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頑張れ?被害妄想の女?
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1:
ヒガコ
だいぶイラっとする女ヒガコの話。
2007-08-29 01:45:00 -
350:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
「タツキ別れよう。」そう言うとタツキに怒鳴られるヒガコ。それでももう意志を曲げる事はなかった。
「もっとお互い冷静になったらちゃんと話そう。私今日は帰るな。」そう言い残してヒガコはタツキの部屋を出て行った。2007-09-26 23:20:00 -
351:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
帰ってからヒガコは泣いた。不細工はそれなりにしろや…というタツキの言葉がかなり響いた。好きな人に言われるとより一層感情が大きくなる。
やっぱり私は身の程知らずやったんかな?何してもやっぱり不細工は変わられへんの?タツキにはやっぱり、私には似合ってなかったんかな?
ヒガコただひたすらに自分に問い掛けていた。2007-09-26 23:30:00 -
352:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
次の日からタツキの教室に行かなくなった。そして数日過ぎてタツキと会った。なんとも言えないこの空気。どっちからが話し出すのかお互い思っていたのかなかなか沈黙から抜け出せない。
「…前言ってたんホンマなん?」「うん。ホンマやで。もう気持ちは変わらへん。」「そっか…。ごめんな。」「こっちこそ…。」「ありがとうな。」「私も…二年近く一緒にいてくれて…ありがとう。」「俺をこんなに女に本気にさしてくれてありがとう。最後にお願いがあんねんけど、聞いてくれへん?」「なに?」「最後に抱きしめさせて欲しい。」「…いいよ。」2007-09-27 00:39:00 -
353:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
「ありがとう…。」ヒガコを離すとタツキは泣いていた。「俺男やのにアカンな…んな行くわ…。」タツキは行ってしまった。公園にポツンと残ったヒガコ。
これで良かったんかな?少し後悔する自分と自分を説得する自分がいた。2007-09-27 02:34:00 -
354:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
胸がただずーっと苦しくて泣きもしなかったヒガコ。
「もーし?タツキとちゃんと別れた。」ヒガコが電話したのはアミだった。
「それで良かったと思うよ。よく頑張ったやん。」「ははは、頑張ってないよ。それだけやからまた掛けるわ。」思ったより話せない自分がいた。つらいのはヒガコだけじゃないのに。2007-09-27 02:57:00 -
355:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
それからのヒガコはタツキを避けた。見ると気になるし、苦しくなるからだった。家に帰ると寂しさがかなり込み上げた。友達といるとタツキの事を聞かれると思い、ただひたすらにバイトに明け暮れる事にしたヒガコ。
「ヒーちゃんいつ遊べるん?寂しいやんかー。」「今バイト命やねん。笑」「もー早く休み取ってよー。」みんなわかってなのかあまりタツキの事は触れて来なかった。2007-09-27 03:10:00 -
356:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
そんなトキヒガコはタツキがミクと一緒に帰るところを見てしまった。
どうしようもなく動揺した。よりによって何で私の次にミクを…?ヒガコは自分があほらしくなった。自分だけが前に進めてない気がして悔しかった。2007-09-27 03:16:00 -
357:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
悔しさと悲しさと寂しさにヒガコは負けた。と同時に自分を見失った。
ヒガコはバイトを少なくして、その時彼氏がいなかったアイコと梅田やミナミに出るようになった。目的はナンパ待ち。「何してんのぉ?」ペラペラに軽い男子達がヒガコ達に声を掛ける。2007-09-27 14:10:00 -
358:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
「友達待ってるねん!!」いつも喋るのはアイコだった。ヒガコはまだ自分が不細工やから喋れなかった。
そしてクラブもよく行った。ナンパ待ちよりクラブの方がヒガコは好きだった。
自然に軽い男子の知り合いが多くなってきた。そして来るもの拒まず去るもの追わずという風にヒガコはなっていた。2007-09-27 14:26:00 -
359:
ヒガコ◆jQL0jG/84s
と言ってもこの人なら大丈夫?と淡い期待を持って、やっぱり遊びなんや、とガッカリする事が多かった。
その度傷付いていた。人ってこんなもんなん?不細工やからなん?ヒガコ何度も思った。2007-09-27 14:31:00