小説掲示板短編「良い妻」のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

短編「良い妻」

スレッド内検索:
  • 1:

    もここ◆XBnCSHhjY2

    「旦那の不始末はあたしの不始末。ほら?あたし良い奥さんじゃない。」
    秋子はいつものように、ニコリと笑ってみせた。

    2007-08-12 04:49:00
  • 4:

    もここ◆XBnCSHhjY2

    初めて秋子と逢った時の第一印象は、「真面目な女」だった。
    良く言えば古風な女、悪く言えばつまらない女。
    物静かで口数も少ない。
    僕も人の事を言えないが、本当に世間を知らなさそうというイメージだった。

    2007-08-12 05:10:00
  • 5:

    もここ◆XBnCSHhjY2

    お見合いでの秋子との会話は無いに等しいものだったのだが、何を気に入ったのか彼女は僕の事を気に入ってくれたらしい。
    それを聞いた両親は大喜びだった。
    そしてトントン拍子に結婚まで話が進み、今に至る。
    小山和明・秋子。
    結婚1年目。

    2007-08-12 05:14:00
  • 6:

    もここ◆XBnCSHhjY2

    新婚生活が三ヶ月を過ぎた頃。
    古い友人からの久しぶりの誘いがあって、僕は街に飲みに出かけた。
    募る話も盛り上がり、ついつい帰りが深夜2時と遅くなってしまった。
    そっと玄関のドアを開けると、リビングに灯りがついたまま。
    秋子は起きて待っていた。

    2007-08-12 05:20:00
  • 7:

    もここ◆XBnCSHhjY2

    和明「起きてたのか?すまない、遅くなって。」
    秋子「ご飯、食べてきちゃった?一応あるけど..。」
    テーブルにはラップがかかったハンバーグの皿がひとつ。
    和明「あぁ。加藤と飲んできちゃったから、今日はご飯はいいや。すまない。」
    秋子は僕を責める事もなく、「明日も仕事だから、ゆっくり休んで?」と言った。

    2007-08-12 05:25:00
  • 8:

    もここ◆XBnCSHhjY2

    それから何度か接待や付き合いで帰りが遅くなっても、秋子は起きて待っていた。
    さすがに「先に寝てていいよ?」と言ったが、朝帰りになっても秋子が僕を責める事はなかった。
    それよりか僕の体を気遣い、労る言葉をかけてくれていた。

    2007-08-12 05:29:00
  • 9:

    もここ◆XBnCSHhjY2

    誰かが言っていた。
    「毎日同じご飯じゃ飽きるだろ?たまには違うものを食べたくなるのが人間。浮気する男の心理もそれと同じ。」
    僕は段々秋子が何も言わないのを良い事に、夜遅くまで飲み歩くようになった。
    どうせ遅くなっても、秋子は何も言わない。

    2007-08-12 05:33:00
  • 10:

    もここ◆XBnCSHhjY2

    そんな時出会ったのが、由香という女。
    ×1子持ちで、スナックを経営している。
    歳も36と僕と近いのもあって、由香と僕が深い関係になるのに時間はかからなかった。

    2007-08-12 05:36:00
  • 11:

    名無しさん

    もここちゃん頑張ってね?

    2007-08-13 03:07:00
  • 12:

    名無しさん

    2007-08-13 06:36:00
  • 13:

    もここ◆XBnCSHhjY2

    由香は妻の秋子と違い、華やかな女だ。
    明るくはきはきしていて、それからは感じられない女らしい一面もある。
    まったくといって正反対の由香と秋子。
    僕はいつしか、由香に惹かれて入れ込んでいった。

    2007-08-13 07:10:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
短編「良い妻」を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。