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★ママになるという私☆

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  • 1:

    ユキ

    2001・夏pm6時
    『はい。今日からママですよ。』この一言から始まったユキのママ人生。
    17才成り立てホヤホヤだった私は勿論赤ん坊を抱いたことも、抱き方すら分からなかった。
    ヘタクソ&母親失格ですが、暖かい目で見守って下さい。

    2007-08-24 11:02:00
  • 211:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    そして、足にしがみ付く私を、何度も何度も蹴り続けた。潤一『はよはなせや!お前のせいで遅刻するやろうが!』ユキ『嫌や!お願いやから家におってよ!』潤一『お前しつこいねん!本気うざい!』分かっていた。だけど、堪らなかった。
    潤一『はよ、離せゆうてるやろが!』そう言っては私を蹴り続けた。私は既に痣だらけだ。ユキ『嫌や!ほっていかんといて!』そう言う私を潤一はゴミを見るかのように、そして笑いながら、潤一『お前、ホンマ気持ち悪いな。』と言った。
    蹴られた反動で手を離した私を、おもいっきり蹴りつけると、潤一『ホンマ手間とらせやがって!お前のせいで遅刻じゃ!ボケ!』と言い捨てると、泣き喚く私を1度も振り返る事なく、せいせいした足どりで、遊びへ出かけていった。
    私は、泣きながら潤一の背中を見つめていた。私は今でも、男の人の背中を見ると無意識に悲しくなってくる。もう2度と会えない。そんな気がする。背中は大嫌い。

    2007-10-24 04:27:00
  • 212:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    もう、子供がお腹にいる状態じゃなかった私に潤一の暴力は容赦なかった。腹であろうが、足であろうが、頭、そして顔面。私は潤一にとったら、ゴミくず。
    給料日。潤一『こんなけしかなかったわ!』封筒の中を見てみると、中には一万円さつがたった8枚。ユキ『なんで??あんなに仕事いってたやん!』潤一『そんなけあったら、やっていけるやろ!いや、つか女やねんから節約でもしてそれでやっていけや!』
    お弁当は毎日作っている。ミルク代に、オムツ代だってかかる。家賃に光熱費もはらっていかなきゃならない。ユキ『こんなけじゃ、足らんよ!』潤一『うるさいわ!そんなけしかないんやからしゃーないやろ!お前、働いてないねんからえらっそうな口きくなや!』
    そういうと、潤一はまた遊びに出かけていった。こんなけでって・・・。貯金もなんもないのに、無理にきまってるやん・・・。

    2007-10-24 04:43:00
  • 213:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    潤一は私が逆らう事は許さなかった。私は潤一が怖くて仕方なかった。切れた潤一は表情はコロっと変わる。そして、遊びから帰ってくると、私に必要以上優しくした。
    潤一『ごめんなぁ、ユキ。痛かったか?もう、叩いたりせえへんから。』ほら、潤一はこんなに優しいやん。あの時は私がわるかったんや、私の言い方が悪かったんや。私が悪いんや。
    ユキ『ユキこそ、ごめんなさい。』今を我慢すれば、潤一はきっと分かってくれるよ。私が悪いんだから。だから、私はもっと、もっとがんばらなきゃ。もっといい女に。もっといい母親に。
    お金がない、足らない。自分の親には、もう頼れない。潤一にも言い出せない。またきっと出来損ないって怒られてしまう。

    2007-10-24 04:59:00
  • 214:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    日向のミルク代だけでも。ーピンポーンー 潤一祖母『はい、あら、ユキちゃんどうしたの?』ユキ『あの・・・。実は、お金がもう無くってミルクが買えなくて・・・。』潤一祖母『・・・、あら。また?こまったわねぇ・・・。うちも余裕ないのよ?分かるわよね?ユキちゃん?』ユキ『はい。分かってます、すみません。。。』潤一の祖母は深くため息をつくと、奥から千円札を持ってきた。
    潤一祖母『はい、これで、足りるわよね?』ユキ『はい・・・。いつもすみません。』私は頭を下げると、急いでミルクを買いに行った。これで、あと10日は大丈夫だ。今は仕方が無い。耐えなきゃ、大丈夫。もう少しの辛抱だ。
    そう自分へと言い聞かせると私は家へ戻った。日向『エーーん!!エーーん!!』ユキ『ひな?どうしたん?なんで、なくの?』ずっと、ずっとこの繰り返し。私は母親失格だ。どうして、『もう、泣かなくっていいよ、大丈夫!』って笑顔で言ってあげる事すらできないんだろう。
    きっと、私が不安にさせてしまってるんだ。私がいつも泣いてばかりいるから。私がいつも、不安そうにしているから。微笑みかけてあげる事すら、出来てはいないから。日向が泣くのも、潤一が家に帰ってこないのも、全部、全部私の責任だ。私がこんな出来損ないだから・・・。

    2007-10-24 05:12:00
  • 215:

    名無しさん

    気になる?ガンバってね?

    2007-10-24 07:42:00
  • 216:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    >>222読んでもらって応援してもらってありがとうございます!!
    少し更新します♪

    2007-10-24 09:31:00
  • 217:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    なぁ?潤一?あの時あの最後に会ったあの日、あんたを突き放したりした事、今も恨んでる?
    でもな、あの時もうあんたじゃない、あの人を私はあいしてしまっとってん。
    今でもその人の事愛してる。だけどな、その人ももう私の傍にはおれへん。
    ー私の好きになった人は皆、私から離れていくねん。ー

    2007-10-24 09:38:00
  • 218:

    名無しさん

    今、一気に読みました?
    めっちゃ気になる?
    頑張ってください?

    2007-10-24 15:07:00
  • 219:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    >>225一気に読んでもらっただなんて、ありがとうございます!嬉しかったです♪
    ヘタクソな文章ですみません!!少し更新します☆

    2007-10-24 22:56:00
  • 220:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    頑張ろう、頑張らなきゃ。ソレばかりに夢中になっていた。ユキ『なぁ、潤一はユキともう別れたいん?ユキのこと、嫌いなんやろ?』潤一『別に。そんなんやない。』潤一は何度きいてもそう言うだけ。
    でも、潤一の私に対しての態度は悪化していくばかり。ソレと同時に私の潤一への態度も悪化する一方。なんなんだろう。なんでなんだろう。ココに私の居場所なんてない。そんな気さえしていた。
    会話なんてない。なんにもない。笑う事もない。微笑むことさえもない。泣く私をキモいという潤一。怒ることしか出来ない。どうして、どうして私はいつからこんな人間になってしまったんだろう。
    潤一はいつからか、毎晩の様に出歩き、そして朝帰ってきては寝ずに仕事へと行く。そして帰ってきてはご飯も食べずにエンジンが切れたかのように眠り続け、そしてまたその繰り返しだ。そして酷く不機嫌。なんでろう。潤一が潤一でなくなってしまっていく。そんな気さえした。

    2007-10-24 23:08:00
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