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◆朝が来る度、遠ざかる貴方◆

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  • 1:

    ユウナ

    私の名前はユウナ。元風俗嬢だ。
    −四月−私は初めて恋をした。今も忘れられない貴方との想い出を書いてみます。
    〜貴方に捧げる手紙として〜

    2007-10-07 21:33:00
  • 41:

    ユウナ

    やから、こんな私の殺風景な部屋と、こんなしょーもない私でいいのなら、とにかく彼がくつろげる空間であって欲しかった。
    ユウ『ゆっくりしてな♪タバコ吸いたかったら、吸ってもいいし。』そうゆうて、私は灰皿を彼のほうへ持っていった。てつ『とりあえず、乾杯しよや♪』
    そうゆうて、彼は私が頼んでたお酒を出してくれた。てつ『栓抜きある??』ユウ『・・・!!ごめん!ない!』ホンマなんもない私の部屋。申し訳ないな・・・、そうおもってた時、
    てつ『大丈夫!俺、空けてあげるわ♪』そうゆって、ジッポを取り出すと、それを器用につかって開けてくれた。てっきり、なんにもないことであきれ返られると思ってた。だけど、てつクンはそんな事絶対にせえへん人やった。本間、優しくて頼りになる、そんな人。

    2007-10-15 01:59:00
  • 42:

    ユウナ

    なぁ??てつクン。私はそうずっとおもっとった。そやけど、ホンマは逆やったんかな??私が、そうやったから、貴方はそんな私にあわせてくれとった。そんな、感じがする。本間、しんどかったやんな?こんな私とおって。どうしようもない位、落ちぶれていく一方やった私。毎日、辛くて2仕方がなかった私。いつしんだってかまへん。
    そんな私に貴方は、『俺がおるからな!頼ってな!』『俺が助けてあげるから!』ってゆうてくれとった。誰かに助けてもらいたくって仕方がなかった。でもな、笑ってばっかりおる私に誰も気が付いてはくれへんかった。『ホンマ、お前はたすからんなぁ!』って言われとった。辛くて仕方がなかった。
    私は貴方にだいぶ助けてもらえてたよ。ホンマやで。貴方に頼りきれんかったんは、頼りなかったからなんかじゃない。私自身が、もっと生きる事に頑張ろうとせえへんかったら、頑張る気もちをもたへん事には、貴方に頼る資格なんかない、そう思ってたから。その事から、逃げてるだけの私は、貴方の傍にいてる資格なんかなかったから。頑張ろうともしてない癖に、貴方に甘えてばっかりやった私があなたにとって、どれほど重たかったやろう。
    甘やかして欲しかった訳じゃなかった。叱ってほしかった。おもいっきり。本間、ごめんな??

    2007-10-15 02:27:00
  • 43:

    ユウナ

    実は、この頃私は薬物におぼれてきっしまっていた。覚せい剤。コカイン。罰。草。処方箋。
    常時、何かをしていないといけない状態。まさに中毒者のホンマ末期状態やった。その事を、『やっていない』って彼にウソついていた。
    だけど、彼はそんな私に気が付いていた。てつ『つか、パキパキやない!?』って何回も聞かれては、ユウ『は!?いや!、違うで!!』ってゆうとった。もう、何ヶ月も開ききっていた瞳孔は私にとっては普通の状態。
    だけど、そんな私はきっと周りから見たら異様やったに違いない。『気持ちが悪い。』って何度と言われとったし。そん時は全く気が付いてなかった。けど、彼はそんな私のウソをきっと見抜いていたにちがいなかった。

    2007-10-15 02:57:00
  • 44:

    ユウナ

    その日は、結局てつクンは私の部屋に泊まっていった。何ヶ月ぶりやったやろう、睡眠薬もなしに眠れたんは。何年ぶりやったやろう、人と同じ布団で眠れたのは。
    〜♪♪〜〔てつクン〕【薬、少しずつでいいから辞めていこうな!絶対にいいことないから!後、お互いウソはつかない約束をしよう。】ーやっぱり・・・。ばれてたんや・・・!−
    ホンマ、申し訳なかった。彼に嫌われたくなくって。だけど、後遺症がかなりある状態やったから、辞めるんは思いのほか大変やった。でも、自分なりにかなり量を減らせる様になってた。
    だけど、寂しかったり、辛かったり、嫌な事があったり、腹が立ったり、頑張らないとあかんかったりした時、薬に逃げてしまう私がおった。それが、そんな私の弱さが大事なものを失ってしまう。そんなことにもこの時は気が付いてへんかった、いや、気が付こうとしてなかった。

    2007-10-15 03:46:00
  • 45:

    ユウナ

    なぁ?てつクン。貴方が私の元を去ってから、自暴自棄へと陥った私は、ホンマ色々あった。せやけど、貴方が教えてくれた大切なことや、大切な気持ちのお陰で、薬のホンマの怖さを知った。
    私はやっと、薬から足を洗う事が出来るようになったよ。後遺症はホンマ辛い。けど、薬の辛さや、貴方を失った辛さに比べたら全然平気。フラッシュバックで、何度と逃げそうにはなってまうけどな。けど、頑張ってるよ。
    辞めた、やなんて誰にゆうたってもう、信じてもらえてへんかもしらん。けど、ホンマに薬はもうずっとしてない。しらふで居れてることの幸せを知った私は、やっと貴方の有りがたさがわかってん。貴方の大切さがわかってん。貴方の必要さがわかってん。
    でも、それはあまりの犠牲ガ、必要過ぎやったでな。本間、ごめんな・・・。今更、遅いやんな。貴方ともう1度やり直したいやなんて。貴方が傍におってくれる事。それが、私の幸せ。私の最初で最後のかなわない望み。。。

    2007-10-15 04:05:00
  • 46:

    名無しさん

    お前娼婦主やろ?

    2007-10-15 18:47:00
  • 47:

    名無しさん

    ウチも思った!

    2007-10-15 18:49:00
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