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頑張れ?被害妄想の女?
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1:
ヒガコ
だいぶイラっとする女ヒガコの話。
2007-08-29 01:45:00 -
310:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
友達もいて、大好きな彼氏もいてバイトも上手くいって毎日が充実していたヒガコ。
「ヒガコちゃんやんなぁ?」購買でパンを争奪してるトキに誰かに話掛けられた。振り向くと細くて純心そうな可愛いらしい女の子がいた。
「…そうやで。」「やんなぁ♪良かったぁ♪私ミクって言うねん♪よろしくね♪」「あ…うん。」いきなり自己紹介をされびっくりしたヒガコ。2007-09-22 01:07:00 -
311:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
「私タツキ君と同じバイトやねん♪」「そーなんや。」「タツキ君かっこいいよなぁ♪彼氏って羨ましいわ♪」「ありがとう。」この子は何が言いたいんだろう?とヒガコは思った。
「ミクとも仲良くしてね♪じゃぁね♪」そう言ってミクはヒガコの元からいなくなった。2007-09-22 01:12:00 -
312:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
「なんかぶりっこじゃない?アイコああいうの無理。」アイコがヒガコに言う。「可愛いやん。私は嫌いじゃないかなぁ。」
これがミクとの出会いだった。2007-09-22 01:15:00 -
313:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
タツキの教室に四人で遊びに行くとタツキは女の子と喋っていた。
「タツキー!!」そう呼ぶと女の子が振り向いた。ミクだった。
「ヒガコこの子…」「知ってるで!!ミクちゃんやろ?」「知ってたん?」「うん、同じバイトなんやろ?」「そうやねん。」「じゃぁミク邪魔なるから行くわぁ♪」そう行ってミクはその場を離れた。2007-09-22 01:25:00 -
314:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
「いい子やなぁ。気を使わなくていいのに…。」「…やなぁ。」何かある事にまだ気付いてなかったヒガコ。
また違う日にタツキの教室に行くとミクがいた。
「んじゃぁ行くね♪またメールしてもいい?」 「あ、うん…。」 その会話に違和感を覚えたヒガコ。2007-09-22 01:31:00 -
315:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
「ミクちゃんとメールしてるん?」「うん、今彼氏の相談受けてるねん。」「ふーん…。私以外の女のメモリ入れてるんや。」「ちゃうやん!!ただ悩んでるから相談受けてるんやって!!」「じゃぁ私が他の男のメモリ入れててもいいん?」「アカン!!ごめんて!!相談終わったら消すから!!」「好きにしたら?戻るわ。」
タツキがあのトキ言い出しっぺやったのに…。嘘つき…。ヒガコはショックを受けながら教室に戻った。2007-09-22 01:40:00 -
316:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
ごめんな。怒ってる?
タツキからのメールが入ってきたが無視をした。その日タツキとヒガコはタツキの家にいた。
「まだ怒ってる?」「いーや?」「怒ってるやん!!こんなんなるんやったらメモリ消すわ!!」「あかん!!悩んでるんやったら最後まで相談乗ったりぃ。それまで私も何も言わんから。」さすがにそこまで鬼にはなれなかったヒガコ。2007-09-22 01:56:00 -
317:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
「わかった。ホンマに何もないから信じてな。ごめんな。」タツキは申し訳なさそうに言った。ヒガコもタツキを信じるしかなかった。
そしてしばらくして事件は起きた。2007-09-22 02:03:00 -
318:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
タツキがヒガコの教室にやってきた。
「お前昨日何してたん?」 「アミと遊んでたで?昨日言ったやん。」「嘘つくなや!!」今まで見た事のないタツキの顔だった。
「…タツキ君どうしたん?怖いで。」「コイツが昨日何してたか知ってるんやろ?教えてや。」「アミちゃんとこなんやろ?」怖かった。ナツキの質問にうんとしか答えられなかった。2007-09-22 02:15:00 -
319:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
「隠せるとでも思ってん?」「何がよ?」「もーえーって。」「…何がもーえーなんよ?」イラ立つタツキの顔が怖くてヒガコは怯えた。
「夜男とおったんやろ?」「おるわけないやん!!何言ってん!?」「しらこくなや。人が見てんねん!!」 全くの覚えのない事だった。2007-09-22 02:21:00