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★ママになるという私☆

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  • 1:

    ユキ

    2001・夏pm6時
    『はい。今日からママですよ。』この一言から始まったユキのママ人生。
    17才成り立てホヤホヤだった私は勿論赤ん坊を抱いたことも、抱き方すら分からなかった。
    ヘタクソ&母親失格ですが、暖かい目で見守って下さい。

    2007-08-24 11:02:00
  • 21:

    ユキ

    ミス↑
    ユキ『お腹の子のためにもちゃんと栄養ある食生活せなあかん思うねん』 潤一『だから、なんやねん!』    ユキ『ウチ等、二人っきりで産むゆうてきれるんはうれしいけど、ユキ不安でしゃぁないねん…。潤、最近すぐユキのことシバクし…。』    潤一『だからソレはもうあやまったやろ?!もう叩いたりせぇへんから!なぁユキ?大丈夫やって、俺信じろやなぁ?』
    こう言うとき、潤一はいつもより優しく接してくる。いつもそれで許してしまう。ああ…、あの時はうちが悪かったんやから仕方ない、アノときの潤一はほんまの潤一じゃない…。

    2007-08-25 16:34:00
  • 22:

    ユキ

    何度そう思った事か。何度そう願った事か。何度そう祈った事か。…。潤一の暴力は止むことはなく、益々酷くなる一方だった。
    潤一『おい!コラ!我!今何てゆうたんじゃこのダボ!またシバカレなわからわんのか!このグウタラ女!誰の金で飯くろとんのかわかっとんかコラ!』 懲りずに私も言い返すユキ『はぁ!?なにがやねん!』
    潤一『我、大概にしとけやコラ!!』 そういって潤一は私の腰に何発も蹴りを入れる。 ユキ『やめぇや!お腹当たったらどうすんねん!』 潤一『はぁ!?だから、当ててへんやろが!』    ユキ『いや、だから当たったらどうすんねんゆうてんねんやろ!』潤一は、こんな簡単な事でも、【もしも】の話は一切通用しないヤツだった。

    2007-08-25 21:16:00
  • 23:

    ユキ

    もう、限界だ。小さな命を守るには、16歳のうち等ガキ二人だけなんかで収まる問題じゃない…。
    ユキ『潤。ユキもうイッパイイッパイや。もう生理止まって四ヶ月なってるのにお金もたまってないし、病院すらいけてへんやん。もうどうしていったらいいんか先のみえへん生活は嫌や。やっぱり親に話そう?なぁ?』    潤一『俺はゆうん嫌や。』        ユキ『なんでぇ?!』潤一『ゆうたら絶対お前なんしてんねんってオッチャンにしばかれる、ユキは俺がしばかれてもええゆうんか!?』 潤一はいろんな事情があって両親とは暮らせず、祖母と叔父と弟の四人暮らしだった。その叔父さんという人はテコンドーを極めている人で潤一は事ある事にその叔父さんからボっコボコにしばかれていた。

    2007-08-25 21:38:00
  • 24:

    ユキ

    いや、あんたしょっちゅうユキの事しばいてますやん…。そう思い、自己中心的な考えしか持ち備えていない潤一に一瞬唖然としたが、今に始まった事やないと私は諦めて言った。   ユキ『いや、そりゃユキも潤がしばかれるんは嫌やで。』         潤一『じゃあなんでそんな親にゆうとかゆうねん!二人だけで産んだらええやん、いざとなったら風呂場かトイレで産めや。』笑いながら話す潤一をみて私は分かった。
    ―こいつこんな冗談みたいな事、本気でゆうてるわ…―
    潤一はそんなヤツだった。今思えば、少し。いや大分頭の痛いヤツだった気がする…。

    2007-08-25 21:54:00
  • 25:

    ユキ『何時までも逃げてられへんやん、現になにしとんねんって事したには代わりないやろ??仮に無事、産めたとしてもユキ一人じゃ育て方もわからへんし。』       潤一『ひよこ倶楽部かってきたるやん。あっ!そんな不安やったら、今からたまご倶楽部でもこうてきたろか?』ニコニコ嬉しそうに話す潤一。
    ―うっわ…、コイツまた本気でこんな冗談みたいな事ゆうてるしや…。痛っ!―" " "07/08/25 22:06

    2007-08-25 22:06:00
  • 26:

    名無しさん

    頑張ってぇ?この話すきっ?

    2007-08-26 13:57:00
  • 27:

    ユキ

    >27番さん☆
    応援ありがとうございます?励まされました☆ガンバって書いていきます☆

    2007-08-26 14:26:00
  • 28:

    ユキ

    ユキ『…、いや。だからさ、そうゆう問題やないやん。ちゃんとまともに考えてや。分かるやろ?なぁ潤?』 私は、まるで子どもにでも問掛けるかのように優しく言った。だが、潤一『はぁ?わからんぞ!なんや?はっきりゆえや!』    ―アカン、コイツまともに話すしとったらこっちがアホみるだけわ…。なにゆうたかてむだやわ…―
    私は、先行く未来に益々不安になった。
    子どもを産む事よりも、コイツでほんまにええのかって事に…。

    2007-08-26 14:34:00
  • 29:

    ユキ

    ユキ『…とにかく。潤がそんなゆうん嫌なんやったら、ユキが潤のばぁちゃんに電話して妊娠したんですけどって代わりにゆうたるわ。それでいい?』  潤一『…嫌や。』  ―コイツ、本間になんやねんマヂで?―   ここで怒ってはまたいつもと同じ事の繰り返しになってしまう。そう思った私は、こう提案した。      ユキ『じゃぁ、潤は妊娠してんの知らんってゆうやん。それでも嫌なん?』      潤一『本間か?!それならしゃ〜なしやけどユキゆうといてくれや!俺は妊娠してた事も電話の事も知らんかったって絶対ゆうといてくれよ!頼むで!ユキ!』        ―なんで妊娠してる事以上にその事強調して伝えなあかんねん…。ふざけすぎやろ…―
    そう思いながらも潤一が保護者へ伝える事をやっと了承してくれた事に少しホッとしていた。
    今思えば、私が余りに潤一を甘やかしすぎていたのかもしれない…。

    2007-08-26 14:51:00
  • 30:

    ユキ

    ―プルルルプルルル―カチャッ
    潤祖母『はい。』  ユキ『おひさしぶりです。ユキですけど…。』―ああ、何てゆわれるんだろう…。憂鬱…― 私の心に不安がよぎる。       潤祖母『あらあら!ユキちゃん!お久しぶりねぇ!調度元気にしているか気になって電話しようとおもっていた所だったのよ、元気にしてた?潤一は?ちゃんと仕事へは行ってるの?』       いつもの様にペラペラとはなし始める潤一の祖母に圧倒されながらも、私は社交事例的な返事を返す
    ユキ『…あ、はい。元気です。潤一もちゃんと仕事へ行っています。』        潤祖母『まぁそう。それは良かったわ、安心したわ。ところで、ユキちゃん今日はどうしたの?何か急用でも…?』心配そうに話す潤一の祖母の話を遮りながら私はやっと本題へうつろうと話始めた。

    2007-08-26 15:09:00
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