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言葉に出来ない。
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1:
まい
2003/12/01...
寒い夜、あなたと出会い、私の人生は変わった。
━強くなれよ━
『あなた』の最後の言葉。2007-08-19 11:08:00 -
28:
まい
「おう、まい。」
━‥ドキッ。
目を細めて彼が言う。笑ってるのか、口が隠れて分からない。
呼び捨てにドキドキしながら、缶コーヒーを渡す。
「おっ、サーンキュ。やっぱカフェオレがええよな」 『そうですよね!』2007-08-20 08:35:00 -
29:
まい
「‥フッ、敬語やめようや。」―彼が少し鼻で笑って言う。 『でも‥』 「いいって!仲良くやろや。」 『―…じゃあ、オッケー★』
二人でいつもの場所、駐車場の石の上。寒くて足の指の感覚はない。―でも、それでもよかった。2007-08-20 08:40:00 -
30:
まい
「―お前さ、親心配しやんのか?」急に彼が、心配そうに私に言う。
『…えっ?』少し戸惑いながらも、『大丈夫やで。』と私は言った。
「お前もほったらかしっ子か?!」…“ハァ?ほったらかしっ子?”
私はクスクス笑ってしまった。2007-08-20 08:45:00 -
31:
まい
「何笑ってんねん!ハハ…、俺の連れもほったらかしっ子おるからさ。」彼は少し寂しそうに笑った。
『…須藤先輩も?』私が聞くと彼は、
「いや、俺は違うよ。片親やけど、うるさくて良いオカンやから。」照れ臭そうに言った。
『いいなぁ…。』
―‥少し沈黙が続く。2007-08-20 08:51:00 -
32:
まい
━「寂しいか?」彼が私に聞く。『あんまり…』嘘なのか、慣れていて本当なのか…私にも分からない。
「…よし、じゃあ毎日ココで会おうか!嫌か?」彼が笑顔で私に言った。
『…うん!』私は彼より笑顔で、そう答えた。2007-08-20 08:55:00 -
33:
まい
そしてしばらくして、私たちは家に帰った。
‥帰りぎわに、彼が言った。━明日学校来いよっ。━不登校の話はしていない、なのに彼に、そう言われた。“知ってる”のかもしれない。私は何も答えずに、━また明日━と言った…。2007-08-20 08:59:00 -
34:
まい
―‥次の日。
昼前に起きて、少し迷ったが、私は学校へ行かなかった。
“もう今さら、学校に行かれへん。みんなの反応が怖いし…”
毎日暇を持て余していても、行く勇気がちっともなかった。2007-08-20 09:03:00 -
35:
まい
夜の二時になり、私はまたコンビニへ向かう。
“怒ってもう来やんかな”少し心配しながら、コンビニへ向かう。
今日で三回目だって言うのに、彼に携帯番号を聞かれていない。お互い携帯を持っているのに…私には聞く勇気がなかった。
2007-08-20 09:07:00 -
36:
まい
―‥ザッ、ザッ、
「おーい!遅いぞっ!」彼が先に、いつもの場所に居た。『ごめんごめん!』
まるで恋人同士の待ち合わせのようだ。
“―‥そういや、彼女おるんかな…”そんな話も全くしていない。2007-08-20 09:11:00 -
37:
まい
「冗談冗談…お前、今日学校来てた?」『えっ…』 少し戸惑ってしまった。
「いや、今日行かれへんかってさぁ!寝坊…」申し訳なさそうに、彼が言う。
『えぇ!うち行ったよ!』 …とっさの嘘。
「そっかそっか…本間か…ごめんやで!」
彼が笑って言った。2007-08-20 09:16:00