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憎しみと金とあたし。
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1:
名無しさん
−目の前には、ひらひらと舞う一万円札が、何十枚。
「これで、お前とは終わり。」
ブランド物の、スーツを綺麗に着こなしたホストは、ひどく冷たい声で、あたしに言った。
あたしは、ひらひらと舞う万札を、生気のない目で、ただ見つめていた。2007-11-10 01:42:00 -
197:
名無しさん
頑張れぇ?
2007-12-18 20:51:00 -
198:
名無しさん
頑張れぇ?
2007-12-18 20:53:00 -
199:
梅雨
起きると、あたしは泣いていた。涙なんて、あの時に全て流したと思っていたのに…。
「…嫌な夢ね。」
起き上がり、お風呂場へ向かう。バスタブに熱めのお湯を入れ、たまるのを待つ。洗面台の棚から、桃の香りがする入浴剤を選び、お風呂に置いた。お湯が溜まるまでには、まだ時間がかかる。その時、ふと思い出した。桃の香りの入浴剤は、煉が気に入っていた事を。2007-12-19 00:07:00 -
200:
梅雨
…そして、この部屋には、煉と過ごした思い出がありすぎる事を。
「引越し、しよう。」
そぅ思いたち、パソコンをつける。新しい家を探す為に。2時間程、パソコンの前にいた時、お風呂の事を思いだし、慌ててお湯を止めにいき、入浴剤をいれバスタブに浸かる。体が温まっていく。2007-12-19 00:15:00 -
201:
梅雨
次の日。
「サユさん、引っ越すの?」あたしは、突然の幸の呼び出しで、オープンカフェに来ていた。
「えぇ。今家を探してるの。でもいぃ所が中々なくて。」
ホットカフェオレをクルクル掻き混ぜながら、持ってきていた家の雑誌を幸に見せる。2007-12-19 01:57:00 -
202:
梅雨
幸は雑誌を手に取り、パラパラとめくる。
「あ、ここは?繁華街から歩いて2分。2dkで、床暖房、オートロック完備だよ?因みにペットもオッケー。」
「ペットはいぃのよ。飼う気ないし。実家に帰ればいるしね。」
カフェオレを一口飲む。幸はまだ雑誌を、ペラペラとめくっている。2007-12-19 02:02:00 -
203:
梅雨
それからカフェを出て、あたし達は不動産に行く事にした。
「いぃ部屋あるといぃね。」
と、幸。
「てゆーか、忘れてたけど今日は何か用事があったんじゃないの?」
あたしの言った事に、幸は忘れてた。みたいな顔をした。2007-12-19 02:10:00 -
204:
梅雨
「今日は、サユさんに、渡したいものがあって。」
「渡したいもの?」
幸は頷くと、コートのポケットから小さい箱を取り出した。「あげる。」
少し、照れたよぅな笑顔で幸はあたしに、箱を渡す。「なに?」
「ちょっと早いけど、クリスマスプレゼント。」2007-12-19 11:50:00 -
205:
梅雨
「クリスマス…プレゼント?」
「もぅすぐクリスマスでしょ。だから。開けてみて。」
金色のリボンを解き、箱を開けると中には、キレイなピンク色の石がついた、ハート型のネックレスだった。
「安物だけど、サユさんに似合いそぅだったから。」
あたしは、ネックレスを手に取り太陽にかざしてみた。太陽の光りに、石が反射してキラキラと光る。2007-12-19 11:55:00 -
206:
梅雨
「…キレイ。幸、ありがとう。」
あたしが言うと、幸は笑った。
「あたしも、何かプレゼントしないといけないわね。」「いらないよ。それより付けてみて。」
あたしは頷き、幸がくれたネックレスを付けてみた。
「サユさん、よく似合ってるよ。」2007-12-19 11:58:00