-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
霊感体質
-
1:
菫
―痛いよ…。淋しい…。
いつもの帰り道。消えかかった街頭の下に、いつもならいないものが、そこにはいた。ツインテールの髪型に、フリルがついた服を着て、その子は泣いていた。年は10才にも、満たないといった感じだ。
2007-09-26 23:59:00 -
175:
菫
手紙を読み終えて、俺は憲治サンが生きているとは思えなかった。
「スミレさん、憲治サンは……。」
―死んでいるでしょうね。
スミレは淡々と言った。
2007-10-07 06:12:00 -
176:
菫
―たった一言、伝えられたら、あたしも成仏出来るのに。
ふいに、スミレが呟いた。
2007-10-07 07:31:00 -
177:
菫
それから俺達は、家に帰り、手紙に書かれていた住所を調べてみる事にした。
【雲雀丘○丁目―――。】雲雀丘は、俺の住んでいる所の隣の街だ。
そぅ言えば、雲雀丘にイトコが住んでたな。聞いてみるか。早速、携帯を持ち、イトコの【修】に電話をする。2007-10-07 07:35:00 -
178:
菫
2、3回目のコールで、修は電話に出た。
「もしもし?」
「修?菫だけど。」
「おぉ、珍しいな!菫が電話掛けてくるなんて。どぅしたぁ?」2007-10-07 07:37:00 -
179:
菫
「あのさぁ、今から言う住所を調べて欲しいんだよ。」
「住所?何、なんかあったのか?」
「いや、別にないけど、頼むよ。」
「いぃけど、何かゴチれよ?」2007-10-07 07:40:00 -
180:
菫
「―――だから、頼むな!」
「了解。分かったら又電話する!」
そぅ言って、修は電話を切った。後は、修からの電話を待つだけだな。ん、待てよ?スミレさんの、恋人は死んでる訳だよな。。どぅやって幽霊探すんだ?修に調べてもらったのだって、憲治さんの幽霊じゃない。憲治さんが、住んでいた家の場所だ。2007-10-07 07:43:00 -
181:
菫
――俺はいつもこうだ。肝心な事が抜けている。
「あぁ〜、どぅしよう!」幽霊なんて探せないぞ。。―何、どぅしたのよ?
俺が悩んでいると、いつの間にいたのか、目の前にスミレが腕を組んで、立っていた。2007-10-07 07:46:00 -
182:
菫
「何?」
「死んだ幽霊同士を合わせるのって、どぅしたらいぃと思う?」
電話の向こうの小泉は、俺の質問の意味をよく分かっていなかったのか「え?」と返してきた。
「幽霊同士を会わせたいんだけど、どぅしたらいぃんだろ?」
2007-10-07 22:09:00 -
183:
名無しさん
??
2007-10-08 20:22:00 -
184:
菫
「良く分からないけど、降霊するとか…?」
降霊かぁ…。
「ふーん、他には?」
「他……もし、その幽霊が、現世に未練があるなら、その霊の思いが強い場所にいるんじゃない?」
思いが強い場所―――か。2007-10-09 00:06:00