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憎しみと金とあたし。

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  • 1:

    名無しさん

    −目の前には、ひらひらと舞う一万円札が、何十枚。
    「これで、お前とは終わり。」
    ブランド物の、スーツを綺麗に着こなしたホストは、ひどく冷たい声で、あたしに言った。
    あたしは、ひらひらと舞う万札を、生気のない目で、ただ見つめていた。

    2007-11-10 01:42:00
  • 167:

    名無しさん

    おもろい?頑張ってぇ(?。'V`。)b+゚

    2007-12-16 04:16:00
  • 168:

    梅雨

    172サン?
    読んで頂き、ありがとうございます?
    完結まで、長いと思いますが良かったらまた読んでやってください(>_

    2007-12-16 04:51:00
  • 169:

    梅雨

    167の続き。

    アンナの席に目をやると、彼女は幸にもたれかかり、泣いているよぅだった。どぅせ、あたしの文句でも幸に言っているんだろう。そぅ思うと、なんだかバカらしくなりあたしは、そこらへんにいるホストを呼び「チェック」とだけ言った。
    「サユさん帰るの!?」
    あたしのチェックに、幸が戻ってきた。鞄から財布を取りながら、幸に言った。

    2007-12-16 04:57:00
  • 170:

    梅雨

    「えぇ。あたしはいぃから、あの子の側にいてあげたら?」
    「…下まで送る。」
    そぅ言った時の幸の顔は、なんだかとても悲しそぅに見えた。あたしはそれに、気付きながらも無視をした。
    「すみません。」
    気まずい雰囲気の中、先ほどのホストがあたしに伝票を渡す。少しだけ、気まずい雰囲気が緩んだ。

    2007-12-16 05:09:00
  • 171:

    梅雨

    鞄から三百万を取りだし、ホストに渡す。ホストはお金を受け取ると「少しお待ち下さい。」と言って、店の奥に消えていった。その間、また沈黙になり、耐え兼ねたあたしは口を開く。
    「ほら、仕事してきなさい。」
    手でシッシッとすると幸は、何とも言えない顔をして自分の客の席に戻っていった。
    外に出ると、ひんやりとした冷たい空気が、あたしを包んだ。

    2007-12-16 05:19:00
  • 172:

    梅雨

    「―はぁ。」
    冷たい手を擦りながら、あたしはタクシーに乗り家へと帰る。タクシーの中から見た、夜の街は近付くX'masのせいか、赤と緑のX'mas特有のカラーに染まりつつあった。
    「もぅすぐX'masですね。」
    愛想の良さそうな運転手が話かけてくる。
    あたしはバックミラー越しに、運転手を見て頷くだけだった。

    2007-12-16 05:26:00
  • 173:

    名無しさん

    楽しく見てます?頑張って

    2007-12-16 05:37:00
  • 174:

    梅雨

    家に着くなり、携帯のバイブが鳴り、ディスプレイを見ると【幸】と出ている。
    「もしもし、サユさん。」
    「どぅしたの?」
    「あのさ、、いや、家着いたかなって思って。」
    「大丈夫よ。もぅ着いたから。」

    2007-12-16 05:37:00
  • 175:

    梅雨

    182サン?
    こんな時間やのに見てもらいありがとうございます?頑張ります?

    2007-12-16 05:38:00
  • 176:

    梅雨

    「そっか…。」
    そぅ言うと、幸は黙ってしまった。
    「どぅかした?」
    あたしの問いに、何か答えよぅとしたのが、電話越しに分かる。そして、少しして幸が喋りだした。
    「…今日みたいな事、もぅしないでね。俺、前にも言ったと思うけど、サユさんの事は客として見てないから。」

    2007-12-16 05:42:00
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