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どうか赦して。
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1:
リ
よかったら読んで下さい。
2007-11-13 00:08:00 -
21:
リ
ゆなさんありがとう?また更新します。よかったら来て下さい?
2007-11-13 02:09:00 -
22:
リ
ある日俺は響に連れられてみかのいるキャバクラに営業に行く事になった。 小さい箱ではあるが、客入りはよく、ここでNo.2を取るみかの金振る舞いの良さに納得した。 店に入ってボーイに席に通され、俺はみかを指名した。 『ありさチャンて娘指名で』 響がボーイに告げた。
2007-11-13 16:00:00 -
23:
リ
頷くボーイを視界に入れながら、頭の中でその娘の顔が浮かんだ。 『ありさて響の客なん?』 『まだ来た事ないけど、そろそろ店に呼ぶつもりやで。いっぱい落としてって貰わんとな。』 無邪気な顔で笑いかける響は、目だけが笑っていなかった。 同じ時期に入りNo.1を維持する響。 こいつが売れる理由は、俺でもわかる。 こいつは 恐ろしい。
2007-11-13 16:04:00 -
24:
リ
『りーくー♪』 みかが俺に抱き着いてくる。猫撫で声で俺に話し掛ける。 目の前に、ありさなる人物が立っていた。 『こんばんは。』 響に話し掛けるその横顔は、あの女に似ていた。 けれど 違う女だ。
2007-11-13 16:07:00 -
25:
リ
似ている。けれど違う顔。赤の他人だとは到底思えなかった。 思わずありさに尋ねた。 『ありさチャンて、女姉妹いてる?』 ありさは目を見開いて、にっこり笑った。 笑った顔はそっくりだが、ありさの笑顔には、無邪気さしかなかった。 『お姉チャンがいます。知ってるの?』 直感で、あの女が姉だとわかった。
2007-11-13 16:12:00 -
26:
リ
『お姉チャンもキャバクラ?』 俺が尋ねると、ありさは目を臥せた。 『陸、百合の事知ってんのん?』 響に言われて、響を見る。 『百合?』 『せやで。一回店来た事あんで。俺の客と違うけど。百合は風嬢やでー。』
2007-11-13 16:17:00 -
27:
リ
君は、優しさは自己満足だと言っていたけど 彼女を想う君の気持ちは 自己満足だなんて 言い切れない。 憎んではいないのか? 君を暗闇に落とした彼を。 憎んではいないのか? 君を落として迄、追い掛ける事をやめられなかった彼女を。
2007-11-13 16:22:00 -
28:
リ
ありさは誰の目から見ても明らかに、響に惚れていた。 関東から来たのか、標準弁で朗らかに話す。 そういえば、あの白いコートの女、百合も関西訛りがなかったように思う。 風俗嬢…そんな風には見えなかった。 どちらかといえばキャバ嬢に見えたが。 『ありがとうございました』 会計を済ませて立ち上がる。 みかとありさに見送られて店を出た。
2007-11-13 20:43:00 -
29:
リ
店を出て響と並んで歩く。 『なあ響』 『なんや?』 『お前は百合の事なんで知ってんのん?お前口座ちゃうんやろ?』 『あぁ…俺にあるお願いをしにきてん。』 『お願い?』 『せやで。てか百合は今風俗業界ではかなり売れっ子やで。
…キャバ嬢んときも売れてたけどな』 そう言って響はにかっと笑った。 『なんや陸、百合の事気になるん?てか知り合い?』 『いや…』 『客として引っ張るんは無理やから諦めや』2007-11-13 20:52:00 -
30:
リ
背筋がゾクっとした。 響が俺を見て笑っている。 『諦めや。アレは俺のもん』
2007-11-13 20:55:00