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憎しみと金とあたし。
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1:
名無しさん
−目の前には、ひらひらと舞う一万円札が、何十枚。
「これで、お前とは終わり。」
ブランド物の、スーツを綺麗に着こなしたホストは、ひどく冷たい声で、あたしに言った。
あたしは、ひらひらと舞う万札を、生気のない目で、ただ見つめていた。2007-11-10 01:42:00 -
107:
名無しさん
?
2007-12-04 18:53:00 -
108:
梅雨
烏龍茶の中の氷が溶け、カランと音をたてた。
「幸は、楽しそぅに笑うわね。」
あたしがそぅ言うと、幸は口を開いた。
「毎日が楽しいからね。」そぅやって、ハッキリ言える幸が、とても羨ましく思った。あたしは、生きていても楽しいなんて思えない。いつか死ぬ。その為に、生きているだけのよぅな気がする。2007-12-06 07:37:00 -
109:
梅雨
「サユさんは、なんか全てを諦めてる気がする。」
ポツリと言った幸の言葉が、あたしの胸に突き刺さる。「諦めてる、か。当たってるかも知れないわね。」
また一口、烏龍茶を飲む。すると幸が言った。
「サユさん、今日この後、何か用事ある?」2007-12-06 07:44:00 -
110:
梅雨
「ないけど…。」
「それじゃあ、仕事終わったら遊び行こう?」
突然の幸の提案。少し戸惑っていると、幸があたしの顔を覗きこみ言った。
「…駄目?」
2007-12-06 07:49:00 -
111:
名無しさん
梅雨さん ありがとう?とても楽しく読ませてもらってます?
2007-12-06 08:13:00 -
112:
梅雨
116さん?
こちらこそ、あまり更新せずにすみません?
それでも読んでくださってありがとうございます??2007-12-06 13:39:00 -
113:
梅雨
「いぃわよ。」
あたしが言うなり、幸は嬉しそうに笑う。アフターなんて、望んでいないのに。あたしは、そんな事を思った。だけど、幸の笑顔を見ていると、まぁいぃか。なんて気になったりもした。
―営業終了後。あたしは幸の店の近くにある、喫茶店で幸を待っていた。正確には、そこで待っていてと、幸に言われたのだ。2007-12-06 13:45:00 -
114:
梅雨
彼女は嬉しそうに、懐かしそぅに話し掛けてくるが、あたしはまったく思い出せずにいた。
「え、えっと…ごめんなさい、誰…?」
「やだ!覚えてないの?アリサよ!」
アリサ?あたしは、自分の記憶を必死に辿り、思い出そうとした。しかしどれだけ考えても、同級生にアリサと言う名前はいない。2007-12-06 13:56:00 -
115:
名無しさん
気になるから書いてな
2007-12-07 23:17:00 -
116:
梅雨
122さん?
読んでくれてありがとうございます?
今から書いて行きます?2007-12-08 06:35:00