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*美容師のお姉さん*
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1:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
ギャング。第一作目?2007-07-14 05:02:00 -
114:
名無しさん
いい話(^-^)v
2007-07-17 02:51:00 -
115:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは桜子の数枚にも書かれた手紙をぐしゃっと手で握りしめ、泣き崩れた。
お姉さんは扉の前で大きなコスモスの花束の上に倒れるように膝をついた。2007-07-17 02:51:00 -
116:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
胸に手紙を当て、わんわん泣いた。
そこにいつもの落ち着いているお姉さんはいなかった。時には桜子の名前を何度も叫んだ。
お姉さんの様子に気付いた店長がすかさずお姉さんに寄り添った。2007-07-17 02:54:00 -
117:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
そんなお姉さんを見てここにもまたもや泣いている人が居た。
扉の向こう側には一台のタクシーが止まっていた。
そのタクシーの影になるように桜子が居た。2007-07-17 03:07:00 -
118:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
「空港へ向かってください。」桜子を乗せたタクシーは空港へ向かったはずだった。
「…あのっ運転手さんっ!!その前に寄ってほしい所があるんです!!」
桜子はやはりお姉さんが気になり引き返したのであった2007-07-17 03:13:00 -
119:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんはまだ扉の前で泣き崩れていた。
同時に桜子は静かに泣いていた。
桜子は今すぐにでもお姉さんの胸へ飛び込みたい気持ちであったろうに。
だが桜子は今お姉さんの前へ出るとアメリカへ行きたくなくなる気持ちを自分自身分かっていた。
そんな事出来ない。2007-07-17 03:22:00 -
120:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
お姉さんは店長に抱え上げられ、店長はあたふたしながらスタッフ室へとお姉さんを連れていった。
それを見届けた桜子は涙を拭き、タクシーに乗り込んだ。
「ごめんなさい。ふふ。空港へ向かってくださいな(^-^)」
そぉゆう桜子の目にはさっき拭いたばかり涙がまた目からポロポロと流れていたのであった2007-07-17 03:33:00 -
121:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
そう。
桜子とお姉さんは本当の姉妹だったのだ。
桜子のお父様とお母様は本当の親子では無い。
本当の親はとっくの昔に事故で亡くなっていた。2007-07-17 03:41:00 -
122:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
そして両親達が亡くなり桜子達は施設へと入ったのであった。
その時の桜子はまだ幼く、何故施設に入ったかなんて理解出来なかったのだ。
そして桜子が5才の時。今の父母に拾われたのだ。2007-07-17 03:49:00 -
123:
ギャング◆q5hGRxqP6Q
『桜子ちゃん(^_^)こんにちわ(^_^)』
当時の少し若いお母様に笑顔で言われ桜子は「こんにちわ☆」と元気に挨拶をした。
お父様とお母様は桜子にどこか行きたい所はある?と聞くとお姉ちゃんと水族館に行きたいと桜子は言った。2007-07-17 04:03:00