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1:
名無しさん
中野美子。当時10歳、小学四年生。
わりかし裕福な家庭で育ち、一人娘で両親には「可愛い可愛い」 と溺愛されてきた。
名前の由来は読んで字の如く、美しく育つように…とつけられたもの。しかし、残念なことに容姿にはあまり恵まれなかった。2007-11-08 11:20:00 -
11:
名無しさん
美子はそのまま教室を後にして、泣きながら走って家に帰った。
「あれ、美子!?どーしたん?」
ママはビックリして美子をなだめて訳を聞いた。2007-11-08 11:55:00 -
12:
名無しさん
「ママ、美子ブスなん?太ってるん…?」
ママは困った顔をしながら美子の頭を撫で、
「美子はママとパパには誰よりも可愛いねんよ?」
と言った。2007-11-08 11:57:00 -
13:
名無しさん
それでは美子は納得しない。マセてきた上に知恵もつきだしてきている。
「ママ、ほんまわどーなん?一般的に見てどーなん…?」
一般的………こんな言葉がでてママもごまかしがきかなくなった。2007-11-08 12:02:00 -
14:
名無しさん
「綺麗な顔とかじゃないかもしれんけど、性格も良いし愛嬌のある可愛い顔やわ!」
ママの精一杯……。
美子は泣きながら部屋へ閉じこもった。2007-11-08 12:05:00 -
15:
名無しさん
そして色々と考えた結果、美子には二つハッキリしたことがあった。
『自分は可愛くもないし太ってる』
『可愛いこがみんなからモテる』ということ。2007-11-08 12:08:00 -
16:
名無しさん
二週間ばかり学校をやすんだ後、美子はまた学校に行くようになり普通の日常を取り戻した。
あのあと、学君やアリサちゃんが謝りに来てくれたからだ。
だけど美子の『自分は不細工』という劣等感だけは、どうしても消えなかった。2007-11-08 12:11:00 -
17:
名無しさん
月日が流れ、美子は小学六年生になった。2007-11-08 12:12:00 -
18:
名無しさん
美子にはそのころ恵という親友が出来ていた。
恵は顔立ちは普通だったが、ミーハーで流行り物が大好き。
ある日恵が走って美子の元に来た。2007-11-08 12:22:00 -
19:
名無しさん
「美子ー!見てー、めぐの目!分かる?」
恵の目を見ると、いつもよりクリッと大きくなっていた。
「どしたん?それ!!」
美子はビックリして恵に聞いた。2007-11-08 12:25:00 -
20:
名無しさん
「うちら親友やから美子にも一個あげるわ!結構練習せな綺麗に出来ひんで!」恵は得意気に、盗んだアイプチを美子に渡した。
盗んだ物ということに罪悪感は少しあったが、恵の可愛くなった目を見るとそれも吹き飛んだ。
(可愛くなれるんだ…)2007-11-08 12:36:00