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ウェイトレス(・∀・)
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1:
さや
あたし、さや。
当時20歳。キャバ嬢。
兄、ホストの代表。
当時24歳。
まさかあたしがホストクラブで働くなんて…2007-08-09 05:07:00 -
2:
さや
ある大型店でナンバー3に入ったりナンバー10ぐらいをさ迷ったりしていたあたし。
みんなとは仲はいいけど、キャバクラってのに少々疲れていた頃。
仕事中に電話で呼ばれ画面を見てみると…
着信、お兄。2007-08-09 05:11:00 -
3:
さや
『何?仕事中やねんけど。』
『売れんキャバ嬢が何ゆぅてんねん。今日店終わったらうち来い。』
それだけ言うと電話は切れた。
チッと舌打ちをして満面の笑顔で客席に戻る。お兄が店に来いと言う時はたいがいロクな事がない。
今日は一体なんやろ…2007-08-09 05:16:00 -
4:
さや
『お疲れ様でーす。』
時間は3時。テクテクとキャッチをかわしながら店に向かう。その頃お兄の店は夜10時からだいたい朝8時ぐらいまで営業していて、今頃はきっと一番忙しい時間帯。
いつもの様に非常階段を登って、裏口から店に入る。裏口がある事はほとんどのお客さんは知らない。そこはキッチンに繋がっていて、キッチンは更に控え室へと続いている。2007-08-09 05:23:00 -
5:
さや
キッチンに入ると誰もいなかったので、勝手に椅子に座ってまたまた勝手に冷蔵庫から取り出したココアをグビっと一のみ。
『さやチャン!!』
まるで珍獣を発見したかのような表示を見せながらあたしの名前を呼ぶこの男は、裕也。
一応おつまみやらお酒やらを作るキッチンを任されている男。2007-08-09 05:28:00 -
6:
さや
↑表示×
表情○デス?2007-08-09 05:29:00 -
7:
??
あげ?
2007-08-09 05:31:00 -
8:
さや
『相変わらずでっかい頭して…ハエとか住んでそぉやなぁ。』
『お風呂入ったら全部死ぬからハエの一匹や二匹大丈夫。』
この頃は頭でかくしたモン勝ちみたいに思ってたんです。はい(・∀・)
『代表やんな?インカム通すからすぐ来ると思うで。』2007-08-09 05:33:00 -
9:
さや
??さんありがとうございます?
2007-08-09 05:34:00 -
10:
さや
『お前そんなモリモリな頭でくんなやぁ。恥ずかしいわ。お前と血繋がってるとか。』
『お兄が仕事終わったら来いてゆぅたんやん。帰んで。』
『とりあえず今忙しいから裕也の手伝いしといて。勝手に帰ったら毛むしったるからな。あと客に見つかんなよ。』2007-08-09 05:39:00 -
11:
さや
この人の話を聞こうとしやん自己中極まりない男が正真正銘実の兄、和樹。
16歳からホストをやってる。
今はプレイヤーじゃないらしいけど、どんだけ店好きやねんってぐらい店に出てる。雇われやからね。2007-08-09 05:43:00 -
12:
さや
帰ったろかと思ったけど、忙しそうな裕也を見てるとついつい可哀想になって洗い物を手伝っていた。
次々と従業員が真っ赤な顔をしてお茶を貰いにキッチンに入ってくる。
代表の妹と言う事もあって、新人の子らは大体敬語。2007-08-09 05:52:00 -
13:
さや
『お〜さや!また呼び出されたんかぁ?』
人一倍馴れ馴れしいこいつは、シン。
一応ナンバー1で、あたしの彼氏。…って言っても色枕当たり前なシンはあたしと付き合ってるのも代表の妹やからと思う。
お兄は例え妹と言えどそこはノータッチ。やからシンを特別扱いするなんてあり得へんのにバカなこいつはきっと分かっていない。2007-08-09 05:58:00 -
14:
さや
『また酔ってんの?』
『ホストが酔わんで誰が酔うねん!!』
と意味不明な名言?を残して客席に戻って行った。
チラっとカーテンの隙間から覗くと、シンはこれでもかってぐらい色接客。…まぁもう見慣れたけど。2007-08-09 06:02:00 -
15:
さや
『さやチャンさぁ…自分の彼氏が枕してたり、接客してんの見たり辛くないん?』
裕也が呟く。
『もぉ慣れたわぁ。色んな女とヤってんのは流石に嫌やけどなぁ。体使わんと売れんショボホスはしゃあない。』
『ふぅん…』2007-08-09 06:06:00 -
16:
さや
きっとあたしはシンの事があんまり好きじゃない。自分の男がホストで、その上色枕当たり前なんて、ほんまに好きやったら気が狂うやろうし、平気な自分はそこまで想ってないんやと思う。
『さや!事務所来て』
お兄に呼ばれ、事務所に入った。2007-08-09 06:10:00 -
17:
さや
『お前になぁ頼みあんねん。』
『…何?』
『うちで働いて。』2007-08-09 06:13:00 -
18:
さや
ウチデハタライテ…(・∀・)?
『あたし女やけど。』
『あほか!!一応女ぐらいわかっとるわ。今ボーイ一人辞めて大変やねん。今まで新人の子らにやらせててんけど接客するチャンス増やしたらな可哀想やろ。次のボーイ見つかるまででえぇねん。なっ?』
『いや!!』2007-08-09 06:17:00 -
19:
さや
『何で?』
『何でもクソも嫌やわ。仕事もあるしホストなんかに女おったら明らかおかしいやん!!』
『頼むわぁ。よっしゃ!!仕事もいきなり辞められへんやろし1ヶ月待つわ。最近女のウェイトレス増えて来てるし何とかなるやろ。それと…給料も結構やるで。』
『何言われても嫌や!あたしやったら絶対女の従業員おるとこ行きたくない。従業員と付き合ってるとか変に勘ぐるやん』2007-08-09 06:23:00 -
20:
さや
『まぁ考えといてくれや。』
と言い残しお兄は戻って行った。
いくら兄妹てゆぅてもそれは嫌や。絶対何があっても働かん。
この時まではそう思ってた…。2007-08-09 06:28:00 -
21:
さや
丁度この後ぐらいからサイトでの潰しが酷くなっていった。
お兄の話に意地になってたあたしは自然とナンバーもあがり、ナンバーと共に潰しも増えて行った。
“さやは誰とでもやる”“パンコで有名”
番号も載せられ、個人名のスレが立つ程だった。2007-08-09 06:35:00 -
22:
さや
毎日毎日非通知で電話がかかってきて、店に新規のあたし指名で来る人はお触り客や、たちの悪い人が増えて行った。
人間不信になって、仲のいい子たちまで書き込みしてるのはこの子なんじゃないかと疑うようになって精神状態はボロボロだった。2007-08-09 06:39:00 -
23:
さや
サイトに顔出しをしていたあたしは、道を歩いていたりセットサロンに居る時でさえ、指を指されてヒソヒソと中傷されるぐらいだった。
“逃げ”なのかもしれない。
あたしは店を辞めた。2007-08-09 06:41:00 -
24:
◆NUnzVGnZ7c
あげぇ?
楽しみにしてます??2007-08-09 08:25:00 -
25:
さや
24さんありがとうございます?
レスしていただくのってこんなに嬉しいものなんですね??2007-08-09 23:20:00 -
26:
さや
携帯を変え、地元の友達やごく一部の信用出来る子にだけ番号を教えた。貯金は結構あったので、しばらく好きな事をやりながら引きこもろうかなぁなんて考えていた。
ドンドンドン!!
『さやー!!開けろー!!おーい!!』
半目で爆睡していたあたしを起こしたのは、聞き飽きた声とドアを叩くと見せかけて殴っている音だった。2007-08-09 23:29:00 -
27:
さや
『何やねんクソじじぃ!!』ドアを開けるとお兄とホストの軍団…
『お邪魔しまーす!!』
あたしを押しのけて次から次へと得体の知れない男どもが部屋に上がり込んでくる。
『なっ…なななな(・∀・)』2007-08-09 23:37:00 -
28:
さや
『今日店休みやからなぁ。鍋パすんぞ!!お前ん家の方がリビング広いからなぁ。』
実はお兄とあたしは同じマンションの違う階。部屋の造りが少し違っていて、大人数で鍋を囲むのならあたしの家の方が都合がいい。
いっつもいきなりの無理矢理やけど、給料の少ない新人の子にも食べさせてあげる為だと知っているあたしは、特に用事が有る時以外は文句を言わない。2007-08-09 23:45:00 -
29:
さや
『野菜切るぞー。お前ら適当にテレビでも観とき。さやよろしく!』
『あぃあぃ』
『さやさん俺らも手伝いますよ!!』
『えぇで。どうせこいつ今ニートやからプッ』
確かにあたしニートやねんなぁ…2007-08-09 23:50:00 -
30:
さや
『いただきま〜す!!』
あたしはこの時間が決して嫌いじゃない。
あたしが作ったどんな料理でも美味しそうに食べてくれる。
そりゃ大の男8人分以上の料理を作るんは大変やけど、この時間だけは家族みたいになれるから。2007-08-09 23:57:00 -
31:
さや
あたし達に、親はいない。お兄が中学生であたしがまだ小学生だった頃に両親は事故で亡くなった。
元々夫婦仲は良くなかったけどそれでもあたしとお兄にとって、大事な家族だった。
ろくな親戚も居なくて、片見の狭かったあたしを兄はホストをして親戚の家から連れ出してくれた。二人で住む家を借りてくれた兄の店のオーナーにはすごく感謝してる。2007-08-10 00:07:00 -
32:
さや
『さやチャンうちで働かんの?』
裕也が聞く。
『ん〜女恐い。』
あたしの潰しの事は、みんな知っていた。だからみんな気を遣ってなのかあたしの働いてた店の話をしようとはしなかった。2007-08-10 00:18:00 -
33:
さや
『一緒に働きましょうよ〜』
ビールをグビグビ飲んでいた新人の子が言い出した。
『ん〜…』
『働こやぁ〜なぁ!お願い!!』
裕也までお願いしだした。みんなのキラキラした目で訴えられて、思わずうんと言ってしまった。2007-08-10 01:08:00 -
34:
さや
それから何故か飲み会が始まり、朝になる頃にはみんな色んな所で寝だした。
片付けをしていると、一人起きていた裕也がポツリと呟いた。
『シンさんは?』
『今頃女ん家で寝てるんちゃう。』2007-08-10 01:11:00 -
35:
さや
シンはマメな奴だ。
でも連絡が無い時は決まって女と一緒にいる。
お互い何となく付き合いだしたけど、それなりにシンの事は好きだし、今の関係を自分からどうこうしようとは思わなかった。
連絡が無ければこっちから連絡をしてはいけない。いつしかこれはあたし達の暗黙のルールになっていた。2007-08-10 01:16:00 -
36:
さや
そして初出勤の日…
あたしは一応パンツスーツに身を包み、長い髪の毛を束ねて出勤した。
働くにあたって、兄と約束した事。
昼職の人と結婚しているふりをする。兄の友達と一緒に撮った写真を持ち歩き旦那大好きなふりをする笑。兄妹と言うことは内緒にする。従業員とは敬語で。お客さんと必要以上に仲良くならない。と、まだまだ続く…2007-08-10 01:27:00 -
37:
さや
『おはよーございまーす』
『おはようございます!今日から出勤ですね』
『勇気サンおはようございます。敬語止めて下さいね。あたしの方が新人なんで。』
『さやさんに敬語遣われると恐いんですけど笑』2007-08-10 01:34:00 -
38:
ソラ
いやン?リアル?
しかもやたらおもろい?がンばって下さい?d(・∀・)+゜2007-08-10 01:36:00 -
39:
さや
勇気はまだ一応新人やけど、前の店からお客さんを引っ張って来た事もありナンバーに入ったり入らなかったりしている弟キャラの子だ。
あたしの毒舌も良く知っている。
慌ただしく開店準備を終え、ミーティングが始まる。2007-08-10 01:37:00 -
40:
さや
ソラさんありがとうございます( ´∀`)?
自分で書いてたらおもしろいんかよくわからんけど完結目指して頑張ります?2007-08-10 01:52:00 -
41:
さや
あたしから見ても仕事中のお兄は恐い。
それは嫌って程わかってる。
『じゃあ今日も気合い入れていきましょう!!』
『お願いしまーす!!』2007-08-10 02:00:00 -
42:
さや
そして営業開始…
初めてつけるインカムにちょっとウキウキしていると…
『さや、ニヤニヤしてんと仕事しろ。しばくぞ。一番ミネ。』
容赦ないお兄のインカムを通しての言葉。
『了解』2007-08-10 02:08:00 -
43:
さや
ジー(;¬_¬)
(・∀・)?
ジー(;¬_¬)?
(・∀・)??
あたしの方をひたすら見てるギャル発見。2007-08-10 02:12:00 -
44:
さや
『なぁ』
もしかしてあたし呼ばれてる?(・∀・)
『なぁって!!』
『はい。』
『席ついて。』2007-08-10 02:15:00 -
45:
さや
チラっとお兄を見るとゴーの顔。
『お待たせ致しました。失礼します。』
ヘルプ椅子に座った瞬間
『飲め。』
目の前に並べられたテキーラ。売られた喧嘩は買うしかない。負けず嫌いなあたし。2007-08-10 02:18:00 -
46:
さや
『いただきます。』
にっこり笑ってギャルと乾杯し、お互い一気。
『はい、次。』
再びテキーラ。
実はあたし…お酒は強い。(・∀・)ニヤリ2007-08-10 02:20:00 -
47:
さや
周りの従業員はヒヤヒヤした顔でこっちを見ている。しかもギャルの口座は…シン。
何かを話しかけても無視したままひたすらテキーラを勧められる。でも女相手に甘えは通用しない。
テキーラを10杯程開けた時にようやくシンが戻ってきた。
『あかんやん真帆チャン。ウェイトレスさんいじめたら。』2007-08-10 02:27:00 -
48:
さや
『だってなぁ真帆つまんなかってんもぉん。』
(・∀・)!?
今までの態度とは打って変わって、シンに甘える真帆チャン。
『あんた邪魔。もぉえぇで。』
(・∀・)ハイ2007-08-10 02:29:00 -
49:
さや
『ご馳走様でした。失礼します。』
にっこり笑って席を立ちキッチンへ。
『さやチャン大丈夫?あの子シンさんがおらん時いっつもあんなんやねん。別名新人潰し。』
『あ〜そうなん。まだ平気やけどな。裕也みたいにお酒弱くないから笑』2007-08-10 02:33:00 -
50:
さや
『さやさぼってんとホール出ろ。』
再びお兄。
ホールで仕事をしていると、やっぱり感じるお客様からの視線。
物珍しいのか、敵意があるのか…2007-08-10 02:37:00 -
51:
さや
『あんた、さややっけ?ついて。』
再び真帆ギャル登場。
『少々お待ちいただいてよろしいですか。』
『うん。』
意外と聞き分けの良い真帆ギャルをかわし、仕事を済ませて席につく。2007-08-10 02:39:00 -
52:
さや
『ん。』
テキーラを渡され乾杯する。もう何杯目やろ。よくわからなくなってきて流石に酔ってきた。
真帆ギャルもしかしたらあたしより強い…
『はははは…!!』2007-08-10 02:41:00 -
53:
さや
何か笑い出した…
もしかしておかしい子?(・∀・)ドキドキ
『あんた気に入ったわ。女やからすぐ無理ゆぅか思たらあたしについてくるしな。ルイ持ってきて。』
『えっ…?』
『あんたにプレゼント。シンの売り上げになるかもしれんけどちょっとは株あがるやろ。』2007-08-10 02:47:00 -
54:
さや
なんやかんやで営業終了。
最後の方はどうやって仕事していたのかあまり覚えていない。
ソファーにドサっと倒れ込む。
『さや何寝てんねん。片付けしろ。』
この鬼め…2007-08-10 02:54:00 -
55:
さや
急いで片付けを済まし、フラフラのまま家についた。時間はもう10時を回っている。
そのまま化粧も落とさず下着のまま眠りにつこうとした…その時…
ピンポーン…
重い体を起こしインターホンを見るとシンの姿。2007-08-10 02:59:00 -
56:
さや
マンションの入り口のロックを解除し、再びインターホンが鳴る。ドアを開けるとシンが抱きついてきた。
『さや今日はありがと〜。あいつ好き嫌い激しいねんけどルイ卸してくれたん初めてやわぁ。』
『いや、いいよ。とりあえず中入り。』2007-08-10 03:23:00 -
57:
さや
部屋に入った瞬間、ベッドに押し倒された。
『ちょっ…止めてって…!!ンッッ…』
シンは熱いキスをする。いつもシンがあたしを抱く時は一方的で、あたしの気持ちなんておかまいなしだ。それを本気で拒もうとしないあたし。
恋人らしい事なんて無い彼氏なんて名ばかりのこの不思議な関係はもう一年も続いている。
彼にとっては“ご褒美をあげている”つもりなのか…2007-08-10 05:04:00 -
58:
さや
事が終わるとすぐに、シンは眠りについた。
絶えず鳴り響いている携帯の着信音でも起きる気配はない。
シャワーを浴び、あたしも眠りについた。2007-08-10 05:07:00 -
59:
さや
5時に起き、化粧を済ませシンの為に簡単な食事を作ると家を出た。
寝不足と二日酔いでフラフラしながら回転準備にとりかかる。
今日はどんなお客様が来られるんやろ…2007-08-10 05:12:00 -
60:
さや
…――ゲロの日――…
ホールにぼぉっと立っていると、シャンパンコールが始まった。フと見るとカフェパを何本もホストや卸したお客様が直ビンで飲んでいる。
カフェパがおりまくる事1時間…ようやくシャンパンコールも終わり、お客様がトイレに駆け込んで行った。2007-08-10 05:23:00 -
61:
さや
けど中々出てこない。
お絞りを持ってドアの前に立っていたヘルプ君も不安そうな顔をしている。心配になったあたしはそぉっとトイレのドアを開けてみた。
…(・∀・)!!
そこは一面ゲロまみれ。人間ってこんなに食べ物貯蓄出来るんやぁと少し感心していると…2007-08-10 05:27:00 -
62:
さや
(゚Д゚)!!
壁にもたれかかっているゲロまみれのお客様。
こんな所を男に見られたくないやろな、と思いヘルプ君に大丈夫と伝え水を持って来てもらった。
冷たいお絞りを首にあてながら声をかける。2007-08-10 05:30:00 -
63:
さや
『大丈夫ですか?』
『ん〜大丈夫…』
とりあえず返答はあるものの、このままここには居させられない。
パンツ丸出しで座っていたから見えないようにスカートをちゃんと履かせてインカムでお兄を呼ぶ。2007-08-10 05:32:00 -
64:
さや
『代表、お客様トイレで潰れて居ます。事務所まで運べないですか?』
すぐにお兄が来た。
こいつの取り柄は力持ちなところ。
80キロぐらいありそうなこのお客様でも運べるやろ(・∀・)
ンッショとお姫様だっこをするお兄。軽々?ではないらしく少しプルプルと腕が震えていた。2007-08-10 05:36:00 -
65:
さや
その瞬間…
『オェェ……』
え(・∀・)?モシカシテ
しゃがんでいたあたしの頭の上から降り注いできたモノ…
ホカホカ出来たてのおゲロさん。2007-08-10 05:39:00 -
66:
さや
固まるあたしを上から見下ろしたお兄が一言。
『プッ』
そう言うとお客様を運んで行った。
もうどうでも良くなったあたしはゲロまみれのままトイレ掃除を済ましとりあえず頭をお絞りで拭き他のお客様に見えないようにソソクサとキッチンに入る。2007-08-10 05:42:00 -
68:
名無しさん
ぁげ?
2007-08-10 17:59:00