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お前依存症
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1:
あき◆CYX2tODNDU
もっとお前の名前呼んどいたらよかったわ。
もっとお前に触れといたらよかったわ。
もっとお前を大事にしてやったらよかったわ。
もっとお前に「愛してる」って言ってやればよかった・・・2007-11-06 23:11:00 -
253:
あき◆fawG5bjwfE
自分に嘘ついて仮面で固められた俺の素顔をゆかりに見透かされ動揺する俺。『で、ゆかりは彼氏とどやねん?』「うーん…別れよか思ってる。」『何でなん?』「彼氏が言うから夜あがって家おるけど待ってるんが辛くてしょーがないねん…。」ゆかりは長く付き合ってる彼氏がいる。どこかのホストらしく最近同棲をはじめゆかりは夜をあがった。飲みに行くことに関しては何も言わない為寂しさを埋めるため最近よく飲みに来ていた。『そうかぁ…待ってるん辛いもんなぁ…。でもゆかりの男はでっかい男やな。』「どこがよ…。」『ゆかりみたいなええ女束縛せんと平然とおれるんやからすごいわ!』「…。」『ゆかりは口説きたくても口説かせてくれんからな。』「…ありがと。」ゆかりは寂しそうに笑った。「はぁ…何であいつなんやろー。好きやからええ女演じてしまうしすっごい疲れる!!」ゆかりは頭をかき珍しくグチをこぼした。そんなゆかりが可愛くて何かおこがましいかもしれんけどトキとだぶって見えた。
2008-06-14 19:25:00 -
254:
あき◆fawG5bjwfE
『で誰やねん?ゆかりの彼氏。店だけでも教えてくれやー。』人の色恋に興味のない俺でもゆかりの彼氏には興味があった。それだけゆかりはええ女やから。「言われへんわー。でもええ男やで(笑)」ゆかりは笑った。それからも話は弾み店に二人で向かった。席につくと翔も店内におり「ゆかりちゃんいらっしゃい。」とあいさつだけしに来た。『オーナーゆかりにだけはあいさつ来るよなぁー。本間スケベおやじやで(笑)』「本間に私だけなん!?」『そやで。後は太客のおばちゃんぐらいー。』「ふーん…。」何か嬉しそうに下を向いていた。『翔サンみたいなんタイプなん?』「うん☆」『彼氏かわいそーに(笑)さっきの話はどこいってん(笑)』笑いながら乾杯した。
後でわかったんやけどゆかりの男は翔さんやってん(笑)子供できて結婚したんやけど機会があったらゆかりと翔サンの話も書くわ(笑)2008-06-14 19:38:00 -
255:
あき◆fawG5bjwfE
その後ゆかりの席を離れ自分の客の席を回った。『久しぶりやんかー☆』放置長すぎてご機嫌斜めなのは風俗嬢のるい。「遅いわ!どーせ私んとこなんか来たくないんやろ!?」『かわいいなぁ。怒ってるの?』茶化すように頭をなでる。「怒ってるわ!もうやめてよー」手を振り払おうとするが顔や肩を交互に撫でてると「もう怒ってないーってー。」と笑った。るいが機嫌が悪かったのは最近入った新人に指名を全部取られて売り上げがあがらないからだった。『るいより指名取るってその子もすごいなぁー。』俺の正直な感想だった。るいは元々有名なクラブのNo.1でルックス、スタイル、しゃべりはずば抜けていた。しかし客との不倫が店や相手の嫁にもばれて煩わしい人間関係から逃げるように風俗にいった。いわゆる【本番屋】と呼ばれるところでるいは圧倒的人気があった。将来ネイルの店をだす事が夢でその為に短期で働く事を最初から決めていた。それなのに自分が思っているだけの一日の売り上げがあがらず苛ついていた。「風俗何か長いことしたくないのにお金貯まらへんし。」るいはグチをこぼしていた。何度も言うけど本間にるいは見たことないぐらいベッピンやねん!モデルのスカウトとかよくされてたし俺は本間の性格知ってるから嫌やけどやすとかせいじとか従業員の中にもるいファンの奴多かったし(笑)だから俺はるいより人気のある新人にすごい興味をもったんや。
2008-06-14 19:59:00 -
256:
名無しさん
その新人てトキ??
2008-06-14 22:20:00 -
258:
あき◆fawG5bjwfE
るいは相変わらずグチっている。「何かなーその子きれいんはきれいんやけど人間ぽくないってゆうか感情がないってゆうか人形みたいな子やねん。」『へぇ…。』るいのグチを適当に聞きながら酒を作った。「てかあきずっと特定の女作らへんけど何でなん?」いきなりるいが話をふってきた。『いきなりやな!!(笑)なんや付き合ってほしいんか〜(笑)』「あんたみたいな色ホスト頼まれても嫌やし(笑)」るいは笑った。るいは枕も色も俺に求めてこない。話を聞いて欲しいだけで店に来る。容姿が昔から美しすぎて同姓には嫌煙される存在で心を許せる友達は一人もいないらしい。『女かぁ…今は仕事してるし女できても淋しい思いさせるだけやしなぁ…』「気になる子もおらんのん?」『んー…気になるってゆうかずっと自分でも気づかへん場所におる女はおるけどな…。』「なんやそれ(笑)気づかへんのやったらおらんやん(笑)」『気づいてもたら俺が潰れてまうから(笑)』「ださー(笑)」るいと笑った。るいとしゃべりながら自分で納得した。【俺トキの事まだ好きなんやわ】って(笑)『ちょっお前のせいで思い出してもたやんけー!酒飲ませろー(笑)』「任せろヘボホスト(笑)ドンペリ持ってきて〜☆」るいは失恋記念だとこの日大盤振る舞いだった。酔っぱらいすぎてその日は店泊した。
2008-06-14 23:40:00 -
259:
あき◆fawG5bjwfE
起きたのは昼過ぎだった。携帯を開くと充からの着信でうまっている。『もしもしー?』「あきさんおはよーっす♪今日またたくみらと営業行くんすけどあきさんも久しぶりに行きません?」『あぁええわぁ…。』「何でなんすか?もうすぐ周年もあるんやし行きましょうよ?」『周年かぁ…。早いなぁ。てか営業どこ行くねん?』「俺はヘルス行きますよー。たくみらはキャバ行くゆうてましたわ。」『そかぁ考えとくわぁ…。まだ店やし(笑)』「じゃあまた連絡下さい。」充と電話を切りソファーに横になると昨日のるいの伝票のはしくれが目に留まった。【るい様\750000】《昨日は調子に乗りすぎたなぁ…。礼でも言いに行くかぁ。》充に電話をかけ直しるいの元へ行くことを伝えた。
2008-06-14 23:53:00 -
260:
あき◆fawG5bjwfE
店に着くと店先で人形のように並べられている女達を横目におばちゃんを呼びるいを指名した。「兄ちゃん若いのに大丈夫かぁ?」疑いの目で俺を見るおばちゃん。『大丈夫やって☆先払っとくわ♪』札束をおばちゃんの前におくとおばちゃんはニヤリと笑い部屋に通した。いつ来てもこうゆう所は落ち着かない。るいが来るまでそわそわしながら待った。「おまたせー☆」元気な声でるいが現れた。『おぉー。ドーナツ買ってきたから食おうぜ(笑)』るいと一緒にドーナツを食べた。昼間見てもるいは格段にベッピンやった。
2008-06-15 00:13:00 -
261:
あき◆fawG5bjwfE
ドーナツを食べ二人でゴロゴロしているとるいが話し始めた。「なぁなぁあき一回も私に手出してこやんけど何でなん?」飲んでいたコーヒーを吹き出してしまった。『はっ?お前何かして欲しいんかぁ(笑)』「別にそんなんちゃうけどあんたんとこの従業員営業に来てもしっかりする事しよるで(笑)」『まぁ男やからなぁ…やし従業員の中には本気でるいに惚れとるヤツもおるししょーがないんちゃうかぁ?』「あきは?」『何やねん!お前今日おかしいぞ!?』「私には魅力がない?」『本気でゆうてるんか?』るいは頷き下を向いた。るいは肩を小さく震わせ泣いていた。『どうしたん?何かあったんやったら聞くから。投げやりになんな。』るいを抱きしめ頭を撫でるとるいは俺の背中に腕をしっかりと回した。
2008-06-15 00:21:00 -
262:
あき◆fawG5bjwfE
「あたしな…クラブおった時もここ来てからもずっと一番やってな…。あたしなんか顔以外ええとこないしそれで他の子に負けたことなかったから自信もあってん。それやのに新しい子に新規ほとんど取られて仕事するんが嫌になってもた…。一番じゃなかったら意味ないのに…。」人一倍負けず嫌いなるいが泣いていた。普通の人が聞けば理解できないかもしれないが《一番でなければ意味がない》とゆうのは一番を守ってきた執着のある人間ならわかると思う。るいのように美しすぎる容姿のせいで孤独になった人間が《女》とゆうジャンルの中でその容姿やきれる頭でつかみ取った一番はるいにとってのプライドであり唯一の存在価値だったのかもしれない。
2008-06-15 00:31:00