-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
月明かり
-
1:
麻弥
憎くてたまらなかった。
今でもそう思ってる。
そんな私を嫌いにならないで…。2007-09-11 12:31:00 -
26:
麻弥
真っ白の家具で統一された殺風景な部屋で唯一、色んな色に光を変えながら小さいながらも存在感を放つそれを手に取る。
私の手の上で静かに音を止めた。
2007-09-11 14:31:00 -
27:
麻弥
そっと耳に当てる。
「拓馬ぁ…グスッ…。何であんな事言うの…?拓馬が居ないと生きていけない…」
2007-09-11 14:34:00 -
28:
麻弥
急に罪悪感に襲われ慌てて切ってしまった…
通話ボタンを押したのは私なのに…。
2007-09-11 14:36:00 -
29:
麻弥
ドクッ…ドクッ…ドクッ…
動きを早めた心臓は今にも飛び出しそうに胸を苦しめた。2007-09-11 14:38:00 -
30:
麻弥
鳴り続ける携帯に耳を塞いで拓馬の隣でぎゅっと目を閉じた。
2007-09-11 14:42:00 -
31:
麻弥
朝、拓馬より先に目を覚ました。不在着信を知らせるランプに目をそらし朝食を作っていた。
ガタッ…
隣の部屋から拓馬が起きる音がして少しだけ心臓の鼓動が速まった。2007-09-11 14:45:00 -
32:
麻弥
ガチャッ…「麻弥おはよ…。」
キッチンに入って来た拓馬の手にはランプが点滅したままの携帯が握られている。2007-09-11 14:47:00 -
33:
麻弥
「おはよ拓馬…。」
何事もなかった様に作り終えた朝食をテーブルに運ぶ。
2007-09-11 14:49:00 -
34:
麻弥
ほんのり熱いトーストをかじりながら拓馬は携帯を開く。
「こんな掛けて来る奴誰やねん…」
独り言を呟き何もなかったかの様な顔をして何一つ顔色を変えずに携帯を閉じていた。2007-09-11 14:53:00 -
35:
麻弥
不在着信を知らせるランプはもう光ってはいない。
見たはずなのに何も言わない冷静な拓馬から目をそらした。
2007-09-11 14:58:00