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…娼婦の私…
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1:
梨香
私の名前は梨香。
薬中の娼婦だ。
このままでいいわけない。そう分かりながらも気が付けば三年の歳月がたっていた。
この物語はフィクションです。2007-08-25 13:49:00 -
2:
名無しさん
私が始めて娼婦になったのは、…そう15歳の時だった。一度だけの援助交際。3〇分間と決められた時間で私は五万円を手にした。
この時、既に私はシンナー中毒だった。寝る時も、目が覚める時もシンナーと一緒。そんな生活が何年も続いていた。
そして19歳の冬。私は娼婦になった。現地では有名な本サロ。ここが私の娼婦のスタートとなった。2007-08-25 14:03:00 -
3:
梨香
この本サロ街でも
比較的働きやすいといわれる店を何店舗か調べ面接へ向かった。
面接を担当したのはヤケにニヤニヤとしていて、だけれど歯もないという薄気味悪い山田と名乗る中年男。スーツ姿がヤケに似合わない。2007-08-25 14:15:00 -
4:
?
読んでます?頑張って下さい
2007-08-25 14:32:00 -
5:
梨香
〉4番名無しさん?
ありがとうございます? 頑張って書いていきます★☆2007-08-25 14:48:00 -
6:
梨香
山田『いやぁ、君みたいに若い子に来てもらえると助かるよ。あ、うちはセクハラ講習みたいな物は一切しないからね、まぁ恋人とやるみたいな感覚でやればいいだけだから。あ、一応コレ基本的なサービスのマニュアルだから。嫌な事は別に無理してしなくていいし。』と山田は聞いてもない事を一人でペラペラと自慢気に話す。
山田『名前どうしようか?』
梨香『…え?名前?なんでもいいです。』
山田『じゃぁ、梨香ちゃんでいいかな?』 梨香『はい。なんでも。』となんでもいいと言うよりは、むしろどうでもいいと言った感じで私はうなずいた。2007-08-25 14:58:00 -
7:
梨香
山田『じゃぁ、明日からお願いするね。絶対来てよ、頼んだよ梨香ちゃん!』帰り際までしつこく詰め寄ってくる山田に嫌気が指しながらも、私はコクりとうなづきその場を後にした。
梨香『どうしよう…。なんだか、少し恐いな。これでいいのかな…私。』そんな疑問を胸に抱きながら逃げるかの様に家路についた。2007-08-25 15:06:00 -
8:
私はこの頃、付き合って半年になる彼氏と一緒に暮らしてた。 根っからのギャンブル好きだったこの男。名前は『翔』
梨香『なぁ翔、うち今日ゆうてた本サロの面接いってきてん。』 翔『そうなん?どうやった?』
―…なんやねんこいつ、うちが娼婦になったかてかまへんのんか…?最悪や―
そう思いながらも必死に平気なフリをした。自分で選んだ事だから。梨香『…うん。なんかちょっと不安やし、恐いわ。』 翔 『なら、やめとけばいいやん?』アッケラカンと話す翔に私は苛立ち、 梨香『いや、行くわ。きめた!』女の意地だった。 ―私、娼婦になる―" " "07/08/25 15:202007-08-25 15:20:00 -
9:
梨香
―次の日―
目覚めた時から気分は憂鬱で仕方がなかった。約束の時間は容赦なく近付いてくる。 梨香『そろそろいかなぁ…。』
誰にもはなせなかったこの時の気持ち。私は本当はなりたくなかった。娼婦なんかに。
けれど、私よりもギャンブルを愛し、私よりもお金を愛する翔に認めてもらうにはお金を稼ぐしかない…。
そう思っていた。重い腰をあげ、昨日面接へいった店へ向かった。2007-08-25 15:34:00 -
10:
―ガチャ―
山田『ああ!梨香ちゃん!来てくれてよかったよ、おはよう!』 梨香『…おはようございます…。』 憂鬱だった私は、山田に顔を背けながら挨拶を交した。
山田『じゃあ、さっそくコレに着替えてくれる?』 渡されたのはカッターシャツ一枚。梨香『え?コレ一枚だけですか?』 山田『皆そうやで、ホラ』山田の指指す方に目をやると、確に。
私より、一回りは年上かといった女の子達が、カッター一枚といった姿で恥ずかしげもなしに店内を平然と歩いていた。
―…マヂかよ…―" " "07/08/25 15:472007-08-25 15:47:00