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1:
☆みり☆
運命〜《あなたと出会って初めて知ったよ》を書いてた みりデス。。。
優と出会う もっと前の 小さい頃からの家族の話です… すごく 長くなると思います、下手な文章・字の間違いも あると思いますが…実話なので よかったら 読んで下さいm(__)m(当時の気持ち)【今の気持ち】〈母がずっとつけてた日記から〉《父が最後につけていた日記》
を書いていきます。。2005-10-08 01:12:00 -
2:
☆みり☆
―12月26日―
強くなりたくて…
弱さを隠したくて…
2005-10-08 01:17:00 -
3:
☆みり☆
私の家は…
父… 正〈ただし〉、母… 梓〈あずさ〉、私… 〈みり〉、2つ下の弟 蓮… 〈れん〉、祖母 の5人家族。2005-10-08 01:24:00 -
4:
☆みり☆
父は お母さんを 早くに亡くし お父さんに育てられた。父のお父さんは カナリ古い昔の人… なにか あれば殴る。男手に育てられ殴る教育をうけてきた 父は みりに対して どう愛情表現して いいのかわらなかった。
みりが産まれたばかりの頃は 動物園に行ったり 花見に行ったりしたみたいだが… 記憶がない…
少し 物心つくように なった頃には 父は 私が起きる前に 仕事に行き 夜中に帰ってくる… みりは寝ているから… あんまり顔を あわす事がなかったからだろう…2005-10-08 01:35:00 -
5:
☆みり☆
当時の母の日記にも…
〈 みりの人見知りは すごい…。 私以外が 抱っこしようとすると、泣き叫ぶ…
たまにしか 顔をあわさない パパは みりにとって 恐い人なのか… 帰ってくると泣き叫ぶ… 泣きながら “おかえり”ではなく “いらっちゃぃ” “いってらっしゃい” ではなく “またきてくらしゃい” という…〉と、書いてあった。
【この時から不器用に…
小さい頃沢山 父を傷つけて 御免なさい…】2005-10-08 01:44:00 -
6:
☆みり☆
みりは 極度の人見知り… 毎日ずっと 一緒にいる母以外の人が、側にくるだけで 泣く子だった…。一緒に 生活している おばあちゃんは大好きだか 母の側からは 離れない。 みりが 寝ている間 母が みりの側を離れる タイミング悪く 目を覚ますと…
その後 2時間も3時間も 母にしがみついて、ずっと泣き叫ぶ子で、隣のおばちゃんにも 誰にも なつかない。 あまりのヒドイので…
“この子は お母さんがいなくなったら絶対死んじゃうんちゃうか?”とゆわれていたぐらい だった。2005-10-08 02:00:00 -
7:
☆みり☆
父が家に あまりいなかったのは…
みりが大きくなり 母の日記をみて 知ったが… おばあちゃんに借金があり それを父や母が 返すため…
それに… 父は仕事が 終れば いろんな知り合いの所へ 顔をだす。
【父の周りには 沢山の人が集まる。知らない人でも すぐ仲良くなってしまう。誰にでも好かれる人…
父は… とにかく にぎやかで“月”みたに いつも輝いていた…。】2005-10-08 02:07:00 -
8:
☆みり☆
大好きな母や おばあちゃんと毎日過ごす…。とても 幸せだった。。
そんな時 みりに弟ができた。2つ下の弟 蓮。 かわいくて かわいくてしかたなかった☆
父も 男の子は かわいくてしかた なかっただろう…。
みりは 女の子どうせっしていいか どう愛情を 与えていいか わからない父。
母や祖母以外 誰にもなつかない、父をみても 泣くみり。蓮は 違う…。産まれた時から 誰にでも 笑顔をみせる…。誰に抱かれてもニコ?笑う 愛嬌のいい子。。2005-10-08 02:15:00 -
9:
☆みり☆
―みり4歳 蓮2歳―
蓮が産まれても みりの人見知りは 直らなかった。〈みり4歳2ヵ月… まだまだ人見知り。今日は 用事があり おばあちゃんと留守番…
蓮は 人懐こく誰にでも 好かれるタイプ。
みりは 今だに私しか駄目。それだけに“泣き虫”“この子はあかん”と言われる…。
蓮が泣いて 私から離れなくても そう気にならない。3分も しないうちに忘れて 遊ぶ賢い子だから。みりは そうわいかない… 泣き声を聞いただけで 私まで辛くなる。〉2005-10-08 02:26:00 -
10:
☆みり☆
みりが5歳になり 蓮が3歳になった頃…
母が働きにでる事になった。みりと蓮は おばあちゃんとお留守番。。
母が働きにでて 1週間 みりは 母が帰ってくるまで ずっと泣いて過ごした。おばあちゃんは みりや蓮が 少しでも淋しくないように、おかしや ガチャガチャをさせてくれる…
大好きな祖母… 大好きなおかし… おもちゃ…
それにも 見向きもせず 泣き叫び続けた…。2005-10-08 02:32:00 -
11:
☆みり☆
母も辛い…。母を困らせる… おばあちゃんを困らせる…
みりがずっと泣いていれば 笑顔の蓮も泣く。泣きやんで又 笑顔で遊んでても 泣いてる みりのせいで 蓮も悲しくなって泣く。小さかった みりは、自分が泣いていれば みんなを悲しませ 辛くする事に 少しきずいた…。
どんなに泣いても 母が帰ってくると 笑顔をみせ ‘今日1日 泣いてない’と、ゆうようになった…。2005-10-08 02:38:00 -
12:
☆みり☆
母の日記に…
〈まだ5歳のみりは、私が仕事から帰ると… 目を真っ赤に腫らして ずっと泣いていた目をしてるのに …
笑顔で今日 私がいない間の話をしてくれる。最後には ‘今日泣いてないよ’って… 蓮もまだ3歳、それでも やっぱり男の子。私が悲しい顔をすると ギュッとして 頭を撫でてくれる…
淋しい思いさせてゴメンネ。休みの日はいっぱい いろんな所いこう!弱い母親で ゴメンね。この子達のために 強くなろう。〉2005-10-08 02:46:00 -
13:
☆みり☆
この日の 母の日記には 続きがある―…‥
〈この先 みり・蓮が大きくなるまでに どれだけ悲しい事が 起こるんだろう?そのたび 辛い思いをして どうしょうもなくなる事もある…。そんな時 何もしてやれなくても 側にいてやりたい…。
でも パパのような ちょっとぐらいの事でクヨクヨせず辛い事も 楽しい事に かえるぐらいの 強い子になってもらいたい…。〉2005-10-08 02:52:00 -
14:
☆みり☆
【父のように… 母のように… 強くなりたい―…‥
弱いみりは 強くなれなくて 強いフリをしだした…】
2005-10-08 02:55:00 -
15:
☆みり☆
私は 毎日少しづつ 泣く事を… 寂しさを… 我慢するようにした。
今日は 母の前で 泣かない…
おばあちゃんの前でも 泣かない…
ずっと 一緒にいる祖母の前で 作り笑顔を 覚えた。どうしても 泣きたくなったら 部屋に閉じこもった…。
泣き声が聞こえないように… 声を押しコロス事を 覚えた…。2005-10-08 03:02:00 -
16:
☆みり☆
父は 相変わらず忙しく 1週間に1回 家族でご飯を 食べる日が あるか… ないか…。
5歳のみりは “お父さん”という 存在がわかるようになり、父を見て泣く事は なくなった。
それでも 父がいると 緊張し イイ子を演じていた。
蓮は 父に普通に接する。戦いゴッコをしたり‥ いいアイをしたり…
【蓮が 羨ましいと思う気持ち… 父が恐いと思う気持ち… どっちもみりの本当の気持ち… でも…みりも素直に甘えたかった…】2005-10-08 03:22:00 -
17:
☆みり☆
―…父がいつも ゆっていた事…―
◎勉強なんてできなくてもいい 一生懸命やったら0点でもいい ◎自分がされて嫌な事は 人に絶対するな ◎人の事を 思いやれる子に etc…
他にも 沢山、蓮に厳しくゆっていたのは…
◎絶対 女に手をあげるな。女は 守るんや!
小さい頃から みりと蓮がケンカになる、 例え みりが手を出しても、蓮が みりに手をだしたり、髪をひっぱると 蓮はすごく怒られていた。2005-10-08 03:33:00 -
18:
☆みり☆
みりは 父に怒られた事が 1度もない。蓮が 怒られているのを 横で 見ていただけ… 父は手は出さない。ただ 悪い事を すれば怒る。あたりまえの事。
蓮が 怒られているのを 横にいて 怒られていない、みりが 涙目になり その場に 固まって動けなくなってしまう… 蓮は 怒られているのに 言い返し笑っている…
それからだろうか?もぅ ずっと 昔の事でわからないが… 父がみりの中で1番恐い存在になっていた‥。
【お父さんに怒られて いい返す。みりには 今だに考えられない…。蓮は 小さい頃から みりが出来ない事を 何でもできる】2005-10-08 03:43:00 -
19:
☆みり☆
ずっと… みりは 小さい頃から… 蓮に 憧れていた。
みりに 無いものを いっぱい 持っているから。自分の事より、 人を優先する優しい心。何を やらしても器用に 何でもスグできてしまう。
何より人に好かれる。父や母と同じ―…‥。
蓮も 人を引き付ける 何かを もっている…。父・母・蓮の周りは いつも人が 集まり、周りが明るくなる‥。
それと…‥顔‥ 赤ちゃんの頃から すごく綺麗な二重。どこへ行っても ハーフ?女の子?すごい綺麗な顔立ち…。蓮は かわいいとゆわれる、みりはそのついでに…2005-10-08 03:52:00 -
20:
☆みり☆
それが 羨ましくて 憧れていた…
でも… 違う…
【みりが 甘え方をわからず 甘えれない父に 甘えれるから。 父が母を イジメるフリをする、蓮は 本当に怒って 母を守ろうと 父を やつける。父も母も みりにも混ざるように 呼び掛けるが みりは 横に座って 蓮を見て笑うだけ… 。
蓮に なりたい―…‥ 】2005-10-08 03:58:00 -
21:
☆みり☆
みりは 母が大好きで 母がいないと生きていけない子。 父に対しても 同じぐらい大好きな気持ちがある。
だだ‥ 母とは 違って、口に出すことも… 態度でしめす事も… 父にはできなかった…
この時 みりが母に ずっとゆっていた みりの夢… 『 大人になったらお父さんの大好きなお酒を、二人で飲むの』
【二人で飲める日を… ずっと楽しみにしていた… 大人になれば… 少しづつ… 素直になれる…
そんな みりの思いも 神様は 奪うのですか?】2005-10-08 04:06:00 -
22:
☆みり☆
読んでくれてる方がいたいカモ… ですが…
☆☆☆更新はココまでにします☆☆☆
夜また 更新しますm(__)m
2005-10-08 04:33:00 -
23:
☆みり☆
×いたいカモ…
○いないカモ…
さっそく 間違いました…。きおつけます、すみませんm(__)m2005-10-08 04:36:00 -
24:
?しほ?
ぉ初?カキコ?∪ほた″∋?運命…す″っと読んτ″τすこ″ぃみりちゃωの小説好きた″から楽しみに∪τた??本当に書いτくれτぁりか″と?完結まτ″見るから?
2005-10-08 13:21:00 -
25:
☆みり☆
?しほ?サン→書き込みありがとうございますm(__)m こっちにも 書き込みくれてたんですね…??すごい うれしいです?
完結まで 書くので 又覗いて頂けると うれしいです??
☆☆☆今から更新します☆☆☆ ??の続きです…。2005-10-08 18:26:00 -
26:
☆みり☆
―みり小学校1年生―
母の仕事以外で 母から絶対離れない みりだから、当然 保育園・幼稚園も あまりにヒドすぎて…
『みりちゃんは無理だと思います』 と…
どこにも 断られ 初めて家族から 離れる場所となったのが ‘小学校’2005-10-08 18:31:00 -
27:
☆みり☆
行きたくなくて 行きたくなくて―…‥
私の家は マンションだったので 母は毎朝 下まで みりを送ってくれる…。母が 見えなくなるまで 何度も 何度も‥ 手を振り振り返る‥。
母が見えなくなると 自然と涙がでる…
学校では 友達もでき 行ってしまえば イジメられてる事もなく 楽しかったが…
朝になれば行きたくなくて… 1年生の間 ずっと毎朝泣きながら 行ったのを覚えている…。2005-10-08 18:39:00 -
28:
☆みり☆
運動会・音楽会…
父や母、祖母達が沢山きてくれる。
母達の 声援は よく聞こえた。。
父は 本当に見にきてくれるだけ(笑)
“頑張れ”“頑張った”そーゆう事は ゆわない。 それでも 父が来てくれる… すごくうれしかった。2005-10-08 18:43:00 -
29:
☆みり☆
―小学校2年生―
このころ 女の上級生に文句をゆわれる事が多くなった… 理由は、、 目が茶色い事‥ 髪が長い事‥ 髪が茶色い事‥
囲まれて文句をゆわれる‥たまたま通った中学生に助けられてからは‥ 毎日… 生意気といわれ 蹴られたり‥ 髪をひっぱられたり‥
私は髪を染めてない‥。もともと 真っ黒な髪じゃない、光があたれば 誰でも少しぐらい茶色に見える。特に見えたのか…
【どれも 今思うと たいした事ない。それでも 小学生のみりには 大事件に思えた‥。】2005-10-08 18:56:00 -
30:
☆みり☆
行きたくない学校… さらに嫌な事がある‥
でも このおかげで 毎朝泣かなくなった‥ 泣かなくなったというより‥
涙を人に見せず 歯をくいしばり 心の中で泣いた。口が切れて 口の中が血の味がする…。何度も血の味を…。
2005-10-08 19:02:00 -
31:
☆みり☆
(泣かない心… 泣けない心…
父も母も 強い―…‥ みりは父と母の 子供だから強い… 大丈夫… 作り笑顔なら 得意だよ‥)
【強い心がほしくて‥
本当の 強さを勘違いし 間違った 強さを無理矢理 手に入れようとしていた…】2005-10-08 19:08:00 -
32:
☆みり☆
この頃 母は仕事を辞めて、家にいてくれた。他の子と 違い 父とあまり遊べなくても…
母が 毎日家にいる。だから 嫌な事も 我慢できた‥。
【母は凄い… ずっと思っていた。わかっていた‥。でも 全然わかっていなかった…。みりには できない…。それなのに‥ ごめんなさい】2005-10-08 19:29:00 -
33:
☆みり☆
―小学校3年生―
蓮が 1年生で 小学校に入学した。。。
2人で 一緒に 登校する。学校までの 短い道で 先輩に声を かけられる…
みりは 蓮だけは 絶対に(守る‥!手を出させない…!)と思っていた…。
でも 違う 守られたのは みりだった。まだまだ 背も小さい蓮 それでも みりを守ってくれた。2005-10-08 19:30:00 -
34:
☆みり☆
みり達が 小学校に上がってからも… 父は 相変らず忙しく、本当に 夜少し遅くまで 起きていれば 顔を合わす‥。週2回 会えば多い方…
この頃までの父との思い出―…‥
学校行事にきてくれる、 父の仕事場へ行ったり… 父の知り合いのお店へいったり… 草野球に父がでる時見に行ったり…。子供が行きたいような 動物園や遊園地ではなかった。
そんな父も クリスマス・正月は絶対家に いてくれた…。
【父からの最後のプレゼントも クリスマスだった…。父にしか できない事で…】2005-10-08 19:43:00 -
35:
☆みり☆
蓮は男の子… 野球・サッカーは、父とやった事はない…
自転車・鉄棒・一輪車・スケート etc… みりも蓮もすべて 母に教えてもらった…。
家の下には すぐ公園がある。夕方 窓から外を 覗いている蓮…
毎日毎日 覗いていた…2005-10-08 19:49:00 -
36:
☆みり☆
公園では 父親とサッカーをしてる 子供達がいる‥。蓮の同級生が 同じマンションに住んでいて 毎日 父親とサッカーをしていた‥
蓮は 窓から少し眺めてから 『一緒にいれてもらう!!』 … と いつも笑顔で 公園に行った。
【蓮は蓮で… 寂しかった?やっぱり父と… 他の子が羨ましくて いつも覗いていたのかも 知れない…】2005-10-08 19:56:00 -
37:
☆みり☆
―小学校4年生―
蓮は2年生。みりは普通の子じゃなくて 少し目立つ子とばかり 一緒にいるようになった。5・6年生の嫌がらせ、呼び出しはあったが‥
蓮や友達がいる… みんなそんなに手を出してこなかった‥。
2005-10-08 20:35:00 -
38:
☆みり☆
蓮は―…‥
小さい頃から父に 教えられていたから、母やみりを守る… 女は守るもの
だから この頃から すごくモテていた(笑)
本人は ヒーローのつもりはないが…
小学生、男の子は 好きな子をイジメる。蓮の学年でも よくあった…。蓮は父の 教えどおり イジメっ子から女の子を守っていた…。おかげで 蓮の学年の女子達に みりはよく声をかけられ 蓮の事を聞かれた(笑)2005-10-08 20:41:00 -
39:
☆みり☆
―小学生5年生―
みりにとって 初めての… すごく嫌な日がきた… 学校行事… 一週間の林間学校…
学校に慣れても 母と1週間も離れたら 死んでしまうとさえ思った…
母や祖母を説得する… 行きたくない …嫌… 体調わるい… ドクターストップってゆって…
いろんな言い訳を考え お願いした。。2005-10-08 20:52:00 -
40:
☆みり☆
みりは4年生ぐらいから、めまい・貧血がヒドく 朝 点滴をよく打ってもらっていた。この時は まだ体育は できていたが 遠足とかは 前日の体調が悪ければ 医師に止められ いけない事もあった…。それを利用しようと 頑張って説得したが…
『いっておいで』
父のコノ 一言で みりは あっさり行くことになった…。
行きたくない。嫌。でも父に… ゆえない。
『行ってくる』何時間も 母にわめいたのが 嘘みたいに…。2005-10-08 20:59:00 -
41:
☆みり☆
やってきた旅行の日‥
こんな日に限り 熱もでず‥元気。。 …最悪…
でも… 今日は なぜか父が朝 家にいて 『いってらっしゃい』ってゆってくれた…。たった 一言がすごくうれしかった… 元気になる。
【この時は まだわからなかった…。もう少し後でしる。父が照れ屋ってことを…。普通のこんな 一言も…。
まだまだ知らなかった事が 沢山ある。もっと… もっともっと大きくなって… 父の みり・蓮 そして母への 深く大きい愛を知る…。】2005-10-08 21:08:00 -
42:
☆みり☆
旅行は‥ すごく嫌な事件があった… 忘れない…
それでも 行ってよかったと思う…
旅行中に見た 夜空が凄く 綺麗だったから… 澄んだ空… 無数の星空…
【疑う事を知らず この日の この空に何を祈った?祈る事で 叶わない願いは何一つない… 神様は平等に願いを叶えてくれる…
明るい未来を信じ… 神様を信じ疑わなかった―…】2005-10-08 21:20:00 -
43:
☆みり☆
5年も あっという間に終わり…
みり6年 蓮4年となった時―…‥
家に帰ると いつもいる母がいなく ちょっと用事で出かけてると聞き 祖母と3人で 夜ご飯を食べた日があった…。
帰ってきた母は 泣き腫らした目をしていた―…‥
その日から 1週間もしないうちに 母は 昼・夜2つの仕事をすることになった…。2005-10-08 21:26:00 -
44:
☆みり☆
【私達 家族のすぐ後ろに 悪魔が手招きしていた… そんな事に きずきもしなかった…
イヤ… 天使と勘違いした…
神様に感謝すらした―…‥】
2005-10-08 21:31:00 -
45:
☆みり☆
母が働きだし 又おばあちゃんと3人での 留守番。祖母は 小さい頃のように おやしや本・おもちゃを 毎日買ってくれた…。
寂しくないように‥。でも 私は見てしまった‥。母が祖母にお金を渡してる所を…。
祖母は 悪くない。母は少しでも悲しい事を 考えないよう おかしを買ってあげてって―…‥
それでも 母のお金と 知った日から 私は買ってもらう事ができなくなった…2005-10-08 21:40:00 -
46:
☆みり☆
お金が無いから 必要だから仕事へ行く…
無駄遣いをする訳には いかなかったから―…‥
蓮は 何も知らず買って貰う… お金を使う‥。私は本当に嫌だった。それでも 蓮も寂しい‥ 母や祖母の気持ちもわかる…。
働く事のできない自分に… お金を稼げない… 母を助けられない… そんな自分が悲しくて 惨めで… 辛くてしょうがなかった…。2005-10-08 21:48:00 -
47:
☆みり☆
【小さい頃から 母っ子だった 私はこの頃 本当に辛かった…。
お金さえあれば… もう少し大人なら… 働けたら…
何もできない自分に 腹立つ… 祖母や蓮にわからないように毎日―…‥
お風呂場でシャワーの音で 誤魔化しながら泣いたり… タオルを食い縛って泣いたり… 】2005-10-08 21:55:00 -
48:
☆みり☆
母は…
朝ご飯を作って 私達が学校へ行ってから 仕事へ… 夕方帰ってきて ご飯を作って 掃除・洗濯 … 家の用事を 完璧にしてから夜仕事へ…
深夜1時を 少しまわったぐらいに帰ってくる…
洗い物・片付け 家の事をして 寝る。。
働きだした母の 睡眠時間は 3・4時間しかなかった―…‥2005-10-08 22:09:00 -
49:
☆みり☆
何もできないならせめて… 母にラクをさせてあげる事ができないから…
せめてと… 洗い物・洗濯・買物・掃除をする事に決めた。とゆっても 夜 母が寝る前に する仕事を 少し 減らすぐらいしか できていなかった… と…思う。
それでも… 1分でも 睡眠時間を 作ってあげたかった…。
【本当は 睡眠時間なんてなかったよね…?一睡もできない日が 沢山あったんだよね…?本当に泣く場所もなく… 涙を笑顔に… みりや蓮 父のために ずっと笑顔で…。
誰にもゆえず… それはどんなに辛かったんだろう…?みりには想像もできない…】2005-10-08 22:21:00 -
50:
☆みり☆
母は 仕事から帰ると まず私達の顔を 見にくる。『辛い思いさせてごめんな』『今日もありがとう』とゆう… 小さい頃と同じ様に…‥
私は いつも寝たフリをして 起きて待っていた…。小学生からすれば 深夜1時は すごく遅い時間で眠くなる…
でも 祖母・蓮が10時には寝てしまうから… 10時からの この時間が 誰の目も気にせず 泣く事ができた ゆいつの時間。2005-10-08 22:33:00 -
51:
☆みり☆
【小さい頃から 何も変わらない 強くなれないみり…。窓の外の月を見ては 泣いた。この頃 滲んだ月しか見たことがない…。
強くなれなくても… 変われなくても…
昔泣いた 涙とは 少し違う…
滲んだ月に “お母さんが無事に帰ってきますように…”“お母さんのしんどさを みりに下さい”“少しでも しんどくなくなりますように…”
毎日 祈る事しかできないから… 月に 神様に 願った。】2005-10-08 22:41:00 -
52:
☆みり☆
母が働きだして1ヵ月―…‥
父の入院が決まった‥
1週間後 手術だと聞いた…。それでも すぐ終わる。簡単な手術だと聞いた… みりや蓮には “ 調べるだけ”と‥…
本当に 手術はすぐに終わった。3時間も またなかった…と思う…
医師に 母だけ呼ばれ 私と蓮は 病室で麻酔のきれていない父の側にいた・・・。2005-10-08 22:49:00 -
53:
☆みり☆
↑すいません。文章書き忘れです…。(〜)
医師に 母だけ呼ばれ (病室で待っていた…。少しして父だけ病室に戻ってき)、私と蓮は麻酔のきれていない父の側にいた・・・。2005-10-08 22:59:00 -
54:
☆みり☆
☆☆☆今日の更新は ココマデですm(__)m☆☆☆
2005-10-08 23:01:00 -
55:
?ぇりな?
?ちゃんぉつかれ?初??ッレに教えてもらって優クンの話も読んでたよ??ちゃんの新スレだって聞いてッレのケータイから?ワラぇりなも?ちゃんと一緒でパパが?だから完結まで読むから頑張って?
2005-10-09 00:14:00 -
57:
☆みり☆
?ぇりな?サン→書き込みありがとうございますm(__)mぉ初ですね?ずっと読んでくれてたなんて?すごくぅれしぃです?ぇりなサンもみりと一緒なんですか?辛い思いされたんですね?
ぇりなサン絶対完結まで書くので??
後、ぇりなサンのお友達の方ありがとうございますm(__)m2005-10-09 16:48:00 -
58:
☆みり☆
(56)名無しサン→ありがとうございますm(__)m
読みやすくなりました☆☆☆ありがとうm(__)m
今から??の続き更新します☆☆☆2005-10-09 17:11:00 -
59:
☆みり☆
手術は無事すみ 回復するまで少し入院する…
このついでに他にも悪い所がないか検査をするから…
私も蓮も そう母から聞いた。私達だけじゃなく 父も 母にそう聞いた。
その日は 祖母に連れられ私達だけ家に帰った。2005-10-09 17:17:00 -
60:
☆みり☆
無事にすんでよかった―…‥。
【母の笑顔に隠された… 今にも狂いそうになっている 感情にきずく事もなく…。
無事にすんでよかったと… 心の底から喜んだ。。】2005-10-09 17:22:00 -
61:
☆みり☆
父は入院していたが 家に帰って過ごす日もあり、 土曜は 毎週外出許可がおり 家に泊まった。
もともと 病室嫌いな父だから 医師に無理をゆって 帰ってきていると思っていた…。
普段 家にいる事が少なかった父…
入院してから ご飯を食べる事も… 一緒にテレビをみる事も… 家族らしい暮らしをする事ができた。2005-10-09 17:29:00 -
62:
☆みり☆
【後は病気が治るだけ 治ると父は 又家にいないだろう…
感謝した‥。父が家にいてくれるように 神様がしてくれたのだと―…‥
父に少し休むように 神様が 休憩時間をくれたのだと―…‥
その先に闇がある事は 知らずに… 】2005-10-09 17:36:00 -
63:
☆みり☆
家で過ごすことが 多いが いつまで たっても入院生活は 続いた…。
みりも 不思議に思ったが 父は すごく元気で いつも笑顔 ご飯もすごく食べた のでまさか病気の訳がない―…‥
土曜日 父がお家にいれる日 いつものように笑顔だった…。
みんなが 寝た頃… みりは夜中に目が覚め お茶を飲もうと台所へ…
人の気配を感じ 父の部屋を少し覗いた―…‥2005-10-09 17:48:00 -
64:
☆みり☆
えっ―…‥
―…‥父‥が‥泣い…て…る‥…―
強い強い父… 私達に涙をみせる事など なかった…。初めてみた 涙に 私は黙って 部屋に戻った。その日は 朝まで 寝れなかったのを 覚えている…。2005-10-09 17:53:00 -
65:
☆みり☆
【この日は 父の涙を見た 最初で最後の日】
2005-10-09 17:54:00 -
66:
☆みり☆
朝 父は いつも通りの父だった…。
ただ… この日を境に 父が 少しでも家に帰ってくる日が増えた。家族で過ごす時間が増え‥
年に2回しか いかなかった父方の 祖父の家に行ったり 出かける事が増えた…。
【それすらも 元気になってる証拠だと 思っていた】2005-10-09 17:59:00 -
67:
☆みり☆
そんな生活が続き…
―みりが中学1年 蓮が小学5年となった―
中学の入学式の日 父は外出許可をもらって 家にいた。
初めて着た制服に 母は大喜びだった… 父にも見せたが…
母のように “かわいい”“似合う”そんな言葉を口にする事もなく… 『いってきます』『いってらっしゃい』だけいい… 学校へ向かう。外にでると ポストをみるのが日課だったので その前にポストへ…2005-10-09 18:06:00 -
68:
☆みり☆
―…‥ハガ‥キ?‥…―
みり宛て 父の名前で…
裏には…
『祝 入学』2005-10-09 18:10:00 -
69:
☆みり☆
たった一言…
『祝 入学』 とだけ書かれたハガキ…
慌てて家に帰る。母に見せ2人で笑った。『家にいるねんから 口でゆったらいいのに』
【この葉書は みりの宝物】2005-10-09 18:14:00 -
70:
☆みり☆
この頃母は ますます忙しくなった―…‥。
家の事 仕事に 父の病院と家の往復…
この頃の 睡眠時間は1・2時間しかなかった…
寝ていても夜中 母と父は病院に行く事もあり 真実を知る母は ゆっくりは寝れなかった―…‥
(元気なのに なぜ入院しているのか?父は大丈夫なのか?母は大丈夫なのか? 何もわからない私は 祈り続けた…)2005-10-09 18:23:00 -
71:
☆みり☆
父の様子から大丈夫だと思う気持ちや… 不安な気持ち… 母を助けたい気持ち… 実際助けれない自分…
父を思う気持ち…
母を思う気持ち…
毎日色々な気持ちだった…2005-10-09 21:17:00 -
72:
☆みり☆
バカなみりは、ピアスをあければ 運命が変わると聞き…
父や母の事を まったく考えず 3つピアスを開けた…
右に2つ… “父を守って下さい”“母を守って下さい”
左に1つ… “ずっと笑顔で家族が一緒にいれますように…”
【自分達の事で 娘がピアスを開ける…。それは 悲しい事だったのかも 知れない。両親を傷付けたかも 知れない。まわりの事を考える 余裕もなく ただ本当に 運命を変えてくれる… と信じた―…‥ 】2005-10-09 21:25:00 -
73:
☆みり☆
麻痺もさせず 太針で 自分で開けた穴…
流れる血と ジンジン赤く腫れる耳 痛みの分 願いは届くと 信じて疑わなかった…
【 願いは涙にかわる 】2005-10-09 21:30:00 -
74:
☆みり☆
ピアスが無かったので 安全ピンを入れていた… 母が帰って来て みりの耳にきずく―…‥
『……どーしたん!!』
母は 見た途端 誰かに やられたと思ったらしい…。みりは 運命変えたくて とだけ話した。。
母は 怒る事もせず 私を抱き締め
『みりの優しい心わかってるよ。でも これ以上しないでね?』と涙した…。 そして 何も話ていないのに…2005-10-09 21:42:00 -
75:
☆みり☆
『運命変わるよ。
お父さんは元気になる!
100人中 98人が ピアスを開けた みりを怒っても…‥
お父さんとお母さんは みりを心から 自慢の娘やと思うし 決して 間違った悪いこと とは思わない… 』2005-10-09 22:06:00 -
76:
☆みり☆
私は お父さん・お母さんの子供として 産まれた事が幸せで こんなすごい両親は 他にいないと思っている‥
だから―…‥
両親の事を 悪くゆわれる事だけは 許さない。
中学に 上がってからも 産まれつきの 赤茶色の髪は変わらない。 化粧なんて してなくても してるとゆわれる。 文句をゆわれるのは 先輩達だけでは ない―…2005-10-09 22:18:00 -
77:
☆みり☆
家は マンション街の中にあり 小学校・中学校が近くにあるため 同級生も結構近所に 住んでいた。
朝 学校へ行く時 近所のおばさん達に…
聞こえるような声で…
『髪染めてるのかな?』『学校に化粧なんかしていって』『グレたの』『不良?』 といわれていた…2005-10-09 22:31:00 -
78:
☆みり☆
私は いつも言い返したい事はあるが―…‥
私がゆえば 両親がゆわれる… 何もゆわれても 私の事だ! 歯を食い縛って我慢していた…。
―…そんな時…―
いつものように 体調が悪くて 病院で点滴してから 学校へ行くため 少し遅れて 家をでた時…2005-10-09 22:37:00 -
79:
☆みり☆
いつもの おばさん達の陰口が 聞こえてくる…
いつもの事…
『おはようございます』笑顔でゆって 立ち去ろうとした時…
『母親が夜も仕事へ行ってるから』『どこで何してるか』『昼もいないし』『父親も毎日いないし、父親は何してるの』
『親のしつけが悪いから髪も染めて。学校も平気で遅刻していくのよ』2005-10-09 22:46:00 -
80:
☆みり☆
学校では 先生からもゆわれる… 女の先輩からもゆわれれ…追い掛けまわされ 殴られ蹴られ… もっとヒドイ事も…
それでも 我慢できた、自分の事だから…
でも この時は我慢できなかった―…‥
悔しくて… どーしてそんな事をゆわれなきゃいけないのか わからなくて…
あなた達の子供が してること知ってますか?2005-10-09 22:53:00 -
81:
☆みり☆
みり『親の文句ゆわんといて!!こんな くだらん文句ゆってる人達と くらべもんに ならんぐらい 立派やし!!』
2005-10-09 22:56:00 -
82:
☆みり☆
ゆってしまった…。。
もちろん おばさん達は大激怒…
『親が家にいないから不良になるのよ!!』と叫ぶから…‥
みり『親の事ゆわれて 平気な子供なんていないですよ?残酷ですね』とゆってやった―…‥2005-10-09 23:03:00 -
83:
☆みり☆
病院へ行って 学校へ…
おばさん達の誰かが 学校へ連絡していた…。こんな事をゆわれた、学校では どーゆう教育してるんですか?と…
日頃のおこないが 悪いのか… とにかく先生にも嫌われていた…
で… 近所の苦情… 話も聞かず謝りに 行けとゆう…
あーゆえばこーゆう みりに キレた先生は まったく関係ない話をしだし 『お前は 学校の癌だ』といい さっていった。2005-10-09 23:14:00 -
84:
☆みり☆
【中1の頃の 担任とは最後まで 気が合わなかった。髪が茶色… 朝は病院へ行く日は 遅刻して行く… 体調崩すと保健室へ… そんなんだから その分家で沢山 勉強した。
学校では してる感じには 見えないらしく 授業にもあんまりでない みりがテストで 満点をとる。それが よけい気に入らなかったみたいだ。カンニングの疑いを よくかけられ 横にずっと 立たれていた】2005-10-09 23:32:00 -
85:
☆みり☆
【今思えば しかたがない事かも知れない。髪も染めてる、 遅刻してくる、授業にもあんまりでない、
目をつけられても しょうがない、 端からみれば 悪い子に 見える要素は沢山あった】2005-10-09 23:37:00 -
86:
☆みり☆
今まで全部我慢して やり返したりしなかったが 限界が近かった‥…
それでも 何か悪い事をすれば やられて やり返せば…
神様が 願い事を叶えてくれない気がして―…‥
(自分がされて嫌な事は 人に絶対するな)
父の言葉を考え 耐えた。2005-10-09 23:43:00 -
87:
☆みり☆
学校では毎日 同じ事の繰り返し…
家では 蓮が淋しくないように お姉ちゃんをする、蓮は5年生だから… 母も父も側にいず 眠る寂しい日もある…
自分を保つためいい聞かせた…
【ダイジョウブ ミリハツヨイカラ…
ミリガ マモラナキャ… エガオ エガオ… ナカナイヨ… ナケナイヨ… ナイテルバアイジャナイヨ… ワカッテルヨ ツヨクシテクダサイ… 】2005-10-09 23:52:00 -
88:
☆みり☆
☆☆☆今日の更新はここマデです☆☆☆
父・母・みりの事… 過去の気持ち・今の気持ち… を書いているので 読みにくかったら すみませんm(__)m2005-10-09 23:56:00 -
89:
名無しさん
読みやすいよ?続きも楽しみにしてマツ?
2005-10-10 00:10:00 -
90:
☆みり☆
(89)名無しサン→書き込みありがとうございますm(__)m
すごくうれしいです??
読みやすいなんて ゆって頂きありがとうございますm(__)m?
今後も 字の間違えや・読みにくい点が あれば 教えて下さいm(__)m2005-10-10 00:32:00 -
91:
名無しさん
運命〜からのみりちゃんファンです?完結まで楽しみにしてるね?
2005-10-10 04:24:00 -
92:
☆みり☆
(91)名無しサン→書き込みありがとうございますm(__)m
ファンとか?すごくぅれしぃです?運命〜もみなさんの書き込みの おかげで完結できました?絶対完結させるので よかったら又覗いて下さいm(__)m
☆☆☆今から更新しますm(__)m??の続きです☆☆☆2005-10-10 21:39:00 -
93:
☆みり☆
―…クリスマス…―
父は病気になる前から 小さい頃から クリスマス・正月は 家族でごはんを食べ家にいてくれた…。
家族みんなで過ごすクリスマス… みりの大好きなクリスマス…
クリスマスは 何でも願い事を1つ叶えてくれる…
『来年もみんなで過ごそう』2005-10-10 21:47:00 -
94:
☆みり☆
父の外出許可は 12月24日〜1月4日までだった。
12月27日 体調が悪くなり病院に戻ったが 30日には 又家に帰ってきた。
12月31日〜1月1日は いつも年越しそばを食べる…。
1月1日は父の誕生日
朝は 母が豪勢なおせちを作ってくれる。夜は ケーキやテーブルに乗らないぐらい 父の好きなご飯を作ってくれる。2005-10-10 22:01:00 -
95:
☆みり☆
この時期は 毎年楽しみだった…。
明るい家族… みんな笑顔しかない… 楽しくて…
作った笑顔じゃない本当の笑顔―……
【どーして?ねぇ ねぇ どーして?どーして? ねぇ?】2005-10-10 22:04:00 -
96:
☆みり☆
【それぞれが 抱えてる痛み… 不安も… 壊れかけた心も… 癒されない傷も… 恐さ… 孤独も…
みんなが色々な思いを 抱えていた―…‥
それでも この正月は私が憧れてた夢に もっとも手が届きそうな日だった。
幸福な1日…
不器用な父と 不器用な私が 素直に向き合えた。 きっと来年は… 再来年は… もっともっと… いつかお酒が飲める歳になったら… 】2005-10-10 22:13:00 -
97:
☆みり☆
父の入院生活は続き 母の生活も変わらず
―…みり中学2 蓮小学6…― となった。
【父は何の病気だろう?不安は増える…
母に いつ退院できるの?大丈夫なん?と聞いた事があったが 病名は 聞けずにいた。 聞くのが恐い… と思う気持ちと 聞いてはイケないような気がして…】2005-10-10 22:20:00 -
98:
☆みり☆
―…4月…―
父と母と 川沿いを初めて散歩した…。
初めて 父と2人で留守番をした…。『お茶入れよか?』『コーヒーのがいい?』多分これぐらいしか しゃべらなかったが…。
初めて 家族旅行に行った…。
初めて 家族4人での写真を撮った…。2005-10-10 22:26:00 -
99:
☆みり☆
【‥…すべて最初で最後となった…‥】
2005-10-10 22:28:00 -
100:
☆みり☆
??の
×4月じゃなくて
○5月です。
すみませんm(__)m2005-10-10 22:32:00 -
101:
☆みり☆
―…家族旅行…―
祖母も一緒に “ふるさと村”へ…
スーパーハクトに乗って 3泊4日。
山・山・山 虫が何より嫌いな みりは ハクトから見える景色に 少しビビっていた。。2005-10-10 22:36:00 -
102:
☆みり☆
“ふるさと村”
自然が溢れる所で 水も空気も とても綺麗だった。。
―1日目―
みんなで散歩して… 木になっている何かの実を食べたり… バーベキューをした。2005-10-10 22:41:00 -
103:
☆みり☆
夜になると 手が届きそうなほど 無数の星空が広がっていた。
1つ1つの星が 眩しいほど輝いていて 照らしてくれた…。
流れ星も沢山見れた…。
見つけては祈りを捧げた…。2005-10-10 22:47:00 -
104:
☆みり☆
【遠い距離… 孤独に呑み込まれそうになっても… 闇に押し潰されそうになっても…
夜になれば そんな想いもかき消してくれる―…‥
遠い遠い この空を振り返って 眺めてみる…
心の中… 深く深く 綺麗に映る―‥…
父が守ってくれてる自信があるから 昨日よりは強くなれる―…】2005-10-10 23:07:00 -
105:
☆みり☆
―…2日目…―
初めて家族写真を撮った。4人だけで 写った写真は この旅行で撮った…
この1枚だけ―…‥
この日は 小さな山?に登った。途中まで乗り物に乗って行く。普通に大人が歩けば 1時間ぐらいで登れるぐらい…?私達は 4時間ぐらいで登った…。何度も 休憩しながら。そこで見た 景色も すごく綺麗だった―…
【山に登る事が‥ 歩く事が‥ 息をする事が‥ どれほど大変だったか なんて わからずにいた… 】2005-10-10 23:16:00 -
106:
☆みり☆
―…3日目…―
川へ行き 蓮は初めて父とキャッチボールをした―…
友達がずっと ずっと羨ましかった…
父とのキャッチボールは、蓮にとって “大切な宝物”となった思い出になるだろう…。
最後の夜も やっぱり星空を 眺めた。目に焼き付けるように―…‥ (来年もこれますように―…)2005-10-10 23:23:00 -
107:
☆みり☆
旅行から帰ると それから父は 1ヵ月の間に 色々 動き回っていた‥
家にいる時 体調が悪くなると 部屋に行き 母だけを呼んだ―…
何かに 追われているかのような 父…2005-10-10 23:29:00 -
108:
☆みり☆
―…7月…―
父の体調が悪くなり 1ヵ月半ほど 病院から まったく外泊できなくなった―…‥
夏休みだった事もあり 祖母に連れられ 父の病院に行く。
この1ヵ月半 母は 夕方私達のご飯を作りに 帰ってくるが 父の分も作り 夜は 病院へ 泊まっていた…。2005-10-10 23:37:00 -
109:
☆みり☆
みりと蓮は…
突然 祖母に 『お父さんの病院へ行こ!!』と…
朝方‥ 昼‥ 夜‥ 夜中‥ 時間関係なく タクシーに乗って 慌てて行く回数が増えた―…‥
急いでなければ タクシーに乗って 行く所に病院はない。1回乗れば5000円は…。
2005-10-10 23:46:00 -
110:
☆みり☆
胸騒ぎと 恐怖で 体が強張る…。
理由なく流れる涙…
この先に どんな試練が 待ち侘びて いるのか―…‥
【天使が悪魔にかわる…。違う…。天使だと思っていたが悪魔だったと… 知った…。】2005-10-10 23:51:00 -
111:
☆みり☆
私達も病院に泊まる…。
何日か そんな日が続き―…‥
外は ドシャブリの雨が 降っていた日―…‥
2005-10-10 23:57:00 -
112:
☆みり☆
エラーばかり なるので
☆☆☆今日の更新はココまでデスm(__)m☆☆☆
夜中また更新できたら、しますm(__)m2005-10-11 00:02:00 -
113:
?しほ?
ぉちゅかれ?∪ほた″∋?す″っと見てりゅ∋?めためたきになりゅところτ″終わっτりゅ?読ωτ″τすτ″に泣きそぅになった∋?
2005-10-11 00:32:00 -
114:
☆みり☆
?しほ?サン→書き込み ありがとうございます☆m(__)m
本当に?ぃつもありがとうです??1人でも読んでいてくれる人がいる?ってすごい励みになります?
みりの下手な文章に “すでに 泣きそう”なんてありがとうm(__)m
また今日の夜更新しますm(__)m2005-10-11 05:16:00 -
115:
?????
あげ??
2005-10-11 13:56:00 -
116:
けい
初めまして?いっつも楽しみに読んでます?みりさんの前書いてた小説も読みたいんですけどURL分かりましたら教えてもらえませんか?
2005-10-11 20:57:00 -
117:
☆みり☆
(115)名無しサン→書き込み ありがとうございますm(__)m
アゲてくれてありがとうm(__)m? よかったら又覗いて下さい m(__)m2005-10-11 21:39:00 -
118:
☆みり☆
けいサン→初めまして?書き込み ありがとうございますm(__)m
URL?すみません わかりませんm(__)m
“一生分の時間”は 子供〜14歳 の話をメインで書いてます?運命〜 は 15歳中3〜 の時からの話です。 URL がわからなくて すみませんm(__)m よかったら これからも覗いて下さいm(__)m
☆☆☆今から更新しますm(__)m ???の続きです☆☆☆2005-10-11 21:44:00 -
119:
☆みり☆
病室にいた 私は母に呼ばれた―…‥
母が震えながら ゆっくり しゃべりだした…2005-10-11 21:48:00 -
120:
☆みり☆
母『お父さんは… もぅ…‥ 長く‥生きれない―… 』
母『1日 1日… 少しでも‥ お父さんの側に―… 』
2005-10-11 21:53:00 -
121:
☆みり☆
時間が止まる―…‥
手や体が震える…
言葉が見つからない―‥…2005-10-11 21:56:00 -
122:
☆みり☆
みり『…何‥で‥?…‥何の病気‥なん‥?』
母『…‥…‥…』
母は長い沈黙の後… つぶやくような小さい声で―…‥2005-10-11 22:01:00 -
123:
☆みり☆
母『………ガ‥…ン… …肺‥癌‥… 』
みり『 …何で?!何で父さんなん?! …‥手術した‥やん?
成功したやろ? 何で? あんなに元気やん…? 何でよ‥… 』2005-10-11 22:07:00 -
124:
☆みり☆
母『 …手術しても… 取り除かれへんかってん…。
元気にしてるのは…
みりや蓮やお母さんに―…‥ しんどさや辛さ隠すためやで…。
心配かけないため…。
息できてるだけでも 奇跡やねんで―…‥ 』2005-10-11 22:14:00 -
125:
☆みり☆
【この時は 本当の“奇跡”の意味も―…‥
母の辛さも 父の辛さも 何も わかっていなかった…。
この日 みりに父の話をした母は…
どれほど胸が 苦しかっただろう―…‥ 】2005-10-11 22:19:00 -
126:
?????
めっちゃ悲しい?頑張ってね?
2005-10-11 22:25:00 -
127:
☆みり☆
?????サン→書き込み ありがとうございますm(__)m
完結までは まだ?なんで よかったら又覗いて下さいm(__)m 頑張ります?ありがとう??
続き更新しますm(__)m2005-10-11 22:40:00 -
128:
☆みり☆
そこまで話を聞いた時―…‥
看護婦さんに呼ばれる…
『病室に来て下さい!』
慌てて病室へ―…‥2005-10-11 22:43:00 -
129:
☆みり☆
息ぐるしそうな父…‥
医師達も父の個室に集まっていた…
医師が母を廊下に連れていく…
みりはコッソリ話を聞いた。途切れ途切れにしか 聞こえない… 何を話ているか 何の話かよく…2005-10-11 22:48:00 -
130:
☆みり☆
医師『…‥を打てば… …この状況… 痛みを完全に抑える事は… でも…』
医師『何もしないより 少しでも…… なるかも知れません。打ちますか?』
母『…‥打ちません。本人の意志ですから。』2005-10-11 22:55:00 -
131:
☆みり☆
話がよくわからない… わかったのは…
打つか… 打たないか…
打っても痛みを抑えれない…?少ししか。
でも… 母は断った…‥
2005-10-11 23:00:00 -
132:
☆みり☆
【注射…?
何の注射かわからない。でも 父の痛みが 5分でも1分でも… 少しでもマシになるなら―…‥
打ってほしい。私は そう思った。。
だから 父や母の考えが どうして 打たないのか この時は理解できなかった―…‥ 】2005-10-11 23:07:00 -
133:
☆みり☆
朝になり父の病状が 一旦落ち着いた…
医師は、まだ『今日・明日がヤマだと思います…』とゆっていたが―…
私は 一人になるため外へでた。外はまだ雨が降っていた。
ドシャブリの雨にうたれる事で すべて洗い流してくれる…。頬に流れる涙も雨が隠してくれる… 消してくれる…。2005-10-11 23:18:00 -
134:
☆みり☆
父の病名を聞いて 私は暗闇に落とされた。どうしていいのか?どうするべきなのか?
【雨の中 目を閉じると すべて消えそうだった…。消してほしかった…。嘘だとゆって…。
淋しさは 本当の淋しさは 消してはくれない―…】2005-10-11 23:25:00 -
135:
☆みり☆
父は、この2日も 無事峠を越えた―…
それから1週間入院し‥ 又 外出ができるようになった…
平日は病院だから 私達がお見舞いに…
土・日は、家へ帰ってきた。
【家に 帰って来れたのは… 病気が治っているからでも… 元気だからでもない… もぅ―…‥ 長く生きれない‥ だから… 自由に―… 少しでも…‥ 】2005-10-11 23:37:00 -
136:
☆みり☆
―…9月…―
父と祖父に会うため家へ行った…
その日は 祖父の家に泊まり 父は次の日 学生時代の友達に会いに行った。
【親より先に死ぬ事以上に 親不孝な事はない…。父は 自分の死が近い事を知り… 精一杯 親孝行していたのだろう―…‥】2005-10-11 23:48:00 -
137:
☆みり☆
【もぅ みりも父が治る病気ではない事は わかっている。
2年以上の入院生活… 7月・8月の病院へ泊まった回数の多さ…
それでも現実を 受け入れられずにいた。
人の死を知らず、父がいなくなる事が想像すらできなかった―…‥
父は 本当に元気なのに】2005-10-11 23:54:00 -
138:
☆みり☆
(だから神様にお願いをした‥。
みりは神様に感謝していました…。お父さんと沢山すごせたから。
もぅ お父さんと いっぱい一緒にいたから…
お父さんが仕事に 戻って家に あんまり帰ってこなくても 淋しくないから。。。
泣かないよ… だから お父さんの病気を治して下さい)2005-10-12 00:03:00 -
139:
☆みり☆
―…10月…―
中学校の運動会・小学校の運動会がある…。父と母 祖母達が みんなで 来てくれた。。
父は… 来てくれた。痛みを我慢し… しんどい体で… 来てくれた。
みり・蓮にとって 父に来てもらった… 最後の運動会。
【…‥忘れないよ…‥】2005-10-12 00:11:00 -
140:
☆みり☆
☆☆☆今日の更新はココまでですm(__)m☆☆☆
後、(115)名無しサンじゃない? 御免なさいm(__)m
?????サン→書き込み ありがとうございますm(__)m 名無しサンってしちゃって 御免なさい? よかったら又 覗いて下さいm(__)m2005-10-12 00:22:00 -
141:
☆みり☆
☆☆☆今から少し更新しますm(__)m☆☆☆
???の続きですm(__)m2005-10-13 22:26:00 -
142:
☆みり☆
平日… 祖母と一緒に病院へ行った時…
知らないお姉さんが1人来ていた。
父の病室へ―…‥
そこで初めて知った…2005-10-13 22:31:00 -
143:
☆みり☆
父と母は 年が15歳離れている…
母は初婚。18の時父と結婚し20歳で みりを産んだ。
父は母の前に結婚していて 娘が1人いた…‥
父の前妻との子、娘が病院に見舞いに来ていた…。
父の病気を母が知らせ 何度か2年前から来ていたらしい…。2005-10-13 22:37:00 -
144:
☆みり☆
突然 父がバツイチだといわれても… 姉がいるとゆわれても…
みりは、中2 蓮は、小6―…‥
理解できない。
でも… 姉にとって たった1人のお父さん。父は母と再婚してからも 年に1回会っていたらしい…。それでも 私達より会っていない。2005-10-13 22:45:00 -
145:
☆みり☆
精一杯 平然を装い… 姉が帰る時―…‥
『絶対又来てください』『いつでも来て下さい』といった。
姉が帰った後 父の病気が治らない事を知らない蓮に 『病院に又きてくれって(笑)』といわれ…
2人で笑った。それが みりにできる精一杯だった。2005-10-13 22:50:00 -
146:
☆みり☆
帰り道 祖母にゆわれた。
『みりは本間に優しい子や。人の気持ちを考えれる子やな』と…‥
2005-10-13 22:57:00 -
147:
☆みり☆
【違うよ…。姉は姉で みりはみりで 蓮や母も… みんなどっか 悲しい気持ちや 戸惑いがある―…
でも 傷つきたくないだけ… 傷つけたくないだけ… 優しさじゃない。。
父にいい子に思ってほしいだけ…
結局は 自分のためだった… 』2005-10-13 22:59:00 -
148:
☆みり☆
―…11月…―
その日は 土曜で家に帰ってきていた。家では 私達の前では 辛いさを 絶対みせない父が 病院へ行くといい そのままタクシーで 家族揃って行った。
すぐに酸素マスクをされる… 父の体に機械がつけられていく…
はだけた胸から傷後が見えた―…‥
2005-10-13 23:22:00 -
149:
☆みり☆
…手術‥…の傷…跡…
どこかで 父の病気を受け入れられず… 絶対治ると信じていた私の希望は…
一気に… 絶望へ変わった―…‥2005-10-13 23:28:00 -
150:
☆みり☆
(死… 父が死ぬ‥ ありえない… 強い父が…
みりの夢は…?20歳になったら2人で飲みに行きたいんだよ…
父としたい事が まだ沢山ある…
父の目の前で 泣いたり怒ったり笑ったり… させてほしい… )2005-10-13 23:33:00 -
151:
☆みり☆
(蓮のように…
みりはまだ甘える事ができないよ…
不器用だから… 遠回りして… 時間がかかって…
それでも1歩づつ ゆっくり夢に近づいていたはず… 親孝行も何もしてない… 小さい頃父を 傷つけた事謝ってもいない…
これから… これからだよ…)2005-10-13 23:38:00 -
152:
☆みり☆
死への恐怖… 父がいなくなる…
私は、たぶんこの日初めて 父と会えなくなる事… 病気・死を感じた。
泣かない。今は泣かないと思っても溢れる。
涙目の みりを見てか父が 『大丈夫や』といった…2005-10-13 23:50:00 -
153:
☆みり☆
私は蓮を廊下にだし 小学校6年の蓮に―…‥
父の病名… 父が助からない事… 父が家族のために今も頑張っている事…話した。
幼い蓮に話すのは、残酷な事かも知れない。父の死を知らせる事だから―…‥
されでも後悔してほしくない。
父が何日・何時間生きられるか… わからないから… もっと早く知れば…と私なら思う。だから蓮に話した。2005-10-13 23:59:00 -
154:
☆みり☆
泣き崩れる蓮… 私も涙が溢れる…それでも 父の病室に戻るんだ。
『お父さんの前で絶対泣くな』
自分に言い聞かせながら 蓮にゆった―…‥
病室では 目を瞑った父 医師も看護婦が…
『私達にできる事はありません。後は本人の気力を信じるしか… 』2005-10-14 00:07:00 -
155:
☆みり☆
『大丈夫!お父さんやから!大丈夫やで!お父さんやねんから!』
私は朝まで蓮に言い続けた‥。2005-10-14 00:12:00 -
156:
☆みり☆
朝になり… 昼になり… 夕方になり…
父の気力が病気に勝った―…‥
医師は『本人の生きたいという気力!本当に奇跡ですよ…』とゆった。2005-10-14 00:33:00 -
157:
☆みり☆
私は母にお願いをした。父の病気を みりと蓮が知ってる事を… 父にゆわないで…。母は黙って頷く。
【父の奇跡…。母は何度も父の奇跡を側で見てきた…。私達は知らなかった…。きずかなかった… それこそ父の―…‥】2005-10-14 00:41:00 -
158:
☆みり☆
☆☆☆今日の更新はココまでですm(__)m☆☆☆
2005-10-14 00:49:00 -
159:
名無しさん
?
2005-10-15 23:20:00 -
160:
☆みり☆
↑みりです。間違えましたm(__)m
☆☆☆今から少しだけ更新しますm(__)m☆☆☆
???の続きです。2005-10-15 23:39:00 -
161:
☆みり☆
―…12月…―
病院では精一杯笑顔で元気な父…‥
医師『座っていられるのも、歩けるのも、不思議です』
医師『あまりの激痛で亡くなる人もいます…』と…話してくれた。2005-10-15 23:47:00 -
162:
☆みり☆
私達に心配をかけないため… 弱さを見せない父。
そんな父を支えて母も精一杯明るく…
入院してるとはゆえ、母がご飯を作り…少しでも体力がつくように沢山食べていた…。
2005-10-15 23:52:00 -
163:
☆みり☆
私も蓮も泣かない…
父の前 母の前 蓮に沢山我慢させた…。
私も病院でも 帰り道でも 蓮や祖母の前でも泣かない。1人の時間に… 夜中に泣いてすごした。
(父は… 母は… ずっとこんな生活をしていた… そぅ思うと―…‥)
2005-10-15 23:59:00 -
164:
☆みり☆
(略)
『梓が作ったご飯が1番うまい』と…いつもゆっていた。
2005-10-16 00:09:00 -
165:
☆みり☆
父と母は みりと蓮が学校へ行ってる間…
二人で 散歩したり、ゆっくり買物へ行ったりしていた。
生活を支えていた母は、11月の蓮が父の病名を 知った日から 仕事を休み できるだけ父や私達の側にいた。
2005-10-16 00:14:00 -
166:
☆みり☆
本当に悪魔がいるのか…
嘘… 本当… 夢… 現実…
錯覚するほど穏やかな日が何日も続いた―…‥
2005-10-16 00:17:00 -
167:
☆みり☆
―…12月20日…―
学校へ行っていたら… 祖母が蓮と一緒に 迎えに来た。
学校の前にタクシー…
慌てて病院へ向かう。朝は、いつも通りだった…
(どーして学校なんか行ったんだろう?)タクシーの中後悔ばかりしていた…。2005-10-16 00:28:00 -
168:
☆みり☆
どうか父が無事でありますように―…‥
どーして寿命をわけてあげれないの?
私は蓮の手を握りあの日と同じように…
『大丈夫!だってみり達の お父さんやもんなぁ』と呟き続けた。
【私は蓮のお姉ちゃん。いつも守ってくれた蓮。今度は みりが蓮を守らなきゃ。】2005-10-16 00:38:00 -
169:
☆みり☆
☆☆☆今日の更新は 少ししかできなかったんですが、ココまでですm(__)m☆☆☆
2005-10-16 00:40:00 -
170:
麻理
みりちゃん覚えてくれてる?運命の時カキコしてたんだけど。ずっと覗てたよ★頑張って★
2005-10-17 13:03:00 -
171:
樹里
初めまして(@。@)運命〜<あなたと出会って初めて知ったよ>も今見ました♪すごく感動しました。完結まで応援してます
2005-10-19 14:05:00 -
172:
?????
頑張れ?
2005-10-19 17:08:00 -
173:
☆みり☆
麻理サン→書き込み ありがとうございますm(__)m?ひさしぶりですね?もちろん覚えてますよ(*^∀^*)??こっちも覗いてくれてたなんて…感動です?ありがとうm(__)m又よかったら覗いて下さいm(__)m?
樹里サン→初めまして?書き込み ありがとうございますm(__)m 運命〜も覗いてくれたんですね?すごくうれしいです?
こっちも絶対完結させるので よかったら又覗いて下さいm(__)m?2005-10-19 20:33:00 -
174:
☆みり☆
?????サン→書き込み ありがとうございますm(__)m?
すごくうれしいです?頑張ります??ありがとうm(__)m
少し体調が悪いので あまり更新できないので… 金曜にまとめて更新しますm(__)m よかったら覗いて下さいm(__)m2005-10-19 20:36:00 -
175:
樹里
今日更新してくれるのかな?楽しみにしてまつ(>3<)
2005-10-21 13:40:00 -
176:
☆みり☆
樹里サン→また?書き込み ありがとうございますm(__)m?これからも よかったらカキコして下さい(*^∀^*)?覗いて下さいm(__)m?
☆☆☆今から更新しますm(__)m ???の続きです☆☆☆2005-10-21 22:20:00 -
177:
☆みり☆
病院について 走って病室に向かう―…‥
父の個室の前‥ 慌ててドアを開け父の横へ―…‥
『お父さん―…‥ お父さん…‥ 父さん… 』2005-10-21 22:24:00 -
178:
☆みり☆
母が…
『お父さんずっと みりと蓮 呼んでくれってゆっててんで‥』
母は涙目…
『今は大丈夫やで‥。今 少し横になって寝てるだけやから―…‥』と続けて話た。
医師『大丈夫です!』2005-10-21 22:30:00 -
179:
☆みり☆
前とは違い… 医師も看護婦も病室から、出ていったから‥ 本当に大丈夫なんだと安心した―…‥
少しして父が起き、 何日か私達も泊まれるように 祖母が家へ荷物を取りに帰ってくれた。
20日から 父の個室に、私と蓮も泊まった―…‥2005-10-21 22:35:00 -
180:
☆みり☆
朝から寝る時まで一緒にいて―…‥ 寝る時の息苦しそうな父の姿を見た…
【私は寝るのが恐かった‥。恐くて恐くて―…‥
朝、目が覚めた時‥
父は…‥ 母は、いつもこんな思いをしていたんだ…。。】2005-10-21 22:43:00 -
181:
☆みり☆
【父は―…‥ 私達以上に恐かっただろう‥。】
2005-10-21 22:45:00 -
182:
☆みり☆
―…12月21日…―
父の友達たちが 病院へ来てくれた。
私達は、その間に1度ダッシュで家へ帰って 3人で父にご飯を作った‥。
時間がない―…‥
祖母が、材料は用意してくれていて、父の大好きな ご飯を作って 再び病院へ。。友達も沢山きてくれていて 父も楽しそうに笑ってる姿が見れた。夜は、3人で作ったご飯を‥ 4人で食べた。2005-10-21 22:56:00 -
183:
☆みり☆
―…12月22日…―
父が1度 家へ帰りたいとゆったので 4人で家へ帰った―…‥ この日は、4人一緒に布団を並べて寝た。
明日には 病院へ戻らなければならない…。
【無理をしてでも… この日 家へ帰ってよかった。。。父の願いを叶えれてよかった…。今なら心から そう思えるようになったよ―‥。】2005-10-21 23:10:00 -
184:
☆みり☆
―…12月24日…―
今日は―…‥
━クリスマスイヴ━2005-10-21 23:27:00 -
185:
☆みり☆
親戚一同が病院へ来てくれた…。
いつも 25日にケーキを家族で食べていたが‥
みんながケーキを 持ってきてくれ ちょっとしたパーティーをした…‥。
病院でした パーティー。それでも 父もすごく元気で笑顔だった。2005-10-21 23:31:00 -
186:
☆みり☆
【父の体調は―…‥
12月20日の時に‥ もぅ限界だった…‥。
イヤ―… もっと… もっと前から―…‥
父は 大きな深い‥ 深い‥ プレゼントを 私達にくれるために。。】2005-10-21 23:37:00 -
187:
☆みり☆
━…12月25日…━
☆☆☆クリスマス☆☆☆
2005-10-21 23:40:00 -
188:
☆みり☆
クリスマス―…‥
いつも家族でご飯を絶対食べる日…。
母が 父の体調が すごくいい時に 近くの知り合いの家の台所を借り、ご飯を作ってくれた―…‥
去年と一緒…
テーブルを借りたが 乗らないほど並ぶご馳走‥ ケーキもある。。2005-10-21 23:48:00 -
189:
☆みり☆
【家族4人で過ごす いつもの―… クリスマス
家族4人で過ごす 最後の―…‥ クリスマス】
2005-10-21 23:51:00 -
190:
☆みり☆
【お父さんからのプレゼント…
あの時 お母さんから聞いて知ったんだよ…。
プレゼントを貰ったから 今のみりは、いるんだよ…。暗闇から抜け出せたんだよ―…‥ 】2005-10-22 00:04:00 -
191:
☆みり☆
家で以外の 初めてのクリスマス…
すごく楽しかった。
病院だってことも… 父が病気だってことも…
みんなみんな 忘れられた日だった―…‥2005-10-22 00:07:00 -
192:
☆みり☆
この日の夜中―…‥
父が歌っていた。いつもは、、絶対歌わないお正月の歌を―…‥
『もぅ いくつ寝ると お正月〜 お正月には 凧あげて〜… 』
2005-10-22 00:13:00 -
193:
☆みり☆
【私は なにか急に 失う怖さで―…
体が痙攣し震えたのを覚えている。
きっと お父さんは この正月を一緒に迎えれない事を…
誰よりも 1番分かっていたんだね―…‥。】2005-10-22 00:18:00 -
194:
☆みり☆
☆☆☆今日の更新は、ここマデですm(__)m☆☆☆
少ししか更新できなくて、すみませんm(__)m 実話なので、読みにくいかも知れません。。2005-10-22 00:23:00 -
195:
幸
一気に読みました?すごく悲しいていっぱい泣きました?頑張って書いてください?
2005-10-22 00:49:00 -
197:
あぃか ◆IzbMcnjBBo
☆みり☆さんの小説発見?ずっと読ませてもらってます?ゃっぱ☆みり☆さんの小説スキです?これからも頑張って下さいね?
2005-10-23 13:42:00 -
198:
名無しさん
???
2005-10-23 16:16:00 -
199:
☆みり☆
幸サン→書き込み ありがとうございますm(__)m
すごくうれしいです?読みにくい所や 字の間違えもあって??みりの下手な文章に泣いてくれて ありがとうm(__)m すごく励まされます?頑張ります?
完結まで、まだまだなんですが よかったら又覗いて下さいm(__)m
(198)名無しサン→ありがとうございますm(__)m 大変だったでしょ?すごく読みやすくなりました?ありがとうm(__)m☆☆2005-10-23 16:46:00 -
200:
☆みり☆
あぃかサン→すごいうれしぃ?みりも あぃかサンの小説ずっーと覗かせてもらってますよ?完結したら又書き込みしよう?と思ってたんです?みりは、あぃかサンの小説好きなんで これからも楽しみにしてます?
みりも頑張ります?ありがとうございますm(__)m
2005-10-23 16:52:00 -
201:
☆みり☆
(200)名無しサン→書き込み ありがとうございますm(__)m? よかったら又覗いて下さいm(__)m?
☆☆☆今から更新しますm(__)m ???の続きです☆☆☆2005-10-23 16:55:00 -
202:
☆みり☆
━…12月26日…━
‐朝‐
家族4人で 病院の近くの喫茶店へ行った…。。父は、大好きなコーヒーを飲んだ。
『やっぱり梓が入れたコーヒーが1番おいしいわ』
(病気になってから父は、思った事を 口に出すようになった。)2005-10-23 17:07:00 -
203:
☆みり☆
‐昼‐
母が作ってくれたご飯を、4人で食べた…。ご飯の後… いつものように母が父に コーヒーを入れた―…‥。
【母が父に入れた最後のコーヒー。
父が飲んだ最後のコーヒーは、母が入れたコーヒーだった…‥。父の大好きな。】2005-10-23 17:18:00 -
204:
☆みり☆
‐2時頃‐
父の様子がおかしい…
ベッドに横になる。医師や看護婦が 慌てて病室に来る―…‥。
医師『すぐに身内の方に連絡を…。』
(私が、父の病名を知ってから 何度医師の この言葉を聞いただろう… )2005-10-23 17:24:00 -
205:
☆みり☆
夕方までには親戚が 父の病室に集まった―…‥
すでに 父の体には…
酸素マスクもつけられ、機械がつけられていた。
心拍数が どんどん低下していく―…‥2005-10-23 17:31:00 -
206:
☆みり☆
〔ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…‥ピッ…ピッ…‥〕
父の心臓の音だけが 病室に響く―…‥
生きている‥ 父は生きている‥2005-10-23 17:34:00 -
207:
☆みり☆
〔ピッ…‥ピッ…ピッ…‥ピッ‥‥ピッ…‥〕
看護婦さんが
『心拍数が低下してます』と… 医師に叫んだ。2005-10-23 17:37:00 -
208:
☆みり☆
それでも医師も看護婦も 何をするわけでもなく‥
ただ病室にいるだけ…。
みり『先生!助けて下さい!!先生助けて!!!』
みり『助けて下さい…‥』2005-10-23 17:40:00 -
209:
☆みり☆
みりのそんな叫び声に 医師達は 首を横にフルだけ―…‥
泣き崩れている親戚達が 父に―…‥
『頑張ったな‥。よぅ頑張った!!』と…話かけている。
2005-10-23 17:44:00 -
210:
☆みり☆
母と蓮は 父の手を握っていた―…‥
(ねぇ‥??なんで‥?!医師やろ?なんで何にもしてくれないの?なんの為の医師なん…?
ねぇ…??なんで‥?!なんで みんな最後の言葉みたいな事ゆってんの?生きているやん!心臓動いてるやん…。)2005-10-23 17:48:00 -
211:
☆みり☆
父が‥ 最後の力を振り絞り━…‥
酸素マスクを外す…‥
マスクをしていないと もぅ苦しくて 息もできない…。
それでも まわりは何かを 分かっているのか‥ 何もゆわず… 親戚達は、病室から出ていき ドアを 開けっ放しにして廊下から 病室を覗いている…
【最後に…家族4人に】2005-10-23 17:56:00 -
212:
☆みり☆
父が、母とみりと蓮を呼んだ―…
みりも‥ 蓮も‥ 母も‥ 父の手を強く握る。
父が ゆっくり しゃべりだす━…‥2005-10-23 17:59:00 -
213:
☆みり☆
父『みり。蓮。あ‥り‥がとう━…‥。お母さ‥んを…守っ…て‥や‥。ゆう事…聞い‥て…賢‥くしい‥や』
溢れだす涙を止める事ができない―…‥。
父がもぅすぐいなくなる…‥。
父に笑顔を見せないと‥。1番辛い父が笑顔なのに…‥。2005-10-23 18:06:00 -
214:
☆みり☆
みり『お父さん!お父さん…!!
みりが絶対‥ お母さんと蓮守るから!大丈夫!絶対守るから‥!!
お父さんの代わりに お爺ちゃんにも 親孝行するから!!お父さん… 』
父は優しい笑顔で頷く。
『これ‥で‥ 安心…で‥きる‥な‥』2005-10-23 18:14:00 -
215:
☆みり☆
蓮『父さん‥!父さん…!父さん!!
もうすぐ誕生日やで!!旅行‥ 又行くってゆったやん…』
泣きすぎて 何をゆっているのか、 わからない程 泣き崩れ 父に抱きつく蓮。
父『…‥男‥は‥泣いたら… あか‥ん しっか‥り… 守ら…な…』2005-10-23 18:20:00 -
216:
☆みり☆
父が母を呼ぶ…‥
母『頑張ったなぁ…。十分頑張った…‥。
しんどかったなぁ…‥。もぅ‥ 楽になっていいねんで…。
みりや蓮は、大丈夫やで… 正に似て 強くて優しい子やから‥』2005-10-23 18:25:00 -
217:
☆みり☆
父『梓…
いまま‥で‥ ありが…とう‥。あり‥がと‥う‥。 苦労…かけ‥たな…ぁ‥
本‥間…に‥ ありがと…う…。
生ま‥れ‥ 変わ‥ ったら…‥ ま‥た…‥ 一緒に…… 今… 度…は‥ 幸‥ せ‥に… した……‥ 』2005-10-23 18:33:00 -
218:
☆みり☆
心拍数が どんどん低下していく―…‥
息苦しそうな父…‥
何もしてあげることが できない―…‥
〔ピッ………ピッ………ピッ…………〕2005-10-23 18:36:00 -
219:
☆みり☆
父の心臓の音… みりや蓮の叫び声‥ 母の泣き声‥ 親戚達の泣き声‥
病室中響いていた━…
『お父さん!!!!
父さん!!! イヤや!!父さん――――――!!』2005-10-23 18:40:00 -
220:
☆みり☆
父が最後に優しく微笑む━…‥
『父さん…‥?ねぇ…‥ お父さん―…‥?』
〔ピッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〕
心臓‥ガ…‥ 止…マッ‥タ‥2005-10-23 18:44:00 -
221:
☆みり☆
蓮『お父さんーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!父さんーー!父さんー!!』
みり『イヤやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
蓮とみりの叫び声だけが響く… お父さん聞こえる?まだいるでしょ?イヤだよ…。神様‥ お願い… もう少し…2005-10-23 18:49:00 -
222:
☆みり☆
みり『先生!!早く!心臓マッサージしてよ!!早く!
父さんが死んじゃう…。
早くしてーーーーーーー!!』
医師が、首を横に振る―…‥2005-10-23 19:18:00 -
223:
☆みり☆
蓮は、 父に抱きつき… 泣きながらお父さんにずっと話かけている―…‥
みりは、医師に『助けてよ』とすがっていた…
母は、そんなみりを見て 私を抱き締め 首を横に振った―…‥2005-10-23 19:23:00 -
224:
☆みり☆
ナンデ…?ナンデナン…?モウスグ誕生日…。正月モ… ミンナ一緒ニ…
私は、母を手をほどき 医師に―…
みり『先生助けてよーーー!お願いします!助けて下さい!』と、言い続けた。2005-10-23 19:27:00 -
225:
☆みり☆
母『もぅ十分… 痛い思いも… 辛い思いも‥ 苦しい思いもした。
痛みもない天国へ‥ 行かしたろ…?
生き返って… また苦しい思い… 痛い思いさせたくない━…‥
父さん笑顔やろ?見てみ。。最後苦しくも‥痛くもなかってん… 幸せやってん』2005-10-23 19:32:00 -
226:
☆みり☆
医師が、父の目にライトをあてて…‥
━…20時59分 ご臨終です。…━
といい… 頭を下げ 病室から出ていった‥。2005-10-23 19:36:00 -
227:
☆みり☆
みり『父さん…?父さん…!!いややぁぁぁ!父さんーー!』
蓮『父さんーーーーー!!!』
みりも蓮も母も… お父さんに抱きつき泣いた。
蓮『イヤやぁぁぁぁぁぁぁ』
蓮の泣き叫ぶ声が 病室に響く。2005-10-23 19:40:00 -
228:
☆みり☆
蓮も母も… 泣く事をずっと我慢していた…‥
みりだけじゃない…。
蓮と母は、みりが守らないと―…‥
【ダイジョウブ… ミリハツヨイ… ミリガマモラナキャ…
この日から優に出会うまで 毎日呪文のように 心の中で呟き続けた。】2005-10-23 19:46:00 -
229:
☆みり☆
父は、霊安室に1泊し‥
12月27日 自宅へ
12月28日 お通夜
12月29日 お葬式
2005-10-23 20:05:00 -
230:
☆みり☆
私と母は 霊安室に…
父と一緒に1泊する事にした…‥。
泣き崩れた 蓮は、祖母に連れられ先に‥ 家へ帰った。
霊安室に行く前―…‥
母が医師に呼ばれる。。教授?というのか…偉いお医者さんも 一緒に来た。2005-10-23 20:09:00 -
231:
☆みり☆
何人も 一緒に病室へ来た医師達に…‥
私は、急に胸騒ぎがした…。心臓が痛くなり… 嫌な予感…
母と医師の話を、盗み聞きした―…‥2005-10-23 20:13:00 -
232:
☆みり☆
☆☆☆今日の更新は、ここマデですm(__)m
後で、もぅ少し更新できたらしますm(__)m☆☆☆
2005-10-23 20:19:00 -
233:
?
【運命〜━‥】読ませて
いただきました。
かなり泣きました。
ゆっくりでいいんで
完結まで頑張って下さい?2005-10-29 00:12:00 -
234:
☆みり☆
?サン→書き込み ありがとうございますm(__)m
返事遅くなりましたぁ?“運命〜…”も読んでくれたんですか?感動です??本当にありがとうm(__)m
“一生〜…”の方は、更新が中々できず… 申し訳ないです?体調が戻ったら、ちゃんとするので… よかったら又覗いて下さいm(__)m
☆☆☆今から少し更新しますm(__)m ???の続きです☆☆☆2005-10-30 05:55:00 -
235:
☆みり☆
途切れ途切れに 聞こえる会話…‥
医師『 …辛いとは思いますが‥ 今後の医療のため…』
母『すみません。十分苦しんで… …痛い思いしたんです。 …これ以上は‥』2005-10-30 06:00:00 -
236:
☆みり☆
医師『 …奇跡なんです。 …1ヵ月 …が
…それが2年7ヵ月
…本人の気力ですが奇跡としか いいようが… 』
医師『 …解剖を… 』2005-10-30 06:05:00 -
237:
☆みり☆
(‥カ…イ‥ボウ…‥??
今ナンテ… ? カイボウ…?誰ヲ?)
2005-10-30 06:08:00 -
238:
☆みり☆
━バタン…━━
1ヵ月も 2年7ヵ月も 奇跡も 気力も 医師と母の話は分からない…
でも… 解剖だけは絶対嫌!!!
慌ててドアを、開け叫んだ…
みり『嫌ぁぁぁ!!』2005-10-30 06:13:00 -
239:
☆みり☆
みり『嫌です!!絶対嫌です!しません!嫌!』
医師『お父さんは立派な人なんです。 お父さんと同じように苦しんでる人を1人でも助けてあげたい』
【この時の医師の話は、みりがあまりに必死だったので よく覚えていない…。父は立派な人。1人でも助けてあげたいと… ゆっていた】2005-10-30 06:20:00 -
240:
☆みり☆
みり『大事な家族、大好きな人、自分の子供とか‥
自分の大切な人が 亡くなった時―…‥
先生解剖するの?できるの?
みりは、絶対嫌!なんで もぅ1回メスいれなあかんの?解剖って… 体にメスいれるんでしょ?嫌!』
2005-10-30 06:26:00 -
241:
☆みり☆
正直‥ 解剖が何をするのか… どんな事なのか‥ 中学2年の私には、分からなかった―…
ただ… 体にメスを… そんなイメージだけだった。
医師に、それだけ叫んだ後… 私は走って逃げ、病院の外へでた。
外は、あの日に似た 月が眩しく輝いていた━‥…2005-10-30 06:33:00 -
242:
☆みり☆
わかってるよ… わかってる‥ 1人でも助かる―…‥
多くの人が助かる―…‥
父のように、母のように、私達のように… 同じ思いをする人が1でも いなくなるかも知れない。。
頭では、わかってても… 父の傷跡… 傷をもぅ1度‥父に…
嫌だ。又痛い思いをするの… 嫌。キレイゴト ナンテ ユッテラレナイ―…2005-10-30 06:41:00 -
243:
☆みり☆
私は、涙で滲む月に 父を重ね… 父ならどうするだろう…
強い父‥ 父の意志は‥ と考えた。
━…‥………‥……………‥…━
父の眠る病室へ戻る。母が父と話していた。
私も… 母と2人 お父さんならどーするだろうと考えた。 2人で父に抱きつき 言葉にならない思いを―…‥ 考えていた。。。2005-10-30 06:48:00 -
244:
?
体調よくないんですか?
大丈夫ですかあ??
無理しないで下さいね?
あたしわ完結まで
みリちゃんに
お付き合いしますよ??
ゆっくリでいいので
頑張って下さいね?2005-10-30 06:50:00 -
245:
☆みり☆
父は…
顔は優しく微笑んでいる。まるで痛みがまったくなかったかの様に‥
それでも父の胸には… 全身には… まだ病魔がいるのか‥
父を奪った病魔が…
2005-10-30 06:53:00 -
246:
☆みり☆
?サン→また?ありがとうございますm(__)m
ずっと体調悪くて… すみませんm(__)m
でもなんだか?サンの書き込みに励まされ元気になりました??本当に?
完結までまだ?ですが宜しくデス?ありがとうございますm(__)m
もう少し更新しますm(__)m2005-10-30 06:59:00 -
247:
☆みり☆
そんな事をボーと考えていると母が… 静かにしゃべりだした。
母『こんな悲しい思いを 又何処かで‥ 誰かがするんかな?
誰か1人でも泣く人が いなくなるんかな? 先生がずっーと奇跡やってゆってた。父さんの奇跡で‥
癌で助かる人も… 1人でも増えるかな?』2005-10-30 07:04:00 -
248:
☆みり☆
母は とても辛い決断をした━…‥
【私より 母の方がずっとずっと辛かっただろう‥
私は たかが数ヵ月 父の闘病生活を…
母は もっともっと‥ それに 24時間ずっと父の側にいたんだ…。
私達の前で 痛みを見せなかった父。母は、そんな父の側にいたんだから』2005-10-30 07:10:00 -
249:
☆みり☆
肺の手術した傷の上しか メスをいれない。
肺以外の他にメスは絶対いれない。
と… 約束をしてもらい
医師『ありがとうございます。お父さんの命は多くの人の命を救います』
そして父は… 再び手術室へ―…‥2005-10-30 07:18:00 -
250:
☆みり☆
父が手術室へ入り…
母と2人ソファで 父を待つ…。母は泣いていた。
みりも今にも崩れそうだった…。
でも私がお母さんを守らないと…
泣いてる母を抱き締め 祈るように父を待った。2005-10-30 07:22:00 -
251:
☆みり☆
どれぐらいの時間だったか分からないが
医師達が手術室から出てきた。
その後、父も…
そのまま霊安室へ行った。何か用意していた服を 着る前に看護婦さんが 父の体を綺麗に拭くといったので、
私と母に 拭かせてもらった。2005-10-30 07:33:00 -
252:
☆みり☆
ビックリした…。裸になった父は━…‥
別人だった…。
背が177cmでスリムな父は、スーツでも なんでも 細身の服を着ていたが、ここ1年 ダボダボの服ばかり着ていた。
私は パジャマとして 大きい服の方が楽だからかな‥
と思っていたが…‥2005-10-30 07:39:00 -
253:
☆みり☆
父は―…‥
ビックリする程 ガリガリに痩せていた‥。
胸は、 左肺をぐるっと囲み背中まで続く‥手術跡‥
手足は、 骨と皮だけ…
お腹も くっつきそうな程… アバラも浮き出ていた…。2005-10-30 07:44:00 -
254:
☆みり☆
【大きい服を着ていたのは… 痩せていく‥ 弱っていく自分を隠すため…】
2005-10-30 07:47:00 -
255:
☆みり☆
【母は父の前で ずっとずっーと笑顔で涙を見せず 頑張ってきた━…‥
この日は どぅしても2人で闘った 闘病生活を思い出し 溢れる涙の止め方も わからず
何年分もの涙を 父の前で流した… 】
母は泣きながら 『頑張ったなぁ。しんどかったなぁ。何もしてあげれなくて… 痛みをもらってあげる事もできなくて‥ 御免なぁ…』と、父に話をしながら父の体を拭いていた。2005-10-30 07:57:00 -
256:
☆みり☆
私は、父の体を拭きながら…
『お父さん。お父さん。』と何度も呟き続け…
父の前で 父に誓った…
(お父さん… みりがお母さんと蓮 みんなを絶対守るから… 安心してね。大丈夫だよ…。だから、安心して天国行ってね。約束は絶対守るから…。
だって… みりは、お父さんとの約束1度も 破った事ないでしょ?だから大丈夫)2005-10-30 08:06:00 -
257:
☆みり☆
☆☆☆1回休憩します。すみませんm(__)m 又、夜 更新できたらします☆☆☆
2005-10-30 08:11:00 -
258:
☆みり☆
その日は パイプベッドとソファで 父と3人泊まった…。
次の日‥ 家へ帰ってきた。母は コーヒーを入れ父の枕元へ置いた。
熱いコーヒーが大好きだった父。
飲まれる事もなく… どんどん冷めていくコーヒーに なんだか父の死を もう1度確認させられた。2005-10-30 17:28:00 -
259:
☆みり☆
明日はお葬式…
今日は家族4人で 家で過ごす最後の日…‥ 父の横に布団をひき 4人で一緒に寝た。
【皮肉にも… 家族の何より強い絆を感じ 強い愛を感じたのは―…‥
父が病気になってからだった】2005-10-30 17:32:00 -
260:
☆みり☆
↑本当に御免なさいm(__)m
×明日は、お葬式 ○明日は、お通夜
です… m(__)m すみません。。2005-10-30 17:35:00 -
261:
☆みり☆
━…お通夜…━
家の下の集会所でお通夜。父の沢山の友達が来てくれた。集会所に入りきれない程の人で‥ 家の中も人で溢れた―…‥。
明るい父だからと みんな朝まで父の話をしてくれた。姉も来てくれた… 姉に会うのは2度目。あの日以来だった…。
2005-10-30 17:43:00 -
262:
☆みり☆
最後の夜だから―…‥
泣き崩れている蓮と母。 歯を食い縛り 慰めつづけた…。
泣きつかれ棺に抱きついたまま 眠る蓮。母も蓮の横にいた… 2人に毛布をかけて、
私は公園に行った…。2005-10-30 17:52:00 -
263:
☆みり☆
公園のベンチで空を見上げた‥
この日は、とっても綺麗な満月だった…‥。月は強く眩しい。こんな暗闇でも 照らしてくれる。父のように…‥。
歯を食い縛りすぎた口の中は 血の味しかしない。
お父さん… 泣いてもいい?お父さんの前で… お父さんの前だから… お父さん―… お父さんの強さを下さい。。2005-10-30 18:01:00 -
264:
☆みり☆
━…お葬式…━
泣こうが喚こうが叫ぼうが 時間は止まってはくれない…。大人がどんどん話を進めていく。
みりや蓮、母だけ別世界に取り残し… 時間だけが無常にも過ぎていく。
気がつけば私は 父の写真を持っていた。母は位牌を、蓮は父の棺を持つのを手伝った…。2005-10-30 18:07:00 -
265:
☆みり☆
母の挨拶が終わる―…
何台も車が用意されていた。親戚の車・タクシーが列になり火葬場へ…
蓮にとっても私にとっても 初めて人の死が父だ。すべてが初めてで… 火葬場で何が行われるかも 分からず… ただ車に乗った。2005-10-30 18:13:00 -
266:
☆みり☆
火葬される―…
何よりも辛く 私は今だにこの日の事は 言葉にする事ができない―…‥
二度と経験したくない。もぅ二度と―…
変わり果てた父… 父の骨は 癌のせいでスカスカだった。葬儀屋さん?分からないが‥ 説明してくれた。もろく崩れる骨が━…‥ 父の長く辛く苦しい闘病生活を物語っていた。2005-10-30 18:20:00 -
267:
☆みり☆
父は変わり果て… 父の遺骨と再び家へ戻った。
父のいない初めての正月―…‥
父のいない初めての誕生日をした。
そのたび泣く蓮。蓮は、小学6年。
【蓮を守らなきゃ。何が何でも 無理矢理にでも みりが強くならなきゃいけなかった…】2005-10-30 18:26:00 -
268:
☆みり☆
家でゆっくり家族で過ごし… 私と蓮は冬休み中だったため…
私達の学校が始まる前に、父を 父の母がいるお墓に一緒に入れてあげるため お墓に行った―…‥
新幹線で行く距離。まだ幼い私達には あまりに遠すぎた…。
遠く離れる事に淋しくて淋しくて しょうがなかった。2005-10-30 18:37:00 -
269:
☆みり☆
☆☆☆ ここマデですm(__)m
少ししか更新できず すみませんm(__)m
又 更新できたらします☆☆☆2005-10-30 18:41:00 -
270:
樹里
あげ"^_^"すごく感動して大泣きしたよ・・・(*_*;
完結まで読むから頑張って^m^♪2005-10-31 13:07:00 -
271:
☆みり☆
樹里サン→書き込み ありがとうございますm(__)m?
ひさしぶりですね☆☆☆ すごくうれしいです(☆^3^☆)??感動して大泣きなんて… みりが感動です(*^∀^*)
樹里サン 完結まで、まだまだですが又覗いて下さいm(__)m 宜しくデス??
☆☆☆今から少し更新しますm(__)m 270の続きです☆☆☆2005-10-31 21:34:00 -
272:
☆みり☆
学校も始まった頃…
母は 生活のため昼・夜 又、仕事に行きだした。私は、まだやっぱりお金を稼げない…
だからせめて―…‥
家の事で出来る事を すべてやった。祖母も一緒に 住んでいるが 祖母も体が あまりよくなかったから。2005-10-31 21:41:00 -
273:
☆みり☆
少しでも心配をかけないように… 蓮が泣く事を忘れるように…
とにかく必死だった―…
人一倍しゃべって 笑って 動く。それでも辛くなったら 外へでて泣いた。
学校では 女の先輩の嫌がらせが ヒドクなっていく。頭を割られる…
(大丈夫。我慢。。)2005-10-31 21:47:00 -
274:
☆みり☆
【1度… 笑顔の作り方を忘れると
2度と… 笑顔を作る事ができなくなってしまう】
2005-10-31 21:49:00 -
275:
☆みり☆
―…みり中学3年 蓮中学1年…―
毎日同じように笑って 家では掃除したり 買物行ったり 洗濯・洗い物したり 人形のように 同じ事を繰り返す毎日―…
自分が決めた事 誰にゆわれた訳でもない… 勝手にしてるだけ。
昼間に みりの泣きたい事は沢山起こる。それでも昼間に泣き場所なんてない。2005-10-31 22:01:00 -
276:
☆みり☆
昼間なんて嫌い… 太陽なんて大嫌い…
月が輝く夜が好き━…
だって泣く事が出来るから。。泣き場所があるから。
【本当の居場所を見失い 夜に居場所を求め始めた…】2005-10-31 22:09:00 -
277:
☆みり☆
そんな時 みりの中で大きな事件が起きた…。我慢なんてできない程に… 我慢していた事がキレた みりは狂いだした…‥
【女は恐い‥ 自分がされたくない事をする】
事件以降 学校には あまり行かなくなった。家の事は完璧にする… でも夜になると友達と遊びまわった。2005-10-31 22:16:00 -
278:
☆みり☆
一人で泣くのでは無く 誰かに―…
泣き場所を作ってもらいたかった。だから いつも側に誰かを求めた… 誰でもいい。好きじゃない‥ 側に居てくれるなら。
1人で滲む空を眺めるのも… 見えない星に祈るのも… どこかで 疲れていた。2005-10-31 22:25:00 -
279:
☆みり☆
そんな時 最愛の人‥ 運命を感じた―…‥
優と出会った。。
優に、みりの夢を話した事がある…。
1つ目は‥ 結婚したら父や母のような夫婦になる事。
2つ目は‥ 叶わない夢なんだけど。20才になったら お父さんと お酒を飲みたかった。と…
2005-10-31 22:38:00 -
280:
☆みり☆
(略)
空白2005-10-31 22:40:00 -
281:
☆みり☆
優『2つとも叶うよ。俺しか叶えられんけど(笑)成人式の後 お父さんに会いに行って3人で酒飲も!!俺も 好かれる努力しよ(笑)』
優しく笑いながら そんな話をしてくれた。
みりの2つの夢は… 優が叶えてくれる。いつのまにか見失った自分らしさも… 居場所も… 優が見つけてくれた。2005-10-31 22:57:00 -
282:
☆みり☆
☆☆☆今日の更新は ココまでですm(__)m
読みにくい所… 分かりずらくて… すみませんm(__)m
“運命〜…”の方にも ちょこ?書いてた話を こっちに書いてるので… あっちと文が 同じだったりする部分もありますm(__)m☆☆☆2005-10-31 23:03:00 -
283:
名無しさん
あげ
2005-11-02 17:25:00 -
284:
☆みり☆
(285)名無しさん→書き込み ありがとうございますm(__)m??
あげてくれて どうもです☆☆☆ すごく?うれしいです?
今日は更新できないんで… 明日絶対???の続き更新しますm(__)m 体調も良くなってきたので?
中々、更新できなくて… すみませんm(__)m? 良かったら又覗いて下さい。。。2005-11-03 00:31:00 -
285:
☆みり☆
優と沢山笑って毎日一緒にすごした…。
『世界で1番幸せ』
本当に心からそぅ思った…。この幸せが ずっとずっーと続きますように…。そぅ祈った。。2005-11-03 19:58:00 -
286:
☆みり☆
みりの夢や‥ 願い‥ 憧れは…
叶うことなく… 過去の‘もの’となっていく…
強く願う気持ちと―…‥
諦める気持ち―…‥
手が届きそぅになると 消えていく……2005-11-03 20:03:00 -
287:
☆みり☆
━…優が遠くへ旅立った…━
2005-11-03 20:05:00 -
288:
☆みり☆
止まることのない時間…
私はまた1人取り残され 砕けた夢が‥ 涙になり‥ 涙を止める事も
すべて分からなくなった。優がみりのすべてになっていたから… すべてを失った私は‥ 生きてる意味すら分からなくなった。
2005-11-03 20:10:00 -
289:
☆みり☆
【父を失い‥ 優を失い‥ もぅ夢なのか 現実なのかすら分からない…
父は 私が小さい頃から 毎日家にいる人じゃなかったから…
父の死は夢の気がしていた。今日家にいなくても… 明日家にいなくても 明後日帰ってくる。
ある日突然ピンポーンって父が帰ってくるって、頭のどこかにあって…
でも優は毎日会っていたから…】2005-11-03 20:17:00 -
290:
☆みり☆
優を失い 壊れていく…
狂い続け 優がいなくなった あの日から1年がたち―…‥
闇の中で動けずにいた みりに…
母が、父の話をしてくれた‥
【すべての真実を…】2005-11-03 20:24:00 -
291:
☆みり☆
…みり小6 蓮小4…
になって、あの日‥
母が泣き腫らした目をして 帰ってきた あの日…
あの日、父は倒れた。
病院嫌いな父だから… 検査をする事も 痛いから病院に行く事も無かった。2005-11-03 20:29:00 -
292:
☆みり☆
レントゲンを見ただけで分かる…
…‥癌‥…
肺癌だった。2005-11-03 20:32:00 -
293:
☆みり☆
すぐに入院・手術の日が決まった。だから母は 生活を支えるため‥ 病院代を稼ぐため働きだした。
ただ父が嫌がった。
父に病状はゆえない。小さい癌だから 取り除けると説得し続け…
やっと1ヵ月後入院になった。2005-11-03 20:38:00 -
294:
☆みり☆
手術は16時間の予定… 成功率は低かった。低い成功率でも賭けるしかなかった。
手術中 本人の気力が尽きるか… とにかく時間との勝負だといわれた。
でも…‥ 3時間もせず母は呼ばれた。
2005-11-03 20:47:00 -
295:
☆みり☆
手術室に入る母…
医師は 父の癌を掴み‥
父の体 を横に揺さ振った。
『コレ程の癌… 取り除けません。全体に癌が張りついてます。』
危険な所にも癌がいた。父の体にメスを入れ 開いただけで… 癌を取り除く事なく… 閉じた。2005-11-03 20:53:00 -
296:
☆みり☆
医師は 余命1ヵ月と宣告した。
『コレ程になっていると… 痛みを抑える事も難しい。本人も痛みを感じてたはずなんですが』
『肺だけではなく 他にも転移しています。』
2005-11-03 20:57:00 -
297:
☆みり☆
父は咳をずっとしていた…。それでも病院に行く事などなく。痛みも決して口に出す人じゃなかった…
どこか怪我しても、なんでもかんでも
『オロナイン塗っとき』
で… すます。
きずいた時には… 手遅れ。残酷すぎた…。2005-11-03 21:02:00 -
298:
☆みり☆
医師『本人に告知しますか?』
母『…‥余命…1ヵ月』
医師『1ヵ月も‥ 』
もぅ1ヵ月もたない…。考えに考え 母は父に告知しなかった。
医師は、『残りの人生 本人の自由に やりたい事をしてください』と… だからあんなに家に帰ってこれたんだ。2005-11-03 21:12:00 -
299:
☆みり☆
父には癌を取り除いた…。だから体力が回復するまで入院と…
このさいだから検査もしようと…
嘘に嘘を重ねた。
【母は 父にも私たちにもゆえず。泣く場所も無く…父に嘘をつく。私たちに嘘をつく。嘘をつくたび… 母は…胸が締め付けられる程苦しかっただろう】2005-11-03 21:20:00 -
300:
☆みり☆
何ヵ月か 父に黙っていた。
その間 病院では父の容態が 悪くなったりを繰り返し…‥
毎日今日が岾… 今週が岾… 朝まで…
覚悟してくださいと―…‥ ゆわれた。
この時すでに… 癌は父の全身に… 肺は、末期癌2005-11-03 21:25:00