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?ガラス細工の恋?
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1:
主
ガラス細工の様に繊細で
もろく…壊れやすい人…
そんな一人の男性を愛し
その先にあったモノ…。
2007-08-29 08:58:00 -
73:
えり
これで上手く行く筈だった私と蒼司の生活…甘かった
それから数日は何事も無く過ぎて、今日は店の定休日ゆっくり眠って目覚めたら外はもう暗くなっていた。
蒼司が携帯を開けた瞬間、着信が鳴り響いた。何気に嫌な予感…蒼司の顔が曇る「…はい…もしもし!?」またやね〜ここ何日かは、掛かって来なかったのにー2007-09-12 05:47:00 -
74:
えり
電話は2回掛り2回切れた「俺シャワー行くけど気にせんと、ほっておきや。」私は頷いたけど…頭に来た折角のお休みやのにアホ!
顔を洗い、髪をとかそうとした時…また着信が鳴った私は携帯を覗き込んだ‥。【非通知】の文字が憎いー
私は、心にいけない考えが起こった…いくら蒼司の物でも勝手に開けるなんてー今まで考えた事も無い…。けど気持ちとは裏腹に私の右手は携帯に伸びていた。2007-09-12 06:15:00 -
75:
えり
あかん事…やと知りながら私は戸惑いながらも蒼司の携帯をゆっくりと開けた。
私も、相手も黙ったままで変な空気だけが流れてる。息を潜めて音を立てない様携帯を持っ手が震えてるー
蒼司のお風呂な長めやから…けど…もう切らないと。私は、仕方なく諦めて携帯を閉じようとした…その時「……蒼…くん!?」私は一瞬、息が止まりかけた。2007-09-12 10:48:00 -
76:
えり
確かに、その女性は言った「……蒼…くん…蒼司?」初めて聞いた相手の声…。
「蒼司…違うね…だれ?」それ、聞きたいんこの私!あかん。どうしょう!
蒼司もう出て来る気配や。私は慌てて携帯を切った!着歴も、削除した。
やけど…何か複雑な気持ちで気分が重かったわ…私。2007-09-12 11:11:00 -
77:
えり
シャワーを浴びて出てきた蒼司は、何も知らずに髪を乾かしてる。やがてボーッとしてる私に気付いたのか「電話、鳴りやんだかー」「あっ、ぅん…。」
そう言ってしまってた…。
「久しぶりやし〜外で何か美味いもん食べに行こか」何か…今は食欲まるで無い蒼司に、電話の事話さんとダメやん!分かってるけど『蒼くん?蒼司?』その声が頭から離れないねん私。「えり?どうした?」
覗き込む蒼司に悪くって…「まずシャワー浴びるね」それだけ言うのが精一杯ー2007-09-12 11:38:00 -
78:
えり
私が、シャワーから出ると蒼司は電話をしてた。
持っていたタオルを落としそうになる位…動悸がした後ろ向きに、ベッドに座り喋っていて表情が見えない笑い声が聞こえた…。
「そしたら明日。はい!」どうやら…彼女では無いね立ちすくんだままでいる私を見て怪訝そうに尋ねる…「どないしたん?えり?」私は、「うぅん別に‥」と誤魔化して作り笑いをした「電話店から?誠さん?」「明日新人の面接やって」ふぅー、ビックリしたぁ。2007-09-12 20:52:00 -
79:
えり
「で、えり何食べたい?」相変わらず、食欲は無い。と言うより…何か疲れた。けど、折角の休みだし蒼司も誘ってくれてるから‥。「蒼司は〜何がいいん?」着て行く服を探しながら、彼に行き先を聞いてみる。
「駅近くに、新しい和食の店出来たやろ〜そこは?」2人とも和食党だから話は早い。落ち着いた感じの店「はい。決定しました!」蒼司が笑い、私も笑った。幸せ…って思った。
やのに〜どうして?
誰が…何故に壊してくの?一体…何の為に壊すの…。2007-09-12 21:30:00 -
80:
名無しさん
ゆっくり読みたい気分の時読ませてもらってます。
無理せず完結してほしい。前の小説から読んでる人がいるっていいな?
がんばってくださいね??2007-09-13 20:25:00 -
81:
名無しさん
更新してほしいです(>_
2007-10-01 07:25:00