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━続・傷跡━
-
1:
理都
完結まで、宜しくお願いします?
━傷跡━初めからはこちらです→http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1133335290/-52006-01-04 03:52:00 -
802:
名無しさん
????????????
2006-02-06 05:59:00 -
803:
理都 ◆ds6WHwWvxk
《…なッ…んでそんな事…言う……なんであん…たはそんなに勝手な…の?》
《――勝手?》
あたしが、勝手…?
2006-02-06 10:28:00 -
804:
理都 ◆ds6WHwWvxk
《単なる世間体やん……?あんなくそおもんないトコ…好きで行っとうわけないやろ!?ここまで良く我慢したわ。無理矢理…アンタらに行かされたんっ――》 《都……!お父さん…!》
【バシンッ――――】
痛……。
2006-02-06 10:59:00 -
805:
理都 ◆ds6WHwWvxk
リビングで泣き崩れる母の姿。目を合わさずに、新聞を読み始める父の姿。
そのまま動けずに立ち尽くすあたし―――― 。
お母さん…
あたし、頑張ったよ?
2006-02-06 11:19:00 -
806:
理都 ◆ds6WHwWvxk
中学時代は、部活も頑張って成績も良かった。テスト勉強だって、一週間前には帰ってから寝るまで机に向かった。通知表は、4以下なんて取った事なかった。いつも、期待に応えてた。
応えたかった……
あたしの頑張りは、認められないの?誰も分かってくれないの?結果が全て…?
2006-02-06 11:29:00 -
807:
理都 ◆ds6WHwWvxk
《頑張ったね!》
そう、言われたかった―…
笑って欲しかった
2006-02-06 11:36:00 -
808:
理都 ◆ds6WHwWvxk
あたしは、感情をうまく表現できない。昔から…
内気で引っ込み思案だったあたしには、努力する事が”全て“だった。
どんなに苦しくても、努力をすれば報われる。そう、心のどこかで信じていた
2006-02-06 11:46:00 -
809:
理都 ◆ds6WHwWvxk
《理都…あん…たは何で…そんなに勝手なの?》
《この偽善者!お前なんかもう信じられへんわ……》
信じられないのはあたし。
2006-02-06 11:50:00 -
810:
理都 ◆ds6WHwWvxk
神様は見てる。どんなに頑張っても、報われない人間もきっといるんだ。
もう、何も見えない…
2006-02-06 11:55:00 -
811:
理都 ◆ds6WHwWvxk
―――…
「……理都、理都、聞こえるか!?おいっ、俺の顔…見えてるか!?」
ぼんやりと視界に写し出される、龍二の影。
2006-02-06 12:06:00 -
812:
理都 ◆ds6WHwWvxk
夢…?
――どうして、あの時の夢なんか見たんだろう。
「おい…理都!?大丈夫か!?お前ちゃんと…意識あるか!?」2006-02-06 12:13:00 -
813:
名無しさん
????????????
2006-02-06 12:19:00 -
814:
理都 ◆ds6WHwWvxk
あたし、熱あるんや……
どうりで体が重いわけ…
「ほら…これっ、買ってきたから、飲めよ!?風邪薬と、栄養ドリンク!!」
龍二が、近くのドラッグストアの袋から、ガサガサと中身を取り出す。
2006-02-06 12:31:00 -
815:
理都 ◆ds6WHwWvxk
携帯の調子がものすごく悪いです?バッテリーがすぐ落ちてしまう?
仕事行ってきます(>_2006-02-06 12:50:00 -
817:
名無しさん
????????????????????????
2006-02-06 15:24:00 -
818:
名無しさん
おもろ?い?
2006-02-06 15:29:00 -
819:
名無しさん
????????????
2006-02-06 15:39:00 -
820:
昴
頑張って完結させてくださいね?更新楽しみに待ってます?
2006-02-06 21:46:00 -
821:
削除削除されますた
あぼ~ん -
822:
あ〜ちやん
初めてカキさしてもらったよ?
めっちゃ良い小説やね?
今この小説にハマってるよ?
一番みてておもしろいよ?
荒らしゎ気にしないで頑張ってね??
まってまぁす。2006-02-07 00:11:00 -
823:
理都 ◆ds6WHwWvxk
昴サン、ありがとうございます?(*^_^*)頑張って絶対完結させますね?
832サン、イラつかせてごめんなさい…。申し訳ないです?
あ〜ちゃん、ありがとうございます? 嬉しいお言葉に、すごく励まされました!!頑張るので、どうぞ最後まで見守ってやって下さい(σ_;)2006-02-07 00:49:00 -
824:
名無しさん
????????????
2006-02-07 00:57:00 -
825:
理都 ◆ds6WHwWvxk
「ほら、これ…飲めって!今、水持ってくるから!」
龍二が、台所に行ってコップに水を入れる。
「おい…ほらこれ!飲めるか…?体起こせるか?」
戻ってきて、あたしにそれを手渡す――。
2006-02-07 01:00:00 -
826:
理都 ◆ds6WHwWvxk
【ガシャン――――】
頭の中で、何時間前かのシーンが一気に回想した
あたしは、無意識のうちに手渡されたコップを…思いっきり払いのけていた。
2006-02-07 01:06:00 -
827:
理都 ◆ds6WHwWvxk
カランカラン…
カーペットに素早く染み込んでいく、零れた水を、呆然と眺める――― 。
「…前、何…すんねん?」
2006-02-07 01:13:00 -
828:
理都 ◆ds6WHwWvxk
龍二は、驚いた顔をして、コップからあたしの方へと目線を向けた。
「……お…い?理都…?お前、大丈夫…か!?」
龍二の声が、遠くの方で聞こえる。あたしは、一点を見つめたまま、動かず、 ボーっとしていた。
2006-02-07 01:21:00 -
829:
理都 ◆ds6WHwWvxk
「ほら…とりあえず、コレ飲めって。飲まな…治らへんからな。お前、マジ顔色悪いで……?」
――心配そうに、あたしの顔を覗き込む。
『…』
あたしは、それを黙ったまま避けた。
2006-02-07 01:26:00 -
830:
理都 ◆ds6WHwWvxk
「……おい…って!お前、どないして…ん?まだ変な事考えてるんか?」
―――変な事?
『……どーゆう意味?』
2006-02-07 01:33:00 -
831:
理都 ◆ds6WHwWvxk
「……出て…いくとか、いきなりお前が…そんなん言うからやんけ。」
――そうだ、思い出した
あたしは、此処で、全てを龍二に伝えたんだ。2006-02-07 01:40:00 -
832:
理都 ◆ds6WHwWvxk
『…龍…二、あたし、考え変わってないから。』
布団から天井を見上げて、彼に言った。
「……どーゆう事?」
2006-02-07 01:44:00 -
833:
理都 ◆ds6WHwWvxk
『明日、出て行くよ。』
冷静に、その言葉を返す。
「……。」
2006-02-07 01:46:00 -
834:
理都 ◆ds6WHwWvxk
「……何、言ってんねん。明日からいきなし…何処に行くねん?実家戻るんか?それにっ……そんな体で動かれへんやろが…!?」
慌てたように――、それを繋げる彼の言葉。
『…実家には戻らへんで。一人暮らしするって言ったやん。体は…熱が下がればなんとかなるやろ。』
2006-02-07 01:55:00 -
835:
理都 ◆ds6WHwWvxk
「無理に決まってるやろ…熱…何度ある思てるねん?38度7分やぞ……?お前、そんなんで明日出ていくとか普通に無理やから!」
『無理じゃないっ!!』
あたしの乾いた口からは、咄嗟に大声が出た…
2006-02-07 02:02:00 -
836:
理都 ◆ds6WHwWvxk
『……無理じゃないから。あたし、ちゃんと動けるし。もう…決めたから!』
ストーブの音だけが響く。部屋の中で、あたし達二人の空間だけは、その暖かい空気が――… まるで、通ってないみたいだった。
2006-02-07 02:08:00 -
837:
理都 ◆ds6WHwWvxk
「…………考え直せや。」
ごめんね、龍二。
2006-02-07 02:14:00 -
838:
理都 ◆ds6WHwWvxk
そうしたら今日…なんの為に、実家に帰ったか分からない。あたしは今日、全てを捨ててきた。
親も、家も、思い出も――
もう、引き替えせない…
2006-02-07 02:19:00 -
839:
理都 ◆ds6WHwWvxk
『…荷物、まとめるわ。』あたしは、重たい体を起こし、ゆっくりとベッドから立ち上がる。
「……。」
2006-02-07 02:23:00 -
840:
理都 ◆ds6WHwWvxk
先に、トイレに行こうとした…その時―――――。
【ドタン―――。】
2006-02-07 02:28:00 -
841:
理都 ◆ds6WHwWvxk
・・・・・・
「――――…都!?都…!…丈夫かっ!?理都っ……おい!しっかりしろって…!お…い!理都……!!」
2006-02-07 02:32:00 -
842:
理都 ◆ds6WHwWvxk
足元がふらつく。目の前が突然、真っ暗になって。体がダルイ…… 目眩がする
あたしは、そのまま………廊下に倒れた。
2006-02-07 02:36:00 -
844:
理都 ◆ds6WHwWvxk
――龍二に抱き抱えられてベッドに運ばれる間、意識は朦朧としていた。
ベッドに横になると、あたしは壁側に体を向ける。
2006-02-07 02:46:00 -
845:
理都 ◆ds6WHwWvxk
『――――…。』
無意識のうちに、 あたしの目からは、堰を切ったように涙が溢れた――――…
2006-02-07 02:49:00 -
846:
理都 ◆ds6WHwWvxk
何をどうすればいいのか、何が正しいのか、なんて…もう、分からない
ただ、苦しくて…
体が言う事を聞かなくて…
2006-02-07 02:53:00 -
847:
理都 ◆ds6WHwWvxk
単なる”風邪”だと思っていた。この目眩も、体のダルさも。
そう――… いつもみたいに風邪を、ひいたんだと。
目を閉じる。頬に、ピッタリと、髪の毛が張りつく。
2006-02-07 03:00:00 -
848:
理都 ◆ds6WHwWvxk
あたしは自分の体を抱き締めて、必死に、震えを止めようとした――――…。
2006-02-07 03:03:00 -
849:
名無しさん
*・3・)??
2006-02-07 03:14:00 -
850:
理都 ◆ds6WHwWvxk
皆様へ。
長くなっていて申し訳ないです…。1を書いている時には、もっと早く完結させるつもりだったのですが、細かい話などを入れた為、こんなにも長くなってしまいました(;_;) 飽きられた方、ごめんなさい…。
今度こそ、もうすぐなので頑張ります。最後まで、宜しくお願いしますm(__)m
2006-02-07 03:15:00