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?実話なお話?
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1:
?しほ?
名前などはプライバシーを配慮して替えてます。
実話に基づいてstory?を作成しております。
友達‥親‥男関係‥彼氏‥自分自身
大切ななにか大切なモノを気づいてくれたら嬉しいです☆2007-07-17 05:00:00 -
230:
?しほ
いつもまさ中心の生活やし、友達と遊びに行くのも月一回のお昼だけ。
こんな状態で妊娠して、まさには産めって言われたって、今のあたしには産める自信もなぃ2007-07-24 03:39:00 -
231:
?しほ
ひたすら悩んだ。。
周りの友達に相談したくても、携帯ないし、家電から掛けたら請求書で、何処に何時にかけたかバレる。
毎日まさを朝、仕事で送った後泣いてた。2007-07-24 03:42:00 -
232:
?しほ
誰かに聞いてほしくて、誰かに弱音吐きたくて、でも言えない。ものすごく寂しかった。
まさ『ただいま』
私『おかえり。。』
まさ『身体大丈夫か?』
私『うん』2007-07-24 03:48:00 -
233:
?しほ
まさ『お金おいとくから明日病院に行きぃ』
私『このあたり産婦人科あるん?』
まさ『駅んとこにあるわ』
私『明日午前中いってみる』
まさ『明日行ってお腹の子順調かきいてきぃ』
この日暴力もなく無事1日を終えた2007-07-24 03:56:00 -
234:
?しほ
翌朝まさを見送ってあたしは久しぶりに、まさの居ない外出をした。
まさのお家から駅までは歩いて15分くらいの距離だった。
緊張しながらも一人で産婦人科の中に足を踏み入れた2007-07-24 04:02:00 -
235:
?しほ
どこの産婦人科でも目にする光景。。お腹の大きい人が周りには居て、お母さんと一緒に来てる小さな子供も居た。
名前を呼ばれるまで、アタシは色んなことを考えてた
暗い気持ちになってた2007-07-24 04:06:00 -
236:
?しほ
『福山さ〜ん福山しほさん』
私『はい』
中に呼ばれ、尿検査、血液検査をしてやっぱり妊娠してた。
普通は喜ぶ感情になるんやろうけど、アタシには聞きたなくなぃ妊娠の言葉やった。2007-07-24 04:09:00 -
237:
?しほ
産むか中絶か聞かれたけど、3日後にまた来て返事します。と伝え産婦人科を出た。
この日は産婦人科のついでに、保護観察の保護司のとこに顔を出す日でもあった。
まさのとこに住むときに、保護司も移してたから、まさの家から近かった2007-07-24 04:18:00 -
238:
?しほ
保護司はお寺の人でおじさんだった。
誰にも相談出来なかったから、保護司の人に今の心境を伝えて妊娠してる事もすべて話しした。お寺の人やから、よく水子供養もしているとの事。2007-07-24 04:20:00 -
239:
?しほ
保護司の先生は、真剣にアタシの話しに耳を傾けてくれた。
しばらくすると保護司の先生は『あなたの話しを聞いてると、今のままじゃ、もっと暴力は増えるんじゃないかな』
私『中絶したいけど、まさは反対ですし勝手に中絶できるお金なんてないですし‥』2007-07-24 04:24:00 -
240:
?しほ
保護司『産婦人科に行ったときあなたの身体が今はよくなくて中絶を進められたって言うのはどうかな?』
私『それでまさが病院に聞いてばれたりしないですか?』
保護司『プライバシーあるから大丈夫やと思いますよ』2007-07-24 04:28:00 -
241:
?しほ
お家にあたしは戻り、まさが帰ってくるまで考えた。
まさになんて言ったら怪しまれないかな。とか
玄関が開いた
あっ!まさが帰ってきた
私『おかえり
まさ『病院ちゃんと行ったか?』2007-07-24 04:32:00 -
242:
?しほ
私『うん行ったけどなんか女性ホルモンかなんかがおかしくて、今回はおろした方がいいって言われた』
まさ『身体が悪いんなら仕方ないな……でもまた妊娠はできるんやろ?』
私『うん今回はって言われたから大丈夫やと思う』2007-07-24 04:35:00 -
243:
?しほ
まさは低い声で『んじゃあ今回は仕方ないな』
アタシは申し訳ない気持ちと、これでよかったんだという気持ちが半分やった。
それから5日後中絶の日‥
まさから中絶代として受け取った10万を持って産婦人科に行った2007-07-24 04:38:00 -
244:
?しほ
書類にサインをして、お金を払って中に入った。
医者『1,2,3って数えてくださいね。』
注射を刺す用意した医者が言った。アタシはそれから、1、2まで言えたのに3を数えれないまま麻酔が効いた2007-07-24 04:42:00 -
245:
?しほ
目が覚めたのはそれから3時間後やった。病室の中だった
看護婦さんを呼んで、それからアタシは家に戻った。
正直妊娠していた実感もなければ、中絶した実感もなかった。17歳って言えばまだ子供やし、軽い気持ちで妊娠した身勝手な行動2007-07-24 04:46:00 -
246:
?しほ
お家に着いてしばらくすると、まさが帰ってきた。
まさ『どうやった?』
私『怖かったけど無事終わったよ‥‥』
まさ『お金足りたか?』
私『うんちょうどくらぃだった』まさに嘘をついた2007-07-24 04:48:00 -
247:
?しほ
お金は一万少し余ってた。
でも友達と電話で話しも、出来ない生活が耐えれなかった。
だからまさが昼、仕事行ってるとき公衆電話で話せるお金が欲しくて、嘘をついた。2007-07-24 04:50:00 -
248:
?しほ
久しぶりに優華に電話をした。携帯はつながらなぃ。
ゆかにも久しぶりに電話をした。いろいろ話したかったけど、久しぶり過ぎて、今の辛い状況を話して心配かけたくなかった。2007-07-24 04:53:00 -
249:
?しほ
ゆかとは、教護院を出てすぐに一緒に車で事故をしたことがあった。ガードレールを突き破って車が、崖に落ちた大事故やった。あたしは顔中、フロントガラスが刺さり、ゆかは、瞼を切って腕の骨が肩から出て重傷やった。ゆかは今でも、肩に針金を入れてる状態。
2007-07-24 04:58:00 -
250:
?しほ
だからその事故の話しをしたりして、ケガの回復傾向を話したりした。ゆかの話しによると、優華は薬のやり過ぎで精神病院に入ったらしく、さりなは中学から付き合ってた彼氏と、できちゃった結婚したらしく、みくは純とより戻したらしい
2007-07-24 05:02:00 -
251:
?しほ
ゆかは、みんなの今の状況を次々に話ししてくれて。ゆか本人は失恋して病んでるって話しをしてくれた。
久しぶりに話し出来て、嬉しくて今の状況話したら、心配させてしまうと思い、『また連絡するゎ☆』って言って電話を切った2007-07-24 05:06:00 -
252:
?しほ
その後、小学3年から親友だった、りりあに電話をした。
りりあは、小学校卒業と同時に転校をした。
転校してからも、アタシを気にかけて、電話をしてくれたり、手紙を書いてきたりしてくれてた2007-07-24 05:08:00 -
253:
?しほ
教護院にいる時も、普通ならば友達からの手紙は一切禁止やったのに、りりあは、警察にもお世話なったことないし、教護院の先生の中でも、ブラックリストじゃなかったから特別に、許可がおりてた!
2007-07-24 05:12:00 -
254:
?しほ
あたしがヤンチャしてても、いつもいろいろ気に掛けてくれてるりりあやった。
私『りりあ〜久しぶりやね』
りりあ『しほ、なんか声元気ないやん?元気してたん?』
久しぶりに話すのに、あたしの状況を知ってる感じ。。
りりあに全て正直に話しをした2007-07-24 05:14:00 -
255:
?しほ
りりあは、黙ってずっとアタシの話しを聞いてくれた。
私『久しぶりやのにごめんな。こんな話しで。』
りりあ『全然いいねんけど、これから電話するときはワンコールしたらいつでもかけるゎ!』私『ありがとう。まさにも怪しまれないように一回電話で話してね』2007-07-24 05:18:00 -
256:
?しほ
その日以来、まめにりりあと話す機会が増えた。
まさの暴力も相変わらずの日々だった。
たまに、まさがドライブに夜連れて行ってくれる事も多々あった。でもドライブ帰りは、いつも今の彼氏の話しを聞いてきて勝手にヤキモチやいて殴られた2007-07-24 05:23:00 -
257:
?しほ
アタシのアザを見るたんび 『もう2度としないから』そればっかりやった。いつもお風呂に入るんたんび体中のアザが、しみて辛くてばれないように、お風呂で泣いた。
まさはアタシが泣くと、すぐキレるからいつも、お風呂上がりは石鹸が目に入ったと嘘ついた2007-07-24 05:26:00 -
258:
?しほ
中絶をして翌月の日
なかなか生理が来ないことに気がついた。
まさか。。そんな。。
わずかにお金は持ってたし、まさに内緒でお昼検査薬を買いに行った。2007-07-24 05:28:00 -
259:
?しほ
お家に帰ってきて検査薬で調べてみた。
どうしよぅ。。また妊娠だ
おろしてすぐやのに。
まさは、避妊を嫌がってた。
だから妊娠する可能性があったのはたしかだった
頭の中は真っ白だった2007-07-24 05:30:00 -
260:
?しほ
どうしたらいいのか自分でも思いつかなぃ。りりあにも心配かけたくなぃ。でもなんとかしなきゃ。りりあに電話をした。
りりあと普段電話で話すのは、まさからも、承諾済みやった。りりあ『はいよ〜どしたん?』私『お願いあんねんけど、少しでいいからお金貸して』
りりあ『なんかあったん?』2007-07-24 05:35:00 -
261:
?しほ
私『ちょっと急用でお金いんねん。なるべく早く返すから』
りりあ『免許取るためお金貯めてたし少しならいいで』
私『ありがとっ!!』
りりあ『ってか、しほん所めっちゃ遠いし振り込みでいいん?』2007-07-24 05:38:00 -
262:
?しほ
しばらく使ってなかったキャッシュカードがあったから、その口座番号をりりあに伝えた。
りりあからは次の日、送金されてた。
あたしはまさにも、まだ妊娠と言ってないし、言えない2007-07-24 05:41:00 -
263:
?しほ
あたしは、翌日絵里香さんにも電話をした。今は近くにいる人で頼りになるのは絵里香さんだけ。絵里香に事情を話しして、絵里香さんに、お願いした。
アタシはこの時、まさのそばから離れることを決意してた。
暴力しないまさは好き2007-07-24 05:44:00 -
264:
?しほ
暴力するまさは怖い。。今までまさが付き合ってきた彼女も逃げて別れたって、まさのお母さんから聞いたことあった。
まさが何故、すぐヤキモチやいて暴力するのか、アタシには理解出来ないし、もう痛い思いするのはいや2007-07-24 05:47:00 -
265:
?しほ
絵里香さんは最初まさの暴力の話をした時ビックリしてた。今の状況を分かってもらえるようにアザも見せた。
まさは、車が好きやったから時々、夜も遊びに行くこともあった。アタシの為早い時間に帰ってくる事もあった2007-07-24 05:53:00 -
266:
?しほ
一緒に連れて行ってくれる事あったけど、まさの友達がアタシに話しかけてもヤキモチやくことあったから、なるべく体調のせいにして行かなかった。
まさが夜、出かける日にこのお家を出ることが決まった。2007-07-24 05:56:00 -
267:
?しほ
絵里香さんとの話しもまとまって、後はまさが出かける日を待つのみ。
思ったより早く、絵里香さんと話し合った次の日に、
『俺、今日出かけるけど、しほ行くか?』
私『きょうは観たいテレビあるからお家いてる』2007-07-24 05:59:00 -
268:
?しほ
そう言って断った。
まさは8時過ぎに出掛けた。
まさが出掛けたのと同時に、絵里香さんにワンコールをした。折り返し絵里香さんから掛かってきた。
絵里香『今日その家でるの?』私『うん、今しかない』
絵里香さん『30分後に行くから』2007-07-24 06:02:00 -
269:
?しほ
30分後クラクションが鳴って、アタシは家を出た。
絵里香『ほんとにいいやんね?もし、後でしほが後悔した時、また戻ったらもっと殴られるで』私『このままこの生活やっていく自信ないし‥』
絵里香『たしかになぁ。しばらくあたしんち来る?』2007-07-24 06:06:00 -
270:
?しほ
私『絵里香さんちやったら絶対探しにくるし、兄ちゃんちに戻る』絵里香さん『そやね。兄ちゃんやったら安心やろうね』
そういって車を40分くらい走らせて兄ちゃんち向かった。
妊娠は誰にも言えないまま2007-07-24 06:08:00 -
271:
名無しさん
?
2007-07-25 01:13:00 -
273:
?しほ
アタシは絵里香さんの運転してる横で、兄ちゃんちに着くまで流れる景色を見ながら、今の自分の行動がこれでよかったのか、まさは好きだけど暴力はいややし、そう思いながら兄ちゃんちに着いた。
絵里香さん『気をつけるんやで。また何かあったら連絡して』2007-07-25 02:39:00 -
274:
?しほ
私『絵里香さんありがとう、また連絡するね』
絵里香とバイバイした後、久しぶりに兄ちゃんのお家の玄関をあけた。2007-07-25 02:41:00 -
275:
?しほ
身体のアザを隠すように部屋へ私は入った☆
そこに兄ちゃんと彼女が居た
私『まさとは距離あけるから、しばらくここに居ることになってん』
兄『そーなん。たまには掃除してや!』私『わかった』2007-07-25 07:41:00 -
276:
アタシは、喧嘩で距離をあけてると伝えこの日は静かにねた。
ピンポーン‥♪翌朝起きたのは、インターホンだった。
誰かな‥?
パターン
開けた時は、時すでに遅し
まさやった?2007-07-26 04:17:00 -
277:
まさ【兄貴いるんか?】
私【いなぃ。。仕事行った】
まさ【帰ろぅ。】
寂しそうな顔でまさは言った
二度とまさの家には戻らない!そう決めたはずやのに、寂しそうなまさの顔に負けて、一緒に戻るハメに‥2007-07-26 04:20:00 -
278:
寂しそうな顔に負けたのもあるし、帰らないってゆったら殴られるってのもあるし、情もあったのかもしれなぃ。
帰りの車の中でも、まさは優しかった。でも家に着くなり、玄関から家の中に蹴り飛ばされた。痛ッい‥2007-07-26 04:23:00 -
279:
フローリングで頭を強く打ってクラクラしながらも、泣かないようにがんばった。いつもなら涙顔になるアタシも、まさに対して気持ちが冷めたのか泣くことが出来なかった。
まさ【なにだまってんねん!どういうことやねん!】2007-07-26 04:26:00 -
280:
身体のどこを殴られてるか分かんないくらい全身が痛い。
思わずアタシはまさに【妊娠してねん!お腹は殴らんといて】
まさ【どうせうそやろ?先月おろしたばっかやん?そう言ったら殴らんって思ってるんやろ?】ひたすら蹴る殴るでアタシは倒れ込んでしまった2007-07-26 04:29:00 -
281:
ガチャ。玄関があいた、
まさのお母さんだった。
【まさ!!しほちゃんになにしんの!やめなさぃ!】
まさのお母さんは、あたしを抱き込むように、体でかばった。まさは、それでもアタシをひたすら殴ってきた。アタシのかわりに、まさのお母さんが殴られてる2007-07-26 04:33:00 -
282:
まさのお母さんは、それでも必死にあたしをかばってきた!
まさ【どけや!おかん邪魔やねん!】まさのお母さんは、投げ飛ばされたと同時に、寝室の部屋に行った。あたしはそれでも殴られ顔はアンパンマン状態。。それから、どれくらいの時間が過ぎたか覚えてない2007-07-26 04:35:00 -
283:
?しほ
ピンポーン。
誰か来た。助けて、助けて、アタシは心の中で訴えた。
目の前にいたのは警察だった。まさのお母さんは寝室に逃げたんじゃなくて、警察を呼んでくれたのだ。警察が来てしばらくして、まさは冷静になった。2007-07-26 04:38:00 -
284:
冷静になったまさを見て、警察はサッと帰って行った。
その後、まさは落ち着きを見せたかと思いきや、まさはお母さんにキレていた。
アタシは、この人は病気なんだ。って思うだけで自分の愛する彼氏って、気持ちはもうなかった2007-07-26 04:41:00 -
285:
翌朝まさは、アタシの為に携帯を契約しに行くという理由で仕事を休んだ。まさとしか話せない携帯は、嬉しくなかった。
でも言うこと聞かなかったら、また殴られるって思うと、口答えすら出来ない。携帯SHOPにまさが行ってる間は、車で待ってた。2007-07-26 04:45:00 -
286:
?しほ
アタシの顔も身体も、アザだらけやからもちろん人前には、出れない。車で音楽を聞いて待ってた。流れてる歌が、こんな時は耳に深く残る。「長かったよ、もう少しで暖かい日差し浴びれる」浜崎あゆみの歌
2007-07-26 04:48:00 -
287:
しばらくすると、まさが戻ってきた。まさ【ばい!これ、お前の携帯】私【ありがとう】
いつの間にか、自分の感情すら出せない。その日は2人でカラオケ行ってドライブして家へ戻った。カラオケも、昔の歌なんて歌ったらヤキモチから、また殴られそうな気がして、まさのリクエストのみ。。2007-07-26 04:51:00 -
288:
家に着いたのは夕方すぎやった。家に着いてすぐアタシは気分悪くてトイレにいた。つわりだった。でもまさに昨日妊娠と告げたケド、嘘と思われてる。このままこの話しはなかったコトにしよ。妊娠がホントってなったら産まなきゃいけない。結婚しなきゃいけない
2007-07-26 04:54:00 -
289:
まさ【しほ〜ちょっときてみ】トイレに入ってたアタシを呼んだ。普通に呼んでいるだけやのに怖い。一枚の紙を渡してきた。私【えっ?なにコレ?】まさ【おかん出ていきやがったわ!】
まさの顔が怖い。。八つ当たりで殴られたくない2007-07-26 04:57:00 -
290:
恐る恐る手紙をアタシは読んだ。まさとしほへ。。お母さんはまさと、しほとはもう住めません。この家は好きに使ってくれてかまへんから、お母さんも今日限りで、この家を出ていきます。お金も気持ちおいときます。
2007-07-26 05:00:00 -
291:
まさのお母さんも出ていってしまった。まさに殴られて止める人も居ないし、アタシ本気でこの人に殺されるかも。震えが止まらなかった。その日を境に、まさは幾度となく、毎日、手をあげてきた
2007-07-26 05:03:00 -
292:
?しほ
アタシも、何度も家を出ては、迎えにきて連れ戻されて殴られた。最悪にも、この辺は地元ちゃうし、兄ちゃんの家の付近も地元ちゃうし、行くとこは絵里香さんのお家か、兄ちゃんの家しかなかった。だからすぐ見つかった
2007-07-26 05:05:00 -
293:
妊娠発覚して、もう3ヵ月が過ぎた。どうにかしなきゃマズいとも思ったけど、どうする事も出来ない。まさに暴力振るわれてることは兄ちゃんにバレたくないって、変な意地もあったから、ずっと今まで隠してきた。もうそろそろお腹も目立つ頃
2007-07-26 05:08:00 -
294:
最終手段で、まさが仕事行ってる間、りりあに電話をした。
【りりあ相談あんねんけど、今時間いける?】りりあ【あっいいで。どしたん?】
しばらく電話で話してない間の出来事を、全部話して、妊娠が3ヵ月前に発覚したのも話した2007-07-26 05:12:00 -
295:
りりあは、しばらく言葉失った後【お金振り込むから、こっち来る?友達で一人暮らししてる子居てるから泊まれるし】りりあはアタシの地元からも、今居るまさのお家からも、遠かった。りりあの地元の、隣町があたしの父親が住んでる。
2007-07-26 05:16:00 -
296:
りりあの所に行くコトを決心した。翌日りりあから送金があって、アタシは、再びまさの家を飛び出した。晩には、まさからの鬼電とメールがなりっぱなし。電源をOFFにした。久しぶりに、りりあと逢った。この日は、りりあと一緒に、りりあの友達んちにお世話になった
2007-07-26 05:19:00 -
297:
りりあも、りりあの友達も暖かく感じた。久しぶりに人の温もりを感じ気がした。りりあは、【お腹が目立つで】あたしのコトを心底、気にかけてくれてた。このままじゃどうしようもないしってコトで、アタシは翌日、お父さんちまで、りりあ達に送ってもらった
2007-07-26 05:22:00 -
298:
お父さんちに着いた。お父さんちを見た瞬間アタシは、【ココで昔、お父さんの目の前で警察に手錠はめられて初めてお父さんに手あげられたなぁ】って思った。あれから真面目に生活はしてきたものの、今は妊娠してしまって、身体の心配をかけてしまぅ。どうしよう。。
2007-07-26 05:26:00 -
299:
りりあが、お父さんちの玄関まで付き添ってくれた。
【おっ。しほ。帰ってきたんか〜?】私【うん、久しぶりにと思って】お父さん【あっ、りりあちゃんも久しぶりやね〜】りりあ【ほんま、おじちゃん久しぶり】2007-07-26 05:29:00 -
300:
お父さん【しほ、ちょっと太っちゃうんか〜?】焦ったアタシは【最近お酒ばっか飲んでお腹も出てきたわぁ】どうにか、その場はごまかせた。妊娠してるせいか、ひたすら睡魔におそわれて、りりあが帰った後、すぐに眠りについた。次の日、お父さんに起こされた。
2007-07-26 05:33:00