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《続》過ち…後悔…傷…真実…。
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1:
かなえ
若気の至り。
今までの私はそんな言葉で自分に言い聞かし、真実として受け入れてはこなかった。
不安と、絶望と、悲しみと怒りしかなかった十八歳。
けれど今よりも無心に愛を求めていた。
純粋だった。
怒濤の半年…。
2007-06-01 22:29:00 -
31:
私は続けて…
《あの時、一緒に自殺してたらお母さんや、ミィやお兄ちゃん…。みんなを巻き混まんでよかったし…。あたしらも怯えたり、不安になったり、辛くなったりしやんくて良かった…。》
《……。》黙ってる里音に
《…里音ごめんなっ…。あの時、一緒に死んでいたら…こんなに辛い事にならんくて良かった…。》と泣き崩れた。2007-06-02 21:45:00 -
32:
里音は黙って私を抱き締めた。
そのまま、私達は抱き合って泣き続けた。
電気もない、真っ暗な部屋で、二人はしばらく泣き続けた…。
二人を月明かりだけが、照らしてくれた…。2007-06-02 21:50:00 -
33:
平然を取り戻した…。
しばらくして私達は、一階に降りた。
そしてしばらくして、二人で手を繋いで眠りに就いた…。
まさか、今夜は里音との最後の夜になるなんて、想像もつかなかった…。2007-06-02 21:56:00 -
37:
《どしたんやろッ…》と私は呟いた。
兄は《……待つしかない》と言い、それっきり三人は口を閉ざし母の帰りを待った。
私達が心配していたのは、新しい家は、今までの家と学区が違うと言うこと。
妹はまだ中学二年生、学区が変われば、転校させられてしまう…。
それだけが気掛かりだった。
事態はそれよりも深刻だった。2007-06-02 22:33:00