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ダン D Е

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  • 1:

    ◆GMUcFvdfXk





    この物語は全てにおいてフィクションでござぁりぃ





    2007-09-24 21:47:00
  • 103:

    ◆GMUcFvdfXk

    ダンデはまきとに叱られ、仕方なく飛び散っている羽をまきとと片付け、お母さんにも叱られた。                
    そして早くも数日が過ぎ今日はまきとのキャンプの日だ。ダンデはまきとの隣の席に座り、バスの中ではみんなが今や人気者となっているダンデが一緒だと知り騒いでいた。                   
    先生「はぁい!みんな静に!海外にずっと住んでいたまきと君のお姉さんもこのキャンプに参加することになったからみんな仲良くすること!」先生がバスの一番前の座席から後部座席に体を向けそうはなす。

    2007-10-01 01:34:00
  • 104:

    ◆GMUcFvdfXk

    「海外?!すっげぇ!」「まきと君のお姉さん!一緒に寝ようね!」クラスのみんながダンデに向かって話している。先生の声はみんなの声にかきけされた。               
    ぶん太はまきととダンデの後ろの座席。つよしが隣に座っている。ゆうきは補助席に。 つよし「ダンデがいればなにがあっても怖くないね」 ぶん太「ダンデがいなくたって俺がいればなぁんも怖くねぇよ!」小さい声でこそこそと話してる。 バスは道を走っていた。

    2007-10-01 13:12:00
  • 105:

    ◆GMUcFvdfXk

    ゆうこちゃんはまきととダンデの通路をはさんで隣に座っていた。 ゆうこはダンデが注目されているのが気に入らないみたいで一人窓から流れる景色を見ていた。                       
    ダンデはまきとの隣であぐらをかいて座り、女の子達からもらったお菓子を食べずに手に持ち眺めていた。食べ方が分からないのだ。             
    まきと「ダン?食べないの?」ダンデ「なんだこれは」

    2007-10-01 13:17:00
  • 106:

    ◆GMUcFvdfXk

    まきと「これはチョコレートだよ。貸してみなよ開けるから」まきとはダンデの手のひらからチョコレートを一つ取ると、包み紙をあけてダンデに手渡してみると、ダンデはチョコレートを食べながら驚いた顔をした。どうやら気に入ったよようだ。   チョコレートをあげた女の子達はみんなにこにこしながら自分達でもチョコレートを食べている。                                                         
    キキーッ!                                 
    バスがいきなり急ブレーキがかかり、みんなが悲鳴をあげた。みんなが食べていたお菓子が宙を舞あたりにちらばって落ち身をのりだしていた生徒は吹っ飛んでしまった。

    2007-10-01 14:32:00
  • 107:

    ◆GMUcFvdfXk

                                         
    しーん。                                 
    次は急に静まり返り、クラスのみんなはゆっくり目をあけた。ゆっくり ゆっくりと                       
    まきともゆっくりと目をあけた。体のあちこちがやけにいたい。それにさっきまで見ていた景色がまるで違う。

    2007-10-01 21:07:00
  • 108:

    ◆GMUcFvdfXk

    「ひっひっひっひっくりかえっかえる………」誰かの声でようやく景色が把握できた。バスが傾いてるんだ。クラスのみんなが、座席から吹き飛ばされ、衝撃で窓ガラスが割れている。  まきとの上にはクラスの女の子が気を失っていた。                         
    ギギギ………カタカタ………何かきしめく音だけが響き渡っている。やけに静だ。静かすぎてそれがさらにクラスのみんなに恐怖を与えている。                      
    まきとは、必死に体を動かし、なんとか運転席の大きな窓から見える景色をみた。「おいまきと………大丈夫か?………先生気うしなっちまってるぞ ………あそこで」ぶん太が苦しそうに額から血を流しながら一番前の座席を指差すと先生が仰向けになって気をうしなっていた。

    2007-10-02 00:09:00
  • 109:

    ◆GMUcFvdfXk

    「わぁぁ!せっせんせぇい!先生!起きて!起きてよぅ!先生先生!」みんなが先生に向かって必死に呼び掛けるが、先生は全く動かない。                     
    それどころか、まきとは見てしまったのだ。ドライバーが声をかけてこない。そんなのこの状況ならおかしい。おかしすぎる…。                
    「運転席に人がいない!」一番前にいた生徒が運転席を見てからそう叫ぶと一気にみんなが悲鳴をあげなきはじめた。                                 
    ふわっ                                    
    急に何か浮いたような感覚になり、みんながみんな抱き合いながらあたり見回す。窓から見えるのは青空。

    2007-10-02 00:16:00
  • 110:

    ◆GMUcFvdfXk

    まきと「どうなってるんだ………」右に傾いたバス。。さっきまで床だったはずの地面が今は壁になっている。。。まきとは焦り足元をゆっくりとみると、どんどんひびが入っていく窓が視界に飛び込んできている。それに、体重に耐えれなくてぴきぴきと音をたて窓に亀裂がどんどん広がっている。               
    そして窓のしたを見るとなにかうろこのようなものが見えた。しかもかなり大きな、大きなうろこ。                             
    その時、ふと気付いた。ダンデがいないことを。 ダンデがいない。

    2007-10-02 02:03:00
  • 111:

    ◆GMUcFvdfXk

                            
    その頃他のクラスのみんなはそれぞれ乗っていたバスから降り、みんなが悲鳴をあげ見ていた。                   
    「なんだよあれ!あんな巨大な魚どこから現れたんだぁ?!」山道の下は川が流れていて、川をはさんだ向かいも山道。そう 山と山にはさまれているのだ。どこから現れたのか分からないがバス二台くらいある巨大な魚の背中にまきと達の乗っているバスが傾いたままいまにも背中から落ちそうになっているのだ。               
    「飛んでる。飛んでるぞあの魚!  けどこのままだと川に落ちるぞ!」

    2007-10-02 02:12:00
  • 112:

    ◆GMUcFvdfXk

    「このままじゃ落ちてしまいます!」先生達がバスを指差しながら頭をかかえ言い合っている。山道だから携帯は圏外。生徒達はパニック状態で見ていた。何かしたくても、山と山の間を魚が飛んでいて、するするとゆっくり滑っていくバス。                       
    生徒の1人が魚の背中に人のような姿を目撃して指差しました。「あそこ!誰かいる!   あっ!まきと君のお姉さん!ほら!あそこ!」

    2007-10-02 02:27:00
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