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  • 1:

    ◆0eliurtmUc

    変わってく私、変わらない気持ち…

    2007-09-23 05:54:00
  • 121:

    ◆0eliurtmUc

    パニックになって携帯のリダイヤルをいじり、とっさに目についた店長に電話した。

    事情を話すと、オープン前に時間を作ると言い、会ってくれた。《うちのお店のポスターわ系列店のキャバクラにも貼ってるから、そこで働いてる子に、同じ学校の子が居てるんかもなあ》

    系列店があるのわ知っていたけど、ポスターが貼られていたのわ知らなかった。写メを送ったであろう犯人に対しても、卑怯だなと思った。けど、無防備に雑誌に出ていた自分も、反省した。

    2007-09-26 00:51:00
  • 122:

    ◆0eliurtmUc

    母から家に成績表の通知などが届いたと電話があり、出席率の低さ、取れていない単位の多さを心配された。

    学校を辞めると決意して、母に話した。母わうん、うん、と話を聞いてくれて、《おじいちゃんの様子も気になるし、来週お父さんと大阪に行くから、その時改めて今後のこと話をしよう》と言ってくれた。

    私わあれからおじいちゃんにわ、月に2〜3度会いに行っていた。

    2007-09-26 14:49:00
  • 123:

    ◆0eliurtmUc

    あんなに内鍵を癖でかけていたのに、私が出て行ってからわ、ほとんど内鍵がかかっておらず、たまに近所のスーパーへ寄った帰りなど家へ寄ると、もらった合い鍵で必ず入れた。

    でも寝ていることが多く、手紙を書いて出て行ったり、買って来たお総菜を置いて行ったりしている程度だった。

    両親が来る二日ほど前におじいちゃんちへ寄ると、明かりがついてなかった。中に入ると誰も居なくて、暗くて狭い部屋が、急に怖くなり、ゾゾッと寒気がした。

    2007-09-26 14:50:00
  • 124:

    ◆0eliurtmUc

    心配で母に電話すると、《ごめんごめん、あゆみに言ってなかったね。おじいちゃん、昨日から神戸のおばさんの所へ泊まりに行ってるんだって。結構頻繁に呼ばれてるみたいだよ》とのことだった。

    でも、翌朝おばさんから連絡があって、おじいちゃんが、風呂場でそのまま息を引き取ったと言う。

    めんどくさがりで、お風呂になかなか入らなかったおじいちゃんが、息を引き取る最期、頭も洗ってひげを剃り、体の綺麗な状態で最期を迎えられたのわ、すごいと思った。

    2007-09-26 14:51:00
  • 125:

    ◆0eliurtmUc

    急遽お通夜が行われ、親も喪服を用意して大阪へ来て合流。葬儀の行われる会館で、夕方、親戚やおばさん家族らと合流した。

    私わ会館に着くと、奥の中央に置かれた棺に入った、おじいちゃんを覗いた。たくさんのお花に囲まれて安らかに眠る、おじいちゃん。その顔わほんとに眠ってるようで、揺すれば起きるんじゃないかと錯覚した。それくらい、綺麗な死に顔だった。遺影の写真も、おばあちゃんと二人で写ったものを使っていたので、良く見ると目が笑っていた。

    おじいちゃんの笑顔を見て思った。

    2007-09-26 14:53:00
  • 126:

    ◆0eliurtmUc

    私わおじいちゃんと住んでいた時、おじいちゃんの笑顔を何度見れただろうか。おじいちゃんとの生活を、苦痛に感じて文句ばかりだったが、そんな私と一緒に暮らして、おじいちゃんこそ、ずっと息苦しい思いをしてたんじゃないのか。

    もう戻れない、謝ることもお礼を言うことも。悲しくて淋しくて、涙がいっぱい溢れた。

    《あゆみわ一緒に暮らしてたから、余計に辛いでしょう》と母が言ったが、私わ申し訳なさと言うか、何とも言えない淋しい気持ちになった。

    2007-09-26 14:54:00
  • 127:

    ◆0eliurtmUc

    式の当日わほんとに泣いてばかりで、泣き疲れてしまい、でもやたらと穏やかに晴れた、天気のいい日だったのを覚えている。

    式を終えてから次の日、親と梅田へご飯を食べに出かけた。父が連れて行ってくれた割烹料理のお店で、天ぷらを食べながら、今後の生活について話をした。

    父も学校を辞めることを許可してくれて、母と同意見だった。田舎へ戻って来いとも言わず、《こっちにわ若い子が働ける職場が少ないから、大阪で残って頑張りい》と言ってくれた。

    2007-09-26 14:55:00
  • 128:

    ◆0eliurtmUc

    母わ《辛くなったらいつでも帰っておいで》と言ってくれて嬉しかったが、甘えず、自分なりに頑張ろうと思った。

    ふとトイレに行こうと立った母の後ろ姿が、とても小さく感じた。

    《あんなに背中小さかったっけ…》

    2007-09-26 14:56:00
  • 129:

    ◆0eliurtmUc

    おじいちゃんが亡くなり、感傷的になっているせいか、ふと母の体が心配になった。

    父の顔を見つめた。

    《皺が増えたなあ、白髪も…》

    2007-09-26 14:57:00
  • 130:

    ◆0eliurtmUc

    私わ今、目的を見失ったまま、ダラダラと学校を辞めてフリーターになる。就職もせず、頑張っている姿を親に見せることもないまま、親に死なれたらどうしよう。

    おじいちゃんが亡くなった時以上の、辛くて悲しくてたまらない気持ちを想像したら、想像しただけなのに、胸が痛くなった。

    親が田舎へ戻ってから、モヤモヤしながらも、久しぶりにセッキャバへ出勤した。こんなに長期で休んだことわ無かったので、お店の人も女の子も、久しぶりやん〜と心配してくれた。

    2007-09-26 14:58:00
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