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憎しみと金とあたし。

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  • 1:

    名無しさん

    −目の前には、ひらひらと舞う一万円札が、何十枚。
    「これで、お前とは終わり。」
    ブランド物の、スーツを綺麗に着こなしたホストは、ひどく冷たい声で、あたしに言った。
    あたしは、ひらひらと舞う万札を、生気のない目で、ただ見つめていた。

    2007-11-10 01:42:00
  • 81:

    梅雨

    「サユ、真剣に聞いてな。」
    「何?」
    「まだ一回しか会ってないし、携帯でやり取りしてるだけだけど、俺。」そこまで言って、煉は黙ってしまった。
    「煉?」
    電話の向こうでは、ガヤガヤと騒がしい。すると、女の人の声が聞こえた。

    2007-11-22 03:29:00
  • 82:

    梅雨

    禁止ワードってなるので、また時間たってから更新します?

    2007-11-22 05:02:00
  • 83:

    名無しさん

    なんか切ないけど気になる?主さん頑張って完結させてな?

    2007-11-22 05:14:00
  • 84:

    梅雨

    おはようございます?
    今から更新していきますね?
    読んでくれてる方ありがとうございます?

    2007-11-22 08:05:00
  • 85:

    梅雨

    「煉〜!!早く席戻ってよぉ!」
    甘ったるい女の声に、少しムカつきあたしは、煉に言った。
    「今営業中なんでしょう?仕事したら?」
    煉の返事を待たずに電話を切る。何故か胸の奥が痛んだ。あたしはその時はまだ、何故胸が痛むのか、分かっていなかった。人を好きになった事のないあたしには、この気持ちが何かなんて分からなかった。

    2007-11-22 08:10:00
  • 86:

    梅雨

    携帯をそこらへんに放り投げ、テレビを消しベッドに潜り込む。朝方に寝るのが、いつの間にか習慣になっている。夢うつつの中、部屋のどこかで携帯が鳴っていたが、無視して眠りについた。

    次に目が覚めたのは、昼過ぎだった。携帯を拾い、着信を確認すると、煉から何件も着信があった。寝ているだろうと思いメールを送る。

    2007-11-22 08:21:00
  • 87:

    梅雨

    【起きたら連絡してください。】
    可愛げも何もない文章。送信ボタンを押して、携帯を閉じた。
    〜〜♪♪
    携帯を閉じた直後、あたしの携帯が鳴る。着信は煉からだった。

    2007-11-22 08:23:00
  • 88:

    梅雨

    「サユ、朝はごめん!」
    煉は電話に出るなり謝った。少しそれがおかしくて、笑ってしまった。
    「いぃわよ。別に。」
    「それでさ、今日とか今から時間ある?」
    「今からって、あなた寝たの?」

    2007-11-22 08:29:00
  • 89:

    梅雨

    「少しだけ。それより、会えるなら俺の買い物付き合ってよ。」
    「……いぃわよ。それじゃあ、今から一時間後に前の喫茶店は?」
    「了解。」
    電話を切り、急いでシャワーを浴びに行く。朝方感じた気持ちとは、正反対にあたしの心はひどくワクワクしていた。

    2007-11-22 08:33:00
  • 90:

    ?◆rx0LmJF3Ks

    めちゃおもろい??
    文章キレイやし読みやすい??楽しみにしてます?

    2007-11-22 09:30:00
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