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お前依存症
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1:
あき◆CYX2tODNDU
もっとお前の名前呼んどいたらよかったわ。
もっとお前に触れといたらよかったわ。
もっとお前を大事にしてやったらよかったわ。
もっとお前に「愛してる」って言ってやればよかった・・・2007-11-06 23:11:00 -
23:
あき◆CYX2tODNDU
またいつものミーティング。
片手間に愛にメールを送った。【今までお前みたいに好きになった女はおれへん。】
ミーティングが終わりいつものように充とじゃれていた。
正味、愛の事を心配なんかしてへんし、「好きやで」とか「愛してるで」とかホストのあいさつやって思ってたから。
2007-11-08 14:19:00 -
24:
あき◆CYX2tODNDU
開店と同時に愛が店に入ってきた。「今日はヘルプに誰もつけんといて。」と言い二人で席に着いた。
『夕方はごめんなー。時間なくてゆっくり話しも聞けんと。』「いいよ。メール見たから。」と愛は嬉しそうに下を向いた。
『お前が仕事やめたいんやったらやめたらええやん。』「ううん。もうな、あきからのメールで元気になってん。最初に会った時にあきは風俗の仕事に偏見もないって言ってくれたし。仕事としてしてるんやから恥ずかしがることもない。って言ってくれたんが本間に嬉しかったし、私もうちょっと頑張るわ。」
愛は目に涙をためて言った。
《知ってる。お前が俺に言って欲しいこと。「一緒に暮らそう。」って言葉期待してた事。仕事やめたら?って言うたんは俺いつも言ってるよな?「俺は強い女が好きや」って。》2007-11-08 14:28:00 -
25:
☆
続きゎなL1んですカ〜??楽Uみレニ見てます〜?
2007-11-08 14:52:00 -
26:
名無しさん
面白い?
2007-11-08 16:32:00 -
27:
あき◆CYX2tODNDU
25サン、26サンありがと☆
今から更新するわぁ〜2007-11-08 17:48:00 -
28:
あき◆CYX2tODNDU
その日の愛の会計は50万を超えていた。『ごめんなぁ、若い子らにもようけ飲ましてもろて。』「ええよ☆今日は楽しかったし♪」上機嫌のふりして愛は帰っていった。
店が終わり俺は愛のマンションへ向かった。部屋へ入るなり俺は愛を抱いた。
俺にしがみつく複数の傷跡のある手首は今にも折れそうで、愛の心の傷の深さを物語っていた。
夕方になり愛のマンションから店へ向かう。
2007-11-08 18:20:00 -
29:
あき◆CYX2tODNDU
その日ののミーティングは新規を増やせとのことやった。
「手が空いてるヤツは外で客を引っ張って来い!風俗、飲み屋引っ張れそうなとこにはとことん営業に行け!!」翔が熱く話している。
その時隣にいた充が小声で「今日、風俗営業行きません?違う店でホストやってるつれが楽勝やって教えてくれたんすけどね。」『おぉ〜風俗なんか行くん久しぶりやわぁ〜。新人の時以来やわ(笑)ほんなら店終わりいこか。』俺は風俗に営業に行くことを承諾した。
営業に行ってもセックスはしないと言うのが、必勝法やった。やってもたらプラスマイナス0で相手にかり残せへんやん?だから「一回ぐらい店いこかなぁ。悪いしなぁ。」って相手に思わしたら勝ちやねん。
2007-11-08 18:32:00 -
30:
あき◆CYX2tODNDU
パネルを見ながら充は色が白くてかわいらしい女を指名した。「あきサン真剣選びすぎ(笑)どの女でもいっしょですって。」『わかってるわ!ぢゃあこの子で。』と受付の男に伝えた。
俺が指名した女は、どこか寂しげな雰囲気をもつ瞳の大きな子やった。
「あきサンやっぱり面食いっすね(笑)」充に茶化されながら俺達は別々に部屋へ向かった。
何でこいつにしたんかわからへん。寂しそうやからすぐに引っ張れるかなって単純にそう思ったんかなぁ。2007-11-08 18:45:00 -
31:
あき◆CYX2tODNDU
『えぇーもっと話したいわ。何かそんなことだけでトキちゃんと繋がりたくないし・・・。』「これで今日は5人目やわ。ホストの営業。」トキは吐き捨てるように言った。
『営業ちゃうし!!めっちゃ顔がタイプやったから入ってもたゆーたやん!!そんなにホストは嫌いなん?』「別に嫌いじゃないで。ホストでも汚いおっさんもみんなお金やし。でも何もしやんとお金もらうんは嫌い。どうせ汚いお金なんやったらこれだけまともなお金でも意味ないし。」と俺を睨み付けるようにトキは言った。
『そうなんやぁ。じゃあ営業で来てない事証明する為に今日はサービス受けさせてもらうわ。』と言うと「ありがとうございます。」とトキはにっこりと微笑んだ。
90分みっちり俺はトキの愛撫を受けた。店に入ったばっかりの頃先輩に連れられて風俗行って、結局その時は何も分からずサービス受けてめっちゃ怒られた。それからは絶対にそんなヘマはせんかったし、プライドもあった。何で俺はトキには逆らえへんかったんやろ・・・。2007-11-08 19:08:00 -
32:
あき◆CYX2tODNDU
トキの背中にはでっかい牡丹の花が描かれていた。白い肌によく栄える真っ赤な牡丹。
トキはなんでここで働いているんやろ。トキは何を考えてるんやろ。トキは何を背負っているんやろ。そんなことをぼんやり考えながら俺は部屋をでた。
外で充が待っていた。「あきサン長いっすよ(笑)」『悪かったなぁ。お前あの子行けそうだったか?』「楽勝っすね☆後2、3回通ったら落ちるかな(笑)あきサンはどうやったんすか?」『・・・おぉ、まぁぼちぼちちゃうかー。』俺はとっさに嘘をついた。
後輩に相手にペースを取られたなんか言えるわけないし。「また来ましょね♪」充は無邪気に言葉を残し帰っていった。2007-11-08 19:18:00