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★ママになるという私☆

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  • 1:

    ユキ

    2001・夏pm6時
    『はい。今日からママですよ。』この一言から始まったユキのママ人生。
    17才成り立てホヤホヤだった私は勿論赤ん坊を抱いたことも、抱き方すら分からなかった。
    ヘタクソ&母親失格ですが、暖かい目で見守って下さい。

    2007-08-24 11:02:00
  • 71:

    ユキ

    とりあえず出産費用の貯金目標額は50万。私と潤一は、毎月10万の貯金を貯め始める為、二人ですんでいた家を引き払い、潤一の実家へ居候する事となった。
    口うるさく嫌味な姑の様な潤一祖母と一緒に暮らしていくのは思いの外大変な事だった。朝早く起きて潤一の弁当をつくる。
    後ろに気配を感じ、振り替えると…。
    ―ヤッパリ…!!―
    背後に張り付いた様に覗きこむ潤一祖母の姿…!―いい加減にしてくれ…―私は必死にその言葉を飲み込んだ。だが私にも我慢の限界がやってくる…。

    2007-09-04 16:33:00
  • 72:

    名無しさん

    2007-09-10 13:45:00
  • 73:

    ゆき◆x4VpNOUB/w

    久々、更新します。
    PCからなので、IP変わっています。

    2007-09-21 09:24:00
  • 74:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    ユキ『あの・・・どうかしましたか?』潤祖母『いいえ!ちょっと、気になったものだから!』祖母はそう愛想笑いを浮かべた。
    ーいや、普通に気になるんはうちのほうやろ・・・− 悪びれた様子さえない祖母に私はつくづく愛想をつかし、苛立ちまでも感じ始めていた。
    ーとにかく、潤おこさなぁ・・・。−私は手早く弁当を作り終えると、潤一の眠る部屋へと戻った。

    2007-09-21 09:32:00
  • 75:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    ユキ『潤!潤くん!!朝!はよおきて!!』 潤一は、朝起きが異常に悪い。毎日、私が服を着替えさせて靴下を履かせなきゃならない始末・・・。
    この日もなかなか起きてはくれない。祖母のことで、朝からイライラしていた私の苛立ちは、とうとうピークへと達した。
    ユキ『おい!コラ!ワレ!!はよおきんかい!!』私は潤一の布団を無理やり剥ぎ取り怒鳴った。潤一は、目を覚ますと渋々自分で用意をし始めた。
    まただ!!視線を感じ振り返ってみると・・・  またもや、祖母の姿。私は、見てみぬフリをして潤一を見送った。

    2007-09-21 09:43:00
  • 76:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    部屋に戻ってくると、祖母『・・・ユキちゃん。さっきの起し方、あれは一体何!?』ユキ『・・・え?』祖母『お仕事へ行ってくれている潤一にいれはないんじゃないかしら?』
    ーたしかに・・・−  ユキ『あ、はい・・・。すみません・・・。気をつけます・・・。』 そう思ったのなら、潤一を起していたとき、潤一が居る時にいってくれればいいのに・・・。
    潤一とは14歳の時からの知り合いだった。潤は、初めて出会った時に私に一目ぼれ?をしてくれていたらしくずっと好きでいてくれたいたものの、私にとったらずっとでった。
    今更あらたまって対応するのだってむずがゆい・・・。ーホンマイチイチうるさいなー

    2007-09-21 09:53:00
  • 77:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    祖母はきっと、今まで自分の役目だった‘潤一の世話を私に取られた”とでも思っていたんだろう。事あるごとに、必要以上に首を突っ込んできては潤一が居ないときを見計らったかのように私を非難し続けた。
    潤一も潤一で、私が朝早く起きて作ったお弁当も、たまに作る手料理も喜んでくれることはなかった。なにかといえば、『ばあちゃんの○○みたいに・・・』
    確かに、ドンクさい私が作る料理はお世辞にも上手とはいえない。それどころか、家事全般出来損ないだった事も自分自身、自覚していた。潤一と住み始めて初めて、洗濯機の使い方を知った私。お米の洗い方、炊き方を知った私。実家に要る間、というわけでもなく、厳しく教育ママだった母に「勉強以外のことをすること」そういったものに「触れる事」、「勉強以外のものに興味をもつ事」を一切禁止されていたからでもあった。
    何もかも、初めてな事ばかり。私は自分なりに一生懸命だった。けれど、人並み以下。私は何かする度に自分に自信がなくなっていっていた。

    2007-09-21 10:14:00
  • 78:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    完璧に。そう完璧な自分。いつか。いつか絶対そうなって、誰かに認めてもらいたい。
    けれど、なにかすればするほどにその自分の願う【完璧】とはかけ離れている自分。出来損ないの私。そんな自分が日に日に大嫌いに、殺したい位大嫌いになっていく。
    いつの間にか私は、何かすること。が怖くて仕方なくなっていっていた。そんな私に自分への自信に満ち溢れている性格だった潤一は気がついてはくれなかった。

    2007-09-21 11:02:00
  • 79:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    妊娠も、ようやく中期にさしかかってきていた。同時に出産も近づく。あんなに守っていくんだと心に誓った私。その気持ちになんら変わりはない。
    けれど、なぜか私の心を覆い尽くして消えてはくれない【不安】という感情。【期待】して、【楽しみ】にして、【心持ち】にして・・・。産みたいのに。ナゼ??
    私の責任で、皆から祝福されず産まれてくる事になったこの子の誕生を、私が、私だけでも
    産まれてきてくれて、ありがとう。って。産まれて来てくれた事が嬉しい。って。心の底からおもってあげなきゃならないのに。まだ、産まれてきてさえいないこの子の母親失格やで?私?

    2007-09-21 13:26:00
  • 80:

    ユキ◆x4VpNOUB/w

    日に日に鬱は、悪化していく。そんな自分がどうしようもなく嫌だ。そして余計、鬱は悪化してゆく。そんな私に気がつきもしない潤一。そんな私を女として嫁になるものとして失格だと詰る祖母。
    こんな時だけ虫のいい話だが、頼りたい筈の私の母や父からは依然電話一つかかってきやしなかった。
    産むのが、怖い。というよりは、むしろ。こんな私が母親になること。が怖くって仕方がなかった。

    2007-09-21 13:35:00
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