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1:
ユリ
あぁ
なんてあたたかい。
赤朱アカ紅赤朱紅赤アカ朱紅。
あたり一面の赤。あんたの体から噴き出したものだもの。この液体で溺れ死にたいくらい。 大丈夫。あたしなら世界中の誰よりもあんたのコト・大切にできるもの。 もぉ離さないからね。2007-10-21 02:53:00 -
171:
ユリ
『なんのゲーム?それ。』『うぁっと。びっくりしたぁ。寝てていいのに〜。飯の時間なったら起こしたげるからさ。』 …質問に答えろよ。携帯を覗き込む。…あぁ。
『テトリス?』 『そ。懐かしいでしょ?』2007-11-07 11:18:00 -
172:
ユリ
暇だけど会話をするにしてもネタがないしゲームをしだしたことから無駄に話しかけてうざがられるのも嫌だったから黙ってずっと覗き込む体勢で携帯を見ていた。
『疲れるっしょ?肩にでも寄りかかっていいよ。』
お言葉に甘えタイヘイの肩に頭を乗せる。眠気も手伝ってかすごく安心できた。2007-11-07 11:23:00 -
173:
ユリ
ただ安心とは裏腹に肩に頭を乗っけながらの体勢は少々首にはきつい。頭を持ち上げ膝枕をしてもらうことにした。
うん。これで寝やすくなった。
タイヘイは相変わらず携帯をいじる。たまに頭を撫でてくれる。その動作がまた居心地よくて眠ってしまいそうになった時。タイヘイがあたしの顔を自分の方に向け頭を持ち上げ唇を重ねた。2007-11-07 11:27:00 -
174:
ユリ
―…やっぱりこうなるか。
膝枕を自分からしてもらったことがオーケーだととられたのだろうか。嫌ではなかったがあたしは本当に疲れていたし大体タイヘイとそういう関係になることは想定外だった。ただ舌を絡ませられれば舌を絡ませる。
なんだかなぁ―…。どこか冷めた目でその行為を繰り返す。2007-11-07 11:32:00 -
175:
ユリ
頭を乗っけたのが誘ってると勘違いされるのも仕方がないことだ。タイヘイとキスするなんて想像すらしなかったけど。
好意を持っているからってそういった関係になりたい訳じゃない。男と女の考えの違いだとか甘かったとか思っていた。
唇を離す。2007-11-07 13:20:00 -
176:
ユリ
体を抱き締められる。できればこのままで・と願う。
このままで・どうかこのままで。
最後までしてしまえばもうあんな思いは味わえないかもしれない。タイヘイのたった一言で不安になったり安心したり。たった一通のメールを待ち遠しく感じたり。まるで恋する少女のような感覚。
タイヘイとやるコトはその感覚にそぐわない。2007-11-07 13:36:00 -
177:
ユリ
汚いものも見てきた方だと思う。身内とでさえこんなにもわかり合えないのに他人となんて決してわかりあえない。わかりあえる筈がない。
だけどタイヘイは…音楽に読む本に漫画に行動に。似てるだけだけど通じ合えるものがあるんじゃないかって。
だからこそ大切にしたかったのに。2007-11-07 23:23:00 -
178:
ユリ
『さすがにここでヤるんはまずいよな〜。』
タイヘイがつぶやく。やっぱりヤるんだ。断るのも面倒くさい。もぉあたしなんて好きにすればいい。『確かにここじゃいやだね。』
ここじゃなくても嫌だよ。もっとお互いのコトたくさん話そうよ。もっとお互いのコト知ろうよ。あたしはあんたのコト嫌いじゃない。寧ろ好きなんだよ。2007-11-07 23:28:00 -
179:
ユリ
好意を抱いてたのはあたしだけだったっていう訳か。。。タイヘイは他の女と同列にしか見てくれてなかったんだろう。
『ここじゃって言った?いいコト聞いちゃったなぁ。』
タイヘイが笑う。無神経に。『ちょっと場所移動するよ〜。』
車を出す。他愛のない話を繰り返しながら思う。2007-11-07 23:34:00 -
180:
ユリ
タイヘイから見ればあたしは誘いに乗った軽い女ってとこだろう。ヤる為だけの女。
だったらあたしもヤるだけの男だとタイヘイのことを割り切るのみだ。
車の中を流れる音楽はいつの間にかあたしがあまり聞かない曲ばかりが流れる。2007-11-07 23:40:00