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お前依存症

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  • 1:

    あき◆CYX2tODNDU

    もっとお前の名前呼んどいたらよかったわ。
    もっとお前に触れといたらよかったわ。
    もっとお前を大事にしてやったらよかったわ。
    もっとお前に「愛してる」って言ってやればよかった・・・

    2007-11-06 23:11:00
  • 31:

    あき◆CYX2tODNDU

    『えぇーもっと話したいわ。何かそんなことだけでトキちゃんと繋がりたくないし・・・。』「これで今日は5人目やわ。ホストの営業。」トキは吐き捨てるように言った。
    『営業ちゃうし!!めっちゃ顔がタイプやったから入ってもたゆーたやん!!そんなにホストは嫌いなん?』「別に嫌いじゃないで。ホストでも汚いおっさんもみんなお金やし。でも何もしやんとお金もらうんは嫌い。どうせ汚いお金なんやったらこれだけまともなお金でも意味ないし。」と俺を睨み付けるようにトキは言った。
    『そうなんやぁ。じゃあ営業で来てない事証明する為に今日はサービス受けさせてもらうわ。』と言うと「ありがとうございます。」とトキはにっこりと微笑んだ。
    90分みっちり俺はトキの愛撫を受けた。店に入ったばっかりの頃先輩に連れられて風俗行って、結局その時は何も分からずサービス受けてめっちゃ怒られた。それからは絶対にそんなヘマはせんかったし、プライドもあった。何で俺はトキには逆らえへんかったんやろ・・・。

    2007-11-08 19:08:00
  • 32:

    あき◆CYX2tODNDU

    トキの背中にはでっかい牡丹の花が描かれていた。白い肌によく栄える真っ赤な牡丹。
    トキはなんでここで働いているんやろ。トキは何を考えてるんやろ。トキは何を背負っているんやろ。そんなことをぼんやり考えながら俺は部屋をでた。
    外で充が待っていた。「あきサン長いっすよ(笑)」『悪かったなぁ。お前あの子行けそうだったか?』「楽勝っすね☆後2、3回通ったら落ちるかな(笑)あきサンはどうやったんすか?」『・・・おぉ、まぁぼちぼちちゃうかー。』俺はとっさに嘘をついた。
    後輩に相手にペースを取られたなんか言えるわけないし。「また来ましょね♪」充は無邪気に言葉を残し帰っていった。

    2007-11-08 19:18:00
  • 33:

    あき◆CYX2tODNDU

    『はぁ〜。やってもた。』一人になり深いため息がこぼれた。
    絶対あの女はめたる!!って思いこんでた。
    でも本間はトキの事が、もっと知りたくて、気になってしょうがなかった。
    でも言える訳ない。トキは俺の嫌いなヘルス嬢。俺はトキの嫌いなホスト。

    2007-11-08 19:23:00
  • 34:

    あき◆CYX2tODNDU

    でも俺はトキをはめたる!!って思いこんでたから、いかんかったらええのにまた行ってもてん。本間はめっちゃ多分出会った時から俺はトキに恋してた。
    2回目にトキにあったのはそれから2週間程してから。また充に連れられて、ビーナスに向かう。
    充はまた前の女を指名した。「じゃあ後で♪」にかっと笑い別々に部屋へ向かった。俺はもちろんトキを指名した。
    「いらっしゃいませ。」トキは前回と同様表情一つ変えずそこにいた。

    2007-11-08 19:31:00
  • 35:

    名無しさん

    おもろい???

    2007-11-08 19:33:00
  • 36:

    あき◆CYX2tODNDU

    「あきサン・・・また来たんですか。私に営業かけても店には行きませんよ。」『わかってるって。今日も抜きにきてん。頼むわ。』「ありがとうございます。じゃあベッドに横になって下さい。」と作業のように俺に言った。

    俺はトキに「抜きに来た」とかそんなことを言いたかったんじゃない。会いたかっただけやねん。顔が見たかっただけやねん。
    でも俺は嘘を付き続けた。ただの男として金でトキの時間を買ってる。そうせなトキは笑ってくれんやろ?

    2007-11-08 19:38:00
  • 37:

    あき◆CYX2tODNDU

    37サンありがと★★もうちょっと俺の話聞いてな(T_T)

    2007-11-08 19:41:00
  • 38:

    あき◆CYX2tODNDU

    そんな関係が半年程続いた。トキと俺との関係は小さい箱の中だけでいつも時間が決められている。
    トキと出会って俺は前以上に仕事を頑張るようになった。今までしなかった同伴も、アフターもすすんで行くようになった。
    客も増え、売り上げも店で一番になった。「お前最近頑張ってるなぁ。この調子で頑張ってくれや。」ミーティング後、翔は上機嫌で俺の肩を叩いた。
    『はは・・・。』愛想笑いを浮かべ、俺は同伴へと出かけた。待ち合わせ場所へ行くとゆきが嬉しそうに手を振っている。

    2007-11-08 19:50:00
  • 39:

    あき◆CYX2tODNDU

    ゆきと居酒屋でご飯を食べ、店に向かう。ほろ酔いのゆきは上機嫌で「あきは最近優しくなったよなぁ。」と俺の手を取りはしゃいでいた。
    『んんー変わったんかなぁ。自分ではわからへん。でも今は一番を維持する事が俺の目標やねん。』「店外は戦略なんや(笑)まぁ私は正直なあきが好きやから応援するけど♪」そんなやりとりをしながら歩いた。
    店に着くとフリーの客がちらちら俺を見ていた。ゆきはその客を威嚇するかのように「あきーシャンパン飲みたいねん♪早くいこ☆」と俺の腕を掴んで席に着いた。
    最近ゆきは店へ来る回数が頻繁になってきていた。昼の仕事と夜の仕事を掛け持ちしているらしい。店での豪遊ぶりも掲示板の俺のスレにかかれるほど有名になってきていた。

    2007-11-08 20:06:00
  • 40:

    リ?

    続き気になる??
    がんばってください?

    2007-11-08 22:40:00
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