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黄色い飴
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1:
あき ◆usfVixUTHs
書くの初めてですけどがんばります!
このいっぱいになった飴…もう食べていいですか?2005-12-03 23:08:00 -
550:
ゆき
お疲れ様★
続き待ってるょ♪2006-02-20 03:36:00 -
551:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-02-20 04:02:00 -
552:
綾?
久々登場-?
ぁきちあン大好チ-?
最終回まで見逃さへン∪??黄色い飴?の
ファン第?号は誰にも
譲りませン?2006-02-20 09:00:00 -
553:
名無しさん
めっちゃ気になります?頑張ってね?
2006-02-20 11:00:00 -
554:
名無しさん
ぁげ
2006-02-24 12:42:00 -
556:
?キラリ?
2時間くらぃかけてィッキに読みましたぁ??
めっちゃイイ小説だ?
【しょう君】を頭でイメージしながら楽しく読みましたぁ‐‐?
すんごぃスキょぉ???
ラストスパート頑張ってくらぱぃ??2006-02-27 02:01:00 -
559:
名無しさん
400-600
2006-02-27 05:42:00 -
560:
名無しさん
ちょ、まぢで気になる?
2006-02-27 06:14:00 -
561:
あき ◆usfVixUTHs
名無しさん達・ゆきさん・綾ちゃん・キラリさん・らいむさん・ありがとうございます。本当ゎ一人一人に返事したいのですが、小説を完結してからにします?頑張ります?
2006-02-28 02:37:00 -
562:
あき ◆usfVixUTHs
ちょうど昼を回り、電話を開けるとしょうから着信が入ってあった。
掃除機をかけていて電話が鳴っているなんて気づきもしなかった。
しょうがかけてきて、まだ30分ほどしか経っていない。2006-02-28 02:38:00 -
563:
あき ◆usfVixUTHs
私は今日の朝の出来事をフと思い出す。
《今しか無理やねん…》しょうの意味深な言葉とあの小さくなった背中。
目をつむり耳にそっと電話をあてた。2006-02-28 02:41:00 -
564:
あき ◆usfVixUTHs
プルルルル〜…
しょう『…もし』
あき『もし?電話した?』しょうはすぐさま電話に出た。
しょう『……あい‥が…』あき『あいが?…!!愛?』
しょう『……あいが…手首…切った』
また始まった。2006-02-28 02:43:00 -
565:
あき ◆usfVixUTHs
(略部)
また始まった。2006-02-28 02:44:00 -
566:
あき ◆usfVixUTHs
こんな事だろうと分かっていたけど、気づけば私は病院に向かってタクシーを走らせていた。
しょうに愛の様子を聞いたけれど、しょうも落ち着いてない状態で、何が言いたいのかよく分からなかった。
けど、意識はあって命に別状はないとゆう事は分かった。2006-02-28 02:46:00 -
567:
あき ◆usfVixUTHs
あき『しょう今どこ?』タクシーから降りて小走りし声を荒立てる。
しょう『今喫煙所。迎えにいこか。』
あき『いい!多分分かるから』
しょう『分からんやろ。行くわ』
あき『行けるから!』2006-02-28 02:49:00 -
568:
あき ◆usfVixUTHs
どうして可愛い事が言えないのだろう。
いつも強がって
一人で突っ走る。2006-02-28 02:51:00 -
569:
あき ◆usfVixUTHs
電話を切って道ゆく人にたずねてようやく喫煙所についた。
椅子に腰掛けてボーッと前を見ているしょうの姿。
私に気づいてこちらに歩み寄ってくる。
しょう『ごめんな。遠いのに。なんし上あがろか』
あき『うん』2006-02-28 02:54:00 -
570:
あき ◆usfVixUTHs
廊下を歩いていく。
小さくなった背中がもっと小さく見えるのは気のせいなんかじゃないよね。2006-02-28 02:55:00 -
571:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-02-28 03:00:00 -
572:
あき ◆usfVixUTHs
あき『なんで私呼んだん?』
しょう『言ったやん。愛が呼んでって』
あき『そっか。私も気ついたら玄関飛び出してたわ』
しょう『そんな慌ててお前も愛が心配なん?』
あき『慌てさせたのは、しょうやん。…心配は心配やで』2006-02-28 03:08:00 -
573:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『お前は優しいな』
あき『…なにが?』
しょう『他人に心配出来るってゆう事が』
あなたが泣きそうな声するから、あなたが今にも崩れそうになってたから来たんやん。優しくなんかない。2006-02-28 03:18:00 -
574:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『愛の親うるさいかも知らんけど、気にしやんでいいで』
あき『うん』
しょうも私も重い足を運んでたのでゆっくりと歩いていたけど、とうとうついてしまった。2006-02-28 03:25:00 -
575:
あき ◆usfVixUTHs
あき『失礼します』
愛はまたカーテンを締め切っているのだと思ったけど個室だからなのか、カーテンは無かった。
愛の両親はこちらに気づき挨拶を交した。
しょう『愛、どうですか?』
両親共々、憂欝な顔を並べて寝ている愛をじっと見た。2006-02-28 03:37:00 -
576:
あき ◆usfVixUTHs
そして愛の母親が口を開いた。『遅かったけど何やってたの?さっきも話た通り、この子は私達よりあなたしか居てないの。』
しょう『すいません』
『アイチャンよね?愛から話聞いてたよ。真面目な話するからゆっくり聞いてくれないかな』愛の母親は、さっきの見せた顔と打って変わって優しそうな顔を見せた。2006-02-28 03:50:00 -
577:
あき ◆usfVixUTHs
返事をして、イスに腰掛けた。けれど何も言いださないので、思い切って聞いてみる。
あき『…話とはなんでしょうか?』
『あなた達付き合ってるの?』と直球な質問をしてきた。2006-02-28 03:59:00 -
578:
あき ◆usfVixUTHs
私はもちろんすぐに答えるしかない。
あき『ただの友達です』と目をそらさず答える。
すると愛の母親が満面の笑みになった。『申し訳ないけど、もうしょう君と会わないで下さる』
あき『は?』思わず出てしまった。2006-02-28 04:05:00 -
579:
あき ◆usfVixUTHs
隣のしょうはどんな顔をしているのだろう。恐くて見れない。
『いいわね?』
あき『いいわけがないじゃないですか。ただの友達やのにそれは・・』
『ただの友達なわけないやろ!!』さっきまで、母方が話すのも見守っていた父親が感情をあらわにした。2006-02-28 04:13:00 -
580:
あき ◆usfVixUTHs
嘘をついてるのがなんだか虚しく感じてきた。言いたい。今ここで付き合ってますと言えばどうなるんだろう。そう思っていた矢先。
しょう『付き合ってます』と頭を軽く下げると同時にタイミング良く愛が目を覚まし、自力でゆっくりと起き上がろうとしている。2006-02-28 04:25:00 -
581:
名無しさん
?・?・)??
2006-02-28 04:27:00 -
582:
あき ◆usfVixUTHs
『…お父さん!』と母親が言うと父親は慌てて愛の体を起こす手伝いをした。
そして、愛と目が合った。
愛は私に手招きをする。
手招きに誘われふらりと行くと、また画用紙を持ち出した。2006-02-28 04:32:00 -
583:
あき ◆usfVixUTHs
愛【覚えてる?】何か言われるのかと思えば、普通の会話。私は軽くうなづく。
愛【元気だった?】また私はうなづいた。
愛【よかった。最近たのしい?】私はベッドに腰掛けてまたうなづいた。2006-02-28 04:48:00 -
584:
あき ◆usfVixUTHs
愛は少しの間手を休めまた書き始めた。
愛【お昼なに食べた?】愛のペンを横取り『なにも食べてないよ』と書いた。
愛【おなかすいてないの?】愛はこんな事聞きたいんじゃないと思う。そう思いこう書いた。『私にもっと聞きたい事あるやろ?』2006-02-28 04:55:00 -
585:
あき ◆usfVixUTHs
愛は画用紙を見た瞬間、声にならない声で泣き出した。またこんな愛の姿を見ると同情してしまう。
『あなた何言ったの?』と母親が画用紙を手に取り見ている。私は何くわぬ顔で言った。
あき『愛ちゃんがあなた方より、しょうを選ぶ気持ちと理由が分かりました。』母親は目を点にし私に近づいてくるなり私をビンタした。2006-02-28 05:06:00 -
586:
あき ◆usfVixUTHs
しょう『何するんですか!?』しょうは母親をにらみ私のほっぺを冷たい手で押さえてくれた。くやしくて涙が出そうになって、しょうの優しさにも涙が出そうになった。ここでは泣いちゃいけないと必死に堪えた。
愛は呆然として泣きやみ、また画用紙に文字を書いてみせた。2006-02-28 05:14:00 -
587:
あき ◆usfVixUTHs
愛【ごめんなさい。ママには強くしかっておきます。あと、愛やっぱり亜衣ちゃんの事うたがってしまうんだけど、信じていいの?これが愛の一番聞きたい事】
もうここは隠しきれない。はっきりと言って、どちらかしょうに決めてもらう事にしようと思った。
あき『しょう。言っていい?』2006-02-28 05:28:00 -
588:
あき ◆usfVixUTHs
しょうは頭を抱えて目をつむった。
しょう『やめとこ。また愛おかしくなる』
あき『じゃあ…どっちか決めて。もう…私もこんなん嫌や』嘘を付くのにも疲れた。私頑張ったよ。しょうの為にいっぱい我慢だってしたしいろんな道も乗り越えてここまで来た。明日は、待ちに待った一ヵ月記念。一緒に飴を食べる約束したよね。2006-02-28 05:37:00 -
589:
あき ◆usfVixUTHs
なのに。
しょう『俺を…恨んでくれ…あき』
なんで・・・どうして・・。私は何かに追われているかのように部屋から出て行き病院の中を走った。早く外の空気を吸いたい。苦しい。2006-02-28 05:47:00 -
590:
あき ◆usfVixUTHs
病院を出てからタクシーをすぐ捕まえ泣きながら家の住所を言おうと必死に説明した。
あき『‥゙ぁ゙の‥ヒックえ゙っと‥ゲホッ』話せないくらい泣いてた。
『落ちついてからでいいよ。ゆっくり話してみ』運転手さんの優しい一言にまた涙が溢れかえった。2006-02-28 05:58:00 -
591:
名無しさん
きになる?おわりですか?
2006-02-28 06:03:00 -
592:
あき ◆usfVixUTHs
それから、落ち着いて道を説明したあと家の前で、おろしてもらった。
私はエレベーター前で携帯を開いた。すると、しょうから着信一件とメールが一件届いていた。
『さっきのは嘘。』みたいな台詞を期待したりもして恐る恐るメールを開いてみた。2006-02-28 06:08:00 -
593:
あき ◆usfVixUTHs
「ごめん。俺を恨んで下さい。こうするしかなかった。ただ、お前がちゃんと家帰ったらメールでもいいから送ってほしい。心配やから」
また泣けてきた。私は家に帰ってすぐメールを返した。2006-02-28 06:17:00 -
594:
名無しさん
(´・д・`)
2006-02-28 06:18:00 -
595:
あき ◆usfVixUTHs
「家帰ったよ。心配せんとって」と送った。
それもすぐに返事が返ってきた。
「お前はえらいな。愛の事だって文句一つ言わんかったし、わがままだっていわんかったな。お前は一番の女やで!いろいろ迷惑かけたな。ほんまこんな俺と一緒にいてくれてありがとう」2006-02-28 06:25:00 -
596:
あき ◆usfVixUTHs
もう一度話がしたい。しょうの声が聞きたい。
私が電話に耳をあてたその時ケリーが私に体をこすりつけてきたのを覚えている。うっとおしくて、邪魔で、またあの時みたいにブッてしまった。
その時ケリーが鳴いているのなんか全く何も思わなかった。2006-02-28 06:34:00 -
597:
あき ◆usfVixUTHs
もう一度話がしたい。しょうの声が聞きたい。
私が電話に耳をあてたその時ケリーが私に体をこすりつけてきたのを覚えている。うっとおしくて、邪魔で、またあの時みたいにブッてしまった。
その時ケリーが鳴いているのなんか全く気にも止めなかった。2006-02-28 06:35:00 -
598:
あき ◆usfVixUTHs
プルルルル…プルルル‥
耳に響く効果音。よく聞けばさみしい音にも聞こえてくる。
しょう『はい』声が聞こえた瞬間涙が溢れ出る。
あき『も…しもし』
しょう『ごめんな』2006-02-28 06:40:00 -
599:
あき ◆usfVixUTHs
あき『もう…無理なんかな』
しょう『うん。ごめん。』
あき『……なんで?』
しょう『お前は強いから、俺がおらんくても生きていけるからやで。』2006-02-28 06:47:00 -
600:
あき ◆usfVixUTHs
あき『強くない…生きていかれへん…。私が文句言わんのもわがまま言わんのも、全部しょうの為やってんで?言いたいけど嫌われると思うから言わんかってんで。もっとわがまま言ったらいいの?それやったらしょう一緒にいてくれる?それとも別にしょうは私の事好きじゃなかったん?』
2006-02-28 06:55:00