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お前依存症
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1:
あき◆CYX2tODNDU
もっとお前の名前呼んどいたらよかったわ。
もっとお前に触れといたらよかったわ。
もっとお前を大事にしてやったらよかったわ。
もっとお前に「愛してる」って言ってやればよかった・・・2007-11-06 23:11:00 -
431:
名無しさん
否定してる人は本人知らんからやろ。
荒らさずに読んでください。2008-07-06 23:53:00 -
432:
綾
更新オツカレさまァ(・ω・)/綾わあきちン応援してるでー★がンばってな!!
2008-07-07 06:04:00 -
433:
あき◆fawG5bjwfE
あげてくれてありがとー(*^-^)ノ
今からちょい更新するわぁ( ・∀・)つ2008-07-07 16:43:00 -
434:
あき◆fawG5bjwfE
「はい…、あぁお兄ちゃんか…。ボタン奥で待ってるわ。手短に頼むで。」おばちゃんはそうゆうと気怠そうに俺を部屋に通した。しばらくして部屋のドアを誰かがノックした。『どうぞ!』俺は緊張の絶頂で思わず声が上づった。『…トキ?』俺が知っているトキより一回り細くなったトキがそこに立っていた。『久しぶりやな、俺めっちゃさが…』「初めましてボタンです。今日はご予約頂きましてありがとうございます。」トキは俺の言葉を遮りそう言った。
2008-07-07 16:55:00 -
435:
あき◆fawG5bjwfE
『おいっ?俺や!あきや!?トキ!?』俺は夢にまで見たトキを力一杯抱きしめた。「お客さん?困りますよ?始めます?店出ます?」腕の中でトキ…いや…ボタンは言った。俺はボタンを離し『頼むから普通に喋ってくれ。頼むわ…。』と頭をさげた。ボタンはため息をつきながら「店から出てもらえます?」と冷たい目で俺を見た。『嫌や!!』俺は泣きたい気持ちを抑えてボタンに懇願した。「じゃあ仕事させてもらいますね?」とゆうと呆然と立ちすくむ俺のスボンをおろし始めた。『やめてくれ!なぁ!?トキ!?』俺は必死で抵抗したがその度にボタンは「店でます?」と冷たく尋ねてきた。温かいおしぼりで俺の陰部を丁寧に拭くボタン。それを上から眺めるしかできない俺。頭の中が真っ白だった。お前はこの時何を考えてたん?何を俺の先に見てたん?なぁ…教えくれや?トキ…。
2008-07-07 17:07:00 -
436:
あき◆fawG5bjwfE
薄い生地のワンピースを脱ぎ去ったトキの体は痛々しい程痩せこけており骨が浮き出ていた。背中の紅のボタンの花の近辺には沢山の打撲後があり背中はまるでボタンの花が満開に咲き誇ってるかのように見えた。俺はトキを苦しめた罪悪感から何度も目をつぶろうと思った。泣きそうにもなった。でも必死に目を開けて俺はトキを凝視した。これが俺の罰なんか…?トキをあの時手放した俺の罰?
2008-07-07 17:14:00 -
437:
あき◆fawG5bjwfE
トキが俺の体を愛撫する。まるで俺の心の傷を癒すように…。トキが俺の上にまたがる。リズミカルに揺れる。まるで機械のように、人形のように。俺は涙を我慢してたのに知らない内に涙が頬をつたった。トキを見るとトキも泣いていた。『…何で…泣いてるねん…?』俺はトキに尋ねた。トキは無言で仕事を続けた。事がすみトキは無言で片づけを始めた。『なぁトキ?』トキは手早く荷物をまとめると「ありがとうございました。」と言うと俺の顔を見ず部屋から出て行った。部屋に残された俺は追いかけることも出来ずただ呆然と天井を見ていた。
2008-07-07 17:35:00 -
438:
あき◆fawG5bjwfE
しばらくしてまた部屋の扉がなった。「お兄ちゃん入るで?」そう言って顔をのぞかせたのはおばちゃんやった。俺は体を起こしおばちゃんと向かい合って座った。「あんたの知ってる子やったか?」おばちゃんは意味ありげに俺に尋ねてきた。『間違いないです…けど…。』「何かあの子には大事なもんがかけてるやろ?どこでなくしてきたんやろな…?過去か?母親か?それとも兄ちゃんか?…あの子は人の痛みがわかる子や。だから客はこぞってあの子を買いに来る。」おばちゃんの言葉は俺の確信をとらえていた。【トキが失したもの…?】俺は頭の中で繰り返していた。「これ以上ゆわんでも兄ちゃんが一番わかってるはずや。」おばちゃんは寂しそうに笑い部屋を出て行った。
2008-07-07 17:45:00 -
439:
あき◆fawG5bjwfE
なぁおばちゃん!?わかれへん!!ちゃんとゆうてーな!?トキは何を失してん!?俺はどうしたらええん!?俺はトキしかいらんねん!!地位も名誉も金も女もいらん!!トキだけが俺の全てやねん!!頼むわ…。もう一回ボタンじゃないトキに会わせてくれ…。
2008-07-07 19:45:00 -
440:
あき◆fawG5bjwfE
俺は店を出てミナミに向かった。こんな日は一人で居たくない。俺はタクの中からいきつけのバーに電話をかけた。『もしもし…あきですけど一人で行くんでカウンターあけといてもらえます?』俺は携帯を鞄に放り込み流れる街並みに目をやった。同伴中のホステス。酔っぱらいのサラリーマン。キャッチしてるホスト。ミナミの街を風切って歩いてるやーサン。全ての人たちに自分と同じような感情を持ってる事が滑稽で笑えた。「着きましたよ?」タクの運チャンの一言に現実に戻る。『ありがとう』と金を渡しバーの扉をあける。
2008-07-07 19:51:00