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1:
ユリ
あぁ
なんてあたたかい。
赤朱アカ紅赤朱紅赤アカ朱紅。
あたり一面の赤。あんたの体から噴き出したものだもの。この液体で溺れ死にたいくらい。 大丈夫。あたしなら世界中の誰よりもあんたのコト・大切にできるもの。 もぉ離さないからね。2007-10-21 02:53:00 -
31:
ユリ
『ごめんね??じゃぁ待ち合わせはどこがいい?時間は?』
『それがなぁ〜女二人とかめた寂しいやんっ?????だからうちの男友達二人と二対二で遊ぼぉや???この前のコンビニに16時に迎え行くからね?』
計算したのかしてないのか。一度話に乗った以上断ることもできない。 『いいよ。』 と返信した。2007-10-21 23:16:00 -
32:
ユリ
あの土曜日の16時。
あたしとあんたは出会ったんだよ。
あんたはどぉせ覚えてないだろぉけど。確かめることもできないんだけどね。
尋ねたところであんたのその冷たい青ざめた唇は開くことはないもの。 ねぇ?そっと口付けさせて? ―あたしの永遠に愛しい人。2007-10-21 23:22:00 -
33:
ユリ
普通に化粧し一応お気に入りの服を着る。髪は。。。まぁいいや。ストレートで。
朝起きてから用意をする。何だか強引に誘われたよぉなもんだが約束した以上時間には間に合いたい。2007-10-22 04:17:00 -
34:
ユリ
『出掛けんの?』
振り向くと弟が立っていた。こっちに帰ってきてから初めて見る弟は相変わらず母に似た綺麗な顔をしていた。
『何しにきたの?』 『何しにって(笑)ひどいなぁ。服とりきただけ。』
ヘラヘラっと笑う弟に苛立ちを覚える。どうせまたしばらく帰って来ないんだからとあたしは弟を叱った。いつまでそんな生活を続けるつもりなのかと。2007-10-22 04:23:00 -
35:
ユリ
一気にまくしたてあたしゎ喚き散らした。なぜか弟が憎かった。ある程度怒鳴った後に息継ぎをした。ただじっとだまってあたしを見ていた弟はその時に冷めた目でこぉ告げた。
『お前あの女ソックリ。』2007-10-22 09:06:00 -
36:
ユリ
弟はそのまま出て行った。
呆然と立ち尽くす。あたしがお母さんと一緒。。。?まさか。
あたしは今まで近くで母を見てきてこぉはなるまい。いやあたしはこんな風にはならないだろう。と心のどこかで思ってきたのに。。。
でも否定は出来ない。むしろ認めざるを得ない。2007-10-22 09:09:00 -
37:
ユリ
叱るという名目で弟をひどく罵った時、どぉにかして傷つけてやりたいと心の底から思った反面『一人にしないで。このままここにいてくれ。』と正反対の感情を持っていたからだ。
檻の中にこれ以上一人でいるのは耐えられそうにない。一人自由な弟に対し抱く感情は嫉妬にも似た羨望。2007-10-22 09:14:00 -
38:
ユリ
『あたし逃げたい―…。』
そぅ呟いてみる。そしてそれは不可能だと知る。いや、本当は可能なのにあたしがやらないだけ。母のせいにしてあたしは目の前の檻の戸が開いているのに逆に隅っこで震えているよぅなもの。2007-10-22 09:17:00 -
39:
ユリ
…―ねぇ知ってる?
動物園の檻の中で飼われた動物はもぅあの広大な自然には戻れないんだよ。
例え檻が壊れていても。2007-10-22 09:20:00 -
40:
ユリ
…遊び行きたくないなぁ―…
こんなグチャグチャな気持ちのまま誰かと会いたくない。加えてマナミの相手だけならともかく見ず知らずの男02人の相手もしなきゃなんて。
断りたいがもう時計は15時。諦めて家を出た。2007-10-22 09:23:00