」
は?カバンを引っ張られた相手はあの嫌いな司だった。2006-04-27 04:46:00 -
14:
知香
「離してやキモい」
なんとなくとっさにそんな言葉が出た。
「なぁお前俺のこと嫌いやろ」2006-04-27 04:47:00 -
15:
知香
「は?意味分からん」
嫌いって言いたかったけど一応ね…舞と真人のこともあったしやめといた。
「見てたらわかんねん。いちいち俺のこと避けて。今日もだるかったんやろ?まぁと舞のことがあったからしゃーなしやろ?」2006-04-27 04:49:00 -
16:
知香
「そうやで」
ゲッ言ってしまった。
「だから俺はいいって言ったのに…ごめんな俺が舞に無理矢理に雪呼んでって頼んでんやん。四人で行くなら他の女よりお前がいいと思ったから」2006-04-27 04:51:00 -
17:
知香
は…い?
「な、なに?ほんま意味分からんし」
「なぁ、お前なんで俺のこと嫌いなん?それだけ教えてや」2006-04-27 04:53:00 -
18:
知香
「え?うーん…」
変やった。あれっ?
あたしは司に嫌いなところを言えなかった。しいてゆうならチャラチャラしてそうってぐらい。嫌いなはずやのに嫌いなところが…ない?2006-04-27 04:55:00 -
19:
知香
「はよ言えや」
「チャラチャラしてそうやから嫌やねん」
言ったった。ざまーみろ。2006-04-27 04:56:00 -
20:
知香
「は?そんだけ?」
司はキョトンとした顔であたしを見てた。
「悪い?あたしチャラチャラした奴だいっキライやねん」2006-04-27 04:57:00 -
21:
知香
「ふーん。あっそ」
なんなんこいつ…笑ってるし。むしょーにムカついた。何がおかしいんよ。
「お前家どこ?」2006-04-27 04:58:00 -
22:
知香
「は?何であんたに教えなあかんのよ」
「送ってったるわ。俺車あるし」
・・・はっ?送ってったる?誰が?司が?ありえへんし。走って帰ったほうがマシですから。2006-04-27 05:00:00 -
23:
知香
「いいってタクで帰るから。近いし」
「マジで送たるって」
「しつこいなぁーいいって言ってるやろ」あたしがそう言った時、またカバンを引っ張られた。2006-04-27 05:01:00 -
24:
知香
「やめてよ」
あたしがそう言うと司はにやっとしてた。マジこいつダルイ。あたしは腹が立ってすぐにタクシーを拾ってとび乗った。
「〜までお願いします」2006-04-27 05:03:00 -
25:
知香
タクシーは走りだし、あたしは疲れがどっときた。あ…舞いま何してんねやろ?まぁ今日はもういっか。
真人にやられてなければいいけど…
「あっもうこのへんでいいです」2006-04-27 05:05:00 -
26:
知香
タクシーは家のすぐ近くで止まった。
れ?あれ?おかしい…
入ってるはずの財布がなかった。なんで…
あたしが焦ったその瞬間、後ろからププッと車のクラクションが聞こえた。振り返ると見覚えのある髪の男が運転席からこっちを見て笑ってた。2006-04-27 05:08:00 -
27:
知香
あ…いつ…車の男は司やった。
「おねーちゃん支払いは?大丈夫なんか?」
タクシーの運転手があたしに少し怒り口調でそう言った。うわぁ…テンパるってどうしよう…2006-04-27 05:10:00 -
28:
知香
そう思ったその時、窓をコンコンと叩かれた。司や…なんなんほんま…ってあーっっ!
「ちょっと何であんたが持ってんのよ!」
「ごめんごめん。ちょっとスリの真似したかってんやん。ほんまに取ったの気付いてなかったから返すタイミングなかってん」2006-04-27 05:12:00 -
29:
知香
あたしがタクシー乗るの見てたくせに?ほんまわけ分からん…
「ごめんねおっちゃん」
あたしは司から財布を取り上げてすぐに代金を支払ってタクシーをおりた。2006-04-27 05:14:00 -
30:
知香
「ちょー怒らんといてや。ほんま悪気はなかってん。なぁー雪!」
あたしは無視して家へと歩いた。
「舞ほっといていいんか?友達やろ」2006-04-27 05:15:00 -
31:
知香
「は?」
あたしは立ち止まって振り返った。
「真人あいつ女おんねん。しかも系列のキャバクラの女。だから舞のことばれたらサブいで。舞もまぁが女おんの知らんやろうからどちみち傷つくことなるんちゃうか?」2006-04-27 05:18:00 -
32:
知香
「何でもっと早くに言わんのよ!ほんま最悪」
「俺ゆうたやんけ。ちゃんと止めろよって」
・・・ほんま役たたず。2006-04-27 05:19:00 -
33:
知香
とりあえずすぐに舞に電話をかけた。でも留守電やった。どうしよ…
「連れ戻しにいくか?」
司は珍しく真面目な顔でそう言った。なんな…ん。調子狂うやん…2006-04-27 05:21:00 -
34:
知香
「とりあえず真人んち行こ。車乗れや」
あたしが答える前に司はそう言って車に乗り込んだ。しぶしぶあたしも助手席に乗った。
「安全運転してや。あんたと事故って死にたくないから」2006-04-27 05:24:00 -
36:
知香
「はいはい分かりましたよ」司はめんどくさそうにそう言うと車を飛ばして走りだした。
真人の家に着くまでの間、あたし達は一言も言葉を交わさなかった。
でもふと思った。何でこいつ…わざわざこんなことしてんねやろ?2006-04-27 05:28:00 -
37:
知香
ひょっとして少しはいい奴?チャラチャラしてんのに真人の遊びとかそうゆうのを気にするなんて…
変な気分やった。
考えてみれば司とはマイナスから始まったようなもんやったね。だからや…だから…2006-04-27 05:30:00 -
38:
知香
例えば恋愛指数が
-10〜+10までしかないとしたら、あたしは司と出会った頃、確実に-10やった。
だからそれより下はなかってん。あとは自然と上がっていってたんかな…
-10が-9になってそれが-8になって…2006-04-27 05:33:00 -
39:
知香
ピンポンピンポンピンポン
真人の家についたとたん司は連打しまくってた。
「はーい…どうしたんっすか?」2006-04-27 05:41:00 -
40:
知香
真人が眠そうな顔で出てきた。
「舞は!?」
「おるけど」
「ごめん入んで。おじゃまします」2006-04-27 05:43:00 -
41:
知香
あたしはそう言って勝手に真人の家へ入った。
奥の部屋に行くと舞がベットで寝ていた。あたしを見てビックリしてた。
「雪ぃー?どしたん」2006-04-27 05:44:00 -
42:
名無しさん
おもろい!がんばれ♪
2006-04-27 09:48:00 -
44:
名無しさん
RAINの知香さんやん?
2006-04-27 19:10:00 -
45:
名無しさん
綴りが間違い
2006-04-27 20:13:00 -
46:
名無しさん
Roadやんね?
2006-04-27 22:08:00 -
47:
名無しさん
うん、道=Road やで
2006-04-27 22:08:00 -
48:
名無しさん
がんばってなあ?
ちかさん書くのすきやわ〜2006-04-27 23:13:00 -
49:
名無しさん
Rainも書いてる知香さんゃって事ぢゃなぃん?
2006-04-27 23:15:00 -
50:
名無しさん
だから?
2006-04-27 23:23:00