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お前依存症

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  • 1:

    あき◆CYX2tODNDU

    もっとお前の名前呼んどいたらよかったわ。
    もっとお前に触れといたらよかったわ。
    もっとお前を大事にしてやったらよかったわ。
    もっとお前に「愛してる」って言ってやればよかった・・・

    2007-11-06 23:11:00
  • 181:

    あき◆fawG5bjwfE

    アフターを終え客にお礼のメールを送りマンションに帰ったのは昼だった。トキは仕事に出ていて家にいなかった。キッチンのテーブルにはラップのかかった朝食?が並べられていた。味噌汁を温め一人でぼんやりと飯を食らう。《昨日は長い一日やったなぁ…。》そんなことを考えながら昨日アフターで抱いた客の事を思い出した。【店以外の場所で話聞くわ】そんな事を言いながら結局たどり着くのはラブホテル。話聞く気ないやん(笑)何回も何回も求めてきて欲求不満なんやろか?下品な女。
    これからは金使ってくれるかな?これからのアフターめんどくさっ…。そんなことを考えながらソファーで寝てしまった。

    2008-05-27 23:11:00
  • 182:

    あき◆fawG5bjwfE

    「…きっ!あきっ?」何か声がする。いい匂い。「あきってば!」うっすら目をあけるとトキが仕事を終えて帰ってきてた。『おぅ…おかえりぃー。』寝ぼけた体を起こした。「あんたベッドで寝ーや。疲れとれへんで?」呆れたようにトキがブツブツゆってる。『一緒に寝よーや。』トキを抱きしめようとするとするっと身をかわし「酒臭いわ(笑)」って笑った。他愛もない話して風呂入ってベッドで寝た。一人で(笑)本間につれへん女やで、お前は。

    2008-05-27 23:21:00
  • 183:

    あき◆fawG5bjwfE

    出勤の二時間前アラームで目が覚めた。横を見るとやっぱりトキはいなかった(笑)トキは隣の部屋で雑誌を読んでた。「おはよー☆」『おはよ。何見てるん?」『雑誌やん(笑)明日買い物行こうと思って♪夏服バイト先の子と買いに行くねん☆給料ももらったしぃ〜♪』茶色の給料袋をひらひらさせながらトキは上機嫌やった。『へぇ〜。バイト楽しそうやなぁ♪今度充らと茶飲みに行くわぁ☆』「あかーん!メイド喫茶みたいな服やねんもん(笑)店長センスなさすぎやわ(笑)」トキは笑いながら制服をつまんで見せた。『本間や(笑)今度絶対笑いに行くわぁー。』「シネー(笑)」そんなやりとりをしながら出勤までトキとじゃれていた。出勤前キッチンのテーブルに10万おいて家を出た。《昼の給料やったら欲しいもん買われへんやろから自由に使ってな》って置き手紙して。タクシー乗った瞬間すぐ電話かかってきたけど(笑)「あんなあのお金なんやの?」『いや…買い物行くゆうとったし…。』「はぁ?」『好きなもん買ってくれたらええなぁ思って…。』「あんたあほちゃうん?金なかったらないような生活出来るしそんな惨めなことしなや!」『ごめん…。』何か切れられてるんですけ(泣)
    自分がしたことに激しく後悔し黙りこくる俺に「今日は帰ってきたらたっかい肉でステーキしたるわ(笑)ありがとうな。」とトキが言ってくれた。『やったー♪』タクシーのおっちゃんが振り返るほど大きな声で叫んでしまった。『今日ははよ帰るから起きててなー☆』「ハハハわかったわかったー。期待せんと待ってるわ☆」そう言って電話を切った。

    2008-05-27 23:44:00
  • 184:

    あき◆fawG5bjwfE

    見慣れた街をすり抜け俺はまた先程とは違うホストの仮面をつける。店に入りまたいつもの毎日が始まる。『お前だけやしな』『何でわかれへんの?』『お前に気持ち伝える為の言葉が今あるのやったら薄っぺらすぎて伝えられへん』…くさっ(笑)こんな昭和の映画みたいな言葉酒飲んでたら【特別な言葉】に聞こえるんやな。みんな病んでるわ(笑)
    安っぽい見栄やプライドに汚い欲。偽物の俺に安っぽい言葉。お似合いやな。

    2008-05-27 23:54:00
  • 185:

    あき◆fawG5bjwfE

    今日のアフターの相手は奈々やった。店でさんざん派手に金を落とし酔いつぶれてしまった。《ちゃっちゃと終わらして帰ろ…。》トキを気にしながら奈々のマンションへ向かった。『なーな、ついたよ。』「…ん。奈々の家?あきの家?」『奈々の家やで。』「んー…ぢゃあ帰らへん。」ぐずる奈々を抱き抱え奈々の部屋へ向かった。「奈々、あきんち行きたいなぁ…」と悲しそうに言った。『ここは奈々と俺んちやろ。』とびっきり極上の優しい声で奈々に言った。ぱあっと表情が明るくなり奈々は笑った。髪を撫でながら奈々が眠るまで見届けるとマンションを足早に後にした。

    2008-05-28 00:05:00
  • 186:

    あき◆fawG5bjwfE

    自宅マンションに着いたのは朝の七時だった。《トキ寝てるやろなぁ…》申し訳なさで一杯の気持ちで玄関をあけた。「あホストお帰り〜」いつものスウェットでトキは笑ってた。『…おっ、起きて待っててくれたん?』「ハハハ自意識過剰やなぁ(笑)トイレで目が覚めたんやー☆」意地悪っぽく笑ってた。
    そんなわけないやん。味噌汁も湯気たってるし皿に盛られたレタスも水滴ついてるし。何よりトキの白い綺麗な肌は目の下のくまがよく目立つやん。何でそんな意味ない嘘つくねん、お前は。

    2008-05-28 00:14:00
  • 187:

    あき◆fawG5bjwfE

    トキは結局そのまま友達と買い物に行った。俺は見送り眠りについた。《もうすぐ誕生日かぁ…。》二ヶ月後に控えた誕生日を目前に大きなプレッシャーに押しつぶされそうだった。そして気が付けばトキと暮らし始めてからもう半年が過ぎていた。

    2008-05-28 00:31:00
  • 188:

    あき◆fawG5bjwfE

    禁止ワードって何?
    書かれへん(;´д⊂)
    俺の思い出日記とりあえず今日は中断しとくわ☆おやすみぃ☆

    2008-05-28 01:29:00
  • 189:

    名無しさん

    お疲れ様です?
    すごい生々しい夜の世界が分かります?
    応援しているのでこれからも頑張ってください?

    2008-05-28 01:50:00
  • 190:

    名無しさん

    トキちゃんいい女?
    更新楽しみにしてます??

    2008-05-28 05:32:00
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